ノンカフェインのお茶が妊婦さんと子供におすすめ！人気種類12選も！

妊娠中に摂取する飲み物。妊婦さんにカフェインは厳禁、カフェインが入っているものはなるべく避けたいものです。コーヒーや紅茶、緑茶などにカフェインが入っていることは有名ですが、水分補給にはやはりお茶など飲みたいものです。そんな時、ノンカフェインのお茶なら安心して飲むことができます。ノンカフェインで美味しく飲みやすいお茶を、今回はじっくりと紹介していこうと思います。

カフェインとは、コーヒーやココア、お茶などに含まれるアルカロイドという化学物質の一種となります。代表的な作用としては、興奮作用があり眠気を抑えたり、トイレが近くなるといった利尿作用があります。一般の人でも適度に摂取していれば健康上問題はありませんが、大量に摂取することで色々な障害が起こります。

妊婦がカフェインを摂取することにより流産や早産の原因になると言われています。カフェインの利尿作用により、妊娠中に必要なカルシウムを体外に排出してしまいます。そして、カフェインはタンニンと結びつきやすいため、鉄分の吸収も妨げてしまいます。妊婦のカフェインの摂取により、流産や早産のリスクが増すのは避けたいものです。

カフェインは摂取した分が母体から胎盤を通り、胎児へ移行することが分かっています。そして妊婦さんがカフェインを摂取することで血流が悪くなり、酸素や栄養が胎児に送られにくくなります。胎盤も血管が収縮することで、低酸素状態を引き起こし発達を妨げ、最悪胎児が死亡してしまうリスクがあります。胎児自身も体内のカフェインを排出するため、肝臓にかなりの負荷がかかってしまいます。

子供は大人に比べカフェインの影響を受けやすくなっています。カフェインの覚醒作用も6～8時間程と長く続いてしまいます。その為、成長期の子供にとって大事な眠りを妨げます。そして利尿作用により、成長に必要なカルシウムや鉄分、亜鉛なども排出する作用もあります。尿の量が増え、気づかぬうちに脱水症状を起こす危険性もあり、また胃が未熟なため下痢や便秘になる場合もあります。

カフェインが入っていない飲み物のことを、ノンカフェインの飲み物といいます。代表的なものだと麦茶が有名ですが、最近では色々な種類の飲み物が販売されています。コーヒーや紅茶などから、カフェインを取り除いたものがデカフェやカフェインレスと呼ばれています。ノンカフェインの飲み物なら妊婦や子供でも、カフェインの作用を気にすることなく楽しむことができます。

子供の水分補給におすすめなのが定番の「麦茶」となります。カフェインには鉄分を阻害する作用がありますが、麦茶ならばノンカフェインのお茶の中でも鉄分、亜鉛などのミネラルが豊富です。麦茶は体温を下げる効果があり、元気に遊びまわり汗をかきやすい子供の水分補給にはピッタリで熱中症対策にも効果があります。

授乳中の女性におすすめなノンカフェインのお茶は「タンポポ茶」です。カリウムには母乳の分泌を促す作用があるので、母乳不足などに悩むママにもピッタリです。他にも毒素や老廃物を取り除く作用もありますので、むくみや便秘など産後によくあるトラブルにも効果を発揮してくれます。

マメ科の植物、ルイボスで作られたハーブティー「ルイボスティー」もノンカフェインのお茶となります。ビタミン、鉄、カリウム、カルシウムなどのミネラルが豊富で妊婦にもおすすめです。更に抗酸化作用の強いスーパーオキシドジムスターゼという成分が含まれており、美容効果はもちろん、リラックス作用があります。

目の疲れが気になる方は「黒豆茶」というノンカフェインのお茶があります。黒豆茶には目に良いと言われるアントシアニンが豊富に含まれています。アントシアニンは目の疲れを予防し癒してくれる効果があります。黒豆茶は豆の甘みときなこのような香りでとても飲みやすいので、デスクワークが多い方や目の疲れに悩んでる方におすすめです。

さらに「黒豆茶」は女性の強い味方にもなるノンカフェインのお茶です。黒豆茶に含まれる大豆イソフラボンにはとても強い抗酸化作用があります。大豆イソフラボンはホルモンバランスを整え、骨粗鬆症の予防にも効果があります。美容にも最適でしわやたるみなどのお肌トラブルの予防にもピッタリです。ただし、飲み過ぎると逆にホルモンバランスを乱してしまうので、適度な摂取が大事です。
 

