2019年01月21日公開
2024年08月29日更新
たんぽぽ茶の効果効能とは?母乳や妊活・冷え性への効果と口コミを調査!
たんぽぽ茶を飲んだことはありますか?母乳育児中のママや、妊活中の方にはとても馴染みがあるお茶だと思います。そんなたんぽぽ茶、実は美容や健康に嬉しい効果効能があり、たくさんの人に飲んでもらいたいお茶でもあります。栄養成分豊富で、みんなに嬉しい効果が期待できるたんぽぽ茶の美味しい飲み方と、どのような口コミがあるのかも併せて紹介します。これを読んで、たんぽぽ茶について詳しくなりましょう!
目次
まずはたんぽぽ茶の栄養成分を紹介!
たんぽぽの根を煎じたものを「たんぽぽ茶」、または「たんぽぽコーヒー」といいます。たんぽぽ茶、たんぽぽコーヒーは、使われている部位や加工方法が変わることがありますが、味や成分は基本的に同じものです。お茶やコーヒーといってもカフェインは含まれていません。そのため妊活中や、母乳をあげている人も飲むことができます。
たんぽぽ茶を飲むことで血の巡りが良くなり、妊活中の方やママさんはもちろん、それ以外の人達にも美容や健康に嬉しい効果効能がたくさんあります。栄養成分豊富な、たんぽぽ茶について詳しく紹介していきます。
ビタミン
たんぽぽ茶にはビタミンB2が多く含まれています。ビタミンB2は皮膚や髪、爪など健康に保つ効果があります。ビタミンB2は、牛乳や豆類、レバー、卵、緑黄色野菜に特に多く含まれています。ビタミンB2は皮膚や粘膜の機能に影響があるので、不足すると口内炎や角膜炎の原因になります。成長期の子供では、成長障害を起こすこともあり積極適に摂りたい栄養成分です。
またビタミンB2は糖質や脂質、たんぱく質の代謝に大きく関わっています。体内でエネルギーを作る際の働きに欠かせない栄養成分のため、活発に動く人ほど多く必要と言われています。口内炎がすぐできる、爪のでこぼこが気になる、という方はビタミンB2不足かもしれません。
たんぽぽ茶にはビタミンCも含まれています。ビタミンCはメラニンの生成を防ぐ、免疫力を高める、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞を予防する効果があります。また病気などのストレスへの抵抗力を強めたり、鉄の吸収をよくする効果もあります。
疲労が溜まっている人、心理的身体的ストレスが多い人、喫煙、睡眠不足、忙しいなどストレスが多い人は特に多く摂ったほうがいい栄養成分です。不足すると、免疫が落ちたり、血管が弱くなったりと美容健康へのリスクも多くなります。
カルシウム
たんぽぽ茶にはカルシウムも多く含まれています。カルシウムは骨や歯にいいことでお馴染みですが、それ以外にも筋肉の働きを改善したり、精神を安定させる効果もあります。カルシウムは99%が骨や歯に使われます。残りの1%が出血を止めたり、神経の働きや筋肉活動、生命維持活動に大きく関わっています。そのためにカルシウムは骨に蓄えられ、不足した時のために貯蔵されているのです。
カルシウムは成長期にはもちろん、赤ちゃんの発育のためにも妊娠、授乳期に必要なものです。妊活中の方や母乳育児中の方は、積極的に取り入れたい栄養成分です。
鉄分
鉄分は赤血球を作っているヘモグロビンの成分になる他、肝臓にも貯蔵されています。不足すると鉄欠乏性貧血の原因になるのは、皆さんご存知の通りです。ヘモグロビンは、取り込んだ酸素を体の隅々まで運ぶ、重要な役割をしてくれる栄養成分です。
女性は月経のほか、妊娠、出産によってたくさんの鉄を失うので、男性より多く必要と言われています。成人女性の5人に1人は鉄欠乏性貧血と言われています。貧血になると、頭痛、息切れ、すぐ疲れやすいなどの不調の原因になります。
レシチン
