100均の染料を使って簡単に布染めする方法!アイデア次第で色々楽しめる!

100均の染料にはプリンターインクなどを含め色々な物があり簡単に布染めすることができます。今回100均の染料を使ったいろいろな布染めについて紹介します。自分好みの布製品や服を簡単に染めることができるのでぜひチャレンジしてみましょう。

100均の染料を使って簡単に布染めする方法!アイデア次第で色々楽しめる!のイメージ

目次

  1. 1100均のグッズで布染めはできる?
  2. 2100均の布染めに使える染料
  3. 3100均の染料を使った基本の布染め方法
  4. 4100均の染料を使った布染めでの模様の付け方
  5. 5100均の染料で布染めするアイデア術
  6. 6100均の染料で様々なものを染めよう!

100均のグッズで布染めはできる?

手作りの染物

100均で販売されているいろいろなアイテムを使って自分好みに布染めすることができます。では、どのような染料を使うことで布染めすることができるのでしょうか?100均で販売されている染料の種類や簡単な布染めの方法や、色々な模様の作り方についてなど詳しく紹介します。

100均の布染めに使える染料

100均には布染めに使うことができる染料として、墨汁やプリンターインク、漂白剤、アクリル絵の具、油性マジック、茶葉などがあります。100均で揃えることのできる染料を使うとどのように染まるのかなど、特徴を交えて詳しく紹介します。紹介する染料を参考にして自分好みの染料を使って布染を楽しみましょう。

墨汁

100均などで販売されている書道などで使う墨汁は布染めにおすすめの染料の1つです。墨汁を使って布染めする場合には、墨汁に水入れて適度に薄めて染料を作り染めたいものを浸け込みます。墨汁を使った場合の色は黒と言うよりはグレーのような色合いに仕上がります。

明るい色を落ち着かせたい時や暗めの色合いにしたい時におすすめです。墨汁は独特の香りがあるので、染めた後に匂いが気になる方は香りをつけることで匂いを変えることができます。

プリンターインク

100均にはプリンターインクが販売され染料として使えます。販売されているプリンターインクの色はイエロー、ブラック、シアン、マゼンダがあり、一本ずつ購入できます。詰め替えタイプのプリンターインクの方が布染めをするのには使い勝手が良いのでおすすめです。

100均で販売されているプリンターインクの中には染料ではなく顔料と記載されている物があり、顔料のプリンターインクの場合は上手く染まらなく色落ちしてしまうので染料と記載されたものを選ぶようにしましょう。

アクリル絵の具

どこの100均でも購入することができるアクリル絵の具は色も豊富にあり一本ずつ購入できます。布染めをする時に好みの色を混ぜ合わせたり、色の濃さも調整したりできます。

また、アクリル絵の具は顔料とアクリル樹脂が原料ですが、アクリル樹脂は水に溶けることがないので、しっかり乾かすことで洗濯しても色が落ちしにくく、染めた色も長持ちします。染めた後にアイロンをかけることで水分を蒸発させて色を定着される効果があります。
 

油性マジック

100均の文具コーナーに必ずある油性マジックも布染めの染料としておすすめのアイテムです。100均で販売されている油性マジックは色も豊富で、好みの色で布染めを楽しめます。

油性マジックを使って布染めをする方法は、布や服など染めたいものに油性マジックで絵柄を描いて、絵柄の中心にスポイトなどを使いエタノールを垂らし、布に染料をにじませていきます。

また、油性マジックを使うことでグラデーションの模様やにじむ模様を楽しみながら染めることができます。色合いが濃く出来上がるので、ハッキリとした色合いにしたい時におすすめの染め方です。

茶葉

コーヒーや紅茶、烏龍茶、煎茶などの茶葉も染料として使うことができます。100均には色々な茶葉があるので、簡単に手に入れることができます。茶葉によって染まる色も異なり、お好みの色合いの茶葉を使って布染めしましょう。染めた後も茶葉の香りが残り、他の染料と違って食品で染めているので安心して香りを楽しむことができます。

茶葉を使った染め方は、草木染めなどと同じように布や服を一度熱湯2リットルに対して牛乳大さじ2を入れて10分程つけて取り出した後に水を切って乾かしておきます。

茶葉を煮出して良く色を出して下準備した布や服などを10分程度水に浸し、煮だした茶葉の液に入れて20~30分浸け込み染まったら取り出して何回かすすぎをして、脱水し良く乾かしたら完成です。服や布だけでなく帽子やスカーフなどの小物を染めるのにもおすすめです。

