豚ハツの人気レシピ！焼き・煮込み・炒め・鍋まで！簡単下処理のやり方も

豚ハツとは豚の心臓のことで、スーパーなどで割と安く手に入る食材です。豚ハツというと酒のつまみとして食べるイメージが強いですが、実は様々な調理法で楽しむことができます。

本記事では焼き・煮込み・炒め・鍋などの調理方法に分けて、おすすめの人気レシピを紹介しましょう。豚ハツは購入する時にすでに下処理をしている場合と、まだしていない場合とあります。初めてチャレンジする方にでも簡単にできる下処理方法を解説します。

まずは、ハツの塊を縦に切って中の血を抜いてきれいに洗い流します。さらに塩水に漬けるなどして、しっかりと血抜きをします。すでにスライスされているものは、塩水の中で揉み洗いをし冷水に浸しましょう。

ハツの塊の大きさにもよりますが、2~3等分に切り分けます。ハツを開いた時に筋や脂の塊があれば、取り除いてください。それから、食べやすい大きさにスライスします。豚ハツは縮みやすいので、少し厚めにスライスしておくのが良いでしょう。

下処理のポイントは、塩揉みをする時にハツが少し縮んでしまうので、スライスするのは一番最後にしてください。また、モツ系独特のにおいが苦手な方は、さらにたっぷりめの冷水に1晩漬けておくことをおすすめします。ハツは冷凍保存で数カ月は日持ちするので、安い時に多めに購入してまとめて下処理しておくのも良いでしょう。

【材料】

• 豚ハツ
• ニンニク（スライス）
• 塩コショウ
• 味の素
• ブラックペーパー
• もやし
• ごま油

1. 豚ハツは軽く水洗いをして、2mmくらいの厚さにスライスします。
2. 少量の油を敷いたフライパンに1を入れて、しっかり焼きます。
3. 2に火が通ったらニンニク・塩コショウ・味の素・ブラックペーパーで味付けします。
4. ニンニクに半分くらい火が通ったら、もやしを加えてごま油を2回まわし入れます。
5. もやしに火が通ったら完成です。

白ごはんにもおつまみにもピッタリの人気レシピです。豚ハツのコリコリ感ともやしのシャキシャキ感がたまりません。仕上げにたっぷりの薬味ねぎをかけると、より一層美味しくなります。

【材料】

• 豚ハツ：100g
• 玉ねぎ：40g

• 醤油：20g
• おろし生姜：5g
• 砂糖：10g
• 酒：5g
• 水：50ml

1. 豚ハツは厚めにスライスします。
2. 玉ねぎは薄切りにします。
3. ボウルに醤油・砂糖・酒・生姜・水を入れ混ぜ合わせます。
4. 3に1を入れて10分間ほど放置し、味を染み込ませます。
5. 熱したフライパンに油を敷いて、玉ねぎを軽く炒めます。
6. 豚ハツを加えて炒め、火が通ったら3のタレを回し入れます。
7. 全体を混ぜ合わせ、万遍なく味を馴染ませたら完成です。

豚ハツを使用して生姜焼き風にした人気レシピです。少し濃いめの味付けなので、白ご飯がもりもり食べれます。ハツは脂が少なめの部位なので、ダイエット中の方にもおすすめです。また、紹介したのはダイエットレシピのためパラスイートを使用していますが、砂糖でもOKです。

シンプルな味付けで簡単に作ることができる人気レシピです。美味しく仕上がるポイントは、焼く前にハツに下味をつけておくことです。豚タンがあれば同じレシピで串焼きを作り、串焼きパーティーをしても楽しいでしょう！

ハツをキムチ漬けにして焼いた簡単レシピです。発酵食品のキムチと栄養価の高いハツを食べたら、疲れも吹き飛びそうな一品です。焼く時は硬くなりすぎないように、強火で素早く焼くことがポイントです！

おつまみにも白ご飯にも合う簡単おすすめレシピです。ポイントは、ハツは炒めすぎると固くなりやすいので、一旦皿に取り出しておくことです。生姜好きの方は、少し生姜の量を増やしても良いでしょう。