たんぽぽ茶にはレシチンも含まれています。レシチンは脳神経、神経組織に欠かせない栄養成分です。またレシチンには水と油を混ぜ合わせる乳化作用、酸化防止作用、保水作用もあります。アルツハイマーなどの予防、記憶力、集中力を高める、肝機能の向上、脂質代謝を活発にする、美肌効果など、たくさんの美容健康にいい効能があります。
コリン
たんぽぽ茶に含まれているコリンは、ビタミンに似たような働きや、ビタミンを助ける働きがあります。コリンは脂質代謝を促して、体脂肪の分解を助ける嬉しい栄養成分です。その結果、コレステロールを減らす効能があります。また高血圧の予防、脂肪肝の予防、コレステロールの抑制という、健康な体づくりに欠かせない栄養成分です。
ルテイン
たんぽぽ茶にはルテインも含まれています。ルテインはカロテノイドという栄養成分の一種で、抗酸化作用を持っています。ルテインは皆さんの体内の、目の水晶体や黄斑部に多く含まれています。目の老化の原因になる活性酸素を抑えたり、スマホやパソコンから発せられる、ブルーライトから目を守ってくれます。
このようにたんぽぽ茶には、美容健康にいい成分がたくさん含まれています。たんぽぽ茶は妊活中、母乳育児中にかかわらず飲みたい成分たっぷりです。たんぽぽ茶に含まれる栄養成分は、葉、茎、根によって違いがあります。購入の際は、どの部分が使われているのか、栄養素や効能もよく見て選びましょう。
たんぽぽ茶の母乳や妊活・冷え性などの効果効能
妊婦さんの母乳不足改善
赤ちゃんは母乳で育てたい、と思うお母さんも多いことでしょう。母乳は赤ちゃんにとって、欠かせない栄養がつまったものです。しかし、母乳は産後必ず出るとは限りません。母乳の出が悪く、悩むお母さんも決して少なくないのです。たんぽぽ茶は母乳の出がよくなる飲み物として、妊婦さん、子育て中のお母さんにとってはお馴染みです。たんぽぽ茶は、赤ちゃん用品店に必ず置いてあるものです。
母乳は、実は血液で作られています。乳腺の中で母乳が作られるときに、赤血球が抜き取られるため白くなるのです。つまり、お母さんの血液が少なかったり、血流が悪くなると母乳の出も悪くなるのです。母乳をたっぷり出すには、お母さんの血液の状態をよくすることが大切なのです。
たんぽぽ茶には根に含まれる「蒲公英根(ほこうえいこん)」という成分があります。この成分が毛細血管を拡張し、血流をよくしてくれます。また「タラキサシン」という成分が、母乳の分泌を促し、血液を浄化してくれます。たんぽぽ茶に含まれるこれらの成分で、血流をよくして血液を綺麗にすることで母乳の出をよくすることができるのです。
不妊改善
たんぽぽ茶はなかなか妊娠できず、妊活中の方にもおすすめです。たんぽぽ茶には、T-1エキスという妊活中に嬉しい成分が含まれています。たんぽぽ茶のT-1エキスには、エストロゲンの分泌を増やす効果があります。エストロゲンは女性ホルモンの一種で、別名「卵胞ホルモン」と呼ばれています。妊活中の女性には、欠かせないホルモンです。
エストロゲンが分泌されると、卵胞の成熟が促され、受精卵の着床に備え妊娠しやすい体になります。エストロゲンがうまく分泌されないと、体が妊娠準備できずに排卵が起こりにくくなります。妊娠しにくい体になるばかりか、無月経、生理不順など女性特有のトラブルの原因になります。
今、日本では夫婦の3組に1組が不妊に悩んでいる、というデータがあります。なかなか妊娠できず妊活中の夫婦も年々増えてきています。妊活中の方以外にも、生理不順、体質改善に、将来に備えてなど、女性に飲んで欲しいのがたんぽぽ茶なのです。
冷え性の改善
冷え性で悩んでいる女性は多いことでしょう。体内の血管の90%は毛細血管といわれ、末端まで血液が届かないと、冷えの原因になります。血流が悪いことで起こる冷えは、頭痛や肩こり、免疫低下の原因にもなります。ストレスによる自律神経の乱れでも、血流が悪くなり冷えの原因になります。
