まぐろラーメンは鹿児島ご当地ラーメン!東京で食べられる?

鹿児島にはご当地グルメとして有名な美味しいラーメンがあります。それがまぐろラーメンです。まぐろラーメンはその名の通り、まぐろの頭などからダシを取り、さっぱり味の醤油をベースとしたラーメンです。マグロ漁が盛んな鹿児島のいちき串木野が発祥の地だそうです。まぐろラーメンだけにまぐろの栄養素であるDHAも豊富です。また、そんな鹿児島のまぐろラーメンが東京でも食べられるのか調べます。

まぐろラーメンは鹿児島ご当地ラーメン!東京で食べられる?のイメージ

目次

  1. 1鹿児島のまぐろラーメンが気になる!
  2. 2鹿児島のまぐろラーメンはどんなラーメン?
  3. 3東京でまぐろラーメンを食べるならここ!
  4. 4まぐろラーメンは川越でも食べられる!
  5. 5まぐろラーメンは上品でやみつき間違いなし!

鹿児島のまぐろラーメンが気になる!

ラーメンには塩、味噌、豚骨、醤油、鶏ダシ、と様々な種類のラーメンがありますが、魚介類のダシで作ったラーメン、その中でもまぐろに限定してそこからダシをとったというまぐろラーメンは珍しいラーメンではないでしょうか?なぜそのようなラーメンが生まれたかというと、まぐろラーメン発祥の地とされる鹿児島県のいちき串木野市に秘密があります。

まぐろラーメンにはもちろんまぐろが当然必要です。いちき串木野市はそのまぐろ漁獲量が多い市なのです。いちき串木野市は鹿児島の薩摩半島吹上浜北にあります。特産品も豊富ですが、いちき串木野市飲食業組合がまぐろの街としての権威を再び取り戻すべくラーメン開発にあたり、市飲食業組合がまぐろラーメン共栄会を発足し、試行錯誤、研究に研究を重ねた結果生み出されたのがまぐろラーメンなのです。

鹿児島のまぐろラーメンはどんなラーメン?

いちき串木野市のPRとして作られた

鹿児島県のいちき串木野市は昔からまぐろの遠洋漁業でおおいに栄えた港町でした。昔は一回の漁で家が一軒立つとまで言われたほど漁獲量があったようです。漁船が遠い海から漁港へ帰ってくると町にはまぐろが大量に出回ったそうです。ですが時代と共に漁業は斜陽していき、まぐろの町いちき串木野市は当時の活気を失ってきていました。

それを取り戻そうと特産であるまぐろを使って何かできないかと数十年前に飲食店、食品関連会社の関係者が知恵を絞り出しあって、どうせなら町起こしにもという考えから目をつけたのがまぐろラーメンだったのです。こうしていちき串木野市が再び活気を取り戻す祈りも込められてまぐろラーメンは作られたのです。今では、まぐろラーメンはいちき串木野市には欠かせないラーメンとして市をおおいにPRしています。

まぐろラーメンの特徴は?

まず、まぐろラーメンのスープはまぐろの頭部とニンニク、生姜を煮込んでできたダシに鰹ダシ、昆布ダシの白いダシをブレンドした醤油がベースです。麺は中細の汁が絡みやすい縮れ麺で、もっとも注目する点は豚骨ラーメンならチャーシュー乗せますが、まぐろラーメンはその代わりに店によっても多少変わりますが、まぐろを特製のタレで漬けたものを豪華にラーメンの上に具として乗せている点です。

まぐろの栄養が活かされたラーメン

まぐろには栄養素としてDHAが豊富に含まれています。それが活かされたラーメンがまぐろラーメンです。DHAを含む魚にはサンマやウナギがいますが、それらをはるかに圧倒してDHAが多く含まれています。DHAは生活習慣病の予防に役立ちます。血液循環を良くし、血中脂質の改善をして動脈効果を防ぐ効果が見込めます。血小板が凝固するのを防ぎ、心筋梗塞の予防にもなります。

血圧を下げる効果もあり、脳卒中を予防する働きもあるそうです。中性脂肪、コレストロールの低下にも効果があり、アトピーやアレルギー、癌にも効果が期待できる可能性があるそうです。他にも学習能力の向上や、視力が良くなる、精力アップ、不整脈を整えるなどまぐろラーメンに入っているまぐろの栄養素には体に欠かせない栄養が豊富です。他にも肝臓の働きに必要な硫黄を含むアミノ酸がまぐろの赤身にはたっぷり入っています。

ラーメンなのに低カロリー?

マグロは低脂肪、低カロリーなのに高タンパク質です。ある大型チェーン店の、ラーメンのカロリーを見てみると、一杯800kcalから1000kcalを超えます。ですが、東京板橋の環七通りにあるまぐろラーメンのお店元祖まぐろラーメ本店のまぐろだしのラーメンは種類にもよりますがだいたい標準の盛りで一杯530kcalほどだそうです。1000kcalを超えるラーメンが多い中でこれは低カロリーな方でしょう。

鹿児島限定でインスタントラーメンも!

