洋食おがたは予約必須の京都の名店！平日ランチはコースメニューが楽しめる

洋食・和食を問わず名店がひしめいている古都・京都の人気あるレストランのひとつが洋食おがたです。ホテルヨーロッパをはじめ名店で修行し腕をならした緒方博行シェフが2015年にオープンしました。ハンバーグやオムライスなど一般的な洋食メニューがメインですが、尾崎牛や島豚を使うなど食材にこだわっていることで知られています。

さらに10日以上も煮込み続けるデミグラスソースは絶品と評判です。洋食おがたは美味しいものに敏感な京都人をうならせる大人の洋食店であり、芸能人も通う名店です。またカウンター越しに料理を提供する「洋食割烹」というスタイルをとっています。

オープンして数年で大人気店となっている洋食のおがたですが、肉料理の美味しさに定評があります。これは京都人が牛肉好きで、彼らをうならせ、要望にこたえられるレストランとしてオープンしたためです。美味しいもののためには昭和時代のメニューなども参考にしているといいます。

絶え間ない研究とメニュー開発を続けた結果、京都烏丸御池・二条城周辺では名前を聞かないことがないほどの人気店となっています。

世界のグルメが注目する店が掲載されているグルメ冊子・「ミシュランガイド京都・大阪」に洋食おがたは2017年・2018年と連続して掲載されています。ミシュランガイドには、ビブグルマンと呼ばれる5000円以下で食事ができる店の部門があります。ビブグルマンには星はありませんが、手ごろで良質な料理を提供する店ということです。

コストパフォーマンスが良く、世界のグルマンお勧めの店ともいえる名誉あるビブグルマンに選ばれたレストランが洋食おがたです。

洋食おがたは京都市営地下鉄東西線の京都市役所前駅が最も近く、歩いて500mほどに位置しています。近くに京都御池中学校があるので、地下鉄を降りたら中学校を目指して歩いてください。徒歩6分ほどで到着します。バスの場合は京都バス「61」番に乗車し「堺町御池」か「寺町御池」で下車してください。

ランチ営業は11:30～14:30でラストオーダーが13:30、ディナー営業は17:30～22:00でラストオーダーは21:00です。定休日は火曜日ですが、月に1回不定休があります。不定休については店に問い合わせが必要です。

洋食おがたはフラリと入れるレストランではありません。完全予約制ではないものの、ランチタイムでも1ヶ月待ちは当たり前という人気レストランです。そのため洋食おがたで食事を考えている場合ランチタイム・ディナータイムともに数ヶ月前から予約することがおすすめです。

公式のホームページはないためネット予約はできませんが、電話での予約を受け付けています。比較的予約がとりやすい時間帯はオープン時の11：30です。

洋食おがたの口コミでもっとも多く見られるのが、人気メニューのハンバーグに関するものです。10日間以上煮込んだデミグラスソースの美味しさに驚く声が多く見られます。またデミグラスソースの甘味と酸味のバランスの良さを高く評価する声もありました。

フライ類への評価も高く見られます。アジフライのレアなフライはほかにはない美味しさであることや、オムライスのソースの美味しさなども好意的な口コミが多くあります。マイナスの口コミが見られないのも洋食おがたの特徴です。

スタンダードな洋食を提供する洋食おがたですが、ランチではどんなメニューが人気なのか気になりませんか？ランチメニューではずせない人気メニューの筆頭は、洋食おがたの代名詞とも言えるあのメニューでした。

洋食おがたといえばハンバーグの美味しさに定評があります。しっかり焼かれているのにジューシーで、特製デミグラスソースとの相性が抜群です。「洋食おがた特製ハンバーグ」の特徴はなんと言ってもデミグラスソースです。

大人の洋食店といわれるだけあってデミグラスソースは適度な甘味と酸味が交わるビターな味わいです。これは尾崎牛の筋肉、玉ねぎ、香味野菜などを加えて10日以上も煮込み続け、赤ワインの酸味を加えているという非常に手の込んだもので、コクのある味わいです。

