コンビニの菓子折り！手土産にあり？値段や種類は？袋・のし・包装は？

菓子折りとはもともと折り箱に入ったお菓子のことを指します。昔は折箱に寿司などの食品を詰めたものを折り詰め、お菓子を入れたものを菓子折りとして使い分けていました。最近では食品やお菓子の区別はなくなり、外箱に入った進物用の菓子全般を菓子折りと呼ぶことが多いです。

菓子折りは訪問の際の手土産や、イベントなどの差し入れ、季節の挨拶など様々なシーンで、ちょっとした気持ちを表す際に使われます。きちんと箱に入った菓子折りを渡すということは、相手を立てる礼儀のひとつとして重宝されています。

菓子折りを購入する場所といえば、デパートや老舗和菓子店、名門の洋菓子店などが一般的でしたが、最近ではコンビニでも菓子折りを購入することができます。コンビニであればわざわざ大きな街まで足を運んで菓子折りを買いに行く必要がないので、いつでも手軽に購入できます。

またコンビニは24時間営業しているため、早朝や深夜などイレギュラーな時間に菓子折りが必要になった時にも、すぐに購入できるので人気です。

セブンイレブンやファミリーマート、ローソンなど大手コンビニの多くで菓子折りを取り扱っています。値段も安いもので1000円から、高いもので1万円程度のものまで幅広く取り揃えています。簡単な挨拶やお礼に菓子折りを渡す場合は、2000円～3000円程度が相場と言われています。

コンビニの菓子折りはデパートなどで購入する菓子折りよりも安い値段で手に入るので、費用を抑えたい方にもおすすめです。

手軽に手に入れられるコンビニの菓子折りですが、結婚式や葬式などの冠婚葬祭で用いるのはふさわしくありません。また謝罪の時にコンビニの菓子折りを持参すると、相手に対して失礼です。

もしコンビニで買った菓子折りであることが相手にばれてしまった場合、余計に怒らせてしまうかもしれません。重要なイベントの時には、それなりの菓子折りを用意するようにして下さい。

コンビニの菓子折りでも通用するのは、職場への挨拶や、親しい友人です。最近では各コンビニオリジナルの菓子折りや、有名メーカーの商品も揃うので、話のネタにそういった菓子折りを選ぶのもおすすめです。引っ越しの挨拶や、子供のイベントの差し入れなどはコンビニの菓子折りで十分です。

ここからセブンイレブン、ローソン、ファミリーマートの菓子折りランキングTOP3をそれぞれ発表していきます。どんなものがあるのか内容や値段も紹介していますので、ぜひチェックしてください。

セブンイレブンで購入できる菓子折りランキング3位から発表していきます。ビーナスストーリーはモンドセレクション5年連続金賞受賞の実力派です。そのビーナスストーリーのクッキーを詰め合わせにした菓子折りは、見た目も華やかで喜ばれること間違いなしのおすすめ商品です。

セブンイレブンで購入できるビーナスストーリーは、国産バターや小麦など材料にもとことんこだわっているため、味も美味しいと評判です。チョコレートと組み合わせたクッキーや、プレーンクッキー、ナッツを使ったクッキーなどさまざまな種類が詰め合わせは、どんな方にも喜んでもらえる商品となっています。

セブンイレブンでも人気のビーナスストーリーのクッキー詰め合わせは、7種類21枚入りで1000円です。セブンイレブンで購入するとビーナスストーリーオリジナルの紙袋に入れてもらえるので、そのまま渡せます。

ランキング2位に登場したのは、明治32年創業、成田山表参道に店を構えるなごみの米屋の水羊羹の詰め合わせです。羊羹は食べやすいように一口サイズにパッケージされているので、食べやすいと評判です。

セブンイレブンで購入できる水羊羹詰め合わせは、栗、こし餡、小倉、黒糖、抹茶の5つの種類が1つの箱に入っています。包装もしっかりしているので、目上の方への手土産にも最適です。