先ほど説明したたんぽぽ茶に含まれる成分、T-1エキスはエストロゲンの分泌を増やすだけではなく、血の巡りをよくする効果もあります。血液の循環をよくし、末端まで血液が巡れば冷え解消になります。しかし、たんぽぽ茶の摂りすぎは逆効果にもなります。たんぽぽ茶には解熱や、炎症を抑える効果もあり、慢性的に冷え性で悩んでいる人には向かない、といわれています。
ひどい冷え性で悩んでいる、という方はたんぽぽ茶の飲み方に注意して摂取してください。1日の目安は1〜2杯です。
生理痛の改善
女性にとって辛い症状が生理痛です。生理痛は全く無い人、軽い腹痛程度の人、寝込むほど重い人と症状は様々です。たんぽぽ茶に含まれる成分には、脳下垂体に働きかけてホルモン分泌を正常化してくれる効果があります。この働きによって、生理痛や婦人科系のトラブルにも効果がある、といわれています。
乳腺炎予防
授乳のトラブルで多いのが乳腺炎です。乳腺が母乳で詰まる乳腺炎は、多くのママさんが経験するトラブルです。胸がチクチクと痛んだり、熱をもったりします。ひどい時には寒気がして熱が出たり、石のようにカチカチに硬くなって、母乳外来を受診しなければならなくなります。辛い乳腺炎を防ぐためにも、たんぽぽ茶は効果的です。
たんぽぽ茶に含まれるタラキサシンの血液サラサラ成分が、母乳を詰まりにくくしてくれます。そのおかげで乳腺炎になりづらくなります。乳腺炎はひどくなると抗生物質の服用や、切開手術が必要になります。そうならないためにも、たんぽぽ茶で予防しましょう。
たんぽぽ茶の健康への効果効能
サラサラの血液
先ほども説明したタラキサシンは、血液をサラサラにしてくれる効果があります。コリンによって脂肪が代謝されやすくなり、コレステロールを減らしてくれます。動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞など重大な血管の病気を防ぎ、体を健康に保ってくれるのです。
サラサラで綺麗な血液は美容にも健康にもいいものです。血液の健康が体の健康に繋がるといっても、過言ではありません。
疲労回復
たんぽぽ茶にはストレス解消や、疲れを和らげてくれる効果があります。カルシウムには精神安定効果もあります。ストレスが多い、疲れやすい人に効果的なビタミンCも入っています。疲労を感じたら温かいたんぽぽ茶がおすすめです。
緑内障と白内障の改善
ルテインの成分は緑内障や白内障の改善にも役立ちます。ルテインは「天然のサングラス」といわれ、目の内側から、紫外線などの有害物質から目を守ってくれます。また利尿作用があることで、溜まった水を排出し視神経の働きを正常にしてくれます。
発毛効果
たんぽぽ茶には発毛効果がある可能性が最近の研究でわかってきています。たんぽぽ茶には発毛、育毛に関わる成分があるといわれています。男性ばかりでなく、女性も抜け毛に悩む人は多くいます。産後、ホルモンバランスの乱れで抜け毛が多くなる場合もあります。たんぽぽ茶を飲んで、抜け毛予防にも期待しましょう。
たんぽぽ茶の美容への効果効能
むくみの改善
たんぽぽ茶の美容効果には、むくみの改善があります。むくみは水分がうまく排出できないことで起こります。たんぽぽ茶の利尿作用で水分を排出し、むくみの改善に繋がります。
便秘解消
たんぽぽ茶には、女性に特に多い便秘解消効果もあります。たんぽぽ茶に含まれる、イヌリンという食物繊維が腸で働き、便通をよくしてくれます。腸が整うことで、便通改善だけでなく肌荒れ解消など、美容にも嬉しい作用があります。
抗酸化作用でアンチエイジング
たんぽぽ茶に含まれるビタミンB2やビタミンCは皮膚や髪の毛を健康に保つ、免疫力を高めメラニン色素の生成を抑えるなど美容に嬉しい作用があります。ルテインには抗酸化作用が、レシチンにも美肌効果があり、女性に嬉しい美容効果が得られます。
たんぽぽ茶の飲み方や適量は?
