2018年07月04日公開
2024年07月22日更新
プレスンシールとは?コストコでおすすめの商品の使い方を解説!
みなさん、プレスンシールを知っていますか?プレスンシールは、アメリカ生まれの会員制スーパー・コストコで人気の定番商品で、食品や食器などに使うラップのようなシートのことなのですが、これがさまざまな用途に使うことが出きるとコストコ通の間で話題を呼んでいます。一度使うと便利すぎて手放せないとみんなが口を揃えて語るプレスンシール。今回はそんなプレスンシールの使い方や活用術などを詳しく解説します。
目次
プレスンシールが売れているらしい!
みんな大好きな会員制の大型スーパーマーケットといえばコストコです。アメリカからやってきたコストコは、食品も日用品も何もかもがビッグサイズで、ずらりと積み上がった陳列にはいつも圧倒されます。家族で行くもよし、友達と訪れるのも楽しいコストコに行くのは、今やちょっとしたイベント感覚。訪れるたびに新しい商品が入荷されているため「今日は何を買おうかな」とコストコ好きの心をときめかせてくれます。
コストコは商品の移り変わりが激しいので新商品も多数ありますが、一方で売れ続けている定番のロングセラー商品もあります。食品で言うと、大きな袋に入ったコーンブレッドロールや、ボリュームたっぷりのプルコギビーフ、質のいいさくらどりシリーズ、とろけるおいしさのノルウェー産サーモンは多くの人がカートに入れる人気商品です。パーティに便利な巨大なピザや、お寿司、パエリアなども外せないという人も多いです。
日用品なら日本のトイレットペーパーの3倍はありそうなカークランドバスティッシュ、頑丈なキッチンペーパーカークランドタオル、100枚以上のセット販売に驚くジップロックなど、日本のスーパーやドッグストアでは見つからないような商品はコストコに行ったらリピ買いすると決めていく人も多いようです。そんな日用品の中で、コストコブロガーやヘビーユーザーが必ず買う!と推しているプレスンシールが売れているらしいのです。
プレスンシールって何?
プレスンシールは、正式名をGLAD Press’n Seal(グラッド プレスンシール)といい、片面が粘着状になったラップのような半透明のシートです。プレスンシールの表面にはグリップテックスという特殊加工が施され、小さなぽこぽことした突起がついています。この突起部分に、圧力がかかった時にのみ反応する接着剤がついているため、普通のラップとは違い圧を加えることでさまざまなものに密着するそうです。
中身が漏れやすいものを保存する時にもこぼれる心配がないので安心して使え、従来のラップではくっつきにくい木製の器やタッパーなどの容器にもしっかりと付着し、密閉してくれます。お肉や魚、パンなどの食品を入れて空気を抜けば真空パックのような使い方もできますし、冷凍にも冷蔵にも活用できます。プレスンシールはどんな素材にもぴたっとくっつき便利なので、一度使うと手放せないという人が後を立ちません。
プレスンシールはコストコのどこにある?
プレスンシールは、コストコの日用品コーナーに置かれています。たいていのコストコは、入口を入って家電、衣料品、日用品、食用品という順番に並べられているのですが、コストコの広い倉庫内の中でも比較的手前に日用品コーナーはあります。ほかに巨大な洗濯洗剤やジップロック、ゴミ袋などがずらりと並べられているため見つけやすいでしょう。プレスンシールは人気定番商品なので、常時置かれていることが多いようです。
プレスンシールのメリット
プレスンシールのメリットは、なんといっても高い密着性です。普通のラップより密閉度が高いので、フードシーラーを使ったようにお肉や魚をぴたっと密閉することができます。しかも手で簡単に密閉できるので、いちいち機械を出してきて真空状態にする面倒がありません。ぴたっと密封することで、食品の乾燥を防ぎ新鮮さを保つことが出来るほか、におい漏れもしないため、強いにおいの食品もにおい移りを防ぐことができます。
次に、どんな素材にもくっつく吸着力も魅力です。普通のラップだと浮いてしまうような木製のボウルや紙コップ、タッパーなどラップしにくい容器にもぴたっと密着します。どんなものにも面白いくらいぴったりとくっついてくれるので、初めて使った人はびっくりすると思います。気持ちいいくらいぴたっと密閉してくれるので、時間が経ってもプレスンシールが浮いてくるようなこともなく、使っている時のストレスが全くありません。
プレスンシールは高い密着性を吸着力を誇りますが、何度でもはがして使えることも特徴です。密閉するときに空気が入ってしまったり、使ったあとにもう一度再利用したい時も何度でも剥がして貼り直すことができるため、繰り返し使えます。はがす時もきれいに取れるので、くしゃくしゃになることもありません。上手に利用すると無駄にたくさん使うこともなく、エコな商品であることも大きなポイントです。
プレスンシールのサイズと値段
