2019年01月30日公開
2024年09月01日更新
業務スーパーのお米は安いのに美味しい?味や価格・選び方を調査!
業務スーパーは、業者をターゲットにした店舗ですが、一般の方でも利用できます。お米も色々な種類が販売されており、業務スーパーならではの安い価格が魅力です。今回は、業務スーパーのお米について徹底調査します。業務スーパーのお米は安いのに美味しいのか? どんな種類があるのか?味や価格など調査しました。また、業務スーパーでのお米の選び方、美味しい炊き方、保存方法なども紹介します。
目次
業務スーパーのお米の安さの秘密を調査!
複数原料米やブレンド米の種類が安い
業務スーパーのお米の安さの秘密を調査をしました。業務スーパーで販売されているお米は、単一原料米、単一銘柄米、複数原料米、ブレンド米があります。業務スーパーの単一原料米と単一銘柄米はほとんど同じと考えてよく、産地、品種、生産年度が全て同一で、100%同じお米がはいっています。いわゆるブランド米で、コシヒカリ、ササニシキ、アキタコマチなどが有名で色々な種類があります。
それに対し、業務スーパーで売られているお米で、比較的安い価格帯で販売されているのが複数原料米やブレンド米です。業務スーパーの複数原料米とブレンド米もほぼ同じと思われ、産地、銘柄、年代、種類の違うブランド米など、複数のお米がブレンドされています。したがって、銘柄米といわれるブランド米は、当然価格が高く、色々な種類が混じった複数原料米やブレンド米は価格が安く販売されています。
国産のものなら安全面も安心できる
業務スーパーにかかわらず、精米したお米を販売する場合、食品表示法に基づく食品表示基準により、品質に関する表示が義務づけられています。産地、年産、精米年月日と販売者の表示が義務づけられており、業務スーパーで販売されているお米袋の表示欄を確認すれば、複数原料米やブレンド米でも、どんなお米がはいっているかわかるようになっています。
ですので、業務スーパーの価格の安い複数原料米でも、表示欄に国内産と表記してあれば安心して購入できます。しかし、国内産でも年産の古いものが混ざっている場合もあるので注意が必要です。複数原料米やブレンド米の場合、国内産10割などとしか表記されていないのがほとんどですが、まれに産地、銘柄名、年産、割合(%)などと、はいっているお米全てについて表記されていますので、必ず表示欄を確認してください。
海外産でも安全性が確かなものが揃う
業務スーパーで扱っている複数原料米やブレンド米には、海外産のお米をブレンドしたものもあります。業務スーパーには全国展開しているお店も多く、大量に仕入れることで安い販売価格で提供しています。日本人は味に細かく、とくに主食のお米に関しては業務スーパーでも国産米を購入する方が多いです。
味にうるさい日本人は、価格が安過ぎるものは購入しません。安過ぎるお米は、業務スーパーでも品質に問題があると思われているようで売れないそうです。したがって業務スーパーでも、農薬の過剰使用しているものなどは仕入れず、品質にこだわり、世界中から厳選して輸入しており安全性が高いものが販売されています。
業務スーパーのお米の味わいについて
安いけどちゃんと美味しい!
業務スーパーのお米の味わいについてですが、かなり価格の安いものでない限り、美味しくいただけます。業務スーパーで扱っている国産米の複数原料米やブレンド米なら品質も安心ですし、安いけど美味しいのでコスパ良好です。業務スーパーで購入した安い複数原料米でも、炊き方をきちんとやれば美味しくいただけます。
美味しいお米の炊き方
業務スーパーで購入した複数原料米の美味しいお米の炊き方を紹介します。美味しいお米の炊き方・1つ目は、水加減を間違わないよう、お米の量を計量カップでキッチリ計りましょう。美味しいお米の炊き方・2つ目は、計量した米を研ぐ前にサッと洗います。業務スーパーで販売されている複数原料米には古米が混じっているものも多く、古米は臭いを吸収しやすいので、米の表面についた糠や油などを洗い流します。
美味しいお米の炊き方・3つ目は、スピード洗米です。お米は最初に水に触れると、すぐに臭いを吸収します。ですので、初めに水をはり、お米を一気に入れます。お米の表面についた糠や油が水に浮いてきたら、すぐに汚れた水を捨てます。美味しいお米の炊き方・4つ目は、お米の研ぎ方です。米粒と米粒とをすり合わせ、手指を立て、力を入れずに円を描くようにリズミカルに研ぎます。
美味しいお米の炊き方・5つ目は浸水で、業務スーパーの複数原料米は、1時間は浸水してください。浸水の次は水切りで、ザルにあげて、ザルを上下させて余分な水を切ってください。おとはお好みの硬さで炊き上げれば美味しいごはんのできあがりです。
