2019年06月14日公開
2024年09月19日更新
コンビニで両替する方法!ATMでもできる!両替禁止の理由&マナーも紹介
コンビニで両替をした経験はあるでしょうか?コンビニではほぼ全ての店舗で紙幣や小銭の両替が禁止されています。ではなぜ禁止されているのか理由を知っていますか?理由を知れば、コンビニでの両替ができないのも納得できることでしょう。また両替をする方法もいくつかあるため、ぜひ参考にしてみてください。マナーを守って利用することが大前提です。またATMを利用したお金の両替方法も合わせて見ていきましょう。
目次
手元のお金を両替したい!コンビニは利用できる?
小銭が必要なシーンは生活をしていれば幾度となく訪れることでしょう。そんな時に、お財布の中にはお札しか入っていないという場面も少なくありません。すぐに両替をしたい場合に、街の中で目に付くのがコンビニです。ですが、コンビニで両替をすることは可能なのでしょうか?疑問に思う方も少なくないでしょう。
今回はコンビニで両替が可能なのか、また両替を行う場合にはどのような方法があるのかなど紹介していきましょう。ふとした時に必要になる両替について詳しく掘り下げていきます。
コンビニで両替が禁止されている理由
コンビニは気軽に利用することのできるお店となり、毎日数多くの方が利用をしています。そんなコンビニは両替をしたいと思った時にまず一番に頭に浮かぶ場所でもあります。ですが多くのコンビニでは両替の対応を行っていないお店が多いのです。両替が禁止されている理由には多くの問題点が挙げられます。
強盗防止
コンビニでは少人数の店員でお店を回している場所も少なくありません。中でも早朝や真夜中などは、多くても3名ほどの店員でお店を回している様子を見かけたことがある方も居ることでしょう。両替を行う場合にはレジを開ける必要があり、危険とリスクを伴います。
過去には両替をお願いしてきた人が強盗であり、そのままレジの中の現金を奪われたというケースも少なくありません。そのため多くのコンビニでは、レジ付近に多くの店員を配置できないなど考慮されて両替を行うことができないとされています。多くは繁華街が警戒態勢に入っていますが、田舎のコンビニでも禁止のケースは少なくありません。
偽札の両替防止
現在では自動のレジが導入されているお店も増えてきており、偽札を瞬時に判断できる機械があるお店が多くなって来ています。ですがコンビニの多くは今だに人の手でレジ内のお金を扱うお店がほとんどです。そのため偽札を瞬時に確認することができないことから、コンビニでの両替は禁止されている箇所が多いのです。
偽札であると判断できない場合、次のお客様に故意ではなくとも偽札を渡してしまう危険性を伴います。これは普通の会計時でも同様ですが、両替の場合は同じ分の金額を渡す必要があることからお店側はリスクを伴うのです。
両替に手数料がかかる
両替を利用する人の多くが、お札から小銭へ替えることが多いでしょう。レジを開けるだけなのになぜ手数料がかかるの?と疑問に思う方も多いかもしれません。これはお店側が売上金などを銀行などに持っていき、お札を小銭に替える際にかかる手数料を指しています。
お札を小銭に替えることを許可してしまうことで、レジの中にはお札が増えてしまうことでしょう。その状態を回避し、レジの中のお札を増やさず小銭が十分にある状態を維持していくことで、銀行での両替の手数料をかけずに済むことも理由の一つになるのです。
他のお客様の迷惑になる
店員の数が少ない中で上手く回しているお店では、両替の対応が入ることで接客のサービスが低下するとされています。この後紹介をする売上に繋がらないという理由にも含まれてきますが、一人の店員が対応に付くことでスタッフの時間がしばしの間拘束されることに繋がります。
店舗によっては混み合いを見せる時間や空いている時間などがあり余裕を持って接客のできる時間もありますが、店員一人のしばしの時間でも売上に繋がることのない接客はタイムロスに繋がるのです。
コンビニではレジ業務以外にも様々な業務をこなしています。そのため少しのタイムロスも、後々に影響を及ぼすのです。混み合っている時間帯の両替のお願いは論外と言えるでしょう。
売上に繋がらない
最後にコンビニが両替を受け付けていない大きな理由として、売上に繋がらないことが挙げられるでしょう。一つ上でも紹介したように売上に繋がらないお客様に対して、店員が一人付くことでタイムロスになるとお伝えしました。
その内容もそうですが、手数料を支払って用意した小銭をお札と替えるという行為はお店で何も購入していない方になります。そのため商品を購入するために訪れたお客様を第一に考えるコンビニでは、売上に繋がることのない両替のみのお客様の対応は禁止されていることが多いのです。
コンビニで両替をする時のマナー
コンビニでは両替ができないと分かってはいても、どうしても高額紙幣を両替したいと思う方も多いことでしょう。コンビニでは必ずしも両替を行うことはできないのでしょうか?
