とんかつ「すぎ田」を紹介!浅草・蔵前にある名店のメニューとは?
とんかつすぎ田は、都営浅草線蔵前の駅から徒歩3分の所にあります。蔵前では有名なとんかつ店で、美味しいとんかつを提供したいと、丁寧な仕事ぶりが自慢です。国産豚から作るとんかつは、オランダ産の油を使い、パン粉は地元のペリカンのものを使用しています。高音油と低音油を巧みにあやつりカラッと揚がったとんかつが、清潔感一杯の店内で美味しくいただけます。すぎ田の素材、揚げ方にとことんこだわったメニューを紹介します。
目次
とんかつすぎ田とは
みなさんは、とんかつすぎ田というお店を知っていますか?とんかつすぎ田は台東区で行列のできるとんかつ屋として人気があります。今回は、とんかつすぎ田に着目して、店内の様子やどのようなメニューがあるのか紹介していきます。
極上とんかつが食べられるすぎ田に行こう
とんかつすぎ田は創業1977年台東区浅草寿町に店を構えました。2011年から二代目のご主人が経営していますが、ヒゲがトレードマークだった先代は名物店主でした。二代目店主は、学生時代から仕込みを手伝って通学していました。大学卒業後は、すぎ田を継ぎ現在に至ります。
すぎ田は有名なグルメ評論家、山本氏のとんかつ会議でも殿堂入りを果たしている美味しさです。とんかつは大衆食だけど、ごちそうと呼ばれる味を目指したい店主の心意気が感じられる台東区のお店です。営業時間は11時半から20時半、定休日は木曜日です。
お値段は少々高めですが、食べる価値ありのミシュランピブグルマンにも掲載される評判のお店です。場所は都営浅草線蔵前駅から徒歩3分、地下鉄銀座線田原町からも徒歩7分で行けます。台東区蔵前駅を下車して繁華街から離れた国際大通り沿いにあります。蔵前は浅草からも近いので、浅草観光を楽しんだ後に立ち寄っても良いでしょう。
都営浅草線蔵前の地下鉄A5の出口に出て右へ歩きます。台東区の寿三丁目交差点を右へ曲がってすぐの場所にあります。小さな看板が出ているので、見落とさないようにしましょう。土日は行列ができる事もありますが、回転が速いので心配ないでしょう。
とんかつすぎ田のメニュー
すぎ田のメニューは数が少なく、ベーシックなメニューだけです。現在の店主は「やれることだけを懸命にするだけ」と職人魂が光る丁寧な仕事ぶりが自慢です。先代の父親から引き継いだ包丁やまな板を使って、腕によりをかけて提供しています。台東区で行列ができるお店として有名なのも納得です。
メニューはいたってシンプルです。浅草と蔵前から近いことから外国人のお客も多く、英語のメニューも置いています。とんかつすぎ田では、つまみでも食事でも好きな組み合わせで注文できるように、定食メニューはありません。しっかり食べたいなら、ご飯と豚汁をつけるのがおすすめです。
豚汁は、濃厚な味わいがしみ込んだ厚切り大根が入っています。少し濃いめの味付けは、ご飯とセットで注文すればバランスがとても良いでしょう。豚汁ですが、具材に豚肉は入っていません。豚肉は出汁を取るためだけに使用しています。人参やゴボウなど根菜がたっぷり入っています。
ご飯は野沢温泉産のコシヒカリを使用、とてもツヤツヤで甘みがあってふっくらとした食感がとんかつを引き立ててくれます。野沢温泉産にこだわるのは、安定して上質なご飯を適量できるからです。生産者指定で仕入れている自慢のお米です。お米は炊き上がったら、おひつに移して湯銭で保温するこだわりもあります。
ドリンクメニューにはお酒が多数用意されています。お酒を注文するとおつまみがでてきます。ワインを楽しみながらとんかつを食べてもいいでしょう。
すぎ田一番人気!とんかつロース
すぎ田で使う豚肉は、基本的に千葉県産を使用しています。質を重視して選んでいるので、時期によっては他の産地もあります。創業以来同じ業者から厳選して仕入れているので、一本肉からあばら家余分な脂身を切り落として、使用しています。肉の感触を確かめながら切る丁寧な仕事ぶりです。一本の豚肉からソテーと活が18~20人分しかとれません。
蔵前すぎ田で一番人気なのがロースメニューです。とっても分厚いロース肉を温度の違う油でじっくり揚げていきます。きめ細かな衣の食感とラードによる香り、ひと口食べれば豚肉の美味しさが広がるでしょう。提供まで時間はかかりますが、食べた時の美味しさは絶品です。きつね色に揚ったロースにはしっかりと衣がついて、自家製ブレンドソースかリーベリンソースとの相性が良いです。食べやすい大きさにカットしてくれるので、子供も喜んで食べられるでしょう。