塩焼きのイメージが強い豚ハツを、洋風にアレンジしています。短時間で仕上げたい時は、水の量を調整して圧力鍋を使用するのも良いでしょう。お好みで生クリームやバジルを加えたり、耐熱皿に盛ってからとろけるチーズをのせてオーブンで焼いたりしても美味しいです。

豚ハツを捌いた時に出る切れ端を活用した消費レシピです。ハツを茹でるとかなり小さくなるので、仕上がりの倍くらいに切ると良いでしょう。野菜はハツを下茹でした後に分量決めてカットすると、無駄なく使用できます。冷蔵庫の掃除がてら、中途半端な残り野菜を使用しても美味しいです！

【材料】

• 豚ハツ：150g
• ごま油：大匙1
• 塩水(ハツを洗う用)：適量
• 白ごま：適量
• 一味唐辛子：お好みで

• 醤油：小匙2
• 酒：大匙1
• 味りん：大匙1
• 味噌：大匙1
• 砂糖：大匙1
• コチュジャン：小匙1
• おろしニンニク：小匙1

1. ボウルに塩と水を入れて、豚ハツを塩揉みします。
2. 1を流水で洗い、ボウルに新しい水を入れて浸けておきます。
3. ボウルに調味料Aを入れて混ぜ合わせます。
4. 2の豚ハツを取り出し、キッチンペーパーでしっかり水気を拭き取ります。
5. 熱したフライパンにごま油を敷いて、4をしっかり焼きます。
6. 5に火が通ったら中火にして、3のタレを入れます。
7. タレの量が減ってきたら火を止めます。
8. 皿に7を盛って、白ごまをふりかけたら完成です。

甘辛い辛味噌が絶妙ににマッチした人気レシピです。お酒のおつまみに最高で、辛いのが好きな方はさらに一味唐辛子をふりかけると良いでしょう。材料のコストが安い上に美味しいので、ぜひチャレンジしてみてください！

【材料】

• 豚ハツ
• 赤ワイン
• 砂糖
• はちみつ
• 味りん
• 醤油
• ブラックペッパー
• 玉ねぎスライス

1. 熱したフライパンに油を敷いて、薄切にした豚ハツを炒めます。
2. ハツに火が通ったら赤ワインを入れて煮詰めます。
3. 2に砂糖・はちみつ・味りんを加えて混ぜます。
4. 3に醤油を入れて、お好みでブラックペッパーをふりかけます。
5. 仕上げに玉ねぎのスライスを加えて、サッと炒めたら完成です。

ワインのおつまみにもなる洋風の味付にした人気レシピです。香りが良く豚ハツ独特の臭みが全くありません。玉ねぎは、少しシャキシャキ感が残るくらいに炒めた方が美味しいです。

【材料】

• 豚ハツ：120g
• アスパラ：4本
• 玉ねぎ：半分
• 塩コショウ：適量
• バター：10g
• ポン酢：大匙1と1/2

1. 豚ハツは食べやすい厚さにスライスします。
2. アスパラは下の固い皮の部分を、ピーラーで剥いておきます。
3. 2を少し長めの斜め切りにします。
4. 玉ねぎは2ｍｍくらいにカットします。
5. 熱したフライパンに油を敷いて、ハツを炒めます。
6. ハツに少し火が通った所で、アスパラと玉ねぎを入れて炒めます。
7. 全体的に8割くらい火が通ったら、塩コショウをふります。
8. 7にバターとポン酢を加えて炒め、バターが溶けて全体に味が馴染んだら完成です。

ビールや焼酎のような、炭酸系のお酒のおつまみにピッタリの人気レシピです。盛りつけた皿にマヨネーズと七味とレモンを添えると、味の幅が広がりさらに美味しく食べることができます。

【材料】

• 豚ハツ
• ニラ
• もやし

• オイスターソース
• 醤油
• 酒
• 砂糖

1. 熱したフライパンで豚ハツの表面だけ強火で焼いておきます。
2. ボウルにタレの材料を全て入れて、よく混ぜます。
3. 熱した中華鍋にサラダ油を少々敷いて、1とニンニクを入れて炒めます。
4. ハツは表面のピンクが消えるくらいまで炒めてください。
5. 3にもやしを加えて炒め、水分が飛んだらニラを入れてサッと混ぜます。
6. アルコールを飛ばすために強火で一気に炒めながら、全体に絡めたら完成です。

