つるむらさきを使ったレシピで人気なのは？おひたし・味噌汁など紹介！

つるむらさきはいろいろな料理に使うことができます。では、どんな料理が人気なのでしょうか？料理のレパートリーとしては、天ぷらなどの揚げ物系、茹でて和えるだけのおひたし系、味噌汁などの汁物系、フライパンを使って炒める物などがあります。どれも美味しい一品ですがどんなレシピが人気なのでしょうか？つるむらさきについてとつるむらさきを使ったレシピなどを紹介します。

つるむらさきとはどんな野菜なのでしょうか？今回、つるむらさきの旬の時期や食べ方、おすすめの料理、調理方法やつるむらさきの栄養素、効果効能、つるむらさきの栽培方法など詳しく紹介します。つるむらさきを詳しく知ることで料理にも使いやすく、楽しみながら味わうことができます。

つるむらさきとは、ツルムラサキ科のつる性の一年生草元です。名前の通りつるの色が紫色をしている物もありますが緑色のつるの色もあります。紫色している物は野菜として食べられることよりも観賞用として栽培されていることが多いです。花の色は淡紅色で果実は紫色をしています。主に葉と茎の部分を食用としますが、近年では花の部分も飾り花として使われたりサラダとして入れて食べることもあります。

葉は丸みを帯びた形をしていて柔らかいですが厚みがあります。味はほうれん草に似ていますが、モロヘイヤのような独特のぬめりや粘り気があり香りもあります。とても栄養価が高い野菜となっています。

つるむらさきはハウスでも栽培されていて通年購入することができますが、ハウス以外では収穫の盛んな時期は6月から8月となり夏野菜とされています。東北地方で盛んに生産されていることが多いです。油との相性が良いので、炒め物や天ぷらなどの揚げ物に適しています。また、おひたしやあえ物、味噌汁など汁物にも小松菜やほうれん草のように入れてもとってもあいます。

また、おくらや山芋、モロヘイヤといった粘り気のある野菜を組み合わせて食べるのもおすすめの料理となっていて、美味しいです。

つるむらさきは花がとっても可愛らしいです。料理でも飾り花としても人気があり添えられていることが多くなりました。では、実際は生で食べることができるのでしょうか？つるむらさきの花や葉の部分は茎の部分と比べて柔らかいので生食することができます。花の部分はサラダに入れたり、料理に添えたり生で美味しく食べることができます。

でも、茎の部分に関しては少し固くて土っぽさのような独特の香りがあるので生食には向いていません。また、葉の部分も生食で食べることはできますが、採りたての若い葉は柔らかいので食べることもできますが、収穫から時間が経ってしまうと葉には厚みがあるので生食では食べづらいです。

つるむらさきの下ごしらえのポイントとして、つるむらさきは茎が太いので下茹でをする場合には、葉と茎は別々にした方が良いです。茎を先に茹ではじめて茹で終わる少し前に葉の部分を入れ葉はさっと火が通る程度が良いです。茹で終わったら冷水にとって水気を絞りましょう。また、それほどアクが強くはないので、炒め物や天ぷらなどの揚げ物をする場合には下茹でをしなくても調理することができます。

つるむらさきは栄養価が高い食材になっています。どんな栄養価があるかというと、豊富にβカロテンを含んでいます。βカロテンには抗発がん作用でも知られていますがその他にもビタミンAに鯛の中で変換される効果があり、視力維持、髪の毛の健康維持、皮膚や粘膜、のどや肺などの呼吸器系など守る働きがあります。その他にもビタミンCも豊富になっています。

また、他にはミネラルも豊富で、カリウムやマグネシウムはほうれん草よりも多く含んでいて、骨を作るうえで欠かせない成分です。つるむらさきを摂ることで骨を丈夫にしてくれる効果があります。

つるむらさきはほうれん草と比較すると、カルシウムは約3～4培あり、ビタミンCは約1.2培含まれています。その他にもカロチンや鉄分カルシウムなども豊富に含まれていますがどんな効果効能があるのでしょうか？まず1つめに美肌効果や風邪予防、貧血防止の効果があります。つるむらさきに含まれているビタミンCは風邪の予防や簿用の効果があります。

カロテンには抗酸化作用があるのでがん予防の効果があると言われています。またカルシウムには骨や歯を丈夫にする働きがあり、鉄分には貧血予防の効果があります。その他にもつるむらさきのどくどくの粘りは、オクラや山芋、なめこなどのねばねばした野菜に含まれている物と同じムチンという栄養素が含まれていて、気管や胃腸などの消化器官、生殖腺、目などの人の粘膜強化し免疫力アップが期待できます。

