コンビニでFAXを送る方法!受信方法など使い方を徹底解説!

コンビニでのFAXの使い方を徹底解説!家にFAXがなくてもコンビニから簡単に全国へFAXが送信できます。コンビニごとに料金を比較し、受信ができるかどうかも調査。コンビニでFAXを使うメリットや注意点も紹介します。

コンビニでFAXを送る方法!受信方法など使い方を徹底解説!				のイメージ

目次

  1. 1コンビニでFAXは送れる?
  2. 2コンビニでのFAXの送り方
  3. 3コンビニでFAXを受信する方法
  4. 4コンビニのFAXの口コミ評判
  5. 5コンビニでFAXするメリット
  6. 6コンビニでFAXする時の注意点
  7. 7コンビニのFAXまとめ

コンビニでFAXは送れる?

コンビニに設置されているFAXのイメージ

出先で急にFAXを送らなければいけなくなったり、申し込み書をFAXで送りたいのに自宅にFAX機がなくて困ったことはありませんか?そこで便利になるのがコンビニにあるマルチコピー機のFAX機能です。コンビニでなら簡単にFAXを国内どこでも送ることができます。

しかしコンビニのマルチコピー機は多機能ゆえにメニューがたくさんあり、初めて使う人にとっては難しいと感じるかもしれません。また、コンビニからFAXを送るとどれくらいの値段になるのかという料金の疑問もあります。この記事ではコンビニFAXについて、各社ごとに料金や使い方を徹底解説します。

コンビニでのFAXの送り方

近年、コンビニではFAXの機能がついているマルチコピー機が増えています。また統合や業務提携によって小さいコンビニが大手コンビニの傘下に入ったこともあり、FAXが使えるコンビニも増えてきました。個人店のコンビニでは難しいですが、フランチャイズ展開しているコンビニではほとんどの店舗でFAXの送信ができます。

コンビニでのFAXの使い方は簡単です。マルチコピー機に料金を入れ画面の指示に従うだけで完結しますので、初めてでも簡単に送ることができます。では、コンビニ各社ごとに使い方と料金を確認していきましょう。

コンビニ各社値段比較表

FAX機の画像

各コンビニFAXの料金比較
  料金(国内) 料金(海外) 受信
ファミマ 50円~60円/枚   100〜150円/枚
(120〜180円/枚)
50円/1枚
セブン 50円/枚 不可 なし
ローソン 50円~60円/枚 100〜150円/枚
(120〜180円/枚)
50円/1枚
ミニストップ 50円~60円/枚 100〜150円/枚
(120〜180円/枚)
50円/1枚
デイリーヤマザキ 50円~60円/枚 100〜150円/枚
(120〜180円/枚)
50円/1枚
ポプラ 50円/枚 100〜150円/枚
(120〜180円/枚)
50円/1枚
生活彩家 50円/枚 100〜150円/枚
(120〜180円/枚)
50円/1枚
コミュニティストア 50円/枚 100〜150円/枚 50円/1枚
サンクス・サークルK 50円/枚 100〜150円/枚 なし
スリーエフ 50円~60円/枚 100〜150円/枚
(120〜180円/枚)
50円/1枚

コンビニでFAXを送信した際の料金は、国内向けに通常の白黒モードで送信すると一回50円、少し画質の良いファインモードで送信すると一回60円となります。受信の場合は一回50円となります。

ファインモードには対応していないコンビニもあります。通常の画質でも問題ありませんので、小さい文字を使ったFAXでない限りは通常モードを使うことをおすすめします。コンビニから海外へ送る際の料金は一回100円~120円です。送信する国やファインモードを使っての送信などによって料金が変わります。

ただし同じブランドのコンビニでも、店舗によってFAXの受信に対応していなかったり、送受信自体できない店舗もあります。最寄りのコンビニがFAXに対応しているかは事前に調べておいた方が良いでしょう。

ファミマ

【手順】

  1. コンビニのマルチコピー機で、メニュー画面内のファクスにタッチする。
  2. ファクス送信にタッチする。
  3. 国内に送信するか国外に送信するかを選択する。
  4. 利用規約を確認し、同意するにタッチする。
  5. 送信先の番号を入力して次へにタッチする。
  6. 信レポートをプリントするかしないかを選択し、次へにタッチする。
  7. 原稿をセットし、原稿読み込みにタッチする。
  8. 読み込んだ原稿イメージを確認して送信スタートにタッチする。
  9. 宛先の番号を確認してOKにタッチする。
  10. 送信結果を確認し、データの消去画面を確認、領収書の発行をするかを選択してファクスを終了をタッチする。