商品を購入して両替する
高額紙幣を細かくしたい場合には、商品を購入することが必須と言えるでしょう。これは最低限のマナーとして覚えておくのが良いです。商品を一つでも購入することによって、お店側は利益が上がります。
高額紙幣の両替も叶ってお互いにウィンウィンになることでしょう。1万円札や5千円札の際には、ドリンク1本などでお金を細かくしてお店側にも自身も気兼ねなく両替できるシーンを作りましょう。
両替機のあるコンビニを利用する
現在コンビニの中には両替機を導入し始めている店舗も増えています。まだ都内でも一握りではあるものの、今後導入が検討されれば各店舗にも徐々に両替機が導入されることでしょう。
都内の数店舗に設置されている両替機は銀行に置かれているものと同様になり、使い方も簡単なため即座にお金を細かくしたいという方には、気軽に入ることのできるコンビニで気兼ねなく両替できるのは嬉しいシステムであると言えるでしょう。
両替だけするのはコンビニ以外でもマナー違反
今回はコンビニでの両替について紹介を行っていますが、この両替だけを行う行為はコンビニのみならずその他のお店でもマナー違反にあたります。その他のお店で両替を希望する場面が多いのが、スーパーや飲食店でしょう。
スーパーや飲食店でも両替をする際には、商品を購入、料理を注文といったようにお店の利益の上がる行動を行うことが必須とされています。他のお店もコンビニ同様に、お釣に使用する細かいお金の小銭や千円札は手数料を支払って両替を行っていることが多いです。その点をしっかり考慮することが大切であり、マナーでもあります。
コンビニのATMで千円札に両替する方法
コンビニには店内にATMの設置されている店舗が、多く存在しているのを見かけたことがある方も居ることでしょう。中には利用をしたことがあるという方も多いのではないでしょうか?すぐにお金を下ろすことができ、入金等もコンビニでできることもあり利用者数は多いと言われています。
そんなコンビニに設置のされているATMで千円札に両替ができることを知っていますか?どのような方法で行うのか分からないという方は、ぜひ参考にしてみてください。
一部両替とは?
指定の銀行からコンビニのATMでお金を下ろす際に、一万円札ではなく千円札で受け取ることができれば、コンビニの店内で商品を購入して両替をする必要が無くなります。コンビニのATMでお金を下ろす際に一万円札で出てくると困る場合に良く行う方法が、9千円を下ろす方法を利用する方も少なくないでしょう。
ですが一万円分下ろしたい場合に9千円を下ろしてから、次に千円を下ろすともちろん手数料もかかってきます。その時に利用できるのが、ATM内にある一部両替という機能です。一部両替とは、一万円の単位でお金をATMから下ろした際に一万円を全て千円札で10枚出てくるという機能です。
二万円を下ろす際に、この一部両替の機能を使用することで一万円札が1枚と千円札が10枚出てくるというものです。
コンビニATMで使えるのはイーネットのみ
前述で紹介をした一部両替の機能をコンビニのATMで利用する場合は、イーネットのみしか使用はできません。イーネット銀行を取り扱いしているコンビニはファミリーマートとなり、セブン銀行やローソンのATMには付いていないので要注意です。
ファミリーマート以外にはデイリーヤマザキなどで取り扱いを行っています。どこのコンビニのATMでイーネットが利用できるのかを予め確認してから、一部両替を利用するのがおすすめでしょう。イーネットを扱っている場合に、一部両替を行う際には手数料は無料で行うことができるのもメリットです。
ゆうちょATMで両替する裏技
イーネットで行うことのできる一部両替と似ているサービスを、ゆうちょATMで行うことができます。中にはこの方法で千円札にしている方も多いことでしょう。ゆうちょATMで行う両替の裏技として、お金を下ろす際に入力する金額に注目しましょう。
お金を下ろす際に一万円札ではなく千円札で出したいという方は、ゆうちょATMで○○(数字)千円のようにして入力を行いましょう。二万円を千円札で出したい場合には、20千円と入力を行うことで千円札を20枚引き出すことができます。
イーネットで利用のできる一部両替では、千円札を10枚までしか引き出すことができません。一部としていることから、このような設定と言われています。ですがゆうちょATMであれば、10枚以上の千円札を引き出すことが可能です。
ゆうちょのATMで引き出さないといけないため、その場所まで足を運ぶ必要があります。千円札を沢山用意する必要のあるシーンではゆうちょATMを利用した方が効率的です。
手数料無料の銀行を利用する方法
コンビニのATMで手数料無料の銀行を利用した方法も存在しています。銀行の中には回数の指定はあるものの、数回であれば手数料が無料の銀行があります。そちらを利用して、一万円を入金し、その後一部両替で千円札10枚で引き出す方法です。
ですが、この方法はあまり推奨されていないため、万が一の場合に利用するようにしましょう。手数料のかかる銀行であれば、このように何度もATMを利用するよりもレジで商品を購入した方が安くつく場合もあるため、考慮して利用しましょう。
コンビニ以外で両替できる施設は?