他には整腸作用もあり少量食べるだけで満腹感を得られる効果があるので、ダイエット効果もあります。美容や健康に良い野菜なのでつるむらさきを美味しく食べましょう。

つるむらさきはプランターを使っても栽培することができるのでぜひ家庭菜園でもチャレンジしてみましょう。ではどのように栽培するのでしょうか？つるむらさきは高温に強いので夏場の栽培に適しています。乾燥にも強く丈夫な葉野菜となっています。また高温だけでなく病害虫にも強いので育てやすいので家庭菜園が初めての方にはおすすめの野菜となっています。

食用をして栽培するのであれば茎が青いつるむらさきがおすすめです。茎が赤くなるつるむらさきは観賞用として育てられることが多く食用は青のつるむらさきが適しています。花が咲いても葉が硬くならないので長期間収穫を楽しむことができます。長期収穫するためには追肥と水やりを忘れないようにしましょう。葉柄と葉を摘み取って収穫します。

つるむらさきの種まきの時期は4月上旬から7月中旬ぐらいまで、苗の植え付けは4月末から7月下旬まで、収穫時期は6月中旬から10月中旬までとなっています。種の外側が固く発芽しにくいので一昼夜水に浸してから蒔くことをおすすめします。夏場は茎葉が生育して葉が茂りすぎて日当たりが悪くなってしまうのででき度に収穫を心がけましょう。

つるむらさきは収穫が遅くなると品質が落ちてしまうので若い葉の家に収穫するようにしましょう。病害虫に強いつるむらさきとなっていますが、病気を防ぐために土づくりが大切です。追肥と水やりを心がけ風通しを良くするように茎や下葉を摘葉して病気の発生を抑制させましょう。

つるむらさきを知っていてもなかなか手にしたことがない、手にしてもどんな料理に使った良いかわからないという方にとっても簡単でおすすめの人気レシピを紹介します。さっと湯がいたりするだけで出来てしまうものがほどんどなので、あと一品何か作りたいと思った時にもってこいのレシピになっています。

夏の暑さで疲れた体をパワーアップしてくれるつるむらさきの中華おひたしの人気レシピを紹介します。つるむらさきの中華おひたしの材料は、つるむらさき180g、熱湯適量、塩少々、冷水適量、にんにく一かけ、鷹の爪1本、水100cc、紹興酒大さじ1、しょう油小さじ1、鶏がらスープの素小さじ1/2、砂糖小さじ1/4です。作り方は、つるむらさきは固い茎と葉に分けましょう。

塩を加えた熱湯で茎は柔らかくなるまで約1分程、葉は20秒ほど湯がきます。冷水にとり、水気を絞り、5cm幅に切りそろえましょう。任に気は皮と芯を取り、包丁の腹でつぶします。鷹の爪は中の種を取って小口切りにします。にんにくと調味料を入れてひと煮たちさせ、火を止めて鷹の爪を加えます。鍋が冷めたらつるむらさきを入れて30分漬け込んだらおひたしの完成です。

つるむらさきの中華おひたしのポイントとして、つるむらさきは加熱しすぎるとクセが強くなってしまうので火にかけるときはさっとかけましょう。おひたしは冷蔵庫で冷やしてから食べても美味しいです。

玉ねぎとの相性も良いつるむらさきはサラダにもあいます。では、つるむらさきのサラダのレシピを紹介します。材料はつるむらさきの葉の部分数枚、玉ねぎ1個、きゅうり1本、大根5cm、トマト適量です。作り方はつるむらさきの先端に近い葉を数枚を千切りにしてみずにさらします。玉ねぎはスライスにして、きゅうりと大根は千切りにしましょう。トマトもお好みでのせ、お好みのドレッシングをかけで完成です。

ピリッとした辛さが美味しいつるむらさきのナムルのレシピを紹介します。つるむらさきのナムルの材料はつるむらさきの茎の部分1束分、すりごま大さじ1、ごま油小さじ1、すりおろしにんにく小さじ1/2、薄口しょうゆ小さじ1/2、塩少々、豆板醤適量です。作り方はつるむらさきの茎の部分を薄切りにします。葉の部分があっても大丈夫です。切ったつるむらさきをごま油で炒めます。

