2019年06月16日公開
2024年09月18日更新
大阪で人気の長崎堂クリスタルボンボンはどんなお菓子?人気の秘密は?
クリスタルボンボンというお菓子を知っていますか。創業100年を迎えた大阪の長崎堂という老舗店が出しているオリジナルの可愛い砂糖菓子です。入手困難なクリスタルボンボンを手に入れた多くの人々がSNSで紹介していて、宝石みたいと大人気です。何故人気があるのかその秘密を探ってみましょう。そしてクリスタルボンボンはどのようなお菓子でどのような味がし、値段はいくらくらいなのかなどを調べてみましょう。
長崎堂のクリスタルボンボンとは?
大阪に本店を持つ老舗のお菓子店である長崎堂のクリスタルボンボンというお菓子があります。キラキラ輝いている宝石みたいな見た目で、作家の田辺聖子の小説「苺をつぶしながら」に出てくるお菓子として有名で、最近では「インスタ映えする」とSNS上で大人気です。
では、その話題の長崎堂オリジナルのクリスタルボンボンのとはどのようなお菓子で、値段はいくら位なのか、どこでどのように入手することが出来るのかなどを調べました。
長崎堂は大阪心斎橋の和菓子店
長崎堂は1919年(大正八年)創業で2019年に百周年を迎えた老舗店です。カステラ作りから始まった和菓子店で、現在は和菓子のみでなく和洋菓子の製造及び販売を行っています。創業者が長崎市の出島に菓子店を創業し、カステラ作りに精を出していましたが経済恐慌で事業を失い、唯一残ったカステラ業で再起を図るため大阪へ出てきました。
長崎堂は昭和26年より大阪心斎橋に本店を構えて60年余りほど経過しており、外観は白い外壁に黒いアイアン装飾の和モダンの建物で、1階では主力商品のカステラやどら焼きなどの和菓子をメインに販売をする老舗和菓子店です。店内にはイートインスペースがあり、お菓子とドリンクを楽しむことも出来るのです。
まるで宝石のようなお菓子
クリスタルボンボンのフォルムは丸く、色合いもブルー・ピンク・ホワイトと淡い色合いで3色のパステルカラーでとても可愛く女の子のハートを鷲づかみしてしまうほどキュートです。その姿はきれいなビー玉のような、丸い金平糖のような、宝石のようなキラキラした可愛いお菓子なのです。
まん丸コロコロで淡い色合いのクリスタルボンボンは人魚姫に出てくる水の泡のようなブルー、フンワリ空を舞う雪のようなホワイト、恋を象徴するピンクと乙女の心をくすぐるカラーばかりです。ふと摘まんで見たくなる可愛いお菓子で、フォトジェニック的にも人気があるのも当然かも知れません。
クリスタルボンボンの値段
長崎堂のクリスタルボンボンの値段は1つ1,350円で、税込みでの値段は1,458円となります。比較的リーズナブルな値段となっています。レア商品で大人気しかもリーズナブルな値段なので、まとめて購入をしたいと思っても、残念ながらその夢はかないません。一度に購入出来るのは一人につき2個までとなっているのです。
値段的にもお手頃なので、幸運にもクリスタルボンボンを手に入れることが出来たら、知り合いへのお土産や大切な人へのプレゼントとしても気兼ねなく購入することが出来る価格帯です。入手困難なレア商品で貴重なクリスタルボンボンを差し上げたら相手の方もきっと喜ばれるでしょう。
クリスタルボンボンの日持ち
クリスタルボンボンの賞味期限は製造日から180日(約半年)と他のお菓子に比べて比較的、日持ちはします。賞味期限としては180日間ではありますが、あくまでもお菓子ですしクリスタルボンボンの中にはリキュールが入っていますので、リキュールの風味を損なわないように早めで新鮮なうちに食べることをおすすめします。
賞味期限は封を開けるまでの保証期間でもありますので、包装紙にも開封後は、お早くお召し上がり下さい。とありますのでパッケージを開けたのちは、保管状況が人に応じて異なるかと思うので早目に食べるように心がけましょう。
クリスタルボンボンの人気の秘密
長崎堂のオリジナル砂糖菓子であるクリスタルボンボンが可愛い・宝石みたい・乙女心をくすぐる・ときめく・可愛いのにクリスタルボンボンの中にはリキュールが入っていて大人の味など様々な意見がありとても人気です。どのようなところが多くの人々の心をくすぐっているのか、その魅力やその大人気の秘密を探ってみましょう。