タンニンは緑茶や抹茶などに含まれる渋みの成分で、鉄と結合しやすい性質があります。そのため、鉄分の多いノンカフェインのお茶を選んでも、タンニンが入ってることで鉄の吸収を阻害してしまいます。そして渋みの原因にもなりますので、タンニンが含まれていないノンカフェインのお茶を選ぶことで子供にも飲みやすくおすすめです。

ノンカフェインのお茶を毎日飲み続けるなら、安心安全なものをやはり選びたいものです。無農薬、有機栽培のものを選び、残留農薬試験をクリアしたものを選ぶと安心です。商品に有機JASマークが表示されているものを選べば更に信頼度も上がります。栽培方法など、しっかりと管理徹底されているかもチェックしてみましょう。
 

健康によいノンカフェインのお茶をには種類もたくさんあります。いざ選ぶとなると迷ってしまいますが、容量で選ぶのも一つの方法です。家族全員で楽しみたいのであれば、一気に大容量作ることができるものを選んだり、一人で飲むのであれば、ペットボトルタイプや一杯づつ作れるティーバッグタイプのものを選ぶのもおすすめです。

ノンカフェインのお茶を毎日楽しむとなると作る手間も考えたいものです。熱湯で煮出すタイプや、水出しタイプ、一杯づつティーバッグで作るタイプと、ノンカフェインのお茶の作り方も様々です。ペットボトルタイプでそのまま飲めるものも販売されていますので、ライフスタイルに合わせて選んでいくのがおすすめです。

まず紹介するのは、妊婦さんに人気の高い「ティーライフ」の「ルイボスティー」になります。ルイボスティーとはルイボスという植物の葉を発酵乾燥させたお茶となっています。紅茶に似た味わいでスッキリとさわやかな清涼感溢れる飲み心地となっています。スーパーオキシドジムスターゼが強い抗酸化作用を発揮し、さらにミネラルやビタミンが豊富なので美容と健康に効果的です。

「ティーライフ」の「ルイボスティー」は高品質の茶葉を使い、独自の蒸気殺菌処理を施し、煮出さずそのまま沸騰したお湯を注ぐだけで飲むことができるのも人気です。味わいもまろやかで飲みやすくなっています。そして水銀や残留農薬検査も行い、徹底した安全管理も行っているので安心して飲むことができます。価格は公式オンラインサイトにてティーバッグ100個入りが税込み1,000円で販売されています。

次に紹介する妊婦さんにおすすめのノンカフェインのお茶は、作る手間がないペットボトルタイプで「伊藤園」の「伝承の健康茶 健康焙煎 そば茶」となります。100％北海道で収穫されたそばのみを使用し、そばの実に含まれるポリフェノールの一種、健康成分「ルチン」を豊富に含んだ韃靼そばの実と、香ばしい普通のそばの実をブレンドし飲みやすく香ばしさが美味しい、健康に良いそば茶に仕上がっています。

ルチンは抗酸化作用を持ち、また毛細血管を強化し血液をサラサラにし動脈硬化、脳卒中などを予防してくれます。作る手間も無く、2Lと大容量のペットボトルなので、冷蔵庫に入れておいて家族みんなで飲むのにもおすすめです。メーカー希望小売価格は税別330円となっています。ペットボトルタイプも2L以外に280ml、500mlの種類があります。こちらはお茶ではありますが、そばアレルギーの方が飲むのはご注意ください。

次に妊婦さんにおすすめのノンカフェインのお茶は「小林製薬の濃い杜仲茶」です。杜仲茶は中国原産の杜仲という落葉樹の若葉を煎じて作られたお茶となります。杜仲の樹皮は昔から、高血圧、頻尿、腰痛に効果のある漢方薬としても使われてきています。杜仲茶には鉄分、亜鉛、カリウムなどのミネラルやビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB6なども豊富に含まれているので妊婦さんにもピッタリです。

抗酸化作用もあり、肝臓にも作用しメタボ防止の効果も期待できます。「小林製薬の濃い杜仲茶」は脂肪分、カロリー、塩分ゼロで、一般的には種類の多い中国茶の中でも苦く飲みにくいと言われている杜仲茶が飲みやすく仕上げられています。残留農薬検査もチェックされており、安心に続けられます。価格は煮出用が30袋で税抜き1,600円です。水1.5Lを沸騰させ弱火で10分煮出してからお召し上がりください。

