マッシュルームの炒め物レシピ！鶏肉を使った料理やバター香る絶品おかずも

マッシュルーム炒めのレシピを肉系・魚介系・野菜系の3ジャンルに分けてまとめました。鶏肉や砂肝、ベーコンなど、旨味の強い食材と合わせて作るレシピの他、野菜と組み合わせるヘルシーなレシピも紹介します。

また、意外と知らないマッシュルームの正しい保存方法についても、詳しく解説していきますので参考にしてください。

【材料】

• マッシュルーム …100g
• にんにく…1かけ
• ベーコン…150g
• なす…2本
• オリーブオイル…大さじ3
• 塩こしょう…適量
• バジル…数枚

1. マッシュルームとにんにくをスライスします。
2. ベーコンをスライスし、細切りにします。
3. なすはピーラーで皮をむき、食べやすい大きさに切ります。
4. フライパンにオリーブオイルを熱し、にんにくを炒めます。
5. ベーコンとなすを加えさらに炒めます。
6. なすに火が通ったらマッシュルームを加え、塩こしょうで味を調えます。
7. さらに盛り付け、バジルをちぎって乗せたら完成です。

にんにくの香りとベーコンの旨味がマッシュルームとマッチした、風味豊かな炒め物です。なすの皮をピーラーで剥くことで、短時間で火が通りやすくなります。仕上げにバジルの葉をトッピングして、香り豊かに仕上げましょう。

【材料】

• 鶏レバー…200g
• マッシュルーム…1パック
• にんにく…1かけ
• レモン…小さめのもの1/2個
• フルーツブランデーに漬けたレモン…3切れ
• 刻みパセリ…適量
• 白ワイン…1/2カップ
• 塩…小さじ1/2
• 黒こしょう…適量
• バター…10g
• オリーブオイル…小さじ2

1. フルーツブランデーに漬け込んだレモンを、細かく刻みます。
2. にんにくは薄くスライスし、マッシュルームは半分に切ります。
3. レバーは一口大に切ります（臭みが気になる場合は牛乳に漬け込みます）
4. フライパンにオリーブオイルを中火で熱し、熱くなったらレバーを炒めます。
5. 色が変わったら(2)を加え、塩をかけて炒めます。
6. にんにくの香りが出てきたら白ワインを加え、レモン果汁を絞って加えます。
7. 煮汁が減ってきたらバターを加え、黒こしょうを振ります。
8. 汁気がなくなったら皿に盛り付け、刻みパセリを散らして出来上がりです。

レバーが苦手な方でも食べやすい、レモンの酸味が爽やかな炒め物です。鶏レバーは血の塊や筋を丁寧に取り除き、水洗いしてください。その後牛乳に20〜30分ほど漬け込み、流水で洗って水気を切ってから使うと臭みが少なくなります。

【材料】

• 砂肝…280g
• 塩（砂肝用）…小さじ1/8
• にんにく…1かけ
• 鷹の爪…1/2本
• 油…大さじ2+大さじ1
• 塩…小さじ1/4〜
• 細ネギ…2本

1. 砂肝に横3〜4本切り込みを入れ、塩を揉み込んでおきます。
2. フライパンに油とスライスしたにんにくと鷹の爪を加え、こんがりするまで炒めます。
3. にんにくが色付いたら取り出し、火をやや強めて砂肝を加えます。
4. 半分に切ったマッシュルームを加えたら油を追加し、炒めます。
5. 塩を振って味を調え、刻んだ細ネギを散らしたら完成です。

塩だけで味付けしたシンプルな炒め物です。味付けはシンプルですが、にんにくと鷹の爪を加えることで、おつまみにぴったりなパンチのある味付けになります。仕上げに醤油を加えると美味しさが増すので、お好みで加えてみるとよいでしょう。

鶏肉たっぷりでボリュームがある、ご飯のおかずにぴったりな炒め物です。鶏肉は皮目から、こんがり香ばしく焼き上げましょう。鶏肉にしっかり下味をつけるのが美味しく仕上げるポイントです。

マッシュルーム、エリンギ、しめじをたっぷり加えて作る、食べ応えがあるのにヘルシーな炒め物です。鶏肉はもも肉でも胸肉でも、好きな部位を使用して構いません。バターのコクとポン酢のさっぱりした味付けで、きのこがたっぷり食べられます。

【材料】

• アンチョビフィレ…2切れ
• にんにく…1かけ
• マッシュルーム…10切れ
• パセリ（みじん切り）…少々
• 白ワイン…大さじ3
• 粗挽き黒こしょう…少々
• オリーブオイル…大さじ3