プレスンシールのサイズは、横幅が30cmで長さが43.4mとなっています。箱もとても大きいためたくさん入っていることはわかりますが、40m以上も入っているとは驚きです。日本で売られている一般的なラップの大きなものでも20m程度なので、倍以上の長さが入っているということになります。コストコではこのプレスンシールが3本セットで売られています。これくらいあると1年間は余裕で持ちそうなビッグサイズです。
お値段は3本セットで1648円です。1本あたりに計算すると1本の値段が549.3円となっているため、普通のラップの値段に比べると少し高い設定です。1本あたりの値段は一見高いように思いますが、巻きが長いため使い切ることを考えると結果値段はお買い得と言えます。値段が高いなと思ったプレスンシール初心者は、3本になっていて分けやすいためお友達とシェアしてお試しで買うのがおすすめです。
コストコ以外では、アマゾンや楽天などでも売られています。アマゾンでの値段は3本の値段で2450円、1箱の値段が1072円。楽天の値段はお店によって異なりますが、3本の値段が1944円、1箱の値段が1299円です。もう少し値段が安い店もありますが、送料の値段がプラスされてしまいます。アマゾンも楽天も3箱セットで値段が2000円超えしているので、値段の面ではコストコで購入するのが一番お得といえます。
プレスンシールの安全性が気になる
プレスンシールは圧力がかかった時にのみ反応する接着剤がついていると記述しましたが、直接食材に触れるものなので安全性が気にかかります。公式HPによるとプレスンシールに使われている接着剤はチューインガムと同じ成分だそうです。安全性も「FDA」という日本で言うところの厚生労働省に当たるアメリカの食品や薬品などの検査機関において、厳しく検査さえ食品用接着剤として認められているので安心して使って大丈夫です。
プレスンシールの注意点
プレスンシールの耐熱温度は100℃なので、熱々の食品を包んだり、電子レンジの解凍機能は使用可能ですが、ボイルやオーブン、直火には使うことができません。電子レンジで油分の多い食品や砂糖のかかった食品を直接包んだものを電子レンジ内でプレスンシールが溶ける恐れがあるためおすすめしません。もし電子レンジで加熱するときは、ラップの端を折り返すなどして、蒸気を逃す隙間を作ってから温めるようにしましょう。
耐冷温度は-23℃となっているため、冷凍庫に入れて使うのは問題ありません。プレスンシールにマジックなどで文字を書くこともできるので、保存した食品の名前や日付をメモしておいてもよいでしょう。プレスンシールは接着したい箇所が濡れているものにはくっつかないので、乾いた面で接着するようにしてください。そのため、水気のある食品を包む場合は、お皿の端をよく拭いてからプレスンシールで包むようにしましょう。
プレスンシールはメリットがたくさんあって、使いやすい商品ですが、一つ欠点があるとすると、付属のケースの切れの悪さです。プレスンシールの箱にはカッターが付いているのですが、このカッターがなかなかのクセモノで、日本のラップに慣れている方は少々戸惑うと思います。プレスンシールの箱についているカッターの刃を上に向け端からすこしずつ切ると上手に切れるようですが、慣れるまでは少し時間がかかるようです。
プレスンシール活用法:食品を包む
ここからはプレスンシールの使い方を紹介していきます。まず定番の使い方としては、ラップのように食品や食器にかぶせて使い方です。まるごとキャベツや白菜などはラップでは包みにくかったのですが、プレスンシールはサイズも大きくぴたっと密着してくれるので、土や汚れが冷蔵庫の庫内に落ちることもなく、綺麗な状態で保存できます。大きな野菜もくるっと包めるので、葉などが広がることもなくすっきり収納できます。
発泡スチロールのトレーにもピッタっとくっつくので、少しあまったお肉や魚、しらすなどもトレーのまま冷凍保存しておけます。ほかの容器に移して容器が汚れることがないので、洗う手間も省けます。解凍するときは、電子レンジを活用するのがおすすめです。電子レンジに冷凍保存した食品を入れ、電子レンジの解凍モードで少量のみ解凍してください。
電子レンジの使用は耐熱温度が100度となっているため、温めで電子レンジを使用したい時は、蒸気の隙間を作ってから電子レンジにかけてください。また、一度に使い切れなかったトマト缶やコーンをラップがつかないので、輪ゴムなどでとめていた方はいませんか?プレスンシールならぴたっとくっつくので、使い残した缶詰の中身を乾燥することなく冷蔵庫にしまっておけます。
プレスンシールはどんな素材の容器にもくっつくので、木製の食器やプラスチック容器、陶器の食器などどんな容器に使っても浮いてくることがありません。晩ご飯の食べ残しや、残業のお父さんにごはんを作って置いておきたい時も、プレスンシールで食器を覆っておくと、ぴたっとくっついて保存しておけます。端に空気の通り道を開けると電子レンジでの温めも可能なので、作りたてのおいしさが復活します。
