ロシアのおすすめ食べ物/料理29選！現地で食べたい定番グルメまとめ！

ロシア料理や食べ物といえば多くの人が思い浮かべるのがボルシチやピロシキです。特にボルシチは、栄養面からもヘルシーと言われている料理である事から日本でもよく作られています。実際ロシアの代表料理と言われているポルシチやピロシキもロシアでは食べられている食べ物です。ロシア料理と言われてもどういう料理なのかよくわからない人もいるでしょう。そこで次からロシア料理とは何か？という事を紹介しましょう。

ロシアの料理というのは多くの国の文化とロシア自身が歩んできた歴史が大きくかかわっています。名物のポルシチやピロシキもその一つであります。そこでロシア料理を紹介する前に、ロシア料理が出来た歴史を紹介しましょう。

ロシア料理の特徴としてロシアの国土が大きく関係しています。ロシアという国は冬が長引く、寒さも厳しいという国土の歴史と文化そして農民の暮らしがベースとして今のロシア料理となっています。また料理の基本として食材は手に入りやすい、魚や肉類、卵、キノコ、ベリー、ハチミツを組み合わせています。

また旬の食材と保存食を用いて、煮込み料理や風味豊かなスープやシチューなど体が温まる料理が数多く存在しています。

またロシア料理の歴史として言うと、16世紀から18世紀にわたりロシアの領土は歴史的にも拡大していきました。それに合わせて料理の調理技術も国土の拡大という歴史と共に増えていきます。この時代に燻製の肉や魚、パイ料理、サラダ、蒸留酒等外国からの文化や歴史が入ってきたのです。

またこの歴史的な拡大により、フランス料理の影響も受け、ビーフストロガノフやコトレータ等も海外の文化や歴史から生まれてきたのです。

国土の拡大という歴史を歩みながらもロシアの食文化というのは、国教と深い関わりも持っています。ロシアの食文化は、獣肉、鶏肉、魚は食べていても、国教上のしきたりにより「肉や牛乳を口にしてはいけない週」がありました。

国教のしたりを守りつつも野菜やキノコ類、魚をメインにした精進料理と乳製品や肉を食べるという両方の調理法が今なお引き継がれているという変わった食文化を持っているのもロシア料理の特徴です。

そんな歴史と文化によって生まれたロシアの代表料理としてボルシチが人気です。そして歴史と文化そして厳しい冬の寒さから、料理としても塩コショウといたってシンプルな味付けに見えて香草がたくさん用いられるのです。

またボルシチを始めロシアは温かい料理が数多くあります。その為に、温かいものを温かいうちに食べる為に配膳される順番が決められコースも食文化としてあるのです。日本人から見ると想像できないコースです。

またロシアは歴史と文化の影響もあり世界でも有数の乳製品大国であるのです。意外と日本では知られていませんが、一番わかりやすいのはポルシチです。ポルシチには必ずサワークリームが入っています。これもロシア料理の食文化の一つとしてあたり前の事でもあります。

つまり、どんな料理でも乳製品を使っている為にロシア料理は、シンプルな味付けでも濃厚な味を楽しめる食文化となっています。では次から食べ物の紹介です。
 

では、ここからロシアの現地に行ったらぜひ食べて欲しいおすすめの食べ物を紹介していきましょう。中には知っているロシアの食べ物もあると思います。見たことない物もありますが、ロシアの食文化を知る上でもおすすめできる料理ばかりです。

ボルシチやピロシキと言った有名で代表的なロシア料理についても出てくるのでぜひ味わってみてください。最初に紹介するロシアのおすすめの食べ物は「スープ編」です。

ロシア現地に行ったらおすすめしたい食べ物は「ボルシチ」です。ロシアを代表する料理でもありますが、元々はウクライナ料理だったという食べ物です。ボルシチの最大の特徴は、材料のビーツによる鮮やかな深紅色のスープとスビュークラ、タマネギ、ニンジン、キャベツなどの野菜と豚肉、牛肉、鶏肉などの肉類の豊富な食材です。

またボルシチは、見た目から甘そうに見えますが、実際甘みだけでなく野菜や肉の旨みも重なり、深い味わいになっています。またスメタナ＝サワークリームを好みで調整して入れながら食べると、酸味が加わり、コクのあるスープだけではなく色の変化も楽しめるのがボルシチの特徴でもあります。