次に紹介する妊婦さんにおすすめのノンカフェインのお茶は「ママセレクト」の「たんぽぽ茶」となります。公園や道路でもよく見かける、たんぽぽの根を煎じたお茶で女性に喜ばれる成分が豊富となっています。特に妊婦さんには便秘改善効果や、妊娠に必要な鉄分、ミネラル、カリウムが豊富なうえ、むくみ解消、血圧を下げ妊娠高血圧症予防、そして産後の母乳分泌促進など、飲むことでメリットが盛りだくさんです。

種類もたくさん販売されている妊婦さんに人気のたんぽぽ茶ですが、こちらの「ママセレクト」の「たんぽぽ茶」は国内で生産されており、保存料も着色料も不使用となっています。残留農薬検査もチェック済みなので安心安全に飲むことができます。価格はティーバッグ30袋入りで税込み1,485円となります。たんぽぽ茶は少し苦みがあるので、ミルクを足してカフェオレのように飲むのもおすすめです。

次に紹介する妊婦さんにおすすめのノンカフェインのお茶は「がんこ茶屋」の「おらが村の健康茶よもぎ茶」となります。よもぎは飲むのはもちろん、匂いも、お灸として燃やしても、つけても、お風呂に入れても効果があり「ハーブの女王」と言われています。栄養価も高く効能もむくみや冷え性の改善、アレルギーの改善、肌荒れ、便秘解消、デトックス効果ととても多いため万能薬とも評価されています。

そんなよもぎを使ったよもぎ茶は、香ばしく甘みもあり美味しいお茶となっています。「おらが村の健康茶よもぎ茶」は新潟県と青森県で採れた国内産よもぎを100%使い、香り良く飲みやすく仕上げられています。作り方は煮出し式で1.5Lの水にティーバッグ2袋を入れ10分煮出して作ります。価格は公式オンラインサイトにてティーバッグが3g×24袋入り税込み756円となっています。

最後に紹介する妊婦さんにおすすめのノンカフェインのお茶は鮮やかな赤い色合いが綺麗なハーブティー「日東紅茶」の「ビューティーローズヒップブレンド」となります。種類が多く人気の高いハーブティーの中でも、ローズヒップはビタミンCがとても豊富で、その量はレモンの20倍と言われています。

ビタミンCには美肌効果など肌トラブルに効果的なのはもちろん、免疫力をアップする作用もあるので風邪やインフルエンザなどの感染症予防にも効果的です。疲労回復効果もあり、産後にも飲むことができるので、妊婦さんはもちろん、産後の疲れた身体にもおすすめです。

「ビューティーローズヒップブレンド」はバラの実とハイビスカスがブレンドされており、スッキリ爽やかで飲みやすくなっています。サッパリとした甘酸っぱさが美味しいハーブティーです。ティーバッグが10袋入りで税別265円と価格もリーズナブルで、お湯を注ぐだけで飲める手軽さも人気です。

まず紹介する子供に人気のノンカフェインのお茶は黒豆をそのままお茶にした「がばい農園」の「国産の黒豆茶」となります。黒豆にはアントシアニンが豊富で抗酸化作用があります。黒豆の香ばしい味と香りはとても飲みやすくアイスでもホットでも楽しめます。「国産の黒豆茶」は100％国産の黒豆を使い、しっかりとした品質管理のもとで作られています。
 

残留農薬検査、生菌検査、放射能検査を実施し安全性の高い安心の黒豆茶となります。すべて手作りで作られ、水にもこだわった徹底ぶりです。水600㏄にティーバッグを入れ5分煮出すか、ティーポットにティーバッグを入れてお湯を注いで作ることも出来ます。価格はティーバッグ40包入りで税込み1,562円となっています。香ばしく飲みやすい味わいなので、子供だけでなく家族全員で楽しめるノンカフェインのお茶です。

次に紹介する子供に人気のノンカフェインのお茶は「はくばく」の「丸粒麦茶」となります。麦茶は日本の夏の風物詩になっているほど身近で種類も多いノンカフェインのお茶で鉄分や亜鉛などのミネラルも豊富です。「丸粒麦茶」は100％国内産の安心安全な2種類の六条大麦を、それぞれ最適な焙煎条件で焙煎しているので、深みとコクがとても際立っています。味に深みがあり、香りも良くとても美味しい麦茶に仕上がっています。

煮出し専用となっていますが、ティーバッグも三角テトラ型になっているため、急須で簡単に作ることもできます。しっかりした味と、コクは昔懐かしい甘みのある麦茶の味に近く、子供も喜んで毎日続けられます。大手オンラインショッピングサイトでは30g×30袋で税込み498円で購入できます。種類豊富な麦茶の中でも。本当におすすめできる安心の麦茶となっています。

