2018年09月20日公開
2024年08月01日更新
一条流がんこラーメン総本家の100ラーメンとは?名物悪魔メニューも紹介
一条流がんこラーメン総本家という個性豊かなラーメン店があります。激濃厚のダシ、しょっぱい味付け、メニュー名も独特で、がんこファンから長く愛されています。開店時間前から行列ができ、何十年たってもかわらないラーメン店です。そこで、一条流がんこラーメン総本家のメニューの中で気になるのが、100ラーメン、名物の悪魔ラーメンです。ここでは詳しく一条流がんこラーメン総本家について紹介していきます。一度は悪魔メニューを味わってみてはいかかですか?やみつきになるラーメンかもしれません。
目次
一条流がんこラーメン総本家の悪魔メニューが気になる!
一条流がんこラーメン総本家の100ラーメン、悪魔ラーメンという言葉が気になりませんか?メニューに数字の100や悪魔という言葉が入っているメニューなどの店舗はそう見かけません。ですが、一条流がんこラーメン総本家では、この100ラーメン、悪魔ラーメンなどが人気があります。そこで、100ラーメン、悪魔ラーメンについて調査していきます。他にも一条流がんこラーメンの情報なども詳しく調べてみたいと思います。
一条流がんこラーメン総本家について紹介
創始者は一条安雪(いちじょうやすゆき)さんで系列店舗の一条流がんこラーメン店が存在しています。店主のことを家元と呼んでいる常連客が多く家元が作っている店が一条流がんこラーメン総本家と呼ばれています。30年以上にわたりラーメンを作り多くのファンをとりこにしています。スープにこだわりをもって作っていて、基本材料以外にも海産物などの素材でスープを作ったりと毎日スープの味に変化があります。
麺は黄みを帯びている中華麺みたいな感じですが、この麺が家元が長時間かけて煮詰めるスープによく合います。そして、スープのパンチ力は抜群といわれていて、しょう油、酒、塩などを主体に煮詰めていきます。この使用する量が多いことから、中毒性の高いスープといわれています。このスープを求めて並んでいる、遠方、近所、常連客、初めての方などが並び続けている店が一条流がんこラーメンの魅力です。
お店の目印はのれんでなく牛の頭蓋骨
お店といえば名前が付いた看板やのれんなどがあり、営業しているかどうかの目安にもなります。のれんがある店で、のれんがなかったら閉まっていると思い他の店に行ったり、帰るのではないでしょうか?しかし、一条流がんこラーメン総本家の店を探すポイントは、写真でもあるように牛の頭蓋骨を見つけることです。あと、看板としては店舗名は入っていませんが、骨の看板があることです。
そして、店を見つけると開店しているかどうかを見極めるには、牛の頭蓋骨の眼が光っていると開店中で、光っていないようであれば閉店中か準備中です。のれんではなく牛の頭蓋骨が店のポイントになっているのが、独創的な一条流がんこラーメンともいえます。玄関の黄色の紙には、「本当にラーメンが好きな方、どーぞお入り下さい」と書かれています。ラーメンを作るのが本当に好きな方というのがうかがわれます。
一条流がんこラーメン総本舗の場所と営業時間
一条流がんこラーメンの場所は、東京メトロ丸の内線の四谷三丁目駅4番出口から徒歩で約2~3分歩き、飲食店街のビルの1階の奥まった通路内に店舗があります。曙橋駅からでは徒歩で約5分、四谷三丁目駅から約165mぐらいです。平日(月~木)の営業時間は、10時から14時までの昼間の営業で、7つのカウンター席で味わうことができます。平日でも並んで待つのが一条流がんこラーメンです。並ぶ覚悟をもって店にいってみましょう。
定休日は金曜、土曜(祝日の場合は営業)、スープの出来に納得がいかない日も休みになります。日曜日、祝日も10時から14時まで営業です。日曜日、祝日は週替わりスペシャルスープの日なので、早く売り切れる場合があり、1杯が1000円から~1500円になります。この値段でも満足できるラーメンとなっているので、人気が高く待ち客も多いようです。早めの来店がポイントのようです。
開店時にはすでに行列ができている!
一条流がんこラーメン総本家のラーメンを食べるということは、待つことも当たり前のように思われているほどです。開店する前に行列ができるので、待ち椅子が多くあります。また、暑い日には大型扇風機や寒い日には暖房器具が置かれているほどです。お客さんの配慮にも気を配る家元のようです。待ち人数にもよりますが、回転率は早いほうなので、思った時間よりも早く入れる可能性もあります。
平日でも行列ができる一条流がんこラーメンですが、日曜日のスペシャルスープの日には、30人から40人前後待つこともあります。並ぶ順番の位置もあるみたいなので、確認してみてください。夏と冬では並ぶ位置が逆になるようです。長い年月が経った今でも行列ができる店舗は東京でもそんなに多くありません。いかに一条流がんこラーメンという魅力に引き込まれた、ファンの多さがわかります。
日々改良がされる味?時間によって味が変わることも!