豚ハツやもやしなどの食感を楽しめる人気のレシピです。もやしは水分が割とたくさん出るので、シャキシャキ感を失わないように気を付けながら炒めましょう。レシピでの味付けが薄く感じたら、醤油と塩を加えて調整してください。

豚ハツを中華風のオイスターソース味で楽しむ簡単レシピです。塩コショウだけの味付けに飽きて、たまには違う味付けにしたい時に、もってこいのレシピです。野菜をたっぷり食べたい方は、レシピの野菜を増やしても良いでしょう。

【材料】

• 豚ハツ
• ナス
• いんげん
• 塩
• ターメリック
• ホールスパイス
• ひまわり油
• 玉ねぎ
• ニンニク
• 生姜
• 唐辛子
• タイ米（日本枚でもOK)
• カレー粉
• 魚醤
• てんさい糖
• タマリンドペースト

1. ビニール袋に豚ハツと塩・ターメリックを入れて揉み込み、味を馴染ませます。
2. 鍋にひまわり油とホールスパイスを入れて、炒めながら香りを出します。
3. 1を入れて焼きます。
4. カットした玉ねぎ、スライスニンニク・生姜・唐辛子を加えて炒めます。
5. 4に水を入れて煮込みます。
6. ハツを適当な大きさにカットします。
7. .ナスといんげんを加え、さらに煮込みます。
8. カレー粉・魚醤・てんさい糖・タマリンドペーストを入れます。
9. 様子を見ながら煮込んで、具材が柔らかくなったら完成です。

カレーのスパイスが豚ハツ特有の臭いを消してくれて、とても食べやすく仕上がります。普通の肉とは違ったハツのコリコリした食感を楽しめるのが魅力です。レシピのホールスパイスにはカルダモン・クミン・コリアンダー・スターアニス・シナモン・ベイリーフが入っています。スタミナがつきそうな食欲増進のおすすめレシピです。

【材料】

• 豚ハツ：200g
• カイワレ：1パック
• 醤油：大匙4
• ごま油：大匙1
• ポン酢：大匙1
• 生姜みじん切り：小匙1

1. 沸かしたお湯にハツをバラしながら入れて湯がきます。
2. しばらくするとアクが出てくるので、アクを取りながら茹でましょう。
3. 様子を見ながら5分ほど茹で、ハツをタッパーなどの容器に移します。
4. 3にカイワレと生姜・調味料を入れて、タッパーの蓋をします。
5. タッパーごと左右上下に振ります。
6. 5を冷蔵庫で1時間ほど置いて味を馴染ませたら完成です。

茹でて和えるだけで最高のおつまみになる簡単レシピです。カイワレはハツの臭みを取ってくれる役割もあるので、必ず入れてください。カイワレが苦手な方は水菜でも良いでしょう。ちなみにハツの代わりに砂肝を代用しても美味しいです。

豚ハツを主役にしたスタミナがつくおすすめレシピです。ニンニクとキャベツをたっぷり入れて、博多もつ鍋風に仕上げました。出汁に使用する昆布は、水が沸騰した時に取り出しても、そのまま煮込んで食べてしまってもOKです。

豚ハツをタン塩のようにして食べる人気のレシピです。ハツはジューシーさに欠けるので、餡かけをかけることでジューシーさが加わります。レシピの鶏がらスープの素の他に、中華の素などでも美味しく仕上がります。

豚ハツの下処理の仕方と簡単な人気レシピを紹介しました。豚ハツはシンプルに塩焼きにしても美味しいですが、アレンジによって和風・洋風・中華としても楽しめます。特有の臭みも薬味を上手に活用することによって気になりません。ビタミン・鉄分・銅が豊富に含まれており、健康にも良い豚ハツを時々は食生活に取り入れてみてください。