このいちき串木野名物まぐろラーメンはイシマル食品が開発したインスタントラーメンです。インスタントラーメンは年々パワーアップしており、家でも本格的な味が味わえます。このインスタントラーメンであるまぐろラーメンも遠洋マグロ漁船の保有数が日本全国でもトップクラスの、いちき串木野市の漁師達と鹿児島の地元メーカーであるイシマル食品がタッグを組んで完成しました。

まさにまぐろが身近にない場所じゃないと作る発想も浮かばないインスタントラーメンです。価格はだいたい200円ほど、イシマル食品は鹿児島県の老舗製麺会社であり、まぐろラーメン以外にもユニークにとんだご当地ラーメンを販売しています。このインスタントラーメンはまぐろラーメンを開発した人達である、いちき串木野市の飲食業組合が作ったまぐろラーメン共栄会が監修しているので味はおりがみつきです。

鹿児島のお土産としても有名で鹿児島のサービスエリアや、空港、お土産屋などにも置いてあります。力強い筆の太文字で書かれたパッケージはひと目でその存在が分かります。作り方は普通のインスタントラーメンと同じで、鍋で450mlぐらいの熱湯を沸かし、麺を3分ほど湯がき、箸で麺がほぐれているのを確認すれば、火をとめてスープを加えればできあがりです。ほんのりまぐろの香りが漂ってきます。

麺は揚げ麺ですが、油揚げの臭いはそこまでしません。具はないのでできれば刻みネギなど入れてみるとより美味しくなりますのでおすすめです。スープは本場と変わらないあっさり醤油ダシで、まぐろぶしの他にさばやかつおも使われているようです。魚介の味がより濃厚になったかなり魚介の味が強いスープに仕上がっています。ここからワサビ粉を入れると味が激変、まぐろ丼を食べているかのような味に豹変します。

東京でまぐろラーメンを食べるならここ!

板橋の有名店パスタや丼も「元祖まぐろラーメン本店」

元祖まぐろラーメン本店は板橋区大和町にあります。板橋区大和交差点の手前、環七通り沿いの中山道陸橋近くに店を構えていて、大変人気で日によっては夜中2時でも人の列ができているほどです。環七と17号線がぶつかるすぐ交差点が目印です。近くには都営三田線、板橋本町駅より帰る会社員も立ち寄る事が多く、店の外観は庶民的昔ながらのラーメン屋といった感じで入りやすいです。

昔ながらの風情がある店構えが特徴的で店のスペース的には順番待ちの人達が店内に入ってもそのまま並んで待てるくらいゆったりした空間になっています。思わず昭和にタイムスリップしたと錯覚してしまうような店内はレトロで素敵です。環七沿いにあるこの店の客席はカウンターに12席ほどで、月曜日は定休日、開店は夜の7:00からとなっています。おおよそ20年以上前は、まぐろラーメンは世にでまわってはなかったのです。

そんな頃から板橋区の環七沿いに店を構え、1993年代から20年以上まぐろラーメンを開発し、味を追求し続けた結果、20年という世代を超えて元祖まぐろラーメン本店のまぐろラーメンは愛され続けています。まぐろラーメンの開発に苦労した部分として、栄養素であるドコサヘキサエン酸というのを引き出すのが難しかったようです。苦労の末、まぐろの旨味が凝縮されたスープは魚介特有の臭みがなく病みつきになると評判です。

醤油ベースのまぐろラーメンはキラキラとしたスープが食欲をかきたて、魚介スープでありながら生臭い感じがなくさっぱりしています。他にもラーメンはあり、味噌ラーメン、醤油スタミナラーメン、味噌スタミナラーメン、黒コショウラーメン、スタミナラーメンスペシャルがあります。醤油スタミナラーメンはイワシ、サバの節を数種類ブレンドしてニンニクと相性の良いスープに仕上がっています。

板橋区の環七沿いにあるこの元祖まぐろラーメン本店のメニューは大きく分けてラーメン、タレソバ、ラーメンパスタ、ラーメン丼と4つあります。まず、タレソバはつけ麺と違い、板橋の環七近くにある元祖まぐろラーメン本店のタレソバはまぐろの旨味が凝縮したタレを中華風に、麺に絡めたものです。醤油たれソバ、味噌たれソバ、食べるラー油ソバ、黒コショウソバ、新鮮玉子かけソバ、塩たれソバ等多彩な種類が用意されています。

ラーメンの麺にマッチするように創作された独自のパスタソースが大変美味しいです。ラーメン屋でパスタなんて珍しいでしょう。ラーメン店が競争でしのぎをけずる板橋の環七沿いの、ラーメン屋の中でも珍しいメニューでしょう。たれソバと味が絶妙にマッチしています。ミートソースパスタ、月見パスタ、納豆パスタなど品揃えがあります。

