トビウオの人気レシピ！塩焼き・干物・から揚げ・すり身で団子など！

トビウオといえば大きなヒレを持ち海面を素早く飛行する姿でよく知られていますが、様々な料理に活用できる万能な食材ということは、あまり知られていません。

トビウオの身はさっぱりとした淡白な味わいに、もちもちとした滑らかな食感をしていて、刺身はもちろんのこと、なめろうや塩焼き、すり身団子などの幅広いメニューで楽しむことができます。そこで本記事では、トビウオを使った様々な人気おすすめレシピを紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

【材料】

• トビウオ1尾
• 塩適量
• レモン1カット
• 大根おろし適量

1. トビウオの鱗を取ります。
2. 尻の方から腹部分を切り開いて内臓を取り出します。
3. 腹の中を水できれいに洗い流して、キッチンペーパーで水分を拭き取ります。
4. 中骨を残したまま片面の身だけ切り取ります。
5. 全体に塩を振りかけて、ヒレ部分には多めに塩をまぶします。
6. 身を切り落とした面から中火で5分ほど焼きます。
7. 次に裏面を弱火で10分ほど焼き、更に強火で1分ほど焼いて軽く焼き色を付けます。
8. 器に盛り付けて、レモンと大根おろしを添えたら完成です。

トビウオの大きなヒレを活かした塩焼きのレシピです。焼く時にヒレを広げておくと、綺麗に焼き上がります。弱火～中火でじっくりと時間をかけて焼いていくのがポイントです。ヒレ部分は焦げやすいため、塩を多めにまぶしておきましょう。素材の味を丸ごと味わえる見た目にも華やかな、おすすめの一品です。

【材料】

• トビウオ切り身2匹分
• 小麦粉大さじ3
• バター大さじ2
• 醤油大さじ1
• サラダ油大さじ1
• 卵1個
• 大葉3枚
• 粉チーズ大さじ1

1. 三枚おろしにしたトビウオを適当な大きさに切って、ペーパータオルで水気を拭き取ります。
2. 切ったトビウオに小麦粉をまぶします。
3. ボウルに溶いた卵、粉チーズ、細切りにした大葉を入れて混ぜ合わせます。
4. フライパンにサラダ油とバターを入れて溶かします。
5. トビウオを衣にくぐらせて弱火でじっくり焼きます。
6. 軽く焦げ目が付いてきたら裏返します。
7. 火が通ったら強火にして醤油を加えて香りづけします。
8. 器に盛り付けて完成です。

ピカタとはイタリアの料理で、薄切りにした肉類が多く用いられますが、魚でも美味しく調理することができます。お好みでレタスやトマトと一緒に盛り付けると、彩りも華やかになり良いでしょう。トビウオを使ったイタリア料理を自宅でも簡単に楽しめるおすすめのメニューです。

トビウオのすり身で作るあご団子のレシピです。食感をよりふわふわさせたい場合は、すり身を作る時に卵を1個加えると良いでしょう。根菜類が無い場合は青ねぎや玉ねぎでも代用できます。すり身の旨味とシャキシャキとした根菜の食感が楽しめる人気のおすすめメニューですので、ぜひ作ってみてください。

トビウオのムニエルのレシピです。フライパンでバターを溶かす時に焦がし過ぎないように注意しましょう。皮付きでも美味しく食べることができますので、お好みで調理してみてください。ふわふわな食感が楽しめるおすすめの人気メニューです。

トビウオの唐揚げ・タルタルソースのせのレシピです。しっかりと水気を取ってから揚げると、からっと上手に揚がります。油の温度が低すぎてしまうと仕上がりがベタベタになってしまうので注意しましょう。タルタルソースの味付けは、お好みで調整してみてください。

トビウオフライのレシピです。サクサクの食感を出すためには、薄めに衣を付けて火を通し過ぎないようにすると良いでしょう。タルタルソースやマヨネーズなど、お好みで添えてください。ふわふわとした白身とサクサクの衣が良く合ったおすすめの人気メニューです。

旨味が凝縮したすり身揚げのレシピです。すり身を揚げる時に火力を強くしすぎてしまうと、中まで火が通る前に表面が焦げてしまうので注意しましょう。おかずやおつまみにはもちろんのこと、おやつにもぴったりのおすすめメニューです。

【材料】

• トビウオ1尾
• 大根適量
• 大葉2枚

1. 鱗を剥がして、胸ビレの後ろで頭をタスキに切り落とします。
2. 腹部分を切り開いて頭と一緒に内臓を取り出します。
3. 腹の中を水できれいに洗って水分を拭き取ります。
4. 中骨に沿って包丁を滑らせて、三枚におろします。
5. 胸ビレを外して、あばら骨を薄く削ぎ落とします。
6. 骨抜きで血合い骨を抜いて皮を剥きます。
7. 大根を桂剥きにして束ねて千切りにします。
8. 器にトビウオの頭を置いて大根と大葉を盛り付けます。
9. 身を削ぎ切りにして盛り付けたら完成です。

トビウオの刺身は青魚独特のクセが少なく、淡白な味の中にもしっかりとした旨味があり、素材の味をより深く味わえるおすすめの一品です。お好みで生姜やみょうが、ネギなどの薬味を添えると良いでしょう。生食用の新鮮なトビウオが手に入った際は、ぜひ作ってみてください。

【材料】

• トビウオ切り身2匹分
• みょうが1本
• 大葉3枚
• 長ねぎ5cm
• 生姜1片
• 味噌大さじ1・1/2
• 醤油小さじ1
• 盛り付け用の大葉2枚

1. トビウオを三枚おろしにして皮を剥きます。
2. 中骨に沿って包丁を入れて、中骨の部分だけを薄く切り離します。
3. 身を細切りにします。
4. みょうがと大葉は千切りにして、長ねぎと生姜はみじん切りにします。
5. 切った材料と味噌を、細切りにしたトビウオに混ぜてたたきます。
6. 混ぜ合わさってきたら醤油を加えて、更に軽くたたいて味を調えます。
7. 器に飾り用の大葉をしき、なめろうを盛り付けて完成です。

トビウオのなめろうのレシピです。三枚おろしにした身は少し厚みをもたせて切り、材料と混ぜ合わせる時にたたき過ぎないようにして、ある程度の食感を残しておくと良いでしょう。もちもちとした食感と薬味の風味が合わさった、お酒のおつまみにぴったりのおすすめメニューです。

つみれからはもちろんのこと、中骨からもよく出汁が出ます。アゴ出汁と呼ばれる美味しい出汁と、クセのないもちもちとした食感のつみれが合わさった贅沢な一品です。味噌は種類によって分量を調整すると良いでしょう。

一夜干しは身離れが良く崩れやすいため、身を返す時はフライ返しなどで優しく返しましょう。味付けの塩はしょっぱくなり過ぎないように、お好みで調整してください。自宅でもトビウオの干物が簡単に作れるおすすめレシピです。

脂身の少ないさっぱりとした淡白な味わいと、もちもちとした歯ごたえのある食感が特徴のトビウオは、焼き物、揚げ物、汁物など様々な料理で美味しく活用することができます。淡白な白身は火を通すことによって、ふわふわとした柔らかい食感となり、刺身とは一味違う味わいを楽しむことができます。

幅広いメニューで美味しく調理できる万能な食材ですので、新鮮なトビウオが手に入った際は、ぜひレシピを参考にして、さっぱりとした淡白な味わいを楽しんでみてください。