バターの賞味期限と保存方法は?賞味期限切れ半年のは使える?

皆さん、バターは好きですか?どれくらいの量を消費していますか?バターにも賞味期限はあります。賞味期限が切れてしまったバターでも美味しく頂くことはできるのでしょうか?バターはどれ位の期間、保存しておけるものなのでしょうか?

バターの賞味期限と保存方法は?賞味期限切れ半年のは使える?のイメージ

目次

  1. 1そもそもバターってどんなもの?
  2. 2乳製品の保存可能期間
  3. 3バターの賞味期限ってどれくらい?
  4. 4バターに最適な保存方法とは?
  5. 5それでも消費できなかったら…?
  6. 6バターの大量消費方法大公開!
  7. 7バターの賞味期限についてのまとめ

そもそもバターってどんなもの?

朝食の定番、トーストのお供バター

 

 

朝食の定番バタートースト。サイドにはスクランブルエッグやベーコンなどが添えられた、アメリカンブレックファスト。最後には熱いブラックのコーヒーを。私達日本人の半数が、朝食に焼いたトーストを食べているのではないでしょうか?朝が豪華だと、仕事を頑張る活力になります。

 

 

 

そんなトーストに欠かせない存在のバターですが、一回の消費でどれ位の量を使っていますか?仮に4人家族全員が毎朝バタートーストを食べていたとしても、短期間で全てのバターを綺麗に使い切ってしまう事は難しいでしょう。今回はそんなバターの保存方法から消費方法まで一気に紹介していきます!

 

バターは牛乳から作られる

 

 

バターは牛乳から分離したクリームを固めたものです。主に乳脂肪で構成されており、約200グラムのバターを作るために約4.4リットルの牛乳を必要とします。乳酸菌で発行させたクリームを原料に使えば発酵バターに、製造途中で食塩を添加すると有塩バターになります。

 

乳製品の保存可能期間

他にも色々ある乳製品、賞味期限も色々

バターの他にも、乳製品は色々あります。ヨーグルトやカルピスなどの乳酸菌飲料、生クリームやチーズも乳製品に分類されます。ヨーグルトやカルピスはその名の通り、乳酸菌を製造の過程で添加したものです。短期間で消費してしまう方が多いのでは?バターと違って、一人で消費してしまえる量で売っている事が多いです。ヨーグルトや生クリームなど、粘度のある加工食品は比較的賞味期限が短めに設定されているようです。

 

 

 

チーズはバターとは違った製法で作られている固形の加工食品です。バターは乳脂肪分が固まったものですが、チーズは製造過程で乳酸菌と酵素を添加した発行加工食品です。

 

 

バターと違うのは、酵素を加えて発行させているところでしょう。チーズは未開封の場合、長めに設定されているものが多いようです。半年以上保つものも少なくありません。乳製品を開封してから、ものにもよりますが、1週間から1ヶ月程で消費してしまう方が良いという認識が一般的なようです。

 

バターの賞味期限ってどれくらい?

冷蔵庫の奥に賞味期限切れのバター

 

 

半分以上残った状態で、冷蔵庫に半年以上も置いてあった事はありませんか?その上、半年以上も賞味期限切れになってしまっていたりしませんか?半年以上も賞味期限が過ぎてしまうと、使うのを躊躇う方も少なくないはず。賞味期限切れのバターは、使う事が出来るのでしょうか?

 

賞味期限内にバターを使い切る事は可能?

チーズと同じく、固形の加工食品であるバターですが、チーズほど使用頻度は高くないのではないでしょうか?チーズと違って直接口に運ぶものではない上に、一度で使う量もそんなに多くないはずです。

 

 

精々使えて5〜10gほどが一度の食事で使う分量ではないですか?よっぽど、しょっちゅうお菓子やパンを焼いているのなら賞味期限以内に使い切る事は出来ます。むしろ、半年以上前に賞味期限切れのバターを見る頻度の方が多いかもしれません。

 

賞味期限?それとも消費期限?

加工食品には、必ず賞味期限が記載されています。それが賞味期限なのか、消費期限なのか。しっかりとチェックは出来ていますか?賞味期限と消費期限は似ているようで、意味合いは全く違います。賞味期限は、その加工食品を美味しく食べられる期間の事ですが、消費期限は、その加工食品をその日までに消費してしまう目安として記載されている事が一般的です。

賞味期限はあくまでも、その日までは美味しく食べられると保証されている日付なので、加工食品が腐ってしまうわけではないのです。

 

 

 

購入した有塩バターがまだ未開封の場合、平均で約半年程保存しておく事ができます。無塩バターはもう少し短く、約4ヶ月程保存が効きます。開封してしまったものなら更に短く、2週間から1ヶ月程で賞味期限切れになります。空気に晒された事で酸化が進み、風味が損なわれていってしまうからです。未開封のまま賞味期限切れになったのなら、開封しても問題はなさそうですが、やはり1ヶ月以内には消費してしまいましょう。

 

それでも賞味期限を過ぎてしまったら?