がんこラーメンは味の変化を楽しめることで有名で、開店時と閉店前ではしょっぱい味付けの差がでたりします。味の決め手となる素材の仕上がりしだいで、日々違う味のスープが出来上がることがあります。しかし、その味の変化の楽しみを求めて、常連客が多く人気の高いラーメン店となっています。毎日仕込むスープに、こだわりが強い家元です。営業中でもスープをチェックしているので途中で味に変化がでたりすることがあります。
時間帯によっては煮込んだ手羽先入りのラーメンのときもあり、注文品じゃなくて家元の判断で入れているようです。日曜日のスペシャルスープの日には、週ごとに違った限定素材でダシを取り原価を気にしていない、うま味のあるスープを堪能できるのです。カニを使用したダシ、活きはまぐりや海老など、家元が吟味した素材でいつもと違うスープを味わえます。このスペシャルスープを楽しみにしているお客さんも多いようです。
初めての人は必ず店主にそれを伝えよう!
初めて一条流がんこラーメンに来店する際に、「初心者です」と言うと家元がスープなどの説明を教えてくれる場合があります。店の状況などで変わるかもしれません。あとは、家元が初心者のおすすめラーメンを教えてもらえるので、まずはそのラーメンを食べてみたらいかかですか?いきなりの悪魔ラーメンを注文するには断られる場合や食べきれないことがあるので注意してください。
以前では初めての方には挨拶がわりに認定名刺を配っていたよですが、最近では配っているかどうかは定かではありません。なので、食べ終えて家元から名刺を配るかどうかは、行ってみてからの楽しみと思います。名刺には黒帯や師範などがあるようです。
飲み物や白米の持ち込みが可能!
一条流がんこラーメン総本家のメニューにご飯物や餃子などがありません。そして、飲み物やご飯の持ち込みは基本的に大丈夫のようです。それは、たまに家元が作るカレーやシチュー、おかず、ふりかけなどが無料で振る舞われることがあります。なので、パックに詰めたご飯や自分で炊いたご飯を持ち込んでくる客も多いようです。しかしそれだけではなく、他にも理由があるようです。
ラーメンにのっている具材をご飯と一緒に食べたり、色々な組み合わせで食べることもできるので、ご飯を持ち込む方も多いようです。飲み物はセルフサービスの水があるので、無理に持ち込みをしなくても大丈夫です。
日曜のみ予約可能!
一条流がんこラーメン総本家では、以前は日曜日のスペシャルスープの日だけ待ち時間や行列を解消するために完全予約制となり、予約券を受け取った方だけが食べられるということになっています。予約券があることで待ち時間の短縮や必ず食べれるということが保証されます。予約券は前週の日曜から配布され、無くなりしだい終了になります。予約可能という記載が公式ブログでありました。
公式ブログの7月頃に予約制を廃止したという記事がありました。家元の考えで決まるので、ブログを参照にしてください。また予約制になる可能性があります。とにかく一条流がんこラーメンに来店しようと考えたときには、公式ブログの最新記事で確認することが大切です。
臨時休業などはブログを確認しよう!
一条流ラーメン総本家の家元はSNSで情報発信をしていて、この情報が最も重要なポイントです。店は2人(夫婦)で開けているので、臨時休業なども当日で決まることがあります。また、スープの出来栄えなどで休む日もあるので、チェックすることが重要です。ブログやTwitterなどでスープの出来なども確認できます。なので、SNSをみることにより、行ってから店が休みということを防ぐこともできます。
休日となっている曜日でも、ほとんど毎日更新しているブログで確認すると営業している場合があるようです。一条流がんこラーメン総本家に行くときには、必ずブログで確認することがポイントになります。そして、ブログではスープ以外にも、スペシャルスープの食材、単価、他にも色んな情報を確認できるようになっています。2人で営業している店なので、急な用や病気などで休むことがあります。
初心者向け一条流がんこラーメン総本家の基本的な流れ
初めての方には入りにくいという印象があるかもしれませんが、流れを少し知っておくと入りにくいという印象がなくなるかもしれません。外で待っているときには、一人店からでてくると一人入るという流れで、左右に扉があるので出てきた扉から入っていきます。席に座ると家元が話しかけてきて、初めての方には丁寧に教えてくれます。店の雰囲気は和やかなムードなので、あまり緊張せずにすみます。
注文を終えると前払い制なので、奥さんが手が空いたときに受け取りにくるので用意しときましょう。箸はカウンターの下に付いている引き出しの中にあるので、台の上には置いていないので注意しましょう。食べた器はカウンターへ置き、使用したティッシュなどのゴミはカウンターの上のゴミ箱に入れます。初めて行く方は参考にしてください。
一条流がんごラーメン総本家のメニューを紹介
一条流がんこラーメン総本家のメニューはラーメンのみ、そのなかにも100、悪魔、上品、下品などの呼び名があります。何回も通っている方は、だんだんと慣れてくると思いますが、初めての方は何を言っているのかサッパリわからないと思います。スープの基本としては、透き通った色と食材をタップリといれて煮詰めた、濁りのあるスープです。あとは辛さや塩気の違いがあります。
メニューの名前は気分で変わる?
