中華鍋で作る絶品レシピまとめ！プロの味を自宅で味わえる！

中華鍋を使って本格的な料理を作ってみませんか？鉄製の中華鍋には熱伝導率が良く、ムラなく食材に火を通せるというメリットがあります。本記事では中華鍋で作れる人気レシピを料理のジャンルごとに集めました。

中華鍋があれば中華料理はもちろん、和食や洋食もあっという間に作れてしまいます。ぜひこの機会に中華鍋を使いこなして美味しい料理を手作りしてみてください。

底に丸みがある中華鍋は、軽く振るだけで食材に均等に火が入れられます。その特徴を活かして中華鍋で作れる炒め物と焼き物のレシピをピックアップしました。中華鍋を使うのが初めてという方は、まずこれらのレシピから挑戦してみてください。

【材料】

• 卵：3個
• ごま油：大さじ1
• A醤油：大さじ1
• A酢：大さじ1
• A砂糖：大さじ1
• A水：100cc
• A鶏がらスープの素：小さじ1
• B片栗粉：大さじ1と1/2
• B水：大さじ3
• C酒：大さじ1
• C塩：少々
• Cおろし生姜：小さじ1/2
• Cカニカマ：1パック（80g）
• 温かいご飯：2杯分
• 細ねぎ（刻み）：適量

1. カニカマはほぐしておきます。
2. 鍋にAの材料を入れてよく混ぜ、火にかけて沸騰させます。
3. 混ぜ合わせたBの材料を加え、白っぽさがなくなりとろみがつくまで混ぜます。
4. ボウルに卵を割り入れて混ぜます。
5. Cの材料を入れて混ぜ合わせます。
6. フライパンにごま油を熱し、5を流し入れます。
7. 全体を大きくかき混ぜながら火を通し、4等分にします。
8. 器に温かいご飯を盛り、7を2切れのせてあんかけをかけたら完成です。

ふんわり卵がクセになるカニたま天津飯のレシピです。動画ではフライパンで作っていますが、あればぜひ中華鍋を使うことをおすすめします。中華鍋は火の入り方が全く違うため、驚くほどふわふわの口当たりに仕上がります。

【材料】

• キャベツ：1/4個
• ピーマン：4個
• 豚肉：適量
• A醤油：大さじ1
• A甜麺醤：大さじ1
• A酒：大さじ1
• A砂糖：小さじ1
• A豆板醤：小さじ1/2
• A片栗粉：小さじ1
• 塩：少々
• おろしにんにく：少々
• 酒：少々
• 油：適量

1. キャベツはひと口大に切ります。
2. ピーマンはヘタと種を取り除き、ひと口大に切ります。
3. ボウルに1、2を入れて軽く混ぜ合わせます。
4. 別のボウルにAの材料を入れ、よく混ぜます。
5. 中華鍋を熱し、サラダ油を入れます。
6. 豚肉を入れて炒め、肉の色が変わったら塩、にんにく、酒を加えます。
7. 中華鍋をあおりながら調味料をなじませ、3を加えます。
8. 塩を加え、中華鍋を振りつつ野菜がしんなりするまで炒めます。
9. 4のタレを加え、全体を炒め合わせたら完成です。

キャンプに中華鍋を持って行くなら本格的な回鍋肉作りに挑戦してみてください。香ばしい豚肉とキャベツにピリ辛ダレが絡まり、プロのような美味しさが楽しめます。中華鍋はいったん手前に引いてから押し出すようにすると上手く振ることができます。

【材料】

• 豚もも肉（ブロック）：適量
• A黒こしょう：少々
• A醤油：少々
• A塩：少々
• A紹興酒：少々
• Bにんにく：適量
• Bスープ：適量
• B黒こしょう：少々
• B紹興酒：少々
• B醤油：適量
• 小麦粉：適量
• 油：適量
• ごま油：少々

1. 豚もも肉を大きめのそぎ切りにし、表面を包丁でたたきます。
2. 1にAの材料を振り、しばらく置きます。
3. ボウルにBの材料を混ぜ合わせます。
4. 2に小麦粉をまぶします。
5. 中華鍋に油を熱し、4の豚肉を焼きます。
6. 中火にして時おり中華鍋をゆすりながら肉に火を通します。
7. 肉全体が白っぽくなり、こんがりと焼き色がついてらひっくり返します。
8. 箸で表面を軽く押し、弾力が出てきたら3を加えます。
9. 強火にして中華鍋を動かしながらタレを絡めます。
10. ごま油を入れ、軽くなじませたら完成です。

中華鍋で作るポークステーキの人気レシピを紹介します。豚肉を中華鍋に入れたらじっくり火を通し、焦げ目をつけてからひっくり返しましょう。豚肉の表面を包丁でたたいて繊維を断ち切るのが柔らかく仕上げるコツです。