1. マッシュルームは汚れを拭き取り、軸を切り落とします。
2. にんにくはみじん切りにします。
3. フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて加熱します。
4. 香りが出てきたらアンチョビを加え、崩しながら加熱します。
5. マッシュルームを加え軽くソテーし、白ワインを加えて蓋をします。
6. 弱火で蒸し焼きにし、マッシュルームに火が通ったら黒こしょう、パセリを散らします。

アンチョビの塩気でマッシュルームが美味しく食べられる、おつまみにぴったりな一品です。簡単で見た目もおしゃれですので、女子会や家飲みのお供に最適です。切らずにそのままソテーする事で、ジューシーな旨味を丸ごと堪能できます。

【材料】

• えび…120g
• マッシュルーム…5個
• にんにくみじん切り…1/2かけ
• バター…10g
• オリーブオイル…大さじ1/2
• 塩・こしょう…適量
• 薄力粉…適量
• イタリアンパセリ…少々

1. えびは塩水で洗い殻をむき、背わたをとります。
2. 背わたをとったら水気を拭き取り、塩こしょうしておきます。
3. マッシュルームは根元を切り落とし、さっと洗って水気を拭き取ります。
4. にんにくとパセリはそれぞれみじん切りにします。
5. えびとにんにくを混ぜ合わせ、薄力粉をまぶしておきます。
6. フライパンにオリーブオイルを熱し、マッシュルームを中火で2分ソテーします。
7. (6)に塩こしょうを振り、一旦取り出します。
8. フライパンにバターを追加し、えびとにんにくを加えます。
9. 中火で3分ソテーし、えびの色が変わったら塩こしょうします。
10. マッシュルームを戻入れ、中火で1分いため合わせます。
11. 器に盛り、イタリアンパセリを散らしたら完成です。

えびのプリプリした食感がたまらない一品です。えびは臭みが出ない様に丁寧に下処理を行いましょう。薄力粉をまぶす事でバターが絡み、美味しく仕上がります。

塩とバターで味付けした、素材の旨味をシンプルに味わえる炒め物です。ほんのりレモンが効いた爽やかな味わいで、さっぱり食べることができます。ホタテから出た水分は臭みの原因になるため、丁寧に拭き取りましょう。じゃがいもはレンジ加熱しておくと、火の通りが早く簡単に調理できます。

バジルとマヨネーズの風味でお酒がすすむ、おつまみにぴったりな一品です。市販の茹でたこで簡単に作れる、おしゃれで手軽なおつまみです。味付けはマヨネーズだけですが、にんにくとこしょうがアクセントになったやみつきになる味です。

【材料】

• アスパラ…5本
• マッシュルーム…2個
• にんにく…1かけ
• 赤唐辛子（輪切り）…2本
• オリーブオイル…大さじ2
• 塩…小さじ1/2
• ローズマリー…1本

1. アスパラガスの根元1/3程をピーラーで皮をむき、3等分します。
2. マッシュルームの石づきの固い部分を切り落とし、薄切りにします。
3. にんにくはみじん切りにします。
4. フライパンにオリーブオイルを熱し、にんにく、ローズマリー、赤唐辛子を中火で加熱します。
5. 中火のまま(1)(2)を加え、塩で味付けします。
6. 火が通るまで炒めたら完成です。

ローズマリーの香りが食欲を掻き立てる、塩味のシンプルなレシピです。アスパラは根元の部分が固く筋っぽいので、ピーラーで皮を剥くと食べやすくなります。赤唐辛子の量が多いので、辛味が苦手な方は少なめに調節してください。

【材料】

• マッシュルーム…3パック
• バター…50g
• にんにく…1/2個
• 玉ねぎ…1/2個
• 水…50ml
• 白ワインビネガー…大さじ2
• 新鮮なタイム…1つかみ分
• 新鮮なディル…1つかみ分
• Aウスターソース…大さじ1
• A七味唐辛子…適量
• A塩こしょう…少々
• 九条ネギ（小口切り）…1つかみ分

1. マッシュルームの汚れを落とし、軸の固い部分を切り落として十字に切り込みを入れます。
2. にんにく、玉ねぎ、タイム、ディルはみじん切りにします。
3. フライパンにバターを熱し、にんにくを加えます。
4. にんにくの香りがしてきたら玉ねぎを加え、透き通るまで炒めます。
5. マッシュルームを加え、焼き色がつくまで加熱します。
6. 水、白ワインビネガーを加え、水分がなくなるまで煮詰めます。
7. 煮詰まってきたらタイム、ディル、Aの調味料を加え混ぜ合わせます。
8. ネギの小口切りを加え、さっと混ぜ合わせたら完成です。

