2018年10月03日公開
2024年08月08日更新
築地本願寺カフェとは?豪華朝食メニューが味わえる話題のカフェを紹介!
2017年に創建400年を迎えた築地本願寺ですが、それに合わせて築地本願寺は大幅リニューアルしました。その中の1つが、インフォメーションセンターの開設です。ここはカフェやオフィシャルショップ、ブックセンターを備えており、築地本願寺を訪れた人にとって憩いの場となる施設です。今回は、この中でも話題になっている築地本願寺カフェについて紹介します。ここで食べられる朝食やランチなどのメニューやテイクアウトできるものについて調べてみます。
目次
築地本願寺のカフェで朝食やランチを楽しみたい!
築地というと築地市場が移転したニュースで持ちきりですが、その影で築地本願寺は昨年創建400年を迎えました。それに合わせて大幅なリニューアルが行われ、11月にはインフォメーションセンターが開設されました。この中にできた「カフェTsumugi」が評判になっています。このカフェは和をコンセプトにしたオリジナルメニューを出しています。特に朝食に力を入れていて、お寺らしいメニューもあるようです。
ここには早起きしてでもわざわざ築地に行って食べたいと思わせる魅力的なメニューがあり、非常に人気があります。もちろんランチやカフェメニューも豊富なので、遅い時間に行っても楽しめます。そんな築地本願寺のカフェについて紹介したいと思います。
築地本願寺とはどんなところ?
築地駅からすぐの場所にある築地本願寺
地下鉄日比谷線築地駅から出るとすぐに築地本願寺は見えてきます。あの独特な建物の形なので、すぐにわかります。築地本願寺は京都の西本願寺を本山とする浄土真宗のお寺で、1617年に第12代宗主准如上人によって、浅草に坊舎が建立されました。本尊は聖徳太子が手彫りしたといわれる阿弥陀如来立像です。1657年のかの有名な「明暦の大火」でこの坊舎が焼けてしまいました。
幕府が区画整理するため、元の場所には再建することができず、江戸幕府から替え地として用意されたのが、なんと八丁堀の海上でした。仕方ないので、佃島の本願寺門徒が中心になり海を埋め立てて土地を築きました。それが「築地」という地名の由来です。そして1679年にやっと再建が叶いました。このときの本堂の正面は西南を向いて建てられ、その大きな立派な屋根は、船が江戸の港に入る時の目印にされていたそうです。
1923年の関東大震災による火災で、再び本堂が燃えてしまいました。その後、1934年に本堂は再建され、今のインド古代仏教建築様式になりました。境内内は本堂と2つの伝道会館で構成されています。外観の丸みを帯びた本堂の屋根は菩提樹の葉をモチーフにしたもので、中央には蓮の花が描かれていて仏教的デザインに溢れています。一方内部は伝統的な真宗寺院の造りとなっています。
設計は東京帝国大学名誉教授で建築史家の伊東忠太博士によるものです。本堂は当時の宗教施設としては珍しい鉄筋コンクリート造で建築されています。建物のあちこちに大理石彫刻がふんだんに使われていて、そのスタイルは現在においても斬新かつ荘厳で、その姿は築地の街を代表するものです。本堂は現在、国の重要文化財に指定されいます。第二次世界大戦中の東京大空襲でも燃えなかったということです。
本堂に向かう大きな階段には獅子や馬、孔雀などの大理石の彫刻があり、本堂入口の黒い扉上部には美しいステンドグラスがはめられており、一般的なお寺の雰囲気とは全く違う造りになっています。本堂にはパイプオルガンがおかれ、法要の行事や結婚式などで演奏されたり、ランチタイムコンサートに使われたりしています。この不思議な雰囲気が築地本願寺の特徴です。
2012年、この寺院の正式名が築地本願寺と名前が変わりました。それまでは通称が築地本願寺で、正式には本願寺築地別院という名前だったということは一般的にあまり知られていません。そして2017年、創建400年という節目の年を迎えました。これに合わせて大幅なリニューアルがされました。
2017年に大幅リニューアル!