業務スーパーのお米の価格
5kgと10kgサイズがメインで家族に嬉しい
業務スーパーのお米の価格を紹介します。業務スーパーで販売されているお米は、5kgと10kgサイズがメインで、家庭に嬉しい価格設定になっています。業務スーパーの場合、単一原料米の5kg入りなら、安いもので1400円から高いブランド米なら2000円くらいします。10kg入りですと、安いもので2800円くらいから高い銘柄米ですと4000円近くします。
それに比べ、業務スーパーで販売されている複数原料米やブレンド米ですと、種類も豊富で価格も様々あります。価格は業務スーパーにより色々で、5kg入りですと1000円を切るものから1300円くらいまで、10kg入りですと1600円から2400円くらいが販売されています。各業務スーパーでも違いますし、ブレンド度合によりもっと高いものもあります。
1kgや2kgの一人暮らし向けサイズもあり
業務スーパーには5kg入りや10kgのほかにも、1kg入りや2kg入りの一人暮らし向けサイズもあります。こちらも取り扱う業務スーパーにより開きがあり、1kg入りですと300円から600円くらいまで、2kg入りですと600円から1200円くらいが一般的だと思います。水研ぎをしなくてもよい無洗米なども販売されています。
コスパ最強節約主婦におすすめ「国内産家庭応援米」
国内産家庭応援米は業務スーパーでよく販売されている商品で、コスパ良好で人気があります。一般的な業務スーパーですと、国内産をブレンドした複数原料米で、10kgで2000円から2200円くらいで販売されています。一般的なブランド米が3000円前後で販売されているので、節約したい主婦におすすめです。味わいも美味しいのでおすすめです。
手入れがラクで便利「国内産無洗米」
業務スーパーには水研ぎしなくてよい国内産無洗米もありおすすめです。こちらも複数原料米で、業務スーパーでは、10kgで2200円から2400円くらいで販売されており、精米されたものより若干価格が高く設定されています。しかし、研ぎ洗い作業の必要がないんので楽で便利です。
業務スーパーのお米の選び方
国産かどうかをチェック
業務スーパーでは色々な種類の複数原料米が販売されており、価格だけで決めてしまうのは大変危険です。業務スーパーのお米の選び方を紹介します。選び方のポイント1つ目は、国産かどうかをチェックすることです。精米されてお米には表示義務があるため、袋に必ず表示欄があります。
国産ならこの表示欄に複数原料米・国内産と表記されていますので、これをチェックするのが選び方最大のポイントです。輸入したのもを使っている場合は、米国カルフォルにア産などと表記されています。また国内産でも、未検査品というのもありますが、不安ですのでおすすめしません。
黒い粒が混ざっていないかをチェック
業務スーパーのお米の選び方のポイント2つ目は、黒い粒が混ざっていないかをチェックします。中身が見える袋限定ですが、よく見ると黒い粒がはいっているものがあります。業界用語でヤケと呼ばれるもので、カメムシの被害などでできる黒い斑点が残ったものです。安い複数原料米などは注意が必要です。
業務スーパーのお米のおすすめ保存方法
袋を二重にして完全防備
業務スーパーのお米のおすすめ保存方法を紹介します。お米の保存方法の1つ目は、袋を二重にする保存方法です。お米は空気に触れていると乾燥してしまい、酸化が進んでしまいます。袋を二重にして完全防備し、空気に触れるところがなくなるよう密封して保存します。
ペットボトルに入れ替えて保存
業務スーパーのお米の保存方法の2つ目は、ペットボトルに入れ替える保存方法です。ペットボトルは少量でも保存しやすく、空気に触れにくいという点で優れています。ただし、入れ替えるたびペットボトルを洗浄し、中が完全に乾燥してから使用してください。
湿度の低い所で保存
出典: https://kries.jp
業務スーパーのお米の保存方法の3つ目は、湿度の低い所で保存します。お米の保存は、湿度が少なく、直射日光が当たらない暗い場所が適しています。おすすめは冷蔵庫の野菜室で、密封した容器に入れて保存すれば、美味しいお米のまま保存できます。
業務スーパーのお米は家計に嬉しい美味しい!
いかがでしたか?業務スーパーのお米について紹介しました。業務スーパーは普通のスーパーより価格が安いことが特徴ですので、お米も安く購入できます。ブランド米でも街中の米屋で買うよりも安く、複数原料米ならさらにお得です。しかし複数原料米を買うときには注意が必要で、表示欄を必ずチェックしましょう。選び方に注意し、炊き方を正確にやれば複数原料米でも美味しいごはんがいただけます。ぜひ参考にしてみてください。