ファミマのコンビニFAXは、スキャンなどの使い方がイメージ画像で表示されてわかりやすくなっています。読み込んだ原稿を送信前に確認してスキャンし直せることや送信電話番号を確認できる点が安心です。確認画面が多いと感じるかもしれませんが、間違いなく送信することができます。

またFAX送信中は、間違い探しをしながら待ち時間をつぶせます。ファミマのFAXは国内と海外に送信できますが、一部の番号には送信できません。コンビニでのFAX受信にも対応しています。

※00**、020、030、040、050、060、0570、0840、0990、0170、0180、及び発信地域制限がかかっている相手先には送信できません。

セブン

【手順】

  1. コンビニのマルチコピー機で、メニュー画面内のファックスにタッチする。
  2. 使用同意を確認して同意するにタッチする。
  3. 送信先の番号を入力してこれで決定にタッチする。
  4. 送信レポートをプリントするかしないかを選択し、これで決定をタッチする。
  5. 原稿を読み取り台にセットして、原稿を読み取るをタッチする。
  6. コインで支払うかnanacoで支払うかを選択し、送信スタートをタッチする。
  7. 送信が完了したことを確認して終了をタッチする。続けてFAXする場合は、ファックスを続けるにタッチする。
  8. 領収書が必要な場合は領収書をプリントするにタッチし、不要な場合はメニューへ戻るにタッチする。

セブンでのコンビニFAXの使い方は、送信の確認がしやすくボタンも大きいため初めてでも簡単です。他のコンビニにはない、支払い方法が小銭かnanacoかを選べる点も特徴で、小銭を持ち合わせていなくてもFAXが使えます。また、高画質でも料金は変わらず50円とお得です。セブンではFAXの送信のみで受信ができないことに注意しましょう。

とにかく説明が丁寧で画面を見ながら、直感的に操作ができます。
また、送信後のデータや領収書についても、画面で詳細に書かれているため操作に迷うことがありません。

ミニストップ

【手順】

  1. メニュー画面でファクスにタッチする。
  2. 国内ファクス送信または海外ファクス送信を選択する。
  3. 利用規約を確認して同意するにタッチする。
  4. 送信先のFAX番号を入力する。
  5. 濃度や画質、原稿サイズを確認して原稿をセットし、読み取りスタートをタッチする。
  6. 読み取った原稿を確認して送信スタートをタッチする。
  7. 送信結果を確認し、レポートをプリントするかしないか選択する。
  8. 領収書を印刷するかしないかを選択して終了する。

ミニストップのコンビニFAXは、送信前に読み取った原稿を確認して送ることができて安心です。また海外にも送信することができます。同じ宛先には最大10枚のFAXが送信でき、同じ原稿を違う宛先に送信することができます。宛先を変えて送信する際に、最初からやり直す手間が省けるため便利です。

ローソン

【手順】

  1. コンビニのマルチコピー機で、メニュー画面内のファクスにタッチする。
  2. ファクス送信にタッチする。
  3. 国内に送信するか国外に送信するかを選択する。
  4. 利用規約を確認し、同意するにタッチする。
  5. 送信先の番号を入力して次へにタッチする。
  6. 信レポートをプリントするかしないかを選択し、次へにタッチする。
  7. 原稿をセットし、原稿読み込みにタッチする。
  8. 読み込んだ原稿イメージを確認して送信スタートにタッチする。
  9. 宛先の番号を確認してOKにタッチする。
  10. 送信結果を確認し、データの消去画面を確認、領収書の発行をするかを選択してファクスを終了をタッチする。

ローソンにあるマルチコピー機はファミマと同じメーカーのものを使っており、FAX機能の使い方はファミマと同じです。送る直前に画面で宛先やスキャン結果を確認し、修正したい場合はその場でスキャンのし直しができるため、追加料金がかかったりはじめからやり直す必要もありません。