開かれたお寺、今の時代にあったお寺と人の関係など、変わるプロジェクトの1つとしてできたのが「インフォメーションセンター」です。ここは築地本願寺の総合案内窓口として、様々な情報を提供するところです。ここにはカフェやオフィシャルショップ、ブックセンターなどがあり、一般の方に仏教のこと、築地本願寺のことを身近に感じてもらえるような、心安らぐ憩いの場となればと作られました。
その他にも悩み事を電話で相談できる「コンタクトセンター」や「僧侶紹介」なども始まりました。また、僧侶による法話やセミナー、相談会などもしています。そして、今や社会問題になっているお墓についても取り組んでいます。お墓の世話の心配のない「合同墓」が敷地内に作られました。これは生前に申し込むこともでき、年間管理費も不要で永代供養なので、お墓の世話やお金の心配を残された家族がする必要がありません。
これも終活の1つであり、現代人の中では死についてや死後のことに付いて変わってきている感があります。仏教も生き残るためには、時代に合わせて変わっていく必要があるということなのでしょうか。
築地本願寺カフェTsumugiが話題!
2017年にオープンしたお寺にちなんだカフェ
「インフォメーションセンター」の中にできたカフェは築地本願寺カフェ「Tsumugi」と言います。これも開かれたお寺として変わるプロジェクトの1つとして作られました。お寺を身近に感じてもらい、一般の人がお寺に行きやすい雰囲気を作り出します。ここは和をコンセプトにしたカフェで、お寺らしいメニューもあるそうです。特に朝食に力を入れていて、朝の早い町築地らしいです。窓から本願寺本堂も見え、お寺を感じられます。
お寺のカフェらしく、仏教にちなんだメニューもあるそうで、早起きしてまで食べに行きたくなるような魅力的なメニューが豊富で、とても気になります。店内は木がふんだんに使われて、間接照明も効いていて、ホテルのロビーのような非常に落ち着く空間になっています。また、床から天井までの大きな窓から入る光が明るく、外には築地本願寺本堂が見えます。朝から贅沢な気分に浸れ、リラックスしながら朝食を取ることができます。
座席は窓側に4人掛けの丸テーブルが8台、真ん中に一人でも気兼ねないカウンター席が12席、他に4人掛けの四角いテーブルが4台、通路側に2人掛けのテーブルが7台あります。窓側の席は築地本願寺が見えるので人気です。カウンター席には電源が取れる席もあり、店内は無料のWi-Fiがあります。ここではパソコンを広げながらお茶することもできます。
豪華な和食が楽しめると話題に!
ここのメニューの特徴の1つが一手間かかっているものを品数多く、いろいろなものを食べられるという贅沢さがあります。朝からこれだけしっかり食べられれば、いい一日になりそうです。具体的なカフェメニューは次項で紹介していきます。
築地本願寺カフェの人気朝食メニューを紹介
「築地本願寺カフェ Tsumugi」では朝食に力を入れていると書きましたが、ここの朝食メニューはお寺らしい、築地らしい、そして健康的なメニューで、ここでしか食べれないものを提供してくれます。そんな朝食メニューを見てみましょう。
絶対食べたい!18品目の朝ごはん
築地本願寺カフェの朝食メニューで1番のおすすめは「18品の朝ごはん」1944円です。お粥とおみそ汁に16品の小さなおかずが付いてきます。南高梅梅干、湯葉いくら、出汁トマト、築地江戸一甘口昆布の佃煮、つきぢ松露の卵焼き、揚げなす大豆そぼろ、里芋田楽、豆腐の柚子あん、こんにゃくの白和え、のり明太、タコの塩麹和え、鴨の山椒焼き、築地紀文のお魚豆腐おぼろ揚げ、じゃこ味噌、季節のフルーツ、抹茶ゼリーになります。
築地の名店のグルメや、精進料理っぽいものもメニューに含まれていて、まさに築地本願寺らしい朝食と言えます。なぜ18品なのか、この「18」という数字は、阿弥陀如来四十八願の根本の願「第18願」が“本願”であることにちなんだものということです。これだけたくさんおかずがあると、これは何だろう?とお品書きをみたくなりますが、器を持ち上げてみると、おかずの下の台紙にそれぞれのメニュー名が書いてあります。
これは嬉しい配慮です。お粥とおみそ汁はお替わり自由なので、かなり満足感のある朝食になることでしょう。また、朝食には温茶か冷茶の好きな方を選べるようになっていて、温茶は、三重県産と福岡八女産の茶葉をブレンドしたかぶせ茶、冷茶は鹿児島産の茶葉を使用した深蒸し茶とこだわっています。丁寧に入れてもらったお茶に、心がホッとします。仏教とお茶は深い関係にありますので、このカフェではお茶にも力を入れています。
気分住職?築地のお寺の朝ごはん
「築地のお寺の朝ごはん」810円は軽めの定番の朝食メニューです。築地グルメの江戸一甘口昆布の佃煮、つきぢ松露の卵焼きにサラダ、焼き鮭にお味噌汁と十三穀米ごはんがついています。目新しさはありませんが、体に優しい朝食と言えます。こちらもごはんとお味噌汁がお代わり自由で、先ほどの美味しいお茶も付きます。