すぎ田は台東区の特集で雑誌やテレビで多く取り上げられています。台東区のグルメには必ずランクインする位人気があります。この動画は「とんかつ会議」で殿堂入りした時のものです。定番のロースカツはボリュームもあり満足感が違います。
とんかつヒレ
ジューシーなヒレカツは、柔らかく甘みも感じられます。噛むほどに口の中で肉汁が溢れ、ヒレ肉の旨みが広がります。味をごまかしたくない店主の考えから、ペリカンの薄い衣で勝負しています。上品な味わいのヒレカツは、脂身が苦手無い人でも安心して食られる風味豊かな逸品です。旨みがギュッと凝縮しているので、女性でもパクパク食べられるでしょう。
ロースソテーはウイスキーをフランベして作っています。フライパンから上がる炎は迫力があり、待っている間もわくわくします。フランベする事で香りが良く仕上がります。
エビフライ
運が良ければ食べられる、特大の大正エビを使ったエビフライもすぎ田に行ったら食べたいひと品。大きさによって値段が決まる少しドキドキするメニューです。おおおよそ、一尾2500円前後と覚えておきましょう。軽い衣に包まれた食べ応えのある身は、一本だけでお腹いっぱいになるサイズです。肉厚な身がギッシリ詰まった、今まで食べたことの無いレアな味わいでしょう。
ロースソテー
ロースソテーはバターの風味豊かな重厚感のある味わい、ウィスキーでフランベするので、香り豊かに食べられるでしょう。バターしょうゆ味がしっかりして、ロースカツよりさらりと食べられます。
とんかつすぎ田の店内
オープンキッチンから見える厨房で調理されます。温度の違う鍋で丁寧に揚げるとんかつは最高の味。中温で旨みを閉じ込めて低温でじっくり揚げる、最後に再び中温で揚げれば、外はサクサク中ジューシーな味わった事の無いとんかつが完成します。特製ソースをかけてじっくり味わいましょう。
厨房の中にはピカピカの鉄鍋が2つあり、これがおいしさの秘密です。油はとても清潔で安心して食べられるでしょう。美味しいとんかつを揚げるには油の温度が重要ですから、何度も確認するご主人の姿が印象的です。
油料理のお店は床やテーブルがベタベタして、油の臭いが店内に充満しますが、すぎ田はテーブルもサラッとしています。とても清潔な店内で油臭さも少ないでしょう。清潔感のあるご主人は、厨房でも油が飛ぶたびに綺麗に拭き取っています。台東区で評判のお店は清潔感が漂います。
とんかつすぎ田はパン粉にもこだわりがある
とんかつのパン粉は「ペリカン」のものを使用しています。ペリカンは、1942年創業の食パンとロールパンの販売しており浅草では有名です。ペリカンのパン粉をまとった上質な衣は、サクッと軽い味わい。女性でもペロッと食べられるほど脂っこい感じがありません。豚の甘みを楽しみながら、一皿完食してしまうでしょう。
ペリカンは昨年、台東区浅草に「ペリカンカフェ」をオープンしました。耳まで美味しい炭火焼の食パンが味わえたり、ペリカンブレンドコーヒーも人気です。昔ながらの味わいが人気でリピーターも多数います。すぎ田の帰りに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
とんかつすぎ田の油は最高級品を使っている
蔵前にあるすぎ田は、油にもこだわっています。使用している油はオランダ産「カメリアラード」です。このラードは最高級ラードと言われ、オランダの大手加工油脂メーカー「Romismifood」が製造しています。世界の一流レストランが愛用しているラードで、日本でも一流飲食店で使用されています。
カメリアラードで揚げたとんかつは、風味と香りが良くサクサクとした食感になります。スープに使用すると旨みを与えることから、多くのラーメン店でも使用される逸品です。蔵前のすぎ田では上質な素材と職人さんのテクニックで、サクサクとした食感が味わえるのでしょう。
とんかつすぎ田オリジナルソース
お店のソースは、オリジナルの中濃とウスターソース甘口、辛口から選べます。シンプルに食べたいなら塩や醤油を使って食べることもできます。手で切ったふんわりキャベツにもソースをかけて食べましょう。
こんな感じにソースをたっぷりかけて食べても良いですが、シンプルに塩だけで食べるのも好評です。肉の甘みがダイレクトに感じられるので、深く味わいたい人は塩だけで食べてみましょう。
最高級のとんかつを食べにすぎ田へ行きたい
すぎ田は、行列ができるとんかつ店として有名ですが、評判のように上質なとんかつを提供しているお店でした。今まで食べていたとんかつとは違う、甘み、旨み、柔らかさが感じられる最高級のとんかつを食べに、蔵前まで行ってみましょう。