次に紹介する子供におすすめのノンカフェインのお茶は「がばい農園」の「有機栽培ごぼう茶」になります。農林水産省が認めた有機JASの認証を受け、安心安全な原材料を100%使用した純国産のお茶となっています。残留農薬検査、生菌検査、放射能検査も実施し、安全性が高い安心できるお茶となります。水にもこだわり手作りで作られたこだわりのごぼう茶です。

ごぼうは食物繊維が豊富で、リンパの流れをスムーズにし身体の調子を整えてくれます。根菜類なので身体を温める効果もあり、冬にもおすすめのお茶です。ごぼうを煮出した汁なのでクセが多いものが多いですが「有機栽培ごぼう茶」はごぼう茶の種類の中でもクセは少なく飲みやすいのも人気です。煮出し専用となり600㏄に1袋を入れ弱火で5分程煮出してお飲みください。価格は40包入りで税抜き価格1,670円となります。

次に紹介する子供におすすめのノンカフェインのお茶は「森のこかげ」の「とうもろこし茶 浅焙煎」となります。とうもろこし茶は韓国では定番のお茶で、韓国料理店や焼き肉店でも提供されるほど、近年日本でも人気があります。穀類の中でも鉄分や食物繊維が豊富でビタミンB1、ナイアシンなども含まれ美容にも健康にも効果的です。こちらは無添加の天然とうもろこしを100％使い、残留農薬は0で安心して楽しむことができます。

香りは香ばしく、コーンの甘みが特徴でクセもなく子供が好んで飲みやすい味わいです。コーン茶は煮出す種類のものが多いですが、こちらは珍しいティーバッグタイプとなっています。価格は100包み入りで税込み1,488円と比較的リーズナブルに購入できるので、毎日のティータイムや水筒などに入れて気軽に持ち運び飲むことができます。

次に紹介する子供に人気のノンカフェインのお茶は「伊藤園」の「伝承の健康茶 国産はと麦茶」となります。はと麦茶は麦茶と間違われることが多いですが、麦茶は六条大麦、はと麦茶ははと麦が原料となっています。ブレンド茶の種類の一つとして十六茶や爽健美茶などの有名なペットボトルのブレンド茶にも使われています。味は麦茶とは違い、玄米のような香ばしさと甘みがあり、すっきりとしています。

はと麦には新陳代謝を高め、肌を整える作用があります。血流とリンパの流れをスムーズにする利水効果やデトックス効果も期待できます。ただし妊婦さんがはと麦茶を大量に摂取すると子宮収縮を引き起こす可能性があるので妊婦さんの摂取には注意が必要です。価格はティーバッグ30袋入りで税抜き450円となっています。スーパーでもよく見かける人気のあるノンカフェインのお茶となります。

最後に紹介する子供に人気のノンカフェインのお茶は、「キッコーマン」の「ゆずかの柚子茶」となります。柚子の皮を砂糖や蜂蜜に漬けて作られた柚子茶は、ジャムのようなドロッとした液体をお湯で割って飲みます。柚子茶はビタミンが豊富に含まれており、風邪予防や冷え性にも効果があります。他にも食物繊維も豊富で便秘になりやすい女性にもおすすめです。

疲労回復効果のあるクエン酸も含まれ、砂糖や蜂蜜の甘さが更にリラックス効果を高めてくれます。健康に良く、スプーン2~3倍をお湯に溶かして簡単に甘いものが摂取できることもあり人気のお茶です。「ゆずかの柚子茶」には柚子2個分の果皮が入り、しっかりと柚子の酸味と甘み、おいしさが感じられます。価格は瓶詰が580gで希望小売価格税別932円で販売されています。お茶以外にも、トーストに塗ったりヨーグルトに入れたりと楽しむことも出来ます。

ノンカフェインのお茶を紹介してきましたがいかがでしたか？お茶は毎日の水分補給に飲みたいものの一つですが、妊婦さんや子供はカフェインの影響を考えると、カフェイン入りのお茶の摂取は極力控えたいものです。

そんな時、栄養が豊富で健康効果の高いノンカフェインのお茶ならば、毎日飲み続けるのにも安心です。最近では、ノンカフェインのお茶は種類も豊富で妊婦さんや子供にもおすすめのものが揃っています。ンカフェインのお茶を安心して飲んで、毎日を健康に過ごしましょう。