スズキの人気簡単レシピ！定番ムニエルに和風・イタリアン・フレンチも！

魚釣りの中でも人気の高いスズキですが、ムニエルやフライなどさまざまな料理に使うことができます。また、淡泊な白身のため、刺身としても人気の高い魚です。本記事では、そんなスズキを使った簡単レシピについて紹介していきます。

まずは、スズキを使った料理の中でも人気で定番のフレンチ、ムニエルレシピについて紹介していきます。基本的なスズキのムニエルはもちろん、少し変わったアレンジレシピも紹介しているので、ムニエルとして調理する際に参考にしてください。

【材料】

• スズキ（上の切り身60g）…1切れ
• 塩…少々
• コショウ…少々
• 米粉…適量
• 油…小さじ1/2
• A.じゃがいも…小1/3個30g
• A.パセリ（みじん切り）…少量
• A.塩…少々
• A.コショウ…少々
• レモンの輪切り…1枚
• サラダ菜…1枚4g
• プチトマト…1個15g

1. スズキは両面に塩、コショウを振って下味をつけ、米粉をまぶします。
2. フライパンに油を引いて、スズキを皮面から入れ、途中で裏返して両面ともこんがりと焼きます。
3. じゃがいもは一口大に切って水から茹でていきます。
4. 3のじゃがいもが柔らかくなったらいったん湯を切り、Aの材料を加えて弱火で乾煎りし、粉ふき芋を作ります。
5. 器にサラダ菜、プチトマト、粉ふき芋を彩り良く盛りつけ、こんがりと焼いたスズキを乗せて、レモンを添えれば完成です。

基本的なスズキのムニエルレシピです。こんがりとソテーした切り身が非常に美味しく、プチトマトやサラダ菜を使うことで見た目も華やかな逸品となります。また、添え物にじゃがいもを使っているので、ボリューム的にも満足できるレシピです。

スズキのムニエルにトマトソースを使ったレシピです。酸味の効いた味を楽しむことができ、イタリアン風のムニエルに仕上がります。バターは焦げやすいため、オリーブオイルで焼いてから最後に加え、香りを付けるように焼くことで美味しく仕上がります。

そして、トマトソースは市販のパスタソースでも代用できるので、いつもと一味違ったムニエルを味わってみてはいかがでしょうか？

甘酸っぱいレモンソースをムニエルに加えたレシピです。淡泊な味わいの白身魚とマッチしており、ワインなどのお酒にもピッタリの逸品です。そして、中火でしっかりと焼くことで皮はパリッと、身はふっくらとしたムニエルに仕上がるので、ぜひ挑戦してみましょう。

薬味をたっぷりと使った和風ソースで仕上げたムニエルレシピです。白身の淡泊な味に香味ソースがマッチした一品で、日本人が好む煮付けに近い味付けとなっています。作り方も非常に簡単で通常のムニエルレシピに和風のソースを加えるだけなので、和食が好きな人におすすめの逸品です。

次は、スズキを使った焼きレシピについて紹介していきます。プライパンで焼くだけのレシピもあるので、普段料理をしない人でも簡単に作ることが可能です。

【材料】

• スズキ80g…2切れ
• 酒…小さじ1強
• 塩…0.6g
• 切り干し大根…12g
• カイワレ菜…4g
• A.赤唐辛子（小口切り）…少々
• A.酢…大さじ1/2強
• A.砂糖…小さじ2/3
• A.塩…0.2g

1. スズキは酒を振ってしばらくおき、クッキングペーパーで水気を拭き取り、その後塩を振っておきます。
2. 切り干し大根は水で戻し、水気を絞って食べやすい長さに切ります。カイワレ菜は根を落として、2cmの長さに切ります。
3. 温めたオーブントースターに1を入れて、7～10分ほど焼きます。ボウルにAの材料を混ぜ合わせ、2を加えて和えておきます。
4. 器に焼けたスズキを盛りつけ、付け合わせを添えたら完成です。

フライパンも使わずに作ることができるスズキの塩焼きレシピです。オーブントースターがある家なら15分程度でできるレシピとなっているため、忙しい時や調理を簡単に済ませたい時などにおすすめです。

【材料】

• スズキ…1尾
• ピーマン…1個
• 玉ねぎ…1/2個
• えのき…1/2袋
• レモン（輪切）…2枚
• バター…適量
• 塩コショウ…適量

1. 最初にスズキを三枚におろします。鱗取りや包丁の出刃を使って鱗を取ります。その後、頭を落とし、内臓を取り出します。血合いも取り、しっかりと水洗いしておきます。
2. 背中、お腹と切れ目を入れて三枚におろします。
3. ホイル焼きは切り身を1枚使うので、余った切り身は刺身などにして食べましょう。
4. 野菜類をカットします。玉ねぎは食べやすい大きさに切り、ピーマンも同様に好みの大きさに切ります。えのきは石づきを落とし、半分に切ります。
5. スズキの切り身は半分にカットします。
6. アルミホイルを広げて、スズキの皮を下にして中央に乗せます。
7. その上に玉ねぎ、ピーマン、えのきの野菜を乗せ、塩コショウを振り、バターを乗せたら熱が逃げないように包みます。
8. プライパンに入れて最初から蓋をします。中火で4分ほど焼いたら、弱火にして8分程度焼きます。
9. 最後にレモンを乗せたら完成です。

スズキを捌くのが面倒な場合は、スーパーなどで事前に捌かれている切り身などを購入しましょう。味付けは塩コショウとバターと非常にシンプルです。お好みでレモンを絞って食べることもでき、淡泊な味わいのスズキとの相性は抜群です。