FAXを送信中の間は間違い探しゲームで時間をつぶせるため、体感的に送信を待つ時間も短く感じるでしょう。海外へのFAX送信、コンビニでの受信にも対応しています。

デイリーヤマザキ

【手順】

  1. コンビニのマルチコピー機でメニュー画面内のファックスにタッチする。
  2. 国内FAX送信か、海外FAX送信かを選んでタッチする。
  3. 料金を確認し、次へにタッチする。
  4. 注意事項を確認し、同意するにタッチする。
  5. 送信先の番号を入力する。
  6. 原稿をセットし、セット完了をタッチする。
  7. 原稿サイズと解像度を確認してスキャン開始をタッチする。
  8. 宛先の番号と読み取った原稿を確認し、送信開始をタッチする。
  9. 送信レポートが必要か不要かを選んでタッチする。
  10. 領収書が必要な場合は領収書をプリントするにタッチし、不要な場合はメニューへ戻るにタッチする。

デイリーヤマザキでは、国内と海外の両方にFAXを送信することができます。実際に送信する直前にFAX番号や読み取った原稿を確認できることが大きなポイントです。白紙の原稿を送ってしまい料金を無駄にしてしまったというケースを防げます。

また通常コンビニのFAXは一枚読み取って送ることを繰り返しますが、デイリーヤマザキのFAXは一度に原稿を複数枚読み取れます。複数のFAXを送信する時に便利です。最後にデータ消去の確認画面も表示される点も安心です。
 

送信方法や送信イメージがイラストでなく、実際にどうやって用紙を置くかなど写真を使っての説明のため、とてもわかりやすかったです。
送信イメージがそのまま、映し出されるので、もし原稿を反対に置いていて、真っ白でもその場で修正できるのも嬉しい機能。

ポプラ

【手順】

  1. コンビニのマルチコピー機で、メニュー画面内のファクスにタッチする。
  2. ファクス送信にタッチする。
  3. 国内に送信するか国外に送信するかを選択する。
  4. 利用規約を確認し、同意するにタッチする。
  5. 送信先の番号を入力して次へにタッチする。
  6. 信レポートをプリントするかしないかを選択し、次へにタッチする。
  7. 原稿をセットし、原稿読み込みにタッチする。
  8. 読み込んだ原稿イメージを確認して送信スタートにタッチする。
  9. 宛先の番号を確認してOKにタッチする。
  10. 送信結果を確認し、データの消去画面を確認、領収書の発行をするかを選択してファクスを終了をタッチする。

ポプラにあった以前のコンビニFAXは国内送信のみの取り扱っていました。使い方がシンプルでわかりやすいという利点があったものの、読み取った原稿の確認機能やコンビニでのFAX受信機能がついていませんでした。2017年からは順次ファミマやローソンといった大手コンビニに導入されているマルチコピー機へ切り替わっています。

そのため、ポプラでも海外へのFAX送信やコンビニでのFAX受信に対応できるようになりました。使い方はファミマやローソンのマルチコピー機と同じです。現在マルチコピー機の導入は一部店舗のみとなっていますが、2020年には全国的に切り替わっていくようです。

生活彩家

【手順】

  1. メニュー画面でファクスにタッチする。
  2. ファクス送信にタッチする。
  3. 国内に送信するか国外に送信するかを選択する。
  4. 利用規約を確認し、同意するにタッチする。
  5. 送信先のFAX番号を入力して次へにタッチする。
  6. 信レポートをプリントするかしないかを選択し、次へにタッチする。
  7. 原稿をセットし、原稿読み込みにタッチする。
  8. 読み込んだ原稿イメージを確認して送信スタートにタッチする。
  9. 宛先のFAX番号を確認してOKにタッチする。
  10. 送信結果を確認し、データの消去画面を確認、領収書の発行をするかを選択してファクスを終了をタッチする。

生活彩家はポプラと同系列のコンビニです。そのため、マルチコピー機もポプラと同じものを使っています。以前は国内送信のみのシンプルなコピー機でしたが、生活彩家でも大手コンビニと同じマルチコピー機が導入されて海外へのFAX送信やコンビニでのFAX受信もできるようになりました。