洋食おがたの人気メニューだけあり口コミでも最も多いハンバーグですが、とにかく絶品というコメントが多いです。そしてハンバーグの歯ごたえの良さやデミグラスソースの美味しさなども多く見られます。またハンバーグは好きじゃないけれど、洋食おがたのハンバーグは好きというコメントもありました。

洋食おがたの「米沢ポークカツレツ」は、米沢ポークのロース肉を使ったカツレツです。サクッとした衣はもちろん、ロース肉のジューシーでなめらかなのもたまりません。ソースはデミグラスソースと和風オニオンソースから選ぶことができますが、選ぶならやはり自慢の特製デミグラスソースがおすすめです。

ロース肉の旨味とデミグラスソースの甘味と酸味にカラシを加えることでアクセントになり、ハンバーグとは違ったデミグラスソースの美味しさを発見できます。

洋食おがたのポークカツレツはポークカツレツ史上もっとも美味しかったという声があがるほどです。またシルキーで適度な歯ごたえもあり、ソースとの相性も良いという声もあります。ポークカツレツも特製デミグラスソースで注文する人が多いようです。

島根県産牛ロースを使ったビーフカツは、衣をつけ軽く揚げた絶品です。軽く揚げているため中はレア、肉はきめ細かくてとても柔らかです。また軽く噛むだけで口の中でとろける肉なのも洋食おがたのビーフカツの特徴です。さらに揚げ物なのに油っぽくないため、年配の方でも食べやすくなっています。

洋食おがたの島根県産牛ロースにはビーフカツとステーキがありますが、とろけるような美味しさを存分に味わえる肉料理ならビーフカツです。ステーキとはまったく違う美味しさを堪能することができます。

ビーフカツの口コミとして多いのはやはりレアの絶妙具合です。サクッとした衣とレア気味の肉とのマッチングが絶妙で、ほかでは味わえない美味しさと評判です。肉料理の美味しさに定評ある洋食おがたはハンバーグだけでなくビーフカツも絶品ということが口コミからわかりました。

ランチメニューはサラダ、スープ、ライスまたはパン、コーヒーまたは紅茶がセットになっています。ここでちょっと一味プラスというときにおすすめなのがミニカレーです。洋食おがたでは、500円プラスすることでミニカレーを追加することができます。

肉料理も食べたいけど、カレーも食べたいという人にとってとてもうれしいメニューです。また洋食おがたのカレーはじっくり煮込んであって絶品と評判のため、お腹に余裕がある人はぜひ注文してみてください。ただし、ミニカレーのみの注文はできません。

洋食おがたの気になるランチドリンクメニューにはアルコールとノンアルコールがあわせて9種類あります。アルコールメニューは5種類あり、「グラスワインの赤・白」「グラスシャンパン」「生ビール」「グラス日本酒」「ハイボール」となっています。

ノンアルコールメニューは「ウーロン茶」「ブドウジュース」「エルダーソーダ」の3種類です。エルダーソーダとはヨーロッパでハーブとして親しまれているエルダーフラワーをソーダで割ったものです。マスカットのような味わいが特徴の爽やかなドリンクです。

洋食おがたのランチにはプチコースとおすすめコースの2種類があります。プチコースとおすすめコースの価格や内容の違いについて調べてみました。

洋食おがたで人気のランチメニューが「プチコース」です。プチコースは、通常のランチメニューのセットに前菜が2品とデザートプラスされたコースメニューです。プチコースではハンバーグやポークカツレツなど肉料理をはじめ、エビフライや魚ピカタなど魚料理の10種類からメインを1つ選ぶことができます。

デザートも8種類の中から1つ選びます。人気のクリームブリュレや懐かしいババロア、さっぱりした木苺シャーベットなどです。通常ランチセットに前菜やデザートがつくためお得感もあり、客の多くはこのプチコースを選ぶことが多いようです。価格は2800円（税抜き）です。