漂白剤

100均には洗剤も販売されていて洗剤の中の1つに漂白剤があり布染めに使うことができます。布染めに漂白剤を使用すると染められないと思うかもしれませんが、漂白剤を使うことできれいに仕上がります。

色が濃い布や服などで薄くしたい時や、濃い色の中で白く抜いて模様を付けたい時に活用することができます。漂白剤は匂いがきつく、布染めをしながら気分を悪くしてしまうこともあるので、十分に換気しながら行いましょう。

100均の染料を使った基本の布染め方法

100均の染料を使ってどのように布染めを行うのでしょうか?実は染料だけでなく、その他の材料も100均で揃えることができます。布染めを行う時に必要な材料と基本的な布染めの方法や染める時のポイントなどを詳しく紹介します。

準備するもの

染物の時に必要な物

染料を使って染物をする際に必要な物は、染料と染めたい布や服、汚れても良いバケツ、手の汚れを防ぐためのゴム手袋、作業中着ている服が汚れないようにするためのレインコート、色止めに必要な塩と酢、床や壁の汚れを防ぐための新聞紙やレジャーシート、布の模様を作ったり固定したりするのに使用する輪ゴムやタコ糸です。

ほとんどの材料を100均で揃えることができるので、簡単に布染めを始められます。思い立った時に始められるのがうれしいポイントです。

染め方

染めているところ

100均の染料を使った布染めの方法を紹介します。染める布や服を良く水洗いして布に含まれる汚れや朔などを落とし硬めに絞りましょう。布につける模様を決め、模様を付けるために必要なアイテムを使いゴムや紐などを使ってくるみます。ゴム手袋を付けてから、70度ぐらいのお湯をバケツなどに入れてプリンターインクを入れてかき混ぜましょう。

バケツの中に布を入れて時々返しながら1時間から1時間半ほどつけおきします。浸け込んでいる間に1ℓの水に酢50mlと塩大さじ1を入れて色止め用の液を作ります。浸け込んだ布を水洗いしてから色止め液に入れて30分程置きます。その後、良くすすぎをしてから模様に使ったアイテムを取り外し、干して乾かしたら完成です。

材料があればとても簡単に染めることができるので、ぜひ身近なアイテムから布染めを楽しみましょう。
 

ポイント

ポイントとは

糊や汚れを落としてから染めることできれいに染めることができます。また、染めているときは酢の匂いが気になるかもしれませんが、よく水ですすいでから干すことで酢の匂いは取れます。染める前も染めた後も流水でよくすすぐことがポイントにひとつです。

その他にも絞る時は雑巾のようにきつく絞るのはやめましょう。布が型崩れしてしまい、布染めできれいにつけた模様にもムラができてしまいます。

100均の染料を使った布染めでの模様の付け方

100均の染料を使って布染めを行う時、模様を付けることができたらさらに楽しくなります。ここでは水玉模様、輪っか絞り、板締め絞り、あらし絞り、渦巻き模様の紹介と模様それぞれの作り方について詳しく紹介します。布染めの時に色々な模様を付けて染物を楽しみましょう。

水玉模様

水玉模様の染物

水玉模様の作るのに必要な材料は輪ゴムまたはひもです。水玉模様の作り方は染めたい布を広げて水玉に作りたい部分を小さく指で摘み、摘んだ部分の端を輪ゴムかひもで縛ります。大きくつまむと大きな水玉模様になり、小さく指で摘むと小さな水玉模様ができます。自分好みの水玉模様の大きさを作って楽しみましょう。

何か所か摘まんでひもや輪ゴムで止めた布が出来たら、染料に浸けて2時間ほど経ってから取り出して流水でよく洗い流してひもや輪ゴムを取り天日に干して良く乾かしましょう。

輪っか絞り

輪っか絞りの模様の作り方は、まずはじめに輪ゴムとスーパーボールを用意し、布の裏側の面にスーパーボールをのせて包んでから輪ゴムでしっかろ止めましょう。輪ゴムで隠れている部分が染まらずに模様として残るので、染料が入らないように輪ゴムはきつく止めるようにしましょう。

好きな大きさや数のボールを包んでから染料の中に入れて2時間ほど置きます。2時間後バケツから取り出し流水でよくすすいでから、良く乾かしたら完成です。ボールを入れなくても輪ゴムやひもで止めるだけでも輪を作ることができます。また、小さい輪を作る時には糸を使うことで小さな輪の模様が作れます。
 