親鸞聖人の月命日オリジナルのメニュー健やか6品定食
精進豆腐や季節の副菜など6品のおかずがワンプレートに乗っていて、十三穀ごはんとおみそ汁が付いた「健やか6品定食」1188円も手頃な金額でおすすめの朝食です。このメニューは浄土真宗の開祖、親鸞聖人の月命日である毎月16日にしか食べられないそうです。野菜中心のヘルシーなおかずばかりで、とても体に良さそうなメニューです。これもごはんとおみそ汁はおかわり自由で、お茶も付きます。
少食派におすすめ!京都産あられと宇治抹茶の和グラノーラ~カプチーノ風
「京都産あられと宇治抹茶の和グラノーラ~カプチーノ風~」918円はさらに軽めの朝食メニューです。宇治抹茶をまぶしたあられと京都産のドライフルーツなど、京都の素材を組み合わせた和風グラノーラに、ふわふわに泡立てた温かいスチームドミルクがついてくるのでかけていただきます。和風のグラノーラのザクザクとした食感に、まろやかなミルクの風味が合わさって、贅沢な美味しさです。今までにない美味しさが楽しめます。
築地本願寺カフェはランチメニューも人気!
贅沢な朝食メニューは11時で終わってしまいますが、がっかりすることはありません。「築地本願寺カフェ Tsumugi」ではランチメニューも魅力的なものがいっぱいあります。ではその内容を見てみましょう。
おかずが選べる!紬-つむぎ-お膳
「紬-つむぎ-お膳」はランチメニューの中で1番人気のメニューです。それはメインのおかずが選べるからです。「和風ビーフステーキ」1512円、「さばの味噌煮」1296円、「チキンの大葉タルタル南蛮」1296円、「鴨ロースのステーキ」1404円の、中から1つを選んでください。ご飯は白ご飯、ひじきご飯、十三穀ご飯から選べてお替わり自由です。朝のメニューに比べ、ランチは肉魚が多く、かなりがっつりした内容です。
糖質を気にしている方にとっては嬉しい十三穀ご飯は、もちもちとした食感と噛めば噛むほど甘さを感じられて美味しいです。この他にサラダ、つきぢ松露の卵焼き、冷奴と山形のだし、季節の小鉢、お漬物、味噌汁がついています。栄養バランスもよく、品数多く食べられる健康的なランチと言えます。
京抹茶の生パスタに変更も可能!ランチ限定パスタメニュー
「築地本願寺カフェ Tsumugi」ではランチにパスタメニューも登場します。興味深いのは、全てパスタは「京抹茶の生パスタ」に変更することができます。これは京都の袋布向春の抹茶を100%使用しているというこだわりのパスタです。モチモチとして、口に入れるとほんのり抹茶の香りがします。抹茶の緑色も美しいです。パスタはそれほど量が多くないようなので、高齢者の方や女性にもおすすめです。
明太カルボナーラ、蒸し鶏のジャパニーズハーフ、生モッツアレラとバジルのトマトソース、アボガドと小海老の大葉ソース各1080円、揚げなすとベーコンの和風おろし1026円、比叡のとろ湯葉とイクラのクリーム1296円の6種類あります。メニューは季節によって変わるようです。和を感じるメニューが多く、さすが和カフェ、築地本願寺らしいパスタです。
ボリューム満点!野菜天丼とみぞれうどん
「野菜天丼とみぞれうどん」1512円のセットメニューはボリューム満点のランチです。野菜天丼には桜海老の他、カボチャやヤングコーン、オクラ、玉ねぎなどの季節の野菜がたっぷり入っています。みぞれうどんは大根おろしが入ってさっぱりとしています。小ぶりの丼とうどんですが、この他にサラダと小鉢、お漬物がついていて、満足感のあるメニューです。
漬けまぐろご飯と鯛出汁とろろ昆布うどん
もう一つの丼とうどんのセットが「漬けまぐろご飯と鯛出汁とろろ昆布うどん」1404円です。築地のまぐろを使った丼と、鯛の香りの高いうどんで、築地らしいランチメニューと言えます。これにもサラダと小鉢、お漬物がついています。
一緒に付けたい!食事デザートセット
ランチを食べると甘いものも欲しくなります。ここ「築地本願寺カフェ Tsumugi」では食事にセットできるお得なデザートセットがあります。ドリンクデザートセット1026円は種類豊富なこだわりのお茶やコーヒーの中から1つ、堂島ロール、芋ようかんの和三盆ブリュレ、和栗と焦がしきな粉のモンブラン、レアチーズケーキの中から1つを選べます。
このケーキ類も和の食材を使用して洋のお菓子にしており、バランスよく、ここでしか食べられないケーキになっています。ドリンクソフトクリームセット702円は、飲み物とほうじ茶か抹茶のソフトクリームが選べます。少しほろ苦い甘さ控えめの大人のソフトクリームです。ドリンクセットはコーヒーかこだわりのお茶メニューの中から1つ選んでください。378円になります。
お茶が豊富!