コンビニで両替をする方法は少なからずありましたが、コンビニ以外では両替のできる場所を知っておくといざという時に便利です。急に両替が必要になった場合に、慌てることなく両替の利用できる場所を知っているとすぐに行動に移すことができるでしょう。
紙幣と小銭をどちらにも両替できる施設
紙幣と小銭のどちらも両替ができる施設は、やはり生活をしていく上で重宝することでしょう。紙幣と小銭を両替することのできる場所として、代表的な場所に銀行、ATM、自動販売機があります。これらの方法を見ていきましょう。
銀行
銀行には店内などに両替機が設置してある所がほとんどです。そのためすぐに両替をすることができるため、銀行での両替は一番おすすめと言えるでしょう。銀行はお金を扱っている大元でもあるため、紙幣を小銭に、小銭を紙幣に、など様々な両替に対応をしています。
手続きの際には、キャッシュカードが必要になることがほとんどのためキャッシュカードを手元に用意しておきましょう。中には両替機の設置されていない銀行も多く存在しています。来店する前に設置がされているのかを確認しておきましょう。
ATM
銀行の両替機は基本的に平日のみの取り扱いです。そのため日中働いている方はなかなか両替に行くことが難しいという方も多いでしょう。ATMであれば土日でも対応を行っているため、平日が忙しいという方はATMの利用をおすすめします。
両替の利用できるATMとして、小銭の入金が可能なATMを探す必要があります。小銭を入金してから再度お金を引き出すことで、小銭を紙幣に替えることが可能です。
自動販売機
自動販売機はドリンクを購入する機械であり、両替機ではないため利用の際には注意が必要です。ですが自動販売機でも小銭を紙幣に替えたりなどが可能です。これは機種によってシステムが違うため、対象のものと対象ではない機種が存在していることを頭に入れておきましょう。
小銭を千円分入れて返金レバーを回すと機種によっては千円札で戻って来ます。その反対に二千円を入れてからレバーを回すと、千円札と小銭で返ってくる機種もあります。機種によってこの仕組みが違うためギャンブル性が高いのがデメリットでしょう。
紙幣を小銭に両替できる施設
紙幣を小銭に替えたい場合におすすめの施設を見ていきましょう。ですがここで紹介をしていく両替方法は、マナー違反になる可能性もあるため注意して行うことが必要です。
ゲームセンター
ゲームセンターでは100円玉を使用して遊ぶ遊具が多いことから、両替機も常時設置されています。多くのゲームセンターでは両替のみの利用は禁止されていることがあるため、マナーを守って利用するようにしましょう。
スーパーの両替機
スーパーでも両替機があるのを見かけたことがあるでしょうか?カートを利用する際に、100円を使用する物が置いているスーパーも少なくありません。その場合には両替機がカート置き場付近に設置されている可能性が高いと言います。こちらも両替だけの利用はマナーが悪いため、利用時には注意が必要です。
コンビニで両替をする時はマナーを守って利用しよう!
コンビニではマナーを守れば両替が可能なことが分かったことでしょう。またATMを利用した方法も知っておくことで、急な両替が必要な際には様々な方法の中から自分に合った方法を利用するのがおすすめでしょう。両替を行う際に一番大切にしたいのがやはりマナーです。マナーを守って両替の利用を行いましょう。