コストコのハワイアンポキ4種類紹介！味や値段・冷凍保存方法は？

コストコといえば全てが大容量で揃うと話題のスーパーですが、実は本場アメリカの食材やデリを手に入れることができる点も人気の秘訣です。中でもおすすめの一つがハワイアンポキで、刺身が好きな日本人にも馴染みやすい味のデリです。

本記事ではコストコで販売されている4種類のハワイアンポキについて紹介します。保存方法やおすすめの美味しい食べ方もぜひ参考にしてください。

ポキとは元々ハワイの料理の一つで、現地ではポケとよばれています。新鮮な刺身をブロック状に切ってしょう油ベースのタレに漬けこんだ惣菜で、ハワイのソウルフードとして親しまれています。ハワイのスーパーでは魚の種類や味が異なる10種類以上のポキが並べられていて、好きな分だけ計量して購入するスタイルがメジャーです。

コストコはアメリカのスーパーだけに、本場ハワイの味のポキが販売されています。ここからはコストコで販売されている定番のハワイアンポキ4種類について、味や値段を紹介していきます。

ハワイアンショウユポキは、コストコのハワイアンポキの中では最もベーシックな味付けです。ごま油や青ネギ、みじん切りの玉ねぎが入った醤油ベースのタレに、マグロのブロック状の刺身が漬けられています。

ごま油としょう油の風味が程よく、タレに漬け込んであるものの味が濃すぎることはありません。玉ねぎや青ネギが入っていてさっぱりしている点もポイントです。

少し薄味に仕上げてあるので、そのまま食べるのはもちろん、ご飯の上にのせたり具材を入れたりと幅広いアレンジで楽しめます。値段は100gあたり約360円で販売されています。1パックに350～400g程度入っているので、1200～1300円程です。大きくて新鮮なマグロがたっぷり入っていて満足感抜群のデリです。

ハワイアンスパイシーポキは、その名の通りかなりスパイシーな味付けになっています。赤いソースがマグロのブロック刺身にたっぷりと絡んでいて、見た目からも食欲をそそる一品です。

赤いソースの正体はその名もスパイシーポキソースで、なんとハバネロが入っています。辛いもの好きにはたまらない味わいです。とはいえ、もちろんただ辛いだけではありません。

スパイシーソースにはトビウオの卵醤油も入っていて、深いコクがあってプチプチした食感も楽しむこともできます。辛さとコクのコラボレーションはお酒のおつまみにも最適のデリです。値段は100gあたり約360円で、350～400g程度入っています。約4人前ほどの量ですが、お酒のあてとして食べる場合は7～8人で食べても満足できる量です。

リムポキのリムは海藻のことで、ハワイアンリムポキには海藻と砕いたククイナッツが入っています。現地のハワイアンポキにも風味づけとして海藻がよく使われているそうです。リムポキはショウユポキよりもごま油の風味が強く、より中華風の味付けになっています。

少しピリッとした辛さと濃いめの塩分で、ガツンとパンチのある味付けが好きな人におすすめです。ほかの具材を混ぜたり卵黄を足したりするアレンジもおすすめです。値段は100gあたり360円で、1パック350～400g程度入っています。

コストコの人気商品であるノルウェー産サーモンをハワイアンポキにアレンジした商品です。コストコのハワイアンポキの中で一番人気があるといわれています。醤油とごま油の風味がよく、シーズニングソルトでしっかりと味も付いています。ピリッとした唐辛子もアクセントになり、お箸が止まらないデリとして話題です。

新鮮なサーモンを大きめにカットしてあるので、なめらかな口当たりととろける食感も存分に楽しむことができます。100gあたり約390円で販売されていて、1パックに400g程度入っています。

コストコのハワイアンポキを購入したら、正しい方法で保存して美味しい状態で食べましょう。1パックが大容量だけに、冷凍保存が可能かも気になるところです。ここから詳しく解説するので、ぜひチェックしてください。

ハワイアンポキは生のマグロやサーモンの刺身を使ったデリです。そのため冷蔵庫での保存が必須です。ハワイアンポキのラベルにも要冷蔵4℃以下と記載があるので、必ず冷蔵庫に保管してください。

ハワイアンポキに関わらず、刺身は常温状態に置いておくと食中毒の原因になる細菌が発生してしまいます。購入後は持ち帰りの間も保冷バッグに入れて、帰宅したらすぐに冷蔵庫で保存しましょう。

コストコのハワイアンポキは冷凍保存に向いていません。大容量パックで販売されているので食べきれない分は冷凍したくなりますが、冷凍すると一気に味が落ちてしまいます。理由は再冷凍を繰り返すことになるためです。

コストコのハワイアンポキは、基本的に一度冷凍した刺身を解凍してから味付けして作られています。刺身は冷凍を繰り返すことで中の水分が流れ、そのとき旨味成分も流出してしまいます。そのため冷凍を繰り返すことで著しく味が落ち、べたっとした食感にもなってしまいます。

コストコのハワイアンポキの消費期限は購入した当日です。記載は賞味期限ではなく消費期限となっているため、購入したら必ずその日に食べきってください。

賞味期限はあくまでも美味しい状態ではなくなるという意味での期限で、期限が切れても食べることができます。一方消費期限とは、期限を過ぎたら安全上の観点から食べない方がいいという日付です。コストコのハワイアンポキにはこの消費期限が記載されているので、当日に食べきる必要があります。

コストコの商品はどれも1パックの容量が多いので、数家族で分け合うという人も多いようです。また、そのまま食べたり炒めたりして味をかえて楽しむ方法もおすすめです。

コストコのハワイアンポキには味が付いているので、そのまま食べてももちろん美味しいものばかりです。ただ量が多く、少数で食べる場合はそのまま食べるだけでは次第に飽きてしまうこともあります。ここからはポキをアレンジした美味しい食べ方を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

本場ハワイでも、ダイナーなどでポキをご飯にのせたポケボウルを食べることができます。白いご飯にハワイアンポキをたっぷりとのせて味わいましょう。ベーシックな食べ方ですが、ポキのタレが白いご飯に染みて最後まで美味しい丼を楽しむことができます。

ショウユポキは少し薄味に仕上げているので、好みでしょう油を足すと味がしまります。大葉や海苔のトッピングもよく合い、日本人の舌に馴染のある和風の丼になります。スパイシーポキは洋風のテイストともマッチするので、ご飯の上にのせてさらにマヨネーズをかけるアレンジもおすすめです。味がまろやかになって相性抜群です。

コストコのハワイアンポキはしっかりと味が付いているので、さっぱりとしたリーフレタスに巻いても美味しく食べることができます。特に濃い目の味付けに仕上げているサーモンポキやリムポキは野菜との相性が抜群です。また、海苔巻きにして食べるアイデアも美味しいと話題です。

コストコのポキは他の具材と混ぜてサラダに仕上げても美味しく食べることができます。ショウユポキはレタスやキュウリなどあっさりとした野菜と合わせて、最後にしょう油をかけて韓国のりを散らすレシピがおすすめです。オクラやトマトなども合わせるサラダに具材としてよく合います。

濃厚なリムポキやスパイシーポキは、アボカドや卵などボリュームがある具材でもしっかりと味がなじみます。パーティーなどでポキにひと手間かけた料理を作りたい時にもおすすめです。

コストコのハワイアンポキは、本場ハワイの味を日本で楽しめる人気のデリです。シーズンによってブリポキやエビポキなどが登場することもあるので、コストコに行ったときにはぜひ魚のデリコーナーもチェックしてみてください。