合わせておいた調味料に炒めたつるむらさきを入れて冷蔵庫で寝かせます。冷えたら最後に白ごまと豆板醤はお好みの量を加えたら出来上がりです。

食べると独特の粘り気があるつるむらさきの胡麻和えのレシピを紹介します。つるむらさきの胡麻和えの二人分の材料はつるむらさき100g、すりごま大さじ3、しょう油大さじ1、砂糖小さじ1、鰹だしの素小さじ1/4、昆布出汁の素少々です。作り方は、鍋にたっぷりのお湯を沸かします。塩を少し入れます。つるむらさきの茎の太い部分は縦に切れ目を入れて根元からお湯につけましょう。

茎の色が変わってきたら全体をお湯につけます。ほうれん草を茹でるときよりも少し長めに湯がいて、色が鮮やかになったら冷水に浸します。冷めたら水気を絞って5cmくらいの長さに切ります。切ったつるむらさきを調味料とあえて30分程なじませたら完成です。ラー油などを加えてもさらに美味しくなります。

つるむらさきを使った味噌汁やスープ、ポタージュの人気レシピを紹介します。今までつるむらさきを味噌汁やスープなどの汁物に使ったことがなかった方でも、簡単に美味しくできるレシピになっているので、ぜひこの機会に味噌汁やスープなども作ってみましょう。

なめことつるむらさきが組み合わさることでトロトロの食感になるなめことつるむらさきの味噌汁のレシピを紹介します。2人分の材料はなめこ一袋、つるむらさき2本、水400ml、ほんだし小さじ1、味噌大さじ2です。つるむらさきは2cm幅に切りましょう。なめこは水でさっと洗っておきます。

鍋に水とほんだしを入れて火にかけて沸騰したらなめことつるむらさきを入れましょう。3分～4分ほどしたら火を止めて味噌を溶いたら出来上がりです。トロトロの味噌汁が体を温めてくれて美味しいです。

日本人の朝食の一品として人気のメニューでもある味噌汁の朝食のお共に合うつるむらさきとちくわの味噌汁のレシピを紹介します。4人分の材料はつるむらさき1/2袋、ちくわ1本、玉ねぎ1/2個、だし汁3カップ、味噌大さじ2です。作り方は、つるむらさき3cmの長さに切り、ちくわは輪切り、玉ねぎは薄切りにしましょう。鍋にだし汁と玉ねぎ、つるむらさきの茎の部分を入れて温めます。

火が通ったらつるむらさきの葉の部分とちくわの部分を加えて煮ます。最後に味噌を溶き入れたら完成です。つるむらさきとちくわがが入ると言うことで、味噌汁にしては意外な具材かもしてませんが美味しい味噌汁の具材となっていておすすめの一品です。

簡単にできて栄養たっぷりのつるむらさきのスープのレシピを紹介します。4人分の材料は、つるむらさき一袋、スライスベーコン2枚、水500cc、鶏がらスープ顆粒小さじ2、しょう油小さじ1弱、ごま油適量、白ごま適量です。作り方は、つるむらさきは1cm幅程度に切り、スライスベーコンは薄切りにします。鍋に、水、スライスベーコン、鶏がらスープを入れて沸かします。

つるむらさきをさっと煮て、しょう油で味を整えます。火を止めて、ごま油と白ごまを加えて完成です。しょう油は味を見ながら量を調整してください。

栄養満点のつるむらさきをポタージュにすることでとっても飲みやすくなります。今回そんなつるむらさきのポタージュのレシピを紹介します。つるむらさきのポタージュの材料はつるむらさき2束、玉ねぎ1/2個、コンソメ1個、生クリーム200ml、塩コショウ少々、バター10gです。作り方は、まずはじめにつるむらさきは茎と葉に分けて、茎から茹で、あとから葉を茹でます。ザルに茹でたつるむらさきをあげます。

冷水にさらして水気を切って適当な大きさに切りましょう。鍋にバターを入れて中火で熱してスライスした玉ねぎを炒めます。玉ねぎがしんなりとしたら、水1カップ、つるむらさき、コンソメを加えて少し煮立ったらミキサーをかけます。鍋に戻して、生クリームを加えて弱火にして加熱します。塩コショウで調味したら完成です。子供にも人気でポタージュにするだけで、今までつるむらさきが食べられなかった子でも飲むことができます。

つるむらさきは、おひたしや汁物以外にも炒め物にもピッタリの食材となています。今回はそんなつるむらさきを使った人気の炒め物のレシピを紹介します。茹でることなくさっと炒めるだけで、美味しいおかずの一品に早変わりする料理になっています。