板締め絞り

板締め絞りの作る際に用意するものは、長方形の板材と輪ゴムまたはタコ糸で、模様の作り方は、端から順にきれいに蛇腹折にします。蛇腹に折る幅は作りたい大きさにしましょう。蛇腹に折った物を板材で挟んで上下を輪ゴムまたはタコ糸でしっかり止めましょう。板材の部分が染まらずに残ることできれいな模様に仕上がります。

板材の中に染料が入らないようにしっかり固定しましょう。そのまま2時間ほど浸け込み、取り出してから板材をはずして生地をよく流水で洗ってから乾かします。乾いてからさっと濡らして絞り、最初と同じように蛇腹折にします。板材の向きを変えて固定して染料液に再び浸け2時間経ったらよく洗い流したら完成です。

板材は染めたい四角よりもひとまわり大きいサイズの板材を使うことで、2度染めを行わなくても同じ太さの線が作れます。また、二度染めをすることで味が出て、1度目の色合いと2度目の色合いを楽しむことができます。割り箸を使ってもさらに違う線の模様を作ることができるのでおすすめです。

あらし絞り

あらし絞りをするのに必要な材料は、塩ビパイプ1本と輪ゴムとひもです。初めに塩ビパイプに輪ゴムを数本巻き付けて布が滑らないようにします。塩ビパイプに布を巻きつけ、最後まで巻き付けたら塩ビパイプの先端に向かって布をぎゅっと寄せてその上から輪ゴムやひもを巻きつけます。

染料液に2時間浸けてから流水で洗い流し完成です。木目のような模様に仕上がります。細い塩ビパイプを使うとまた違った模様を楽しむことができます。ポイントとして染料液に浸す時に塩ビパイプの先だけを浸すことでグラデーションの色合いになります。

渦巻き模様

渦巻き模様の作り方は、布の中心を決め摘み、中心から円形に巻きます。この時、白抜きが均等にしたい場合はきれいな蛇腹になるように巻いていきましょう。円形がぶかぶかにならないように引っ張りながら巻くときれいに仕上がります。布全体を円形に巻いたら形が崩れないように何か所かひもを使って縛ります。

布染めの時にはレジャーシートなどの上に円形に巻いた布を置き、染料を渦巻き状にたらしていきます。色が交互に入ることで渦巻き模様ができます。渦巻き模様を作る時におすすめなのが油性マジックとエタノールで色が入れやすく簡単に作ることができます。油性マジックを使う場合には色を入れた後にエタノールをかけましょう。

エタノールはスプレーボトルなどに入れてからかけることで全体的にムラなくかけることができます。2色の同系色で渦巻き模様を作るとシックな渦巻きに、またグラデージョンに色を入れるととてもきれいに仕上がります。

100均の染料で布染めするアイデア術

100均の染料を使ってた布染のアイデア術を紹介します。色々な小物や服もオリジナルに染めて自分好みの物を作ってみましょう。

服を染め直してリメイク

今まで着ていた服の色を変えたい時やお揃いの服を作りたい時などにおすすめなのが服を染め直してリメイクすることです。一番簡単な方法としてはプリンターインクを使って染める方法で、色もカラフルに染めることができるので服のリメイクにはおすすめです。模様も自分好みの模様を作ってオリジナルの服を楽しみましょう。

布製バックを自分好みに

布製の無地のバックを染めることでオリジナルのバックを作ることができます。服に比べると底の部分や取っ手の部分があるので染めずらいところもありますが、ゴム手袋を使って良く広げながら行うことできれいに染めることができます。また、バックにも模様を付けることができるのでぜひ、世界に1つのバックを作りましょう。

靴下もお好みの色に変身

買った靴下でも色を変えることができます。汚れを中性洗剤などで良く落として靴下がムラにならないように浸け込む時は時々混ぜながら染めましょう。染めた後は色が出なくなるまでよくすすぎ、絞ってから良く乾かしたら完成です。足元からおしゃれに自分好みの色に靴下を染めてみましょう。

100均の染料で様々なものを染めよう!

100均に販売されているプリンターインクや油性マジック、漂白剤、茶葉などいろいろなアイテムを使って布染めができ、布染めを行う際に必要な材料も100均で簡単に揃えられます。染め方もとても簡単で、模様も身近なアイテムを使って色々な模様を作ることができるので、自分好みの色や模様を付けて布染めを楽しみましょう。

Thumb【100均】ダイソーのプリンターインクは使える?詰め替え方も! | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

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