人形町のカフェ・喫茶店を巡ろう！朝から夜まで楽しめるお店11選！

かつての江戸の中心日本橋にある歴史と伝統にあふれた町「人形町」。現在も下町情緒の残る小粋な町並みの中で、休日をおしゃれに過ごしてみませんか？今回はそんな下町ならではの空気を味わえる粋なカフェを紹介していきます。

人形町は日本橋地域の中央に位置しており、オフィス・住居・飲食店が多く混在した活気あふれる町並みです。観光地としてはもちろん住宅地としても多くの人が集まるここでは、そんな人たちの憩いの場となるためのカフェや喫茶店などが密集しており、日々の疲れから解放された癒しのひと時を過ごすことができます。　

人形町には「甘酒横丁」という人形町駅から明治座まで続く約400mほどの小さな商店街があり、その情緒豊かな散歩道には数多くのおしゃれなお店だけでなく、昔ながらの雰囲気を味わえる老舗店舗や名店もたくさん立ち並んでいます。付近の観光スポットである水天宮詣や明治座観劇の帰りにも気軽に立ち寄れるなどアクセスも非常に良く、下町グルメを求めて多くの人たちが人形町に訪れます。

散歩するだけでもその懐かしい下町情緒を楽しめる人形町では、散策の合間に立ち寄れるカフェや喫茶店の数も多く、観光で疲れた身体を癒すためのスポットが密集しています。普段の忙しい生活から離れてのんびりとお茶でもしながら人形町の町並みに心を寄せて過ごす、なんてこともこの町での楽しみ方の一つです。

人形町には朝から夜まで楽しめる大人なカフェが多くあります。ここからは人形町に数多く立ち並んでいるカフェの中から、休日をおしゃれに過ごすのに欠かせない粋なおすすめカフェを紹介していきます。

こちらのカフェは人形町で知る人ぞ知る映画マニア御用達の珍しいカフェ。店内には昔懐かしい映画ポスターが壁に貼られており、本棚にはなんと台本まで置いてあるというファンにはたまらない空間になっています。

このカフェの店主はなんとあの有名な「西部警察」「あぶない刑事」「ルパン三世」などの脚本を手掛けた柏原寛司さんです。店内に昔のポスターや台本などの珍しいアイテムが置かれているのにも納得です。

内装だけでなく珈琲にも強いこだわりがあり、アラモブレンド、ヒルツブレンド、三日月ブレンドの三種類の本格焙煎珈琲をサイフォン式でおしゃれにいただくことができます。映画好き、珈琲好きの方はぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか？

古くからの老舗店が多い人形町のカフェの中でおしゃれな外観が目を引くこちらのカフェ”ユニゾンテイラー”。人形町駅から徒歩二分と電車からでも行きやすく、気軽に立ち寄れるおしゃれカフェです。

店内はすっきりとしたインテリアでゆったりとした雰囲気を作り出しており、落ち着いた空間の中で過ごすことができます。お店自体はそこまで広くありませんが、カウンターやソファー席、テーブル席もあるため、友人や恋人と一緒に来ても楽しめます。平日は夜の10時半まで営業しているので、仕事終わりに一人で立ち寄るのもいいかもしれません。

珈琲の種類も豊富でコクのあるものからフルーティーな味わいのものまで揃えてあり、朝に頼めるモーニングコーヒーはなんと200円というお手頃な価格で楽しむことができます。朝でも夜でも珈琲を楽しめるこのお店ですが、珈琲以外にもカフェラテが人気で、しっかりとしたミルクの濃い味が珈琲の深いコクとよく交わって幸せな一杯を作り出しています。

こちらは同じ場所で30年以上続いている、レトロな雰囲気が漂う人形町の老舗カフェ。まるで大人の隠れ家のような小さな空間は、日々の喧騒を忘れさせてくれる素敵な雰囲気を醸し出しています。

珈琲は注文を受けてから豆を挽き、カウンターで一杯ずつ入れてくれます。全席禁煙となっているため珈琲の香りを贅沢に楽しむことができ、時間を忘れてゆったりとリラックスすることができます。

平日でも夜の11時まで営業しているため、夜遅くまで仕事をした帰りに隠れ家で一服していくのもよいかもしれません。

続いて紹介するのは喫茶去 快生軒（きっさこ かいせいけん）です。大正年間に開業しもうすぐ100年を迎えようとしている人形町の老舗喫茶店で、昭和の時代を感じさせるどこか懐かしい雰囲気を放つこちらのお店では古き良きを全身で感じることができます。

内装のレンガや赤いソファーからはノスタルジーな雰囲気が漂っており、老舗の貫録を感じさせます。昭和風の店内で味わう昔懐かしい珈琲の味わいは、ほろ苦くて酸味を感じさせる独特な美味しさを再現してくれること間違いありません。
 