ボルシチはロシア料理の家庭の味と言われています。日本でも人気ロシアの料理のボルシチですが、美味しい食べ方があるのです。

ロシア現地に行ったらおすすめしたい有名な食べ物は「ウハー」です。ロシアでは代表的なスープ料理であります。ロシアの魚のスープともいわれています。使われている魚は様々ですが、主に鮭や白身魚等、1種類の魚とタマネギを一緒に煮込んでいます。

風味付けには香草が使われているので、魚のうま味が効いた体の芯から温まるスープとしてロシアの代表スープです。またライムやウォッカを入れると濃厚な味になるそうです。

ロシア現地にいったらおすすめ有名で代表的な食べ物は「サリャンカ」です。聞きなれないスープの食べ物ですが、ロシアではこのスープは、二日酔いに飲むのにおすすめと言われています。ロシアのウォッカ等強度の強い酒があるロシアならばのスープです。

スープの特徴としては味が濃いめのトマトベーススープで、具材は玉ねぎ、キャベツ、ハム、ウインナー、ベーコンなどが入っています。二日酔いの朝にはおすすめです。

ロシア現地にいったらぜひ食べて欲しい代表の食べ物は「ハルチョー」です。こちらもロシアの食べ物として食べられているスープですが、歴史をたどっていくと、元々はグルジアのスープでもあります。中身としては、肉、米を使ったトマトベースのスープで、ちょっぴりスパイシーで香り豊かです。

ロシアでも人気のスープの一つです。お米が入っているのでちょっとした軽食にもなります。

ロシア現地で食べるのにおすすめ人気の食べ物は「オクローシカ」です。ロシアのスープとしても知られている食べ物です。厳しい冬が長いロシアですが、短い夏の時期に愛用されているロシアの冷製スープです。あっさりとして、酸味の効いたスープです。

食べ物は、生野菜（きゅうり、ハツカダイコン等）とハム、ゆで卵を細かく刻んだものに、微炭酸アルコール「クワス」を加え、塩コショウで味付けしたもので、夏におすすめです。

次にロシア現地では有名だけど、日本ではあまり知られていないロシアの食べ物は、「肉・魚料理」です。肉といえば一番有名なのがビーフストロガノフが有名です。しかし、それ以外にもロシアの食べ物としても肉・魚料理は多くあります。この機会にロシアだからこそ食べれるおすすめで有名な肉・魚料理の食べ物を知って食べてみましょう。

ロシア現地で有名人気の食べ物は「ビーフストロガノフ」です。ロシア料理としては、ピロシキ、ボルシチと同じ位知られている代表的な料理です。歴史上に出てきたのは、19世紀で、ロシアにて誕生したと言われています。

この食べ物は、タマネギをじっくり炒めたあとに牛肉の細切り、トマト、スメタナを加えて炒めていきます。ロシア現地では、ライスではなくポテト系が添えられている事が殆どです。

ロシア現地でおすすめ代表の食べ物は「シャシリク」です。簡単に言うとロシア風串焼き料理の事です。ロシアでは、串焼き料理といえばこのシャシリクが定番なのです。食べ物としては、タマネギ、ニンニク、パセリ、ローリエなどを加えたワインの漬け汁に肉類をひたして串に刺して焼くのです。

ロシアでは、休日の日に集まってバーベキューの様に楽しんだり、海沿いには屋台が並んでいたりします。

ロシア現地で人気おすすめの代表食べ物は「コトレータ」です。種類が豊富なロシア風のカツレツで、老若男女の誰もが好きな料理です。食べ物としては、ハンバーグや魚肉のタネにパン粉をまぶして揚げたものやバターを鶏胸肉で巻いてパン粉を付けて揚げたコトレータ・ポ・キエフスキというキエフ風のカツレツもあります。

中には、魚肉のコトレータもあり、いろんな種類のコトレーターがロシアにあるので現地で食べて見て下さい。

ロシア現地で人気おすすめのロシア代表食べ物は「フォルシュマーク」です。ロシアの朝食として定番の料理なのですが、日本ではあまりなじみがない食べ物でもあります。この食べ物は、ニシンを刻んだものにマッシュポテト、タマネギのみじん切りを加えて焼いたものです。

茹でたジャガイモやピクルスが添えられて出てくるのですが、ロシアではこれが定番の食べ方となっています。

ロシア現地でおすすめ人気代表の食べ物「セリョートカ・パド・シューバ」です。日本ではあマリ知られてませんが、ロシア人に馴染み深い料理のひとつです。食べ物としては、ニシンのオイル漬け、スビョークラ、ジャガイモ、茹で卵などを重ねて層になっていて、誕生日などでよく出てくる名物の魚料理です。