FAXの使い方は、ポプラやその他同じマルチコピー機が導入されているコンビニと同じ使い方となります。

コミュニティストア

【手順】

  1. メニュー画面でファクスにタッチする。
  2. ファクス送信にタッチする。
  3. 国内に送信するか国外に送信するかを選択する。
  4. 利用規約を確認し、同意するにタッチする。
  5. 送信先のFAX番号を入力して次へにタッチする。
  6. 信レポートをプリントするかしないかを選択し、次へにタッチする。
  7. 原稿をセットし、原稿読み込みにタッチする。
  8. 読み込んだ原稿イメージを確認して送信スタートにタッチする。
  9. 宛先のFAX番号を確認してOKにタッチする。
  10. 送信結果を確認し、データの消去画面を確認、領収書の発行をするかを選択してファクスを終了をタッチする。

コミュニティストアも関東圏やなどでよく見かけるコンビニです。一昔前に置かれていたコピー機ではFAXを使えませんでしたが、近年ではファミマやローソンにあるものと同じマルチコピー機が導入され、FAXの送信や受信に対応するようになりました。

コミュニティストアのマルチコピー機では、白黒のFAXやカラーFAX、海外へのFAX送信もできます。ただし一部のコンビニではまだ導入されていない場合もあります。

サンクス・サークルK

サークルK・サンクスは、以前は独立したコンビニでしたが、2017年からファミリーマートとブランドが統合されはじめ、現在は全ての店舗がファミリーマートへと転換しました。よって、現在はサークルK・サンクスというコンビニブランド自体がなくなっているため、FAXの利用もできません。最寄りの他のコンビニで利用しましょう。

スリーエフ

【手順】

  1. メニュー画面でファクスにタッチする。
  2. ファクス送信にタッチする。
  3. 国内に送信するか国外に送信するかを選択する。
  4. 利用規約を確認し、同意するにタッチする。
  5. 送信先のFAX番号を入力して次へにタッチする。
  6. 信レポートをプリントするかしないかを選択し、次へにタッチする。
  7. 原稿をセットし、原稿読み込みにタッチする。
  8. 読み込んだ原稿イメージを確認して送信スタートにタッチする。
  9. 宛先のFAX番号を確認してOKにタッチする。
  10. 送信結果を確認し、データの消去画面を確認、領収書の発行をするかを選択してファクスを終了をタッチする。

スリーエフは元々単独で展開していたコンビニブランドでしたが、現在は大手コンビニのローソンと合併されてローソン・スリーエフとなっています。スリーエフに置かれているマルチコピー機はローソンと同じものですので、ローソンと同じ価格で国内・海外へのFAX送信やコンビニでのFAX受信が行えます。

コンビニで海外へのFAXは可能?

海外へのFAXに対応しているコンビニは、ファミマやローソンなどです。上に記載のコンビニ各社ごとの料金表を参考にしてみてください。コンビニで海外へFAXをする場合は、国内への送信よりも料金が二倍ほど高くなります。一度に大量送信したり何度も送信するとかなりの金額になりますので、注意しましょう。

コンビニからは送信できない番号もありますので、相手の番号や地域によってはFAXが送れない場合もあります。コンビニで海外へFAXを送る場合の使い方は、マルチコピー機のFAX送信メニューで海外への送信を選択すれば、あとは国内へ送る時の使い方と同じです。画面の手順に沿って原稿をスキャンし宛先を入力するだけで送信できます。

ThumbローソンでFAXが送受信できる!料金や簡単な送信方法・手順を紹介 | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

コンビニでFAXを受信する方法

FAXは送り先の番号に送信するため、コンビニのマルチコピー機のように電話番号がわからない機器でのFAXの受信はできないイメージがありました。しかし、近年では新しいFAXを受信できるサービスが登場し、送信と同じように様々なコンビニで受信ができます。コンビニでFAXを受け取る場合の使い方や料金などについて解説していきます。

クロネコFAXならコンビニでも受信が可能

コンビニでFAXを受け取るためには、クロネコヤマトが提供しているクロネコFAXというFAX送受信サービスが必要です。クロネコFAXが導入されているコンビニのマルチコピー機があるコンビニなら、店舗の場所やコンビニのブランドを問わずFAXを受信することができます。

サービスが開始された当初はクロネコFAXが使えるコンビニが限られていましたが、どんどんコンビニチェーンで展開され、今では多くのコンビニで使うことができます。

クロネコFAXを利用できるコンビニ一覧

クロネコFAXが導入されているコンビニは、コミュニティストア、デイリーヤマザキ、ファミリーマート、ローソン、ポプラ、ミニストップです。この6社のコンビニではFAXの受信ができます。