いつもと違う味付けでマッシュルームを味わえる、スパイシーな炒め物のレシピです。バターとにんにくをたっぷり使い、濃厚な味付けにするのがポイントです。タイムとディルが美味しさを引き立ててくれるので、ぜひ新鮮な物を用意して作ってみてください。

【材料】

• そら豆…13本
• マッシュルーム…1パック（12個）
• にんにく…1かけ
• クミンシード…小さじ1
• ローリエ…1枚
• 鷹の爪…1本分
• 油…大さじ3
• 塩…小さじ1/4

1. そら豆をさやから取り出し、洗って切り込みを入れます。
2. 熱湯に塩を加え(1)を入れて塩茹でし、ざるにあげておきます。
3. マッシュルームは半分（大き目は4等分）します。
4. にんにくは薄切りにします。
5. フライパンに油を弱火で熱し、にんにくとクミン、折ったローリエを加熱します。
6. クミンがパチパチはじけて良い香りがしてきたら(3)を加えソテーします。
7. 油が足りなくなったら追加し、そら豆を加え鷹の爪と塩を加えます。
8. パセリのみじん切りとチリパウダーをお好みで振りかけたら完成です。

クミンがエスニックに香る、スパイシーな炒め物です。にんにくが焦げそうな場合は一旦取り除き、仕上げに再度加えましょう。そら豆の他に、鶏肉や豚肉、トマト、ブロッコリーなど、お好みの具材と組み合わせてボリュームアップするのもおすすめです。

マッシュルームとミニトマトをカレーパウダーでソテーした、子供も喜ぶ一品です。カレーのスパイシーさとトマトの酸味で、暑い日や食欲がない日でも食べやすいでしょう。マカロニやハムを加えたり、パスタを絡めるなどアレンジもききます。

マッシュルームは冷蔵庫の野菜室で保存する場合が一般的ですが、あまり日持ちしないため4〜5日しか保存がききません。そこでおすすめなのが、マッシュルームの冷凍保存です。冷凍することで4週間ほど保存できるだけでなく、細胞が壊れることでより薫り高く旨味が強くなります。

下ごしらえしておけば調理も楽になり良いことずくめですので、使いきれない時は冷凍しておきましょう。冷凍保存は生のまま冷凍する方法と、炒めてから冷凍する方法があります。生のまま冷凍する場合は石づきを切り落とし、丸ごと金属トレイに乗せてラップをかけて冷凍します。

完全に凍ったら保存袋に入れて、しっかり口を閉じて保存しましょう。スライスすると切り口が変色してしまうので、生の場合は丸ごと保存するのがおすすめです。スライスして冷凍したい場合は、レモン汁をかけると変色を防ぐことができます。

炒めてから保存する場合は石づきを切り落とし、スライスしてからサラダ油でじっくり炒めます。軽く塩を振って味付けしたら、冷めてから金属トレイに並べラップして冷凍して、完全に凍ったら保存袋に入れておきます。

マッシュルームは解凍すると水っぽなり、食感が損なわれてしまいます。そのため、使う時は解凍せず、凍ったまま調理するようにしましょう。

マッシュルームは収穫後も成長を続けるため、保存している間も見た目が変化していきます。鮮度が良いマッシュルームはカサがしまり、ふっくらハリのある見た目ですが、時間が経つと徐々にカサは開いてきます。さらにカサの内側が黒ずみ、一見すると傷んでいるように見えます。

しかし、カサの内側が黒いのは傷んでいるのではなく、むしろ食べ頃のサインです。カサが開き内側が黒いマッシュルームは、香りも強くより旨味を感じることができます。海外ではカサが開き、黒い方が成熟して美味しいと喜ばれるほどです。

カサの開いていない新鮮なマッシュルームはサラダなど生食できますが、黒い成熟したマッシュルームは、炒めたり煮物にするなど加熱して食べると良いでしょう。

マッシュルームは旨味成分であるグルタミン酸がしいたけの3倍も含まれており、シンプルな味付けでも美味しい炒め物が作れます。お酒のつまみになるレシピが多いのですが、鶏肉やベーコンを加えれば、ご飯に良く合うおかずになります。

肉・魚介・野菜どのような食材と組み合わせても美味しいマッシュルーム炒めが作れますので、冷蔵庫の中身と相談しながら作ってみてください。