ロシア現地でおすすめの食べ物で次に紹介するのは「野菜料理」です。ロシアは前菜も豊富な国ですが、特に現地でよく食べられている野菜料理をいくつか紹介していきましょう。

ロシア現地で人気代表のサラダの食べ物は「ガルブツィ」です。日本料理でいう「ロールキャベツ」です。ロシア料理店にも多く扱っている店があります。日本と違いロシアのロールキャベツの特徴のひとつは、具にお米が入っているのです。それによって肉汁や野菜の旨みをたっぷり吸いこんでジューシーになります。

ロシア現地に行ったらぜひ食べて欲しい人気代表料理のサラダは「オリヴィエ・サラダ」です。日本でもよく作られるサラダです。サラダの中身は鶏肉、ジャガイモ、タマネギ、ニンジン、ピクルス、セロリなどをさいの目に切ってスメタナと絡め、最後にゆで卵のみじん切りと和えて完成です。

ロシア現地で有名な食べ物は「サラダ・ヴィネグレット」です。ロシアを代表するサラダで、ボルシチにも使われているビーツを使っている事から、目にも鮮やかな赤色が美しいサラダです。ロシアではお祝いや誕生日の時に食べるサラダでもあります。

次にロシア現地にいったらぜひ食べて欲しい料理は、「パン・米・粉もの」です。米といえばロシアの代表料理・ピロシキがすぐに浮かびます。しかしロシアではピロシキ以外のもいろんな料理があります。ぜひ現地の味を食べてみましょう。

ロシア現地で食べて欲しい有名な食べ物は「ピロシキ」です。ロシアの有名料理でもあるピロシキは現地でもぜひ食べて欲しい食べ物です。ロシアではピロシキは日本のおにぎりと同じでいろんな具材が入っていて、種類も豊富なのが特徴です。

ピロシキは、ロシアでは朝食の前菜やスープのお供、ティータイムにいただくのが習慣となっていて、ピロシキは食卓に常にある物でもあります。それだけピロシキ＝日本のおにぎりと言われると納得できます。

また現地ロシアでは、ピロシキの種類が豊富が故に、日本ではない組み合わせもあります。ぜひピロシキも現地の味を食べてみてください。

ロシアの食べ物で現地で食べて欲しい食べ物は「ペリメニ」です。ぺリメニはロシア風水餃子の事で、薄く伸ばした生地にひき肉、野菜のみじん切りをこねたタネを包んで茹でた料理です。ロシアでは、冷凍ものが常備されているほど、よく食べられている食べ物でもあります。

ロシア現地でおすすめ有名な食べ物は「プロフ」です。これはロシア版のピラフで、ロシアではよく食べられている米料理でもあります。元の食文化をたどれば、ウズベキスタンやカザフスタンなどの中央アジアの料理でもあります。

現地では、「カザン」という大鍋で羊肉をしっかりと炒めて脂をたっぷり出していきます。その脂と出汁をたっぷりと米に吸い込ませて炊き上げる事で出来るロシア版のピラフ料理です。

ロシア現地にいけば食べて欲しい有名な食べ物は「カーシャ」です。ロシア版のおかゆの事なのですが、この料理は日本人によっては口に合わない！という人もいるそうです。

食べ物としては、牛乳か水を加えて、バターをたっぷり加えてコクを出すのがロシア流ですが、お米とキビの組み合わせが王道です。家庭によっては色々な工夫をしているようです。

ロシア現地にいったらおすすめの有名な食べ物は「チェブレキ」です。ロシアの揚げパンといってもいい料理です。これは、ロシアのコーサカス地方の伝統料理であり食べ物です。薄い生地に羊肉を包み込んで油であげたものですが、中からアツアツのひき肉とタマネギが溢れ出し、絶品の美味しさと言われています。

ロシア現地でおすすめ有名な食べ物は「ブリヌイ」です。日本ではデザートのようですが、ロシアでは朝食の定番メニューであります。見た目がクレープぽく見えますが、イーストを使うため普通のクレープよりもふんわりしています。