ただし、FAX受信可能なコンビニが増えてきているとはいえ、一部ではまだ導入されていない店舗もあります。最寄りのコンビニでFAXの受信できるかどうか、あらかじめ確認しておきましょう。

クロネコFAXでの受信の手順

【手順】

  1. あらかじめ0570-05-1000の番号にFAXを送信しておく。
  2. 送信側のFAX機に10桁の文書番号通知レポートが届くため、控えておく。
  3. 最寄りのクロネコFAXに対応しているコンビニへ行く。
  4. コンビニのマルチコピー機にコインを投入する。
  5. メニューからクロネコサービスをタッチし、受信またはファックスを受け取るを選択する。
  6. 枚数と料金を確認して次へをタッチする。
  7. FAXが受信される。

クロネコFAXの使い方は二通りあります。会社などのFAX機からクロネコFAXの番号あてに送ってもらう方法と、コンビニからFAXを送って別のコンビニで受け取るという方法です。どちらの使い方もクロネコFAXに送信した時払い出される文書番号は必須ですので、必ず控えておく、または送信者に教えてもらいましょう。

クロネコFAXでの受信料金

コンビニのクロネコFAXで受け取りすると、送信者に料金はかからず受信側に料金がかかり1枚あたり50円となります。通常のFAXは送信側に料金がかかりますが、クロネコFAXはこの点が違いますので注意してください。料金を相手が払わなくてよいということから、人に頼んでFAXを送ってもらいやすいという利点もあります。

コンビニのFAXの口コミ評判

FAXの操作をする手

コンビニのFAXについて、料金や使い方、利便性などの口コミを調査しました。まず利便性については、どこにでもあるコンビニで使える点が便利という口コミが多かったです。反面、わざわざコンビニまで行くのが面倒という意見もあり、自宅などからの近さやFAXをするためだけという目的のためにコンビニへ行くことに面倒さがあるようです。

料金については、安いと感じる人と高いと感じる人の両方の意見が見られました。使う頻度や郵便など他の輸送手段と比較してどうかによるようです。コンビニでの白黒コピーが1回10円でできることを比較して高いと感じる人もいるようでした。

使い方については、使いたいけど使い方がわからないというように使ったことのない人にとっては敷居が高く感じるようですが、一度使ってみると意外と簡単と感じる人も多くいるようでした。コンビニの店員に教えてもらいながら使ったという人もいました。

コンビニでFAXするメリット

FAXが家になくても使えるサービスは様々ありますが、その中でもコンビニでFAXを送受信するメリットにはどのようなものがあるかを紹介します。また、コンビニのFAXはどんな使い方が適しているかもあわせて紹介しているので参考にしてみてください。

維持費不要

自宅やオフィスにFAXがあると、様々な維持費がかかります。電話料金や電気代、用紙代、インク代などです。機械の大きさにもよりますが、安いものではありません。しかしコンビニFAXであれば、維持費は必要ありません。一回使った分の利用料金を支払うだけですので、一回きりの利用でならコンビニでのFAXの方がコストが安く済みます。

必要な時だけ利用できる

普段はメールやチャットでやりとりしていても、急にFAXが必要になることもあるでしょう。そんな時にコンビニのFAXサービスは便利です。月額契約や自宅への設置だとコストより実益を上回らせるためには月に何度も利用しなければいけませんが、コンビニならその必要もありません。使いたい時にたけ使うことが可能です。

全国各地で利用できる

以前は一部のコンビニでしかFAXの利用ができませんでしたが、現在は大手コンビニを中心に利用できるコンビニが増えています。フランチャイズ展開で全国どこにでもありますので、出先や出張先などで違う場所にいても、全国どこからでも送れるという点が便利です。

しかもほぼ24時間営業であり、コンビニのマルチコピー機はメンテナンスを除いて利用時間の制限などもありませんのでいつでも使うことができます。ただしコンビニによって使える機能や使い方が違ったりもするため、最寄りのコンビニがFAXを使えるか確認しておきましょう。

送信結果レポート

コンビニでFAXを送信すると、最後に送信結果のレポートを印刷するかどうかを聞かれます。この送信結果レポートはいつ誰にどんな内容のFAXを送ったかを証明するものです。送信後にもきちんと送れたかどうかを確認し、送信したという証拠にもなります。印刷は任意ですが、なるべくとっておいた方がよいでしょう。