プレスンシール活用法:真空パックとして使う
次はプレスンシールを真空パックとしての使い方です。こちらも定番の使い方ですが、プレスンシールを適当な大きさにカットし食材を置いたら、もう一枚のプレスンシールを被せ、手で中の空気を抜いて密封させます。コツは中央の食材部分から外に向かって少しづつ空気を抜いていくこと。機械を使わなくても手軽に真空状態を作ることができます。酸化や乾燥による劣化を防ぎ、鮮度を保ったまま保存してくれます。
大量に食材を保存したい場合は、プレシンシールを大きめにカットして等間隔をあけて食材を置き、もう一枚のシートを上からかぶせて密封させます。間隔をあけた部分をはさみでカットすると、あっという間に小分けの冷凍パックが完成します。使うときは小分けのものを電子レンジで解凍して使えば手軽で、無駄に解凍しすぎることもありません。凍らせたものは立てて保存できるので冷凍庫の省スペースにもなり、すっきり片付きます。
プレスンシール活用法:ドリンクに使う
プレスンシール活用法:ドリンクに使う
次の使い方は、飲み残したドリンクにプレスンシールを使う活用術です。プレスンシールでコップにフタをしてぴっちりと密着させておけば、なんと傾けても中身がこぼれることがありません。飲み残しも安心して冷蔵庫などで保存しておけますし、ホコリ等のゴミも入らないので助かります。うっかりコップを倒してしまっても大丈夫です。また、プレスンシールを貼り付けたコップの上から、ストローを指すこともできます。
小さな子供のいる家庭では、子供がコップの中身をこぼすことがよくあります。忙しい時間にこれをやられるとお母さんの怒りを買うことになりますが、プレスンシールがあれば心穏やかに過ごせそうです。子供がたくさん来た時やパーティなど便利です。あらかじめプレスンシールで覆ったグラスを用意しておいてあげると、コップを倒しても中身がこぼれないので安心です。プレスンシールの高い密着力を活用したアイデアと言えます。
プレスンシールで容器も作れる
2枚のプレスンシール同士を圧着して袋のようにすると、容器を作ることもできます。ここにストローをさせば、プレスンシールが簡易なコップに早変わり。キャンプやバーベキューなどに活用すると、余計な荷物も増えず、後片付けもラクラクです。ただし、このまま机等に置くことはできないので、机に置きたい時は支えが必要となります。ラップでは決して叶わない強力な圧着力のプレスンシールならではの使い方です。
プレスンシール活用法:子供に使う
プレスンシールで簡易エプロン
プレスンシールの使い方で、布地にもぴたっと密着する習性を活かして子供の簡易エプロンとして使うのもおすすめです。プレスンシールを適当な大きさにカットしたら、子供の服の胸元にぺたっと貼り付けます。食べこぼしによる服の汚れを防いでくれるので、外出先では特に便利です。食べ終わったら外して捨てるだけなので、後片付けもラクラク。普通のエプロンよりも首周りを締めないので、窮屈にならない点も高ポイントです。
そのほか、服が汚れてしまうようなお絵かきや工作の時にも、プレスンシールであらかじめ汚れそうな箇所を覆っておきましょう。絵の具やクレヨン、マジックなどで服が汚れそうとハラハラすることなく、思う存分制作に没頭させてあげられます。外出時には汚れ防止にプレスンシールが何かと使えるので、プレスンシールを適当な大きさにカットしたものをバッグに1~2枚ほど忍ばせておきましょう。
プレスンシールをランチョンマットに
小さな子供のいるご家庭だと、プレスンシールをランチョンマット替わりに使うのもオススメです。プレスンシールを適当な大きさにカットしたら、食器を置く前にテーブルに敷いておきます。どんな食べ物を落としてもテーブルを汚さずにすみますし、その食べ物を口に入れたとしても衛生面でハラハラすることがありません。食事が終わったらプレスンシールをくるくると丸めて捨てればあっという間に片付けが完了してしまいます。
おむつ処理にも使える
外出先や旅行先で困ることといえば、赤ちゃんのオムツを替えたあとのおむつの処理です。おむつ用のゴミ箱が用意されている場所はいいのですが、車の中やお友達のうちでおむつを替えたら、帰るまで持ち運ばないといけません。そんな時は使用済おむつをプレスンシールで包んでおけば、ニオイ気を気にせず持ち運べます。帰ったらぽいっとゴミ箱に捨てるだけ。プレスンシールのにおいを漏らさない特性を生かした使い方です。
プレスンシール活用法:汚れ防止
冷蔵庫の上などにおいてホコリ汚れ防止
次はプレスンシールの汚れ防止として使い方です。例えば冷蔵庫や換気扇、オーブンや電子レンジンの上は、キッチンでヘビーユースする場所なので、埃の上にベタベタとした油汚れもつきやすくなってすごく汚れています。普段の生活では見えない場所ですし、手も届きにくいので、ついつい汚れを溜めてしまい、きちんと掃除するのは大掃除の時くらい、という方も多いのではないでしょうか?