セブンイレブンの水羊羹詰め合わせは、一口サイズのものが6本入りで1000円です。コンビニらしくちょっとしたお礼や挨拶代わりに使いやすく、年代を選ばずに渡せます。

セブンイレブンで購入できる菓子折り1位は、1924年創業の洋菓子ブランド、コロンバンのコロンバンビスキュイでした。こちらはお店では購入できないコンビニ限定商品なので、レア度が高く、甘いものが好きな方にも評判です。

クリームサンドバニーユ、ショコラアマンド、プレーンパイなどが詰め合わせになったコロンバンビスキュイ。定番のお菓子が詰め合わせになっているので、幅広い年代の方に喜ばれます。老舗洋菓子ブランドが作るお菓子だけに、味の美味しさもお墨付きです。

コロンバンのお菓子の詰め合わせが24個入って値段は1000円です。他にも33個入りの1500円のものもありますので、渡す相手に合わせて選んでください。

ローソンで購入できる菓子折りランキング3位は、源氏パイやカンパンで有名な三立製菓のサンフィガロです。6種類のパイとクッキーが合計46個も入っているので、職場やクラブなど大勢の方への手土産にもぴったりです。

数多くのお菓子を製造している三立製菓の詰め合わせなので、味の心配はありません。ローソンで実際に購入した方の評判も概ね好評です。お菓子は1つ1つ袋に入っているので、保存性が高く日持ちするのも特徴です。

ローソンで購入できるサンフィガロは、46個もの洋菓子が入っているのにも関わらず1000円なので、非常にコスパが高い商品と言えます。贈り手にも受け手にも満足感のある包装済みの菓子折りです。

ローソンの菓子折りランキング2位にランクインしたのは、西武やイトーヨーカ堂でも多数の商品を販売している老舗メーカーのゼリー詰め合わせそよ風です。

ローソンで購入できる湖水のそよ風は、素材にこだわった涼やかなゼリーの詰め合わせです。さっぱりとした味わいで美味しいので、男性や甘いものが苦手な方にも喜ばれます。

ローソンの湖水のそよ風は、8種類10個入りの2000円と、12種類16個入り3000円の2タイプです。どちらもしっかりとした箱入りで、高級感があります。

ローソンで購入できるサンフィガロは、46個もの洋菓子が入っているのにも関わらず安いので、非常にコスパが高い商品と言えます。贈り手にも受け手にも満足感のある包装済みの菓子折りです。

ローソンで購入できる穂の香は、老舗メーカー亀田製菓が製造しているだけあり、間違いなく美味しいです。包装も落ち着いた雰囲気なので、年配の方や男性への手土産にも最適です。

値段は1000円を切る998円なので、気を遣わせない手土産としても選びやすいです。全て個包装になっているのも気が利いています。

ファミリーマートの菓子折りランキング3位は、老舗メーカーブルボンの焼き菓子詰め合わせです。身近なお菓子であるブルボンですが、ファミリーマートで購入するとしっかりとした箱で包装されているので、手土産としても使い勝手が良いです。

ファミリーマートで購入できるハイセレクションは、9種類のクッキーと2種類のウエハースが入ったアソートタイプです。コーヒーや紅茶、緑茶などどんなドリンクとも相性が良いため、贈り物にもぴったりです。

ブルボンのハイセレクションは35袋入りで1000円とコスパが非常に良いです。ファミリーマートでは他に8種類の焼き菓子を詰め合わせにしたデリシャスという商品も取り扱っています。

素朴で美味しいクッキーで有名なステラおばさんのクッキーの菓子折りが、実はファミリーマートでも購入できます。バターの香りや甘みが感じられる絶品クッキーを大切な方への贈り物に選んでみてはいかがでしょうか？

クッキーブランドとして多くのファンを獲得しているステラおばさんのクッキーだけに、味はお墨付きです。小分け包装に2枚ずつのクッキーが入っているので、食べやすいと評判です。

ファミリーマートで購入できるアントステラクッキーの詰め合わせは36枚入りで4290円です。コンビニで購入する菓子折りとしては高めですが、その分満足度が高いです。36枚入りのほか、24枚入りも用意されています。