仏教とお茶は切っても切れない関係です。それ故、「築地本願寺カフェ Tsumugi」ではお茶のメニューが豊富です。ランチのドリンクメニューとしてつけることのできる飲み物はコーヒーの他に9種類のこだわりのお茶があります。そのうち2種は朝食に付いてくる温茶と冷茶で先ほど詳しく書きました。その他、季節のお茶として季節を感じられる日本茶ハーブティーがあります。
夏には爽やかな緑茶をはじめ、冬には甘い味わいの金管ピールやカルダモン、ジンジャーなどを合わせた体が温まるハーブティーなどもラインナップされますので、季節ごとに飲んでみたくなります。また、「べっぴん茶」と呼ばれる緑茶やほうじ茶にハーブを合わせたお茶もあります。これは体調によって選ぶといいものになります。
中でも1番人気は「親鸞聖人好み」と名前のついた小豆、ほうじ茶、イチョウ、マリーゴールド、どくだみの入ったブレンドティーです。他に「アクティブ」「リラックス」「リフレッシュ」「バランス」「ビューティー」の5種があります。体に良さそうで、「べっぴん」さんになれそうです。これらはランチドリンクにもなりますが、単品で注文することもできます。
気に入ったものがあれば、茶葉を持ち帰り用に購入することもできます。缶入り1188円、茶葉単品は864円でお茶袋は324円で付けることができます。贈答用にしてもいいです。
気になるデザートメニュー
「築地本願寺カフェ Tsumugi」では、終日デザートメニューのオーダーができます。朝食後やランチ後、ティータイムに甘いものはいかがですか。美味しそうなでデザートがたくさんあるので、迷ってしまいますが、まずおすすめしたいのは「紬セット」です。これは堂島小豆ロール1760円(堂島抹茶ロールの場合1792円)と温かいお茶の他に、花籠の中に小さいデザートが4皿入っているものが付いてきます。
里芋田楽、抹茶ソフト、定番の甘いものとして抹茶カステラ、黒糖わらび餅、二色串団子、関西各地から集めた銘菓として黒豆きな粉あられ、岩おこし、金平糖、マーブルチョコといった内容です。ちょっとずついろいろな関西のものが食べられて、満足感があります。ロールケーキは堂島ロールで有名なパティスリーモンシェールとTsumugiのコラボケーキで、ここでしか食べられないものです。
抹茶味はほろ苦さが美味しいです。小豆の方はプレーン味で真ん中に小豆が入っています。パフェは「かわりばんこ抹茶パフェ」、「かわりばんこほうじ茶パフェ」各1047円の2種です。これも和と洋が合わさった和風のパフェという感じで、京都のパフェのような魅力があります。かわりばんこにおせんぺいやあんこ、カステラなどが出てきて食感も楽しめます。これにも京都の袋布向春の抹茶を100%使用しています。
その他にもべっぴん抹茶ゼリーソフト、べっぴんほうじ茶ゼリーソフト各723円は、ゼリーにコラーゲンが入っていて女性に嬉しいメニューです。ソフトクリームには色とりどりのあられが振ってあり、かわいくて香ばしいです。ピンクと緑のお団子もかわいいです。その他にも水ようかんのフルーツあんみつ723円、豆乳プリンの抹茶クリームあんみつ777円などの甘味もあります。
中央アルプスの天然氷を使ったかき氷のメニューもあります。さすが天然氷、ふわふわの口どけです。中でも「桃と山形さくらんぼのかき氷」1026円はほんのり桃とさくらんぼの味がして、氷の中から桜のアイスクリームが出てきます。見た目もかわいらしく、色とりどりのおいりがトッピングされています。SNS映えと美味しさが両方味わえるかき氷です。
この他に「すいかの赤富士」950円や「お抹茶&北海道あずき」918円、「濃いいちごみるく」864円もあります。季節限定メニューもありますが、年間通してかき氷は食べられます。天然氷のかき氷はとても人気があって、デザートのトレンドなので、こちらのカフェでも一年中かき氷を提供しています。
温かいおぜんざいのメニューもあって、これからの季節にはおすすめです。「焼きもち栗ぜんざい」842円はお茶をかけながら食べるタイプの珍しいぜんざいで、抹茶とほうじ茶のどちらかを選ぶことができます。抹茶の苦みがぜんざいの甘さと良く合っていて、絶妙な美味しさで、クセになりそうです。口直しにじゃこ味噌がついているのも嬉しいです。
ドリンクメニューは?