そんなときはあらかじめプレスンシールを冷蔵庫や電子レンジのサイズに合わせてカットし、敷いておくのはいかがでしょうか?冷蔵庫や電子レンジの上にもしっかりと張り付いていくれるので、埃や汚れが入り込むこともありません。汚れがたまったら、プレスンシールごと剥がしてゴミ箱に捨てるだけ。さっと拭いたらまた新たなプレスンシールをカットして敷いておきましょう。気持いいくらいラク家事に貢献してくれます。
リモコンやスマホにも使える
プレスンシールをスマホやリモコンに貼り付けて、汚れや水を防ぐ使い方もおすすめです。普通のラップをリモコンに巻いて汚れ防止に使っている方も多いと思いますが、ラップだと使っているうちにだんだん剥がれてきてしまったり、包終わりの部分にセロテープや輪ゴムでとめたりしないときちんと張り付いてくれません。その点、プレスンシールなら余計なものは必要なくぴたっと吸着してくれるので、楽チンです。
スマホにプレスンシールを貼り付けておけば、キッチンや洗面所などの水際においても安心ですし、調理中の手が洗えない状態でレシピを見たい時やタイマーを使いたい時などもさっと画面にタッチすることができます。あくまで簡易的な防水なので注意は必要ですが、少々の水は防いでくれるので、安心して使うことができます。
プレスンシール活用法:クラフト遊び
プレスンシールの使い方で、意外なところではクラフト遊びや工作に活用する方法もあります。プレスンシールを2枚用意して、グリッターやスパンコール、ポンポンや折り紙をちぎったものなどを挟めば楽しいクラフト遊びになり、子供も大喜びです。閉じ込めてくっつくというプレスンシールの特性をうまく活用したアイデアです。それを窓辺にぺたっとくっつければ、窓辺も華やぎますし、インテリアとしても使えそうですね。
ハロウィンやクリスマスパーティでは、折り紙で切り絵を作ってプレスンシールで挟み、窓に貼り付けるのもいいですね。作っている時も盛り上がりますし、イベントが終わったら剥がすだけで片付けが完了するので、ママのストレスもありません。センスやアイデア次第で、いろんなクラフトができるので、子供と一緒に作ってみてはいかがでしょうか?
プレスンシールの評判
プレスンシールはツイッターやインスタグラムでも、「何これ、便利すぎる」、「ラップより丈夫で液漏れなし!めっちゃ便利」、「あまりにも便利すぎる」と多数使い勝手の良さに評価が集まっています! また、クレンジングクリームをプレスンシールで小分け保存したものを持って行くなどのアイデアや、使いにくいプレスンシールのカッターを日本製ラップのものに差し替えるアイデアなどが続々寄せられ、関心の高さが伺えます。
プレスンシールを活用しよう!
コストコ通にも人気の定番商品、プレスンシールの使い方や活用法を紹介してきましたが、参考になりましたか?どんな素材にもぴたっと密着して、いろいろ使えるプレスンシールは、一度使うと使い易すぎてリピート必須の商品です。コストコでお肉や魚を大量に買ったら、プレスンシールに包んですぐ冷凍できます。解凍も電子レンジの解凍モードを使えば、すぐに調理に取り掛かることができます。
ほかの使い方も便利なので、ぜひお試しください。ひとつのアイテムで、たくさんの使い道があるプレスンシールは、手に入れると大活躍間違いなしです。自分なりのアイデアで使い方を見つければ、ますます活用の幅も広がりそうです。みんなが買ってるプレスンシールを、ぜひあなたのおうちでも活用させてください!