ファミリーマートの菓子折りランキング1位は、SNSでも話題のチーズケーキの詰め合わせです。実はこちら、新しい地図の全国ファンイベントで配布されたものを商品化したもので、ファミリーマートでしか買えない限定商品となっています。

3種類のチーズを使用した風味豊かなチーズケーキは、味も食感も最高と評判が高いです。新しい地図のファンはもちろん、甘いもの好きな女性にも納得していただける本格派です。

3種類のチーズを使用した風味豊かなチーズケーキは、味も食感も最高と評判が高いです。新しい地図のファンはもちろん、甘いもの好きな女性にも納得していただける本格派の味わいです。

コンビニの菓子折りは専用の紙袋が用意されていることが多いです。それぞれのブランドのロゴが入った専用の紙袋なので、コンビニで買ったものとはわかりにくくなっています。中には女性に喜ばれそうなお洒落な紙袋もあるので、気になる方は店員に尋ねてみるとよいでしょう。

改まったシーンでつけることの多いのし紙ですが、コンビニでも用意されています。お礼や挨拶では他のお祝いに重ねることも多いので、簡易的な短冊のしに御礼や心ばかりを追加しておきましょう。お詫びや謝罪には無地のしをかけます。のしがお祝い事を連想させるため、よくない印象を持たれないように無地のものを使用します。

ただコンビニによってはのしの在庫を切らしていたり、対応してないケースもあります。そのためのしを希望される方は、事前に問い合わせてから足を運ぶと確実です。

コンビニの菓子折りは多くの場合、あらかじめ包装紙がかけられていることが多いです。メーカー側で出荷の際にきちんと包装してあるので、急いでいる場合もすぐに受け取ることができます。

コンビニで菓子折りを選ぶ時は、目的に応じて値段と内容量が適切であるかどうかを確認してください。例えばお礼やちょっとした挨拶の場合は、相手の負担にならないよう3000円程度の気軽な値段の菓子折りを選ぶのが適切です。一方お詫びや謝罪の気持ちとして差し上げる場合は、5000円～1万円程度が相場です。

お詫びの度合いに応じて値段を調整するようにして下さい。ただしあまりにも高価すぎるものは値段で解決しようとしていると感じる方もいるため注意が必要です。有名店や老舗店の和菓子など格がわかりやすいものを選ぶと間違いありません。また菓子折りを贈る相手の家庭環境に合わせて内容量も吟味するようにしてください。

手軽に購入できるコンビニの菓子折りですが、できるだけ相手にコンビニで買ったことがわからないようにするのがマナーです。そのためコンビニのロゴが大きく入ったような菓子折りは避けた方が良いでしょう。「手軽に済ませたな」と相手に思われないように配慮してください。

菓子折りを選ぶ時は賞味期限をきちんとチェックしてから購入するようにして下さい。菓子折りは他の商品ほど回転率が良くないため、お店によっては賞味期限ぎりぎりのものがあるかもしれません。渡す日から賞味期限が十分にあるかどうか確認し、複数商品がある場合は、なるべく賞味期限が長いものを選べば間違いありません。

手軽に購入できるコンビニの菓子折りですが、必ずしも全ての商品が置いてあるというわけではありません。多くのお店の店頭に菓子折りのパンフレットが置いてありますが、売り切れていたり、店頭に並んでいないケースもあります。

店頭から菓子折りを選ぶ場合は問題ありませんが、パンフレットに掲載されているものを指名買いしたい場合は事前に確認しておくと安心です。店頭に在庫がなくても取り寄せしてくれる場合もあります。また引っ越しの挨拶など大量に菓子折りが必要な場合も、事前に確認しておくようにしましょう。

本記事ではセブンイレブン、ファミリーマート、ローソンで扱っている菓子折りランキングをはじめ、コンビニで菓子折りを購入する際の注意点や選び方を紹介してきました。

実はコンビニで菓子折りが購入できることはあまり知られていません。これからは急に菓子折りが必要になった時は、コンビニを利用すると便利です。紹介したランキングを参考に、適切な菓子折りを選んでください。