「築地本願寺カフェ Tsumugi」は和カフェと謳っているので、ドリンクも和風のものが多いです。もちろん、コーヒー626円やジンジャーエール572円といったソフトドリンクもありますが、こちらのカフェ独特なメニューは京都の袋布向春のお茶を使ったものです。抹茶ラテ、ほうじ茶ラテ各604円はアイス626円もあります。黒蜜がついていて、好みの量入れて飲みます。とろっとしてデザートのような味わいになります。
出典: https://retty.me
アイスラテにソフトクリームのトッピングされた抹茶フロート、ほうじ茶フロート各702円も魅力的です。ちょっと変わり種が抹茶ゼリーラテ、ほうじ茶ゼリーラテ各648円です。京都の袋布向春の茶葉を使ったゼリーが砕いてアイスラテの中に入っています。食べ応えもあって、いいおやつになります。
築地本願寺カフェの営業時間は?
朝早くから営業!モーニングは11時まで
「築地本願寺カフェ Tsumugi」の営業時間は8:00~21:00までです。贅沢な朝食メニューは11時までになります。11時以降はランチメニューへ、16時以降はアルコール類も提供され、おつまみメニューもあります。デザート類のカフェメニューは終日でオーダーできます。
バータイムは16時から
16時以降はおつまみメニューとアルコールメニューが追加されます。ここがお寺だということを忘れそうですが、店内の照明も落とされ、ライトアップされた築地本願寺を見ながらゆったりとお酒を味わえる大人な空間に変わります。
お酒の種類は、ビール648円やワイン702円、ハイボール594円、生レモンサワー、抹茶ハイ各594円、梅酒594円などがあります。女性に人気の「フルーツぼうず」という名前が付けられたモヒートやサングリアのカクテル各864円は、マンゴー、スイカ、メロンが丸くくり抜かれ坊主に見立てているとのこと。坊主かどうかは置いておいても、見た目のとてもかわいらしいオリジナルのアルコールドリンクです。
おつまみは築地グルメの「紀文のさつま揚げ2種」950円と「つきぢ松露の卵焼き」648円も味わえます。おすすめは「季節のおつまみ5点盛り」648円です。生タコ塩麹マリネ、佃煮モッツアレラ、山形だし豆腐、里芋田楽、揚げなすの大豆ミートソースの5種です。朝食メニューにも出てくるものがチラホラありますが、ご飯に合うものはお酒にも合うということなのでしょうか。その他に唐揚げ大葉タルタル山椒風味756円もあります。
築地本願寺の参拝時間とは違うので注意
築地本願寺の参拝時間は10月~3月が6:00~17:00、4月~9月が6:00~17:30になります。さすが築地、参拝時間も早いです。カフェの営業時間とは違うので注意してください。参拝のついでにカフェ、カフェのついでに参拝してみてください。
築地本願寺カフェは予約やテイクアウトができる?
お茶やどら焼きテイクアウトメニューも豊富!