こちらも昭和レトロな雰囲気を楽しめる人形町らしさ漂う喫茶店です。とにかく珈琲好きに飲んでほしいのがこちらのブレンドコーヒーで、一口飲んだ瞬間きっとその美味しさに目を見張ることでしょう。

もちろんフードも揃えてあり、おすすめはなんといってもバタートーストです。朝食にも最適なこちらのトーストはこのボリュームで100円という破格で、他のお店では味わえない嬉しいサービスとなっています。珈琲と合わせてもワンコインで済んでしまうので、財布を気にせず楽しむことができます。

こちらはオーガニック系や無添加など、健康を意識した女性に嬉しいカフェです。その名の通り様々なハーブティーを楽しむことができ、優雅なひと時を与えてくれます。

お店にいるティーコンシェルジュがその日の体調に合ったハーブティーを教えてくれるため、豊富なメニューからどれにしようか迷った時は気軽に相談してみると、自分にとってのベストハーブティーを見つけられるかもしれません。

お茶以外にもハーブを使った料理やパンケーキを頂くことができるため、ランチ時には多くの女性客で賑わいを見せています。人形町の古い街並みの中で、おしゃれにハーブティーランチをしてみるのも粋な過ごし方の一つです。

先ほどの「なごみナチュルアオーガニック・ハーブティカフェ」もそうですが、人形町にはコーヒーやお茶を楽しむだけでなく、ランチもできるカフェが多くあります。

日本の古い歴史ある町のイメージからは想像できないかもしれませんが、なんと人形町ではフレンチを楽しむこともできるのです。
 

こちらの「ジュ・アンドレ・ドゥ・サクレクール」は、まるでパリに来たかのような気分になれる人気の高いフレンチカフェです。フランス人の店主がパリのカフェを再現しようとして作ったお店だそうで、店内は異国情緒漂わせるおしゃれな雰囲気になっています。
 

ミートソースとマッシュポテトのグラタンは、ふわふわのマッシュポテトに香ばしく焼かれたチーズが口の中でとろけあって、濃厚な美味しさを口いっぱいに感じさせてくれます。人形町であえて洋風ランチを楽しんでみてはいかがでしょうか？

続いてご紹介するのは「ブルーマウンテン珈琲の店 RON」です。昭和45年創業の歴史ある喫茶店で、もともとは江戸時代から続く商家だったこちらのお店では珈琲だけではなく豊富なフードメニューが魅力です。ハンバーグやミートソーススパゲティ、生姜焼きなどの喫茶店らしいランチフードを味わうことができます。

デザートメニューもプリンアラモードやフルーツパフェなど豊富で、店内にはサラリーマンだけではなく女性客を見かけることも珍しくありません。ちょっと一服したい、そんな時に一度訪れてみてはいかがでしょうか？

人形町でランチをするならぜひ老舗カフェで昔ながらの絶品サンドイッチを味わっておきましょう。

今時のカフェではなく外観からもまさに喫茶店という感じの伝わってくるこちらのお店では、昔から愛され続けているのが分かるように年配のお客さんも多く見受けられます。

ふわふわのパンで作られるサンドイッチはやさしい味わいで、ツナ・ハム・エッグ・やさい・照り焼きチキン・クリーム系の中から2種類の具材を選んでセットで楽しむことができます。

珈琲も人気の高いこちらのお店は外観が可愛らしいこじんまりとしたカフェです。自家製サンドイッチやマフィンも提供しており、居心地のいい空間が多くの観光客や住民に癒しを与えています。

新鮮なサンドイッチは珈琲との相性も抜群！素敵なラテアートが描かれたカプチーノと合わせれば、インスタ映えする食事風景を写真に収めることもできます。

サンドイッチを食べるならこのお店は欠かせません。こちらはイートインスペースのある大正10年から続くパン屋さんで、昔ながらの定番パンだけでなく、オリジナリティの溢れたメニューを楽しむことができます。

豊富なメニューがありますが、なんといってもここはサンドイッチがおすすめのお店です！注文をすると個別においしいサンドイッチを作ってくれ、店内で頂くことができます。

もちろん他にも絶品パンメニューが数多く用意されているため、制覇するために通ってみるのも楽しいかもしれません。

いかがでしたでしょうか？人形町には昔から引き継がれ続けている伝統的な老舗カフェから、新しくトレンドを生み出そうとしているおしゃれなカフェまで幅広く立ち並んでおり、朝から夜まで一日中楽しむことができるのです。今度の休日にあなたも粋な下町人形町に出かけてみてはどうでしょうか。