メニューの名前が家元の呼び名で決まるので、いつもと同じメニューの名前ではない可能性があります。以前では自由が丘と言われていたラーメンが上品という呼び名に変更されています。家元に自由ケ丘と言っても通じると思います。他にも色んなメニュー名がありましたが、上品ラーメン、下品ラーメン、100ラーメン、悪魔ラーメンというメニュー名を覚えておくといいと思います。
他にも意味がわかりにくいと思いますが、公式ブログを見てみるとヒロポン、純正ヒロポン、不純ヒロポンなどで呼んでいます。ヒロポンとは悪魔用に調整したスープのことを、家元がヒロポンスープと呼んでいます。悪魔ラーメンの旨さを追求するには、このスープが必要になるそうです。このヒロポンスープを使った、下品、100ラーメンがあります。
自慢のスープにカエシが入った「上品ラーメン」
上品ラーメン(清湯系)とは昔からある定番のしょう油ラーメンですが、透き通ったスープに旨味が麺と絡み合う旨さがあります。ブタガラ、トリガラ、カツオブシ、ニボシ、コンブ、スルメの口、リンゴ、ニンニク、ショウガ、その他にも多くの食材を使用して作るスープを利用しています。味のバランス(塩気・しょう油)が良いので、食べやすいラーメンになります。
上品ラーメンの基本的な具材としては、国産ローストチャーシュ、ネギ、味玉、メンマ、ノリ、カニカマボコです。下品ラーメンに比べるとスッキリした味わいの上品ラーメンですが、少し塩気や辛さを感じる方もいるかもしれません。しょう油ラーメンが好みの方には初めての1杯におすすめです。どのラーメンでも時間帯などでトッピング内容や枚数に少し変更があるかもしれませんので参考にしてください。
コクが強くてしょっぱい味「下品ラーメン」
スープにカエシを入れたラーメンを下品(濃厚)といいます。これも定番のラーメンで人気があります。下品でもしょう油や塩気が強く感じる方も多いようですが、このコクとインパクトのある味が、忘れられなくなるそうです。多くの食材を煮詰め、どろどろにみえるスープは味玉、メンマ、ネギ、厚切りチャーシュ、ノリ、悪魔肉、中細の縮れた麺によく合います。トッピングは全て無料で、麺と合わせるとボリュームがあります。
赤色の器は大盛りを表し白色は普通の量のラーメンです。下品ラーメンはしょう油やしょっぱさを強く感じる方もいて、持ち込んだご飯と一緒に食べる方も多いようです。悪魔肉は常にトッピングされているかはわかりません。その他にも、来店した時間や煮込んだ材料をサービストッピングしたりすることもあるようです。
出典: https://retty.me
下品ラーメンの味を変化させて食べることもできます。カウンターの上ぐらいに、カエシが入ったビンがあるので、少しずついれてくと悪魔ラーメンを体験できます。下品から悪魔ラーメンの濃さをならしていく方法で、次回には悪魔ラーメンにチャレンジです。2つの味を楽しめることができる下品ラーメンです。
一番の人気!スープのうまみを感じれる「100ラーメン」
一番人気といわれれいる100ラーメンとは、下品ラーメンのカエシなしのスープを使用します。カエシが入らないでも、素材本来のうまみを味わえる1杯となるので、この100ラーメンもおすすめです。魚介系の素材をタップリと入れ、長時間煮込んでいきます。そして、この煮込んだ魚介系からでる塩分と素材のダシを余すことなく味わえます。このスープと細く縮れた麺との相性が抜群です。
カウンターの上のカエシを使用して下品、悪魔、100ラーメンの3つの味を求めることができるようです。素材の味を楽しみながら、しょう油の濃さで味に変化をつけていきます。トッピングは悪魔肉、味玉、メンマ、ネギ、ノリ、厚切りチャーシュです。常連客が初心者の方におすすめするのは、100ラーメンが多いと思います。一条流がんこラーメン総本家のオリジナルスープが美味しく食べれる100ラーメンを味わってみてください。
絶対に完食ができないと噂「悪魔ラーメン」
