えびしんじょうの作り方を覚えよう！おつまみやお吸い物にも使える！

えびしんじょうとは、ペースト状にした海老に、卵白や山芋、デンプンなどを加えて団子状にし、蒸したり、焼いたり、揚げたりした料理のことです。本記事では、基本的な作り方や美味しく作るコツを紹介します。

また、お吸い物やあんかけなどの人気アレンジレシピもピックアップしました。自宅で簡単に、プロの味を再現できるレシピが満載ですので、参考にしてください。

【材料】

• 海老…400g
• 塩…小さじ2
• 玉ねぎ…大1/2個
• 片栗粉…適量
• マヨネーズ…適量
• 揚げ油…適量

海老と玉ねぎがあれば、作れるレシピを紹介します。片栗粉やマヨネーズなどは、家に常備している人も多いので、手軽に作れるでしょう。作り方の動画で紹介している、海老はフラワーというクルマエビの仲間です。

フラワーは背ワタが多いので、深めに切れ目を入れて、しっかりと取り出してください。海老の種類はお好みで構いませんが、下処理はしっかりと行いましょう。

【作り方】

1. 海老の殻を剥き、背ワタを取る。
2. ボウルに1と塩を入れ、水で3回くらい洗う。
3. 2を穴あきバットに入れ、水気を切り、冷蔵庫に入れておく。
4. 玉ねぎをみじん切りにする。
5. 4を水に濡らして絞ったさらしに包み、流水でよく揉み、玉ねぎの辛味をとる。
6. 5をよく絞り、ボウルに入れる。
7. 6に片栗粉を数回に分けて入れ、パラパラになるように混ぜる。
8. 3の海老をフードプロセッサーに入れ、ペースト状にする。
9. 7に8とマヨネーズを入れ、よく混ぜて団子にできるくらいの固さにする。
10. 一口大の大きさにスプーンで取り、片栗粉にまぶす。
11. 揚げ油を熱し、10の真ん中をくぼませてから、揚げる。
12. 浮いてきて、色良くなってきたら取り出す。

プロが作る、えびしんじょうのレシピです。みじん切りにした玉ねぎが、パラパラになるように、片栗粉と混ぜ合わせることがポイントでしょう。玉ねぎがべちゃっとならず、海老のすり身とも馴染みやすくなるメリットがあります。表面はサクサクとして、内側はふっくら柔らかい、プロのえびしんじょう作りに挑戦してみてください。

海老のすり身を作る際には、完全にペースト状にするのではなく、少し身を残しておきましょう。そうすることで、海老の食感が楽しめます。また紹介したレシピでは、マヨネーズを使用していますが、プロは玉素（たまもと）を使うことが多いようです。玉素とは、卵黄と油、塩で作られた和食用のマヨネーズのような調味料です。

玉素を使うと、しんじょうがふっくらと仕上がります。マヨネーズでもふっくらと出来上がりますが、プロのような美味しさを求めたい場合には、玉素を使ってみてください。

はんぺんを使用することで、簡単にえびしんじょうが作れるレシピです。えびしんじょうの中には、タケノコの粗みじん切りも入っているため、タケノコの食感も楽しめます。春にピッタリの人気のお吸い物です。

えびしんじょうをレンコンで挟んで焼いた、お弁当やおつまみにも向いているレシピです。レンコンのサクサク食感と、海老のプリプリ食感が同時に味わえる一品です。枝豆を加えているため、彩りもきれいですので、おもてなしにも最適でしょう。しんじょうに、はんぺんを加えれば、さらにふわふわに仕上がりますので、おすすめです。

カブの優しい味とマッチした、あんかけの作り方です。えびしんじょうは、蒸して作っているため、柔らかく仕上がっています。あんかけには醤油を使用せず、葛でとろみをつけているので、白く透き通った上品な料理です。ほっこりとする、優しい味わいを堪能してください。

お菓子のかっぱえびせんとはんぺん、片栗粉を使ってえびしんじょうを作った、アイディアレシピです。上品な味に仕上がるため、何も言わなければ、かっぱえびせんで作ったとは気づかれないでしょう。少ない材料で作れ、さらにレンジで加熱して調理するので、もう一品欲しい時にも重宝するレシピです。

えびしんじょうの基本レシピから人気アレンジレシピまで、幅広く紹介しました。えびしんじょうは、料亭などで食べることも多く、手作りはハードルが高いと思われがちです。本記事では、少ない材料で簡単に作れるレシピを、ピックアップして解説しました。紹介したレシピを参考に、ぜひ自宅でも、えびしんじょうを楽しんでみてください。