【材料】

• 卵：2個
• ミニトマト：8個
• 油：適量
• 塩こしょう：少々
• パセリ：適量

1. ミニトマトは縦2等分にし、種を取り除きます。
2. ボウルに卵を割り入れ、塩こしょうを加えて溶きほぐします。
3. 油を熱した中華鍋にトマトを入れて炒め、取り出します。
4. 同じ中華鍋に油大さじ2ほど入れ、全面に油をなじませます。
5. しっかりと中華鍋を熱したら2を入れ、大きく混ぜながら卵に軽く火を通します。
6. 3を戻し入れ、中華鍋をあおりながら混ぜ合わせます。
7. 皿に盛り付け、パセリをのせたら完成です。

卵とトマトだけで作るお手軽な炒め物のレシピです。卵をふわふわにするには、中華鍋を強火で熱して多めの油で炒めることがポイントです。中華鍋をあおりながら火を通し、手早く炒め合わせれば本格的な一皿が出来上がります。

【材料】

• 白菜（ざく切り）：3～4枚
• 豚肉：適量
• 小海老：5匹
• にんじん（拍子切り）：1/3本
• しめじ（小房）：1/4パック
• もやし：1/3袋
• きくらげ（水で戻して食べやすい大きさに切る）：少量
• A水：100cc
• A鶏がらスープの素：小さじ1
• A酒：大さじ1
• A醤油：大さじ2
• Aにんにくチューブ：2cm
• A生姜チューブ：2cm
• Aオイスターソース：小さじ2
• A砂糖：小さじ1
• A片栗粉：小さじ2
• A塩こしょう：適量
• 油：適量

1. 油を熱した中華鍋に豚肉を入れて炒めます。
2. 肉に大体火が通ったら小海老、白菜の芯、にんじんを入れます。
3. 中華鍋をあおりながら火を通し、きくらげを加えて更に炒めます。
4. 残りの野菜、きのこを入れ、全体に油がまわるように中華鍋を振ります。
5. 野菜がしんなりしてきたらAの材料を加えます。
6. 野菜に火が通り、とろみがついたら完成です。

中華鍋で作る中華料理と言えば八宝菜も外せません。豚肉や白菜、きくらげなどの具材がたっぷり入っていますが、鉄製の中華鍋を使うと調理時間が短くて済みます。ぜひプロが作るような八宝菜を自宅でも再現してみてください。

炒飯作りも中華鍋の得意とするところです。煙が出るまで中華鍋を熱し、強火で炒め合わせればパラパラのチャーハンの出来上がりです。最後にまわしかけるごま油がアクセントになって、香ばしい香りに食べる手が止まりません。

意外と知られていない中華鍋の使い方として揚げ物調理があります。フッ素加工のフライパンとは違い、中華鍋はどれだけ強火で使っても傷むことはありません。高温でカラッと揚げた揚げ物は一度食べるとやみつきになります。

【材料】

• 鶏もも肉：2枚
• もやし：2袋
• カイワレ大根：1パック
• A醤油：大さじ2
• A紹興酒：大さじ1
• B白ねぎ：1/2本分
• B醤油：大さじ2
• B酢：大さじ2
• B砂糖：小さじ1
• Bごま油：小さじ1
• Bいりごま：適量
• B生姜：1片
• 油：適量

1. 鶏もも肉は筋を切り、肉の分厚い部分を開いて厚さを均一にします。
2. Aの材料で下味をつけ、20～30分置きます。
3. ねぎはみじん切り、生姜はすりおろします。
4. Bの材料を混ぜ合わせ、タレを作ります。
5. 2の鶏肉を10分経ったところでひっくり返します。
6. 時間になったら鶏肉を取り出し、漬け汁を拭き取ります。
7. もやしはひげ根を取ります。
8. カイワレ大根は根元を切り、水洗いします。
9. もやしは熱湯で10秒ほど茹で、水にさらしてザルにあげます。
10. 中華鍋に揚げ油を160～170℃で熱し、6を皮目を下にして入れます。
11. 1分経ったらひっくり返し、もう1分揚げます。
12. いったん取り出して2分放置します。
13. 油を180～190℃に熱し、12を戻し入れて皮に油をかけながらパリッと揚げます。
14. 13をひと口大に切ります。
15. 皿にもやしを広げ、周りにカイワレ大根をのせます。
16. 14をのせてタレをかけたら完成です。

鶏もも肉を中華鍋でカラッと揚げ、ネギダレをまわしかけた油淋鶏の人気レシピです。揚げ立ての鶏肉は外がカリカリ、中がジューシーでじゅわっと染み込んだタレが絶品です。

【材料】

• 海老：7尾
• 水溶き片栗粉：10g
• 小麦粉：10g
• 卵：1/2個
• サラダ油：8g
• マヨネーズ：60g
• 生クリーム：15g
• 水：15g
• 塩：適量
• こしょう：少々
• 揚げ油：適量

1. 海老は汚れを取り除き、塩、こしょう、卵を入れて混ぜます。
2. 水溶き片栗粉を入れて更に混ぜ、小麦粉、サラダ油を加えて混ぜ合わせます。
3. ボウルにマヨネーズ、生クリーム、水、塩を入れて混ぜます。
4. 中華鍋に揚げ油を入れて火にかけ、2を揚げます。
5. 綺麗な中華鍋に3を入れ、軽く加熱して火を止めます。
6. 3を入れ、中華鍋をあおりながら混ぜ合わせたら完成です。