バターと醤油の香りが食欲をそそる一品です。スーパーなどで購入できる切り身をそのままフライパンで焼くだけと非常に簡単で、あまり料理をしない人でも作ることが可能です。そして、最後にしっかりとバター醤油を絡めるように仕上げることで味が染み込み、いっそう美味しくなります。

次は切り身などを使った揚げ物レシピについて紹介していきます。淡泊な味わいの魚のため、フライや天ぷらにも向いているので、調理する時間がある際に作ってみましょう。

魚の切り身と市販のスイートチリソースだけで作るレシピです。エスニック風味の味が好きな人におすすめの逸品です。作り方も非常に簡単で、フライパンにスーパーなどで購入した切り身を入れて、揚げ焼きにしてスイートチリソースを絡めるだけで完成です。

ご飯に合うのはもちろん、お酒のおつまみにも最適のレシピとなっています。そして、添え物の野菜類はもやしや、豆苗など自分の好みに合わせて変えましょう。

スズキを1本購入した際は、刺身や焼き料理、あら汁などに使った場合でも余ることが多いので、余った身の部分は天ぷらなどにして食べましょう。スズキの天ぷらのみを揚げるのが面倒な場合は、他の揚げ物をする時に一緒に天ぷらにしてしまいましょう。

天ぷらやから揚げにして余ってしまった時のアレンジレシピです。1日経つと揚げ物のサクサク感は失われてしまうので、炒め物などにアレンジしてみましょう。中でも淡泊な味わいの白身魚はケチャップなどを使って甘酢炒めにするのがおすすめです。

また、一緒に炒める野菜類としてレンコンを採用することでシャキシャキ食感もプラスされて、ご飯のお供にはもちろん、お酒のおつまみにもおすすめの逸品です。

次はフレンチでもお馴染みのポワレレシピについて紹介していきます。ポワレとは表面をカリッと中身をふんわりとした食感に焼き上げる手法です。白身魚のスズキとも相性がよく家でも簡単にできるので、作り方をマスターして実践してみましょう。

【材料】

• スズキ…2切れ
• 小麦粉…少々
• オリーブオイル…少量
• バター…30g
• 塩…ひとつまみ
• ケッパー…10g
• パセリのみじん切り…少々
• レモンの小口切り…1/4個
• フォンドボー…30cc
• クルトン…少量

1. レモンの皮を剥き実を取り出し、小口切りにします。
2. パセリはみじん切りにして、切り身には塩を振っておきます。
3. 切り身に軽く打ち粉をして少量の油を引いたフライパンで焼いていきます。
4. 魚が焼きあがったら取り出し、余分な油をふき取ります。
5. 同じフライパンにバターと塩を入れて焦がします。
6. ケッパー、レモン、フォンドボー、パセリ、クルトンを順番に入れて少し煮詰めます。
7. ソースが出来上がったら素早く魚の上にかけたら完成です。

スズキのポワレをスイスのグルノーブル風にアレンジした逸品です。上にかけるソースには、ケッパーやフランス料理の基本の出汁でもあるフォンドボーを使っているため、深みのあるソースに仕上がっています。

イタリアでは定番の果実酢の一種のバルサミコ酢を使ったポワレです。バルサミコ酢を使うことでワインに似た深い芳香とコクのある酸味がプラスされるので、少し濃いめの味付けが好きな人におすすめの逸品です。

生クリームを使って濃厚でコクのあるソースに仕上げています。マッシュルームのうま味が凝縮されるため、余分な味付けをしなくても、充分に美味しくなる逸品です。また、スズキだけではなく、鯛やヒラメ、鱈などの白身魚ならどれも相性抜群です。

次はスズキを使った簡単で人気の煮付けレシピについて紹介していきます。魚を煮込むことで身がほろほろと崩れるほどの食感になるので、ほろほろ食感が好きな人におすすめです。

【材料】

• すずき…2切れ
• 塩…0.6g
• コショウ…少々
• オリーブ油…大さじ1/2
• にんにく（みじん切り）…小さじ1/2弱
• 玉ねぎ…60g
• セロリ…20g
• タイム…適宜
• 舞茸…80g
• マッシュルーム…60g
• ミニトマト…100g
• A.水…60ml
• A.白ワイン…大さじ1強
• A.醤油…小さじ1
• A.コンソメ…1.4g
• タイム（飾り用）…適宜

1. すずきは両面に塩コショウを振っておく、玉ねぎは薄切りにし、セロリは筋を取って千切りにしておきます。舞茸は小房に分け、マッシュルームは縦半分に切り、トマトはヘタを取っておきます。
2. フライパンにオリーブ油を引いてにんにくを炒め、すずきを皮目から入れます。表面が焼けたらタイムを加えます。
3. 玉ねぎ、セロリを乗せ、まわりに舞茸とマッシュルーム、トマトを入れます。Aの材料を加えて蓋をして中火で煮ていきます。
4. 火が通ったら皿に移し、煮汁を上からかけ、飾りのタイムを乗せたら完成です。

イタリアンの人気定番料理のアクアパッツァレシピです。調理器具はフライパン鍋1つと非常に少なく、魚と野菜類と水を入れて煮込むだけでできる非常に簡単な料理です。

調味料と具材の切り身を鍋に入れて5～7分煮詰めるだけと非常に簡単なレシピとなっているので、時間がない時やもう一品おかずを増やしたい時におすすめです。

スズキの卵を使った煮付け料理です。通常の煮付けと同じように真子と調味料を鍋に入れて煮込むだけで作ることができる簡単レシピです。ただし、卵の袋は破れやすいため、洗う時や切る時、煮る時に破れないようにしましょう。

魚釣りの中でも人気の高いスズキにはさまざまな調理法が存在しており、これらをレシピに活用することができます。焼いても揚げても、そのまま刺身でも美味しく食べることができる魚ですので、スーパーなどで見かけた際はぜひ購入してみてください！