ブリヌイの種類として、イクラやサーモンを添えていただくお惣菜系と甘いジャムやチョコレート、アイスクリームと一緒にいただくデザート系とあります。

ロシアは世界でも有数の乳製品大国です。なのでロシア料理には数おおくのデザートや乳製品のメニューも種類が豊富なのです。そこでロシア現地に行ったらぜひ食べて欲しいデザートや乳製品を紹介しましょう。

ロシアで有名な食べ物は「シャルロートカ」です。簡単にいうとリンゴのケーキです。ロシアでは定番のデザートとして有名です。主にスポンジケーキ等を型に貼り付けいって、中にリンゴとカスタードを詰めて焼いた焼き菓子です。家庭によっては味が異なる事から、家庭の味ともいわれています。

ロシア現地に入ったら食べて欲しいおすすめの食べ物は「パスハ」です。ロシア正教で最も大切な祝日でもある復活大祭に食べられるお菓子です。トゥボロクというカッテージチーズにたっぷりの砂糖とバターを混ぜたものをピラミッドに見立てて成形変わったお菓子です。食べたいときは復活大祭に合わせてロシアに行くのが確実です。

ロシア現地で有名な食べ物は「クリーチ」です。これも復活大祭の時にでるお菓子です。これは、筒型に高く焼き上げられ、冷ましてから砂糖をデコレーションして仕上げられますが、出来上がった後に籠にいれて教会で聖水をかけてもらった後に家族で食べます。

ロシアで有名な食べ物は「プリャーニク」です。これは、小麦粉をベースに作ったハチミツ、クルミ、レーズン、果物のジャムを混ぜ込んで焼き上げたお菓子でもあります。色んな形に焼かれていて観光地で売られています。サイズもいろんなサイズがあって食べ応えあります。

ロシア現地でおすすめ有名な食べ物は「メドヴィク」です。ロシアでも定番のケーキの一つです。はちみつを練り込んだクッキーにサワークリームを挟んだケーキで、家庭のお菓子としても人気です。ロシアでもカフェなどでも提供されている事があります。ロシアのはちみつケーキとしても日本でも使われています。

ロシア現地にいけばぜひ飲んでほしい飲み物もいくつかあります。ウォッカもその1つですが、大人でも子どもでも飲める飲み物も色々あるので参考にしてみてください。

ロシアで代表的な有名な飲み物は「ウォッカ」です。ロシアのお酒と言えば定番のウォッカです。ウォッカの意味は、命の水という意味で、ジャガイモなどの穀物から作られています。アルコール度数も世界的にあるお酒の中でも高く、平均40で、最も高いもので96度まであります。ロシアでは、ぐいっと一気に飲み干すのがロシアの流儀だそうです。

ロシア現地でおすすめ有名な食べ物が「キセーリ」です。10世紀の古代ロシア時代から飲まれている飲み物ですが、果物や果汁を煮詰めて、ジャガイモやライ麦、トウモロコシなどの澱粉を水で混ぜたものです。ロシアではダイエット食としても人気な飲み物です。

ロシア現地でおすすめの飲み物は「クワス」です。これはロシアの伝統的な微炭酸のアルコール飲料で、見た目がビールにそっくりですが、ビールとは違います。ライ麦と麦芽を発酵させて作るのですが、家庭でも個々で作る料理です。そして、夏には甘いフルーツやはちみつを加えて飲むそうです。

ロシアという国は実は紅茶が好きな国でも有名です。その為にロシアにはロシア流の紅茶の楽しみ方があります。それが「ロシアンティー」という飲み方です。ロシアでは紅茶には甘いはちみつやジャムをお供にして楽しむ飲み方があります。現地で紅茶を頼むとジャムかはちみつが一緒についてくるのでぜひ飲んでみてください。

ロシア現地でおすすめ有名な飲み物は「ケフィール」です。ケフィアをイメージしそうな名前ですが、ロシアでは牛乳をケフィア粒を使って発酵させ、ヨーグルト状にした飲み物として知られています。酸味がかなり強いので現地では、はちみつやメイプルシロップをいれて飲むのが流儀だそうです。

ロシアの食文化や歴史から始まったロシア料理やおすすめの食べ物を知る事が出来ました。しかし、ロシアの食べ物って有名な所で隠れている味や歴史は色々あります。それらを料理を通じて感じる事でロシアという国をより理解できると思います。

そんなロシアの美味しい食べ物を知ったら、ロシア現地へ行った時にはぜひ食べて欲しいです。ロシア料理には様々な国の文化と歴史がしっかり籠っている料理ばかりなのです。