美味しい飲み方
たんぽぽ茶はノンカフェインで副作用もなく、誰でも安心して飲めます。しかし、たんぽぽ茶には独特の苦味があって飲むのが苦手な人もいるでしょう。その苦味がたんぽぽコーヒーとして、好まれてもいます。たんぽぽ茶のこの苦味は好みの分かれるところです。
薄めて飲む
どうしても味が苦手な場合は、お湯の量を増やして薄めて飲みましょう。だいぶ飲みやすくなります。
ミルクを入れる
たんぽぽ茶に温めた牛乳を入れるのもおすすめです。牛乳の甘みも加わり飲みやすくなります。牛乳の代わりに、豆乳を入れるのもおすすめの飲み方です。
甘みを加える
砂糖や黒糖、蜂蜜などで甘さを加えてもいいでしょう。甘くすることでリラックス効果もあります。疲れた時、ストレスを感じた時など癒されたい時にもおすすめの飲み方です。
冷やす
たんぽぽ茶はもちろん冷やして飲んでも大丈夫です。夏場の暑い日は煮出しておいて、冷蔵庫で冷やしておくといいでしょう。たんぽぽ茶は水出しOKのものもあるので、飲み方によって選ぶといいでしょう。
飲むタイミングと量
たんぽぽ茶は、薬ではないので飲み方や量に決まりはありません。リラックスしたい時、解消したい症状があるときに飲みましょう。母乳の出をよくしたい時の飲み方は、一気に大量に飲まず、一日1〜3杯ほどを続けて飲むといいでしょう。たんぽぽ茶は決して一気に、大量に飲むことはやめましょう。
飲み方のタイミングは、たんぽぽ茶は利尿作用があるため、外出前やトイレにいけない時は控えたほうがいいでしょう。また、血圧を下げる効果があるので、低血圧の方は飲みすぎないようにしましょう。たんぽぽは菊科の植物です。菊アレルギーがある人も飲むのはやめましょう。
たんぽぽ茶の効果の口コミ
体にいいことがわかった「たんぽぽ茶」ですが、どのような口コミがあるでしょうか?良い口コミ・悪い口コミ、両方の口コミを紹介するので参考にしてください。
悪い口コミ
出典: https://tenki.jp
まずはたんぽぽ茶の悪い口コミを紹介していきます。「美味しくないです。草のような味」との口コミです。味が苦手な場合は工夫して飲むと飲みやすくなります。「効果は‥。よくわかりません」という率直な意見です。目立った効果がなかったようです。
良い口コミ
たんぽぽ茶の良い口コミを紹介します。「ダメもとのつもりで飲み始めましたが、飲み始めるとすぐに胸が張るように。今はゴクゴク飲んでくれ、完母で成長中」との口コミです。飲み始めてすぐに効果があり、完全母乳で育児できているとの嬉しい口コミです。「一杯目で胸が張ってお乳が出ました!」との声もありました。1杯で効果が出るとは驚きの口コミです。
たんぽぽ茶でママに嬉しい効果を取り入れよう!
たんぽぽ茶は女性に優しい成分がたっぷりです。生活に取り入れることで、美容や健康に嬉しい効果が得られるでしょう。妊活中の方も、ママさんも、もちろんそれ以外の女性も男性も、たんぽぽ茶を美味しく飲んで健康になりましょう。