人気の中華料理、海老マヨも中華鍋があればあっという間に作れます。カリカリの衣とプリッとした海老、コクのあるマヨネーズソースのマリアージュをぜひ堪能してみてください。

豚肉やたけのこ、春雨などを入れたボリューミーな春巻きのレシピです。少し手間はかかりますが手作りした春巻きの美味しさは格別です。多めに作って冷凍しておけばお弁当のおかずにも重宝します。

中華鍋を購入したら煮込み料理や和食、洋食作りにも活用してみてください。ここでは人気の麻婆豆腐をはじめ、試してほしい3つのレシピをピックアップしました。

【材料】

• 木綿豆腐：1丁
• 白ねぎ：1/2本
• にんにく：1片
• 豚ひき肉：100g
• 水：250ml
• 中華だしの素：小さじ1
• 豆板醤：小さじ3
• A甜麺醤：小さじ2
• A酒：大さじ1
• A濃口醤油：大さじ1
• 粉山椒：小さじ1
• 塩：適量
• 味の素：適量
• ごま油：適量
• 油：適量

1. にんにく、白ねぎを粗みじん切りにします。
2. 木綿豆腐はキッチンペーパーに包んで40分ほど置き、水気を切ります。
3. 2を食べやすい大きさに切ります。
4. Aの材料を混ぜ合わせます。
5. その他の調味料も計っておきます。
6. 熱した中華鍋に油を敷き、豚ひき肉を炒めます。
7. 4を加えて弱火にし、油が澄んでくるまで煮詰めます。
8. 豆板醤、にんにくを加えてサッと炒め、水、中華だしの素を加えて一度沸かします。
9. 豆腐、白ねぎ、粉山椒を加え、2～3分煮込みます。
10. 味をみて足りなければ塩、味の素を加えます。
11. 沸いているところに水溶き片栗粉を加えてとろみをつけます。
12. 仕上げにごま油を加えたら完成です。

山椒の香りとピリリとした辛さが美味しい麻婆豆腐の基本レシピです。水溶き片栗粉を加えたらヘラで優しく混ぜ、ツヤが出るまで加熱しましょう。底の丸い中華鍋を使えば豆腐が崩れる心配がないのも嬉しいところです。

【材料】

• 溶き卵：適量
• 鶏肉（小さめのひと口大）：適量
• 玉ねぎ（薄切り）：適量
• 香菜（粗刻み）：適量
• 青ねぎ（刻み）：適量
• 鶏がらスープ：適量
• 紹興酒：少々
• 砂糖：少々
• 醤油：適量
• 味の素：少々
• ご飯：適量

1. 強火で熱した中華鍋に鶏がらスープを入れます。
2. 鶏肉、玉ねぎを入れ、沸騰したらアクを取ります。
3. 紹興酒、砂糖、醤油、味の素の順に加え、その都度混ぜます。
4. 火を弱め、溶き卵を流し入れます。
5. 強火にして卵に火が通ってきたら、残りの溶き卵を加えます。
6. 中華鍋をゆすりながら全体に火を通します。
7. 丼ぶりに盛ったご飯の上に6をのせ、香菜、青ねぎをのせたら完成です。

和食の定番、親子丼を中華風にアレンジしています。卵を入れたらかき混ぜず、強火でサッと加熱するとふんわりとした食感に仕上がります。簡単に作れる親子丼は一人ランチや忙しい時の晩ご飯にもおすすめです。

【材料】

• パスタ：適量
• 塩（パスタ用）：適量
• ウインナー（斜め切り）：適量
• 赤唐辛子（小口切り）：適量
• にんにく（みじん切り）：適量
• パセリ（刻み）：適量
• 花山椒：適量
• オリーブオイル：適量
• 塩：適量
• 黒こしょう：適量

1. 鍋に熱湯を沸かし、塩を加えてパスタを茹でます（茹で汁少量を取り置きます）。
2. 中華鍋にオリーブオイルを熱し、にんにく、唐辛子を炒めます。
3. 香りが出たらウインナーを加え、中華鍋をゆすりながら全体に火を通します。
4. パスタの茹で汁を少量加え、中華鍋を振って乳化させます。
5. パスタを加えて中華鍋を振りながら軽く混ぜ、塩、黒こしょうで調味します。
6. パセリを加えてサッと炒め合わせ、皿に盛り付けます。
7. 花山椒、パセリを添えたら完成です。

洋食のペペロンチーノに花山椒をプラスした、刺激的な辛さが味わえる一皿です。パンチのあるにんにくと花山椒の風味が絶妙にマッチしていて、いつものペペロンチーノがワンランク上の味わいに仕上がります。

中華鍋で作れる人気レシピをお届けしました。自宅に中華鍋があると野菜炒めや回鍋肉、油淋鶏などどんな料理を作るのもお手の物です。いろいろな調理法が中華鍋ひとつでできるため、使いやすさを知ったら他の調理器具が目に入らなくなるかもしれません。ぜひ中華鍋をフル活用して毎日の料理を美味しく楽しく作ってみてください。