 

 

そもそもバターのような加工食品は、腐りにくいものです。バターの主な成分は油脂、つまり油が固まって出来たものなのです。水分がほぼ含まれていない為、カビが生えてしまう事はまずあり得ません。賞味期限が過ぎたからと言って捨ててしまってはいませんか?ただし、未開封のまだ空気に触れていない状態のものに限ります。日本の賞味期限は1、2ヶ月程余裕を持って設定されている事が多いので、問題なく使えます。

 

バターに最適な保存方法とは?

基本は冷蔵保存

 

 

バターの保存は、基本的に冷蔵庫で行いましょう。常温で保存してしまうと、バター本体が溶け出してしまう上に、空気に触れる機会が増え、カビが生えてしまう恐れがあります。また、匂いの強いものの側に置いておくと、バターにその匂いがついてしまうので、ラップなどで密閉状態にしてから離れた場所で保存しましょう。

 

それでも消費できなかったら…?

空気に触れさせないようにしてから冷凍庫へ!

未開封のものなら、そのまま冷凍庫に入れてしまえば冷蔵庫に入れておくよりも長く保存しておくことが出来ます。保存の仕方にもよりますが、最長で1年保存することが出来ます。賞味期限切れのものも保存しておく事は可能ですが、保存する前にバターの状態を確認しておきましょう。一度開けてしまうと、空気に触れたことにより、酸化が進んでしまいます。

 

 

 

酸化が進んでしまうと、表面が通常のバターの黄色味がかった色よりもさらに黄色くなり、味も悪くなってしまいます。もちろん、体に毒なので、酸化による変色が始まってしまったら、処分する事をお勧めします。そうなる前に、ラップなどでぴっちりと空気を抜いた状態を作り、さらにフリーザーバッグに入れて冷凍庫の奥の方へしまっておけば、3〜4週間程保存しておく事が出来ます。

 

 

 

この保存方法を使えば長くバターを持たせる事が出来ます。仮にこの状態で賞味期限切れを迎えてしまっても、まだ猶予があります。解凍方法には、冷蔵庫に入れて自然解凍するのがお勧めです。せっかく長く保たせるために保存するので、奥の方に仕舞い込んだまま忘れてしまわないようにしましょう。

 

バターの大量消費方法大公開!

バターを大量に使うものと言えば?

さて、バターの長期保存方法がわかったので、早速有効にバターを大量に使える調理方法を紹介します。その方法とは、お菓子作りにバターを使ってしまう事です。数ある洋菓子の中でも、特にケーキやクッキーなど、オーブンで焼く洋菓子には大量にバターを使えます。いくつかピックアップして紹介します。

 

 

 

クッキーは、生地づくりの時点で大量のバターを使います。使うバターの量は約100〜200グラムです。多ければ多いほど、濃厚なバターの風味が楽しめます。バターと砂糖を白っぽくなるまで混ぜ合わせた後、卵黄を入れてさらに均等に混ぜます。そこに小麦粉をふるい入れ、さっくりと混ぜ合わせます。チョコチップやナッツ、ハーブなどを加えて食感や香りを楽しむのもクッキーの醍醐味でしょう。

 

 

生地を丸め、冷蔵庫で30分〜1時間ほど寝かせた後、麺棒で3〜5mmほどの暑さに薄く伸ばします。好きな型抜きでお気に入りの形にくりぬいたら、170℃のオーブンで20〜25分で焼き上げて完成です。

 

 

マドレーヌも大量にバターを使う洋菓子の一つです。130グラムのバターの量に対して、約20個ほどのマドレーヌが作れます。小麦粉とベーキングパウダーは予めふるっておきましょう。バターはレンジにかけて、とかしておきます。

 

 

 

ボウルに卵を割りほぐし、砂糖、牛乳と順番に混ぜていきます。そこに、最初にふるっておいた小麦粉とベーキングパウダーをふるったものを入れ、とろとろのクリーム状になるまで混ぜます。最後に溶かしておいたバターを加えて滑らかになるまで混ぜて、冷蔵庫で1時間以上休ませておきます。

 

 

シェルの型にバターを塗り、小麦粉をはたいておきましょう。こうする事で、型から外れやすくなります。型の8分目くらいまで生地を流し込み、180℃のオーブンで15分くらい焼いて完成です。レモンピールや紅茶の茶葉などをアレンジに加えれば、おしゃれなティータイムの演出が出来るでしょう。

 

バターの賞味期限についてのまとめ

賞味期限が過ぎてしまっても大丈夫

 

 

バターを冷凍することによって、長期保存する事は可能です。半年以上賞味期限が過ぎてしまったバターも使う事は出来る事もありますが、酸化が進んでしまっているものは使わない事をお勧めします。大量に余らせてしまうのももったいないので、やった事のない方でも簡単に出来るお菓子作りを紹介したので、是非一度挑戦してみてはいかがでしょうか?

 

Thumbバターは冷凍保存できる!賞味期限と風味はそのまま解凍方法も紹介 | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

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