洋食おがたのプチコースの口コミとしては満足感が高いというものが見られます。女性の場合おすすめコースでは少し量が多く感じることも多いようで、プチコースで十分堪能できるという声がみられました。また、デザートもとても美味しかったという声もありました。

洋食おがたのもうひとつのランチコースが「おまかせコース」です。「プチコース」と大きく違うのは価格と選べるメインです。プチコースではメインとデザートが選べますが、おまかせコースはその名のとおりメインもデザートもおまかせです。

また、プチコースのメインが1種類なのに対し、おまかせコースでは肉料理と魚料理の2種類が出てきます。さらにうれしいのが一口カレーがセットになっていることです。洋食おがたはカレーも絶品と評判なので、肉・魚だけでなくカレーまで味わうことができるのです。おまかせコースでは洋食おがたの味を存分に味わうことができるというわけです。

価格は4500円（税抜き）と高めですが、味のクオリティはもちろん満足のいく内容となっています。ぜひお腹を空かせておすすめコースを堪能してください。

洋食おがたのランチメニューやおすすめメニューがわかりました。洋食おがたでは、ディナーメニューもおすすめの物が多くあります。おすすめのディナーメニューやアルコールの注文について説明していきます。

洋食おがたのディナーコースはおまかせで7000円～となっていますが、ディナーを食べるならおすすめはアラカルトでの注文です。アラカルトメニューは常に20～30種類と豊富で、その日の仕入れ具合でおすすめメニューが変わります。

サラダからメインまで目移りしてしまいますが、好みを伝えればおすすめのメニューを教えてもらうことができます。数人で訪れるならアラカルトを数品注文してシェアするのも良いかもしれません。

アラカルトのおすすめメニューで、ワインなどとマッチするのがクレソンとロースとビーフのサラダです。宮崎県産尾崎牛の赤身の旨さがつまったロースとビーフとワイルドクレソンがたっぷり乗ったサラダです。ソースは和風オニオンソースで醤油がベースとなっています。

オムライスはハンバーグなどに使われている特製デミグラスソースを存分に味わえる一品です。通常オムライスはケチャップライスが多いのですが、洋食おがたでは、このデミグラスソースでご飯を炒めています。これを薄焼き卵で包み、さらにデミグラスソースがかかった大人のオムライスが味わえます。

そして意外な美味しさを発見できるメニューがカレーナポリタンです。これは数年前、客の「カレーとナポリタンの両方を食べたい」というリクエストに応え出来上がった一品です。ナポリタンのトマトケチャップは隠し味程度にしか使わず、食べる際にカレーをかけて食べます。カレーのスパイシーさとトマトケチャップのコラボの新しい味わいです。

また、アジフライも絶品です。肉厚なアジにザクザクの衣をつけて軽く揚げたものですが、中はレア気味なのに柔らか、ふんわりとした柔らかさです。塩でシンプルにアジの風味を楽しんでも良し、からしとソースで楽しんでも良しの一品です。アジフライは良いアジが手に入ったときにしか出ないということです。
 

美味しいディナーと一緒に楽しみたいのがアルコール類です。洋食おがたでは、ディナーと一緒に日本酒やワインのペアリングをしてくれます。ソムリエ資格を持っているスタッフがいるため、オーダーした料理にマッチしたワインを選んでもらえます。

日本酒は辛口をメインにそろえています。実は緒方シェフは以前日本酒専門店に勤めていて、その経験を活かした日本酒を4つの蔵元から選んでいるのです。料理とお酒のペアリングでさらに楽しいディナーとなります。

ミシュランガイドに掲載されるほどの美味しさを誇る京都の洋食レストランの洋食おがたは数か月前からの予約が必須です。予約困難な人気店ですが、ランチ・ディナーともに待ってでも食べる価値のあるものばかりです。

ランチならコースでさまざまな料理を楽しみ、ディナーならアラカルトでお酒とのペアリングを楽しむなどシチュエーションにあった楽しみ方ができる洋食おがたで、日ごろとは違う贅沢な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。