鶏がらスープの素とオイスターソースを使った簡単で美味しい炒め物です。そんなつるむらさきと胡瓜・牛肉の炒め物のレシピの材料は、つるむらさき6枚、胡瓜1～2本、牛肉の切り落とし200g、サラダ油大さじ1、酒大さじ1～2、鶏がらスープの素顆粒タイプ小さじ1、オイスターソース大さじ1、塩コショウ少々です。作り方はきゅうりは縦半分に切り種の部分をスプーンでこそげ取ります。

つるむらさきは洗って食べやすい大きさに切り、きゅうりも食べやすい大きさに切り斜めに切りましょう。フライパンを熱し、サラダ油をひき牛肉を炒め８割ほど色が変わってきたら取り出します。胡瓜を炒め、その後につるむらさきを入れて炒めます。つるむらさきがしんなりしてきたら、牛肉を加えて調味料を入れて味を整えたら出来上がりです。ポイントは胡瓜の種子を取ることで水ぽさを抑えることができます。

噛むとぬるぬるの食感がありますがオイスターソースと炒めることで食欲をそそる一品になります。そんなつるむらさきと豚ひき肉のオイスターソースの炒め物の2人分の材料はつるむらさき120g、豚のひき肉60g、にんにくみじん切り1/2かけ分、赤唐辛子1/2個、ごま油小さじ1、オイスターソース小さじ1、水小さじ1、しょう油小さじ1/2、砂糖小さじ1/2、片栗粉小さじ1/2です。

つるむらさきは3cmの長さに切り赤唐辛子は種を除き小口切りにする。豚のひき肉、にんにく、赤唐辛子、ごま油、をフライパンに入れて中火で炒めましょう。豚ひき肉の色が変わってきたら、つるむらさきを加えてさっと炒め、一度火を止めます。水、しょう油、砂糖、片栗粉を入れ、全体に混ぜながら炒めたら完成です。パクパクと食べ進めてしまうほど食が進む一品です。

ほうれん草で大人気のレシピですが、ほうれん草の代わりにつるむらさきを使ってもベーコンとの相性が良い一品です。つるむらさきとベーコンの炒め物のレシピの2人分の材料はつるむらさき1束、ベーコン3枚、サラダ油大さじ1、塩、しょう油、こしょうです。作り方は、つるむらさきははと茎に分けて茎の太いところは4cmの長さに切って縦半分に切りましょう。ベーコンは3cm幅に切ります。

フライパンにサラダ油を入れて熱し、つるむらさきを炒めて塩少々とお湯を1/4カップ加えて蓋をして蒸し焼きにして茎に火が通ったら水分を捨てます。ベーコンを加えてさらに水気を飛ばしながら炒めて、しょう油、こしょうで調味して味を整えたら完成です。

夏の暑さの疲れなどを解消できるつるむらさきの卵とじのレシピを紹介します。つるむらさきの卵とじの材料は、つるむらさき1束、豚肉の小間切れ6枚、にんにく一かけ、卵1個、塩コショウお好みで、唐辛子お好みで入れてください。作り方は、まずはじめにフライパンに油を熱し、スライスしたにんにくを入れて弱火で加熱します。香りが立ってきたら、豚肉の小間切れを入れて炒めます。

次に、つるむらさきを入れて炒め、塩コショウなどで味をしっかりつけて置きます。つるむらさきに火が通ったら、溶いた卵をまわし入れましょう。卵に日が通るまで炒め再度に唐辛子を入れて軽く炒めたらつるむらさきの卵とじの完成です。味付けは塩コショウのみでシンプルですがとっても美味しい一品です。

今回「つるむらさきを使ったレシピで人気なのは？おひたし・味噌汁などを紹介！」と題しまして紹介してきましたが役に立てたでしょうか？ツルツルとした食感のつるむらさきは、夏場の食欲がない時などにつるっと入って、たくさんの栄養素も持っているのでとても体に良い野菜となっています。今までにも、おひたしは何となく作ったことがある方もいるかと思います。おひたし以外にも人気のレシピがあります。

もちろんおひたしにしても美味しいですが、つるむらさきをいろいろな料理に活用してみましょう。味噌汁などの汁系に入れたり、油で揚げる天ぷらだったり、炒め物だったりと調理方法を変えながら、自分のお好みのレシピで作って食べてみることをおすすめします。美容と健康にはぴったりの食材のひとつとなります。