カラフルで見た目が可愛い
長崎堂のオリジナル砂糖菓子であるクリスタルボンボンの人気の秘密には、その見た目の可愛さにもあります。色合いは青空や海の色である水色、純白や清楚を表す白、女性が好きな桃色の3色でカラフルでありながらも淡く柔らかな色合い、フォルムは丸く小さいお菓子で宝石のようで、思わず可愛いと思ってしまうほどなのです。
クリスタルボンボンの柔らかな色あいが多くの女性の乙女心をくすぐり、見た目がとても可愛いく「宝石みたい」「ビーズのよう」「ビー玉みたい」と例えて、多くの人々がSNS上にアップしました。アップされると、たちまちインスタグラムなどのSNSで話題になり、徐々に有名になりました。
以前は大阪の隠れた逸品のような存在のお菓子のクリスタルボンボンでしたが、現在は女性を中心に人気を集める映えるお菓子として一躍有名になりました。
パッケージがレトロでおしゃれ
クリスタルボンボンの人気はお菓子だけでなく、ちょっとレトロ感を感じるオリジナルのパッケージも魅力で人気の秘密となっています。ピンクのリボンが付いたピンクの箱の中に小箱が入っていてダブル包装となっていて、プレゼントにも適しています。また中にはクリスタルボンボンにピッタリのショートポエムが添えられていて癒されるのです。
ピンクの箱の中からはリボン付きの後ろ姿の女の子のイラストが入った楕円形の小箱が入っています。その小箱を開けるとキラキラと可愛いクリスタルボンボンが姿を現します。レトロ感を感じるイラストはクリスタルボンボンが発売された1980年から使用されており、オーナーの荒木氏が描いたオリジナルでオーナーの愛情が込められたイラストです。
洋酒が香る大人な味わい
クリスタルボンボンの中には3種類の洋酒が閉じ込められています。アニゼット・マラスキーノ・コアントローの3つのリキュールが使用されていて、可愛いだけではなく大人の香りと味がする砂糖菓子がクリスタルボンボンです。クリスタルボンボンをを口に含むと弾けてリキュールが溶け出し豊かな香りとほのかな甘みが口いっぱいに広がるのです。
水色のクリスタルボンボンはアニスの風味香るアニゼットと呼ばれるリキュールを使用し、ピンクのクリスタルボンボンはサクランボの甘い風味が香るサクランボの洋酒であるマラスキーノを使用しています。白色のクリスタルボンボンはオレンジの爽やかな風味香るコアントローを使用し大人の味わいとなっていて、お茶の共としても美味しいのです。
手作りで作られている
長崎堂のクリスタルボンボンはとても繊細なお菓子で、実は一粒一粒、熟練した職人が手間暇かけて、丁寧に手作りをしているのです。そのため大量生産をすることが出来ませんから、入手困難となり希少価値が高くなりあの可愛いお菓子を手に入れたいと余計に人気が高くなるのです。手作りなのにリーズナブルな値段で、是非入手したくなります。
長崎堂オリジナルのクリスタルボンボンは手作りされているので少量の生産しか出来ずに製造量が限られているので、販売を待っている人も多く販売したと思ったら、あっという間に完売となってしまう事も多いのです。とても希少価値があるクリスタルボンボンを手にすることが出来たらラッキーかも知れません。
賞味期限が長くて日持ちする
クリスタルボンボンの賞味期限はお菓子にしては長く、製造日から180日で約半年間となっています。長崎堂のほかの和菓子や他のメーカーのお菓子に比べても、日持ちがするというところも嬉しい点です。
クリスタルボンボンは見た目の可愛さだけでなく、日持ちがすることや値段が手ごろであることもあり更に人気が高まり、とてもレアな大人気のお菓子で入手困難なオリジナルのお菓子ということも手伝いプレゼントや大阪土産にする方も増えています。贈った方の笑顔が目に浮かぶ素敵な贈りものになるでしょう。
クリスタルボンボンの口コミ情報
実家の父にお使いを頼み、やっと買えた!!!
— さちみるく🌠5/31-6/30 #天体観測展#惑星トラベラー (@petit_four_milk) September 30, 2017
長崎堂の「クリスタルボンボン」と「虹のかけら」
クリスタルボンボンはプチッとリキュールが出てきて、虹のかけらはシャリシャリとした食感✨
どちらも本当に可愛くて美味しい!