ラーメン屋がしのぎを削る板橋の環七に店を構える元祖まぐろラーメン本店には商標登録を獲得しているオリジナルのメニューがあります。それがラーメン丼です。独自の炊き込みご飯にたれソバを乗せてたものになります。まさに中和合体の一品です。板橋環七沿いにある元祖まぐろラーメン本店でしか食せないものでしょう。醤油、食べるラー油、月見、納豆と4種類あります。

板橋の環七沿いにある元祖まぐろラーメン本店ではまぐろラーメンだけでなくパスタや丼といった変わり種も食べられます。ラーメン店の、競争の激しい板橋の環七沿いで長年生き抜いて、さらに毎日行列ができるくらい繁盛しているという事はまぐろラーメンにいわゆるスルメ感、何度も味わいたくなる味だという事でしょう。元祖まぐろラーメン本店はそれに加えて多彩でユニークなメニューもあります。

まぐろラーメンは川越でも食べられる!

コスパ最強ランチ「まぐろラーメン大門」

まぐろラーメン大門は川越にあります。アクセスは東武東上線、JR川越線、川越駅から歩いて2分の場所にあります。メニューも学生証を提示しなければいけませんが、学生ラーメンは500円とリーズナブルな値段で食べられます。その他のメニューも多彩で、しょうゆ770円、しょうゆ味玉890円、しょうゆネギ890円、しょうゆチャーシュー1100円と醤油味のラーメンはこのような値段になっています。

引き続き川越にあるまぐろラーメン大門のメニューを紹介します。つけめん800円、つけめん肉汁860円、つけめんチャーシュー1130円、つけめん辛唐860円、つけめん辛唐肉汁950円、つけめん辛唐チャーシュー1250円、みそラーメン830円、みそチャーシュー1200円で各種大盛りはプラス120円のようです。

この川越にあるまぐろラーメン大門ではスープには本マグロをカットし、一度焼いたものを大量に使用、そして日高昆布、厚切りカツオ、鯖節、煮干しも使用しています。まぐろスープととんこつスープのWスープを注文されたら一人前ずつ丁寧に沸かしているそうです。厚切りのチャーシューも一枚ずつ炙りを入れています。メンマも高級短冊メンマを使用、麺は深井戸地下水と最良の小麦粉、塩にもこだわりがあるようです。

川越に店を構えるまぐろラーメン大門には店ならではのこだわりがあるようです。塩には天日塩というものを使っています。中太のストレート麺はそんな井戸水やこだわりの小麦粉、天日塩といった材料でしっかり練られじっくり寝かせたものです。店内にも、このこだわりを書いた看板が飾ってあるので川越のまぐろラーメン大門に行く際には一読してみても良いかもしれません。店のまぐろラーメンに対するこだわりが垣間見えます。

川越のまぐろラーメン大門にはランチタイムがあります。平日限定で11~14時で680円です。日替わりのおかずと半ラーメン、ライスがついてきます大変お得です。川越ではとても人気でお昼になるとランチを目的に近くの会社員や学生が集まってきます。まぐろラーメンは出汁の味がしっかり出ていて大変美味しいです。醤油の塩気と相性がとても良いです。辛唐麺は汗が吹き出すほどの辛味ですがそれがたまらなくすっきりします。

川越に店を構えるまぐろラーメン大門のラーメンは新年会や忘年会などの二次会、酒のあとの〆にぴったりです。魚介のすーと澄んだスープは酒で暴れた胃にぴったり。メンマも太くて歯ごたえはシャキシャキです。極めつけは分厚いチャーシューです。しっかり一枚一枚炙ってあり、噛めば豊潤な肉の旨味が口に広がります。まぐろラーメンならではのすっきりさっぱり味を川越で夜飲み会があったなら最後に寄りたい場所です。

他にもまぐろラーメン大門にはこだわりがあります。ほっかほかのスープに自信があり、本マグロの頭部と、動物系のWスープにはかなりのオリジナリティと自信が見受けられます。麺は縮れ麺ではなく中太のストレート、女性が喜びそうなコラーゲンもたっぷり美容に良いラーメンとアピールしています。もちろんマグロを使っているのでDHAも豊富で栄養もたっぷりなのです。

まぐろラーメンは上品でやみつき間違いなし!

まぐろの町鹿児島県いちき串木野市でまぐろを使って町を盛り上げたいという思いから生み出されたまぐろラーメンは、今やご当地グルメになくてはならない存在になりました。まぐろをラーメンにしようという考えにはかなりの試行錯誤があったように感じられます。まぐろラーメンは魚介と醤油が合わさってさっぱり系のラーメンの中でも栄養素が素晴らしいのも手伝って関東でも人気が出ています。

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