「築地本願寺カフェ Tsumugi」ではテイクアウトできるものもあります。ソフトクリームやドリンク類はテイクアウト可能で、築地散歩しながら食べ歩くのもいいでしょう。人気の堂島ロールとコラボした抹茶ロールや小豆ロールはお土産に持ち帰ることもできます。築地本願寺カフェTsumugiオリジナルのどらやきや大福、カフェで飲んで美味しかったハーブティーなどオリジナルのお茶もお土産におすすめです。
予約は電話でお問い合わせを
「築地本願寺カフェ Tsumugi」の予約ができるのかどうかについては、ホームページや食べログなどのグルメサイトには記載がありません。かなり混み合うようなので、予約したいのは山々ですが、口コミをみても予約してから行った人はいないので、もしかしたらできないのかもしれません。カフェの電話番号の記載はありますので、事前に問い合わせてから行くようにしてみてください。
オフィシャルショップやブックセンターで時間を調節!
オフィシャルショップもブックセンターもインフォメーションセンターにある施設です。オフィシャルショップは美術館のアートショップのような存在です。ここでは築地本願寺のオリジナルグッズや文具雑貨類、仏教関連の商品等が売られています。オリジナルグッズは、本堂の意匠や歴史をモチーフに、築地本願寺を身近に感じられる、ここでしか手に入らない商品です。おしゃれなものも多いので、きっとお気に入りが見つかるはずです。
昔ながらの和ろうそくや、お念珠を入れる素敵なお念珠ケース、和柄のカドトジ(メモ帳)、日本最古のお香調進物所が作ったお線香、季節柄の手ぬぐい、豆皿、和三盆を使ったお菓子やおかき、江戸の調味料などなど、珍しいものがいっぱいです。評判がいいのはマスキングテープで、築地本願寺本堂の意匠がデザインに使われています。お友達へのお土産や自分用にどうぞ。オフィシャルショップの営業時間は9:00~17:00です。
ブックセンターは僧侶が選んだためになる本や、仏教関連図書を約3000冊置いています。仏教の初心者から篤信者の方まで、ニーズに合わせて幅広く取り扱っています。また、境内のWi-Fiを利用して無料で仏教関連の電子書籍を約60冊見ることもできます。営業時間は10:00~17:00です。カフェの帰りに寄ったり、カフェの待ち時間にのぞいてみてください。
築地本願寺カフェTsumugiで美味しいモーニングを楽しもう!
「築地本願寺カフェ Tsumugi」について紹介してきました。朝の早い町築地らしく、ここは朝食メニューに力を入れているカフェです。朝は8時から11時までモーニングメニューをオーダーできますが、築地のグルメを含めた築地らしい、そして仏教のモチーフもあって築地本願寺らしいメニューでした。特に「18品目の朝ごはん」はおすすめで、朝早く起きてまで行って食べてみたいと思わせるものでした。
また、健康にもこだわったものも多く、十三穀ご飯は糖質制限をしている人には嬉しいメニューです。築地の場外市場を見学した後に「築地本願寺カフェ Tsumugi」で朝食してみてはいかがでしょうか。11時以降はランチメニューになりますが、メインを4つから選べる定食の他には丼とうどんのセットや和のテイストのパスタもあります。抹茶が練りこまれた生パスタは特に人気があります。
カフェメニューには終日オーダーできますが、和カフェらしく、和を感じるデザートがたくさんありました。特に抹茶やほうじ茶を使ったものが多く、お寺のカフェらしいです。ケーキ類、パフェ類にも和の食材がたくさん使われていて、ここでしか食べられないものと感じます。デザートメニューの中のおすすめは「紬セット」です。堂島のロールケーキの他、細々と数多くのデザートが食べられるメニューです。
「18品目の朝ごはん」もそうですが、女性はちょっとずつ数多く食べられるのが好きです。「築地本願寺カフェ Tsumugi」の客層は9割が女性ということなので、人気があるのも理解できます。16時以降はアルコールとおつまみのメニューになります。店内も暗くムードある雰囲気になり、築地本願寺の夜景を楽しみながら飲める最高のロケーションになります。おつまみには築地のグルメもあり、築地らしく嬉しいです。
メディアに取り上げられたこともあり、非常に人気の「築地本願寺カフェ Tsumugi」です。特に朝はかなり待つようで、席に着いてからも30分近く食事が出てくるまで待つこともあるようです。よって、時間と心の余裕のある日にゆっくりと行ってみてください。待ち時間も有意義に心安らかに過ごしてもらえればと思います。