また頼もうと思いました。クリスタルボンボンは実店舗限定です。 pic.twitter.com/bwclG0r6R7
金平糖の雨が降る夢をみて、あけられずにいたお菓子のリボンを解く。「クリスタルボンボン」なんて子どもの夢みたいな名前なのに、中はお酒で紅茶にとても合う。私の中の乙女が狂喜しています。
— 千早茜 (@chihacenti) August 25, 2018
田辺聖子の「苺をつぶしながら」にでてくるんですよ、といただいた。世の中には素敵な人がいるものだ。 pic.twitter.com/Ckx7rIo2XH
お茶は長崎堂 心斎橋本店で
— ナナロク (@76bipolar) June 3, 2019
店内には大きなオルゴールがあって楽しい
カステラは大きくてふわふわ、甘みも上品
一緒に頼んだアイスティーもスッキリよく合う
帰りに本店限定品のクリスタルボンボンを買った
繊細なガラス細工のような3色の砂糖菓子の中に液体のリキュールが入ってて、口中で儚く砕ける pic.twitter.com/KzHbtM3DtM
長崎堂オリジナルのクリスタルボンボンは作家の田辺聖子の小説「苺をつぶしながら」の中で「オルゴールの音色をこまかく砕いてお菓子にすると長﨑堂のボンボンになる」という1節に出てくる砂糖菓子です。SNS上でも人気の宝石のようなお菓子を幸運にも手にすることが出来た方々の口コミです。
クリスタルボンボンを手にした方々は皆、憧れ夢にみたクリスタルボンボンとの待ちに待った出会いに感激し、その可愛さとクリスタルボンボンを口に含むと中から広がるリキュールの味わいが大人の味でそのギャップの素晴らしさも語っています。期待通りの可愛さ美味しさに感激の声がこの他にも沢山あるのですがその一部を紹介しました。
クリスタルボンボンの入手方法
長崎堂の量販店(イオン・マックスバリュ・ダイエー・イズミヤ・など)は全国各地にありますが、クリスタルボンボンは長﨑堂の中でも直営店である大阪の心斎橋本店と住吉店限定でのみの販売とされています。直営店での入手方法や大阪まで行くことが出来ない遠方の方などはどのように入手することが出来るのかを調べてみましょう。
なお、正規でないルートで様々なインターネット上で高額の値段での取り扱いを見かけますが、食品なので衛生面の保証などが心配となりうります。直営店や正規の通販でしたら正規の値段で購入出来ますし、衛生面や安全面での保証のことを考えると直営店で購入することをおすすめ致します。
事前に予約が必要?
クリスタルボンボンは手作りなので少量しか作ることが出来ないことと、取扱店は長崎堂の心斎橋本店と長崎堂の住吉店だけなので入手が困難なので、事前に各店舗へ電話をして問い合わせしてみて在庫がある場合のみ予約(取り置き)が出来ますので、直接店舗に行く方は事前に在庫確認をして予約をして下さい。
直営の店舗に事前に電話予約をして、連絡があったら店舗に取りに行くという方法がクリスタルボンボンを手に入れる方法です。その方法でも数ヶ月は待たなければならない状況だそうです。長崎堂の公式ホームページにて、「クリスタルボンボン完売や販売再開の日程のお知らせ」が掲載されていますのでこの情報もチェックしてみて下さい。
長崎堂直営店のアクセス方法
長崎堂直営店は心斎橋本店と住吉店の2店舗があります。心斎橋本店の住所は大阪市中央区心斎橋筋2丁目となり、電車で地下鉄御堂筋線「心斎橋駅」から徒歩で5分程となります。バスですと道頓堀橋や心斎橋筋一丁目から徒歩5分程になります。駐車場が無いので公共交通手段で行くことをおすすめします。
住吉店の住所は大阪府大阪市住吉区杉本2丁目となり、JR阪和線の杉本町駅から歩いて5分ほどとなります。バスの場合は大阪市バスの住吉ループ 市立大学北から徒歩3分、 大阪市バス4の杉本一丁目から徒歩5分、大阪市バス4の市立大学前から徒歩5分となります。バスの場合も電車同様とても便利です。駐車場もあり、車でのアクセスも可能です。
ネット通販で購入できる?
大阪の直営店まで購入に行けないという方々にとっては嬉しい情報です。クリスタルボンボンはネット通販でも購入することが出来ます。2019年6月現在では長崎堂の公式オンラインショップでは取り扱いを中止しておりますが、販売の情報などは掲載されますので気になる方はチェックをしてみて下さい。現在はアマゾンで通販を行っています。
近年では入手困難なことから、フリマサイトやネット通販サイトなどで転売されていますが、大人気の商品ということで正規の値段よりかなり高い値段で売られています。また、公式通販や直売など、正規ルート以外で手に入れたクリスタルボンボンは安全面や衛生面での保証がされていません。
こうした転売品に関しては、長崎堂としても「万が一何か問題があっても、責任を負いかねる」と案内しています。クリスタルボンボンはできる限り正規の販売ルートから購入しましょう。
クリスタルボンボンはインスタ映え間違いなし
長崎堂のクリスタルボンボンは作家である田辺聖子の小説『苺をつぶしながら』にも登場するお菓子で、レトロなイラストの箱を開けると、中には短いポエムが入っています。「シャーロットは見ている、ひかりのように水のように、スノードロップ」という文章は、まさにクリスタルボンボンのイメージ通りです。
クリスタルボンボンのパステルカラーのコロコロした丸型のフォルム、販売当時にオーナーが描いたレトロ感を感じるパッケージの女の子の姿、外装のパッケージにはピンクのリボンをはじめそれられているポエムなど、全てがキュンとするようなもので乙女心をくすぐります。キラキラのお菓子はインスタ映えすること間違いなしです。