ただしFAX一回につき印刷は一枚ですので、一度に複数枚送信した場合は実際に送った原稿の画像が小さく圧縮されたり画像が表示されないこともあります。

コンビニでFAXする時の注意点

コンビニでのFAXは全国的に使えるという点や自分で機器を買う必要もなく手軽に送れるといった点など様々なメリットがあります。一方、使い方によってはデメリットとなる部分もあります。

ここではコンビニでFAXを使う場合の注意点を紹介しますので、コンビニでFAXを使ってみたいという人やどのFAXサービスが合っているかを検討している人は参考にしてみてください。

送信料金が高い

コンビニのFAX送受信の料金は、どこへ送っても1枚につき一律50円となっています。口コミにもあったようにこの料金が高いと感じる人もいれば安いと感じる人もいるようです。コンビニの白黒コピーは1枚10円ですので、比較すると高く感じるかもしれません。

注意したいのは2回以上続けてFAXする場合や何枚もFAXする場合は、送った枚数分だけ料金が加算されることです。複数の宛先に送ったり何十枚も送ると、自宅のFAXの維持費よりもコンビニで送る方が高額になります。また、高画質で送ると料金が高くなるコンビニもありますので、注意して使いましょう。

大量に送信する時は不便

基本的にコンビニからFAXを送信する場合は一回につき一つの宛先にしか送ることができないのが大半です。また、同じ宛先に続けてFAXする場合も連続して送るわけではなく一回一回確認などの操作が必要です。続けて送るという使い方がわからず何度もやり直したという口コミも見られました。

これらのことから、あくまでもコンビニのFAXは急に必要になった時など利用したい時にサッと送信や受信をするといった使い方に適しており、大量送信や日常使いには向いていません。定期的にFAXを使いたい場合はコンビニではなく、月額サービスやクラウドサービスがありますので、そちらを検討すると良いでしょう。

定期的に使ったり送信する量が多い場合には、機器を揃える方法のほかにパソコンとネットさえあればFAX送受信できるサービスを使うと便利。
月額1,000円程度で利用でき、30日間無料トライアルなどもあるようです。

送信元が出ない場合に相手に不審がられる

自宅や会社からFAXを送る場合は通常印刷面の一番上の部分に送信元の電話番号が表示されます。しかし、コンビニからFAXを送った場合は印刷紙面に電話番号が表示されません。そのため、送信先の相手がFAXを受け取った場合不審に思われることがあります。

またコンビニによっては非通知で送信されることがあるため、相手側の設定で着信拒否をされる可能性もあります。

情報漏洩の危険性がある

コンビニから送るFAXは暗号化されていますので、送受信のデータを盗み取られたりされないようになっています。しかし気をつけたいのはコンビニでの送受信の操作をする場合です。コンビニは不特定多数の人がいる公共の場所であり、マルチコピー機はATMのように覗き見防止のカバーがされていません。

そのため送信先の番号を盗み見られる危険があるほか、送信後うっかりコンビニに原稿を忘れてしまい誰かに盗まれてしまうといった危険性もあります。このような情報漏洩のリスクは会社や自宅からFAXを送るよりもコンビニから送る方が高いです。

コンビニのFAXまとめ

街中のコンビニ

コピーなどに便利なコンビニのマルチコピー機にFAX機能が導入されるようになり、家にFAX機がなくても送信や受信ができるようになりました。最初は使えるコンビニが大手のみでしたが、現在は事業の統合や業務提携などによって、国内ほとんどのコンビニチェーンでFAXが使えるようになりました。

コンビニによっては海外へ送信できたり、クロネコFAXが導入されているコンビニであれば受信もできます。全国どこからでも送れて、どこに送っても料金はほぼ変わりません。コンビニでのFAXの使い方は画面にガイドが出てるため初心者でも簡単です。他のコンビニでもほぼ使い方は同じですので、一度使えば抵抗感がなくなる人も多くいます。

一方でコンビニのFAXは日常使いにしにくい、大量送信には手間がかかり料金も高いというデメリットもあります。また、コンビニが不特定多数の人がいるという環境である以上、情報漏洩も起きやすいです。送信先番号の覗き見や原稿の置き忘れには注意しましょう。

出先で急にFAXが必要となったり、普段は使わないけれどたまに送る必要が出てきた場合、コンビニでならいつでも簡単に送ることができますので、是非コンビニのFAXを活用してみてください。

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