悪魔ラーメンとは下品ラーメン用などに仕込んだスープに大量のカエシを入れて作られる、超濃厚で辛さやスッパイという印象のラーメンとなっています。しょう油の辛さなどに耐えられないことで、完食できないラーメンとして噂になったほどです。家元がいうには、下品ラーメンなどを何回か味わって頼むラーメンといっています。初めての来店客には、断るほどの悪魔ラーメンです。
悪魔肉と呼ばれている肉は、豚バラを生姜しょう油で漬け込んだ肉で、悪魔ラーメン専用といわれていました。最近では、下品ラーメン、100ラーメン、スペシャルラーメンのトッピングとしてのっています。数量は仕込んだ分だけなので、なくなる場合や入る量に違いがあるようです。生姜の匂いが強く、しょう油の味で濃厚な味付けとなっています。この悪魔肉を食べないときには注文の際に、「肉なし」として注文すればいいそうです。
基本的なトッピングとしては、やわらかチャーシュ、悪魔肉、味玉、メンマ、ネギ、ノリです。下品や100ラーメンとはあまりかわりません。この悪魔ラーメンを求めるのには、パンチのある濃厚スープで食べるということです。中毒性のあるスープともいわれ、一度食べてみるとまた食べたくなる1杯だそうです。この悪魔ラーメンはご飯との相性とも抜群です。この濃厚なスープに合う麺とご飯で食べてみてください。
年数回の13日の金曜日に登場「大悪魔ラーメン」
大悪魔ラーメンが実際にメニューとして表れるのは、13日の金曜日で年数回しか食べることができないメニューとなります。どのような違いがあるかというと、高級食材の素材がたっぷりとはいるのです。例えば、マグロのカマ焼き5.5kg、生ガキ10kgで殻付きでは30kgに相当する量を使用したりします。素材は家元が決めるので、違う素材が入ります。悪魔ラーメンでは味わえないような大悪魔ラーメンです。
もちろん素材のダシとしょう油の辛さのパンチ力は衝撃です。高級素材を入れても単価は悪魔ラーメンと変わりなく、この大悪魔の日を楽しみにしている常連客も多いようです。悪魔ラーメンを食べてみて、次は13日の金曜日の大悪魔ラーメンにチャレンジしてみてはいかかですか?この中毒性の高いスープの魅力に、引き込まれるかもしれません。
年に数回しかない13日の金曜日、採算が合わないような単価で食べられる大悪魔ラーメンも公式ブログで素材が判明するので、確認してから行くことができます。魚介系以外の高級食材も使用することもあります。
日曜日や特別の日の「スペシャルラーメン」
日曜日や連休などはスペシャルスープの日で、定番素材と家元が決める魚貝などをたっぷりと使用し、長時間に詰めたスープで食べることができます。このスープは毎回違う素材を使用するので、毎日曜日では違う味を楽しめます。そして、このスープが残った場合は月曜日に使用する定番スープと混ぜ合わたスープを作ります。
基本的なトッピングは同じですが、スペシャルに使用した素材をトッピングしたりすることもあります。トッピングと合うように作られたスープは素材のダシを活かしたラーメンを味わえます。このスペシャルスープのラーメンも一度味わってみて下さい。海老などを使用するときもあるので、アレルギー反応がある方は注意してくださいということもブログで記載していたりします。
一条流がんこラーメン総本家のラーメンの味を確かめてみよう!
一条流がんこラーメン総本家のラーメン情報はいかかでしたか?初めての方には行きにくい店と思うかもしれませんが、この情報を参考にしてチャレンジしてみてください。もしかしたら一度食べてみると、常連客になるほど店に通うことになるかもしれません。7つのカウンター席しかないので並ぶのは必須になるかもしれませんが、並んでも食べたいという人気の店です。
一条流がんこラーメン総本家はメニュー名も聞きなれない言葉が多いですが、あまり気にしなくても徐々に慣れてくると思います。日曜日のスペシャルスープの美味しさや、上品、下品、100ラーメンを完食してください。そして、いつかは悪魔ラーメンや13日の金曜日だけ食べれる大悪魔ラーメンを実際に食べてみてください。この中毒性のあるスープが忘れられなくなる日がくるかもしれません。