ケンタッキーで糖質制限ダイエットできる？人気メニューのカロリーも紹介

ダイエット＝辛いというような図式を誰もが思い浮かべるかと思います。それがまさかのケンタッキーで糖質制限ダイエットが可能ならもうダイエットは辛いものではなくなります。ケンタッキーはみんなが大好きなフライドチキンがメインメニューで、一見ダイエットからは程遠い存在だったはずです。それが思いのほか糖質、カロリーを調べていくと、食べ方次第では夢のようなダイエット方式が確立されています。

実際に、人気のメニューの糖質とカロリーや、糖質制限ダイエットをするにあたり、どんなメニューを選べばよいのかを紹介します。

ケンタッキーメニューの代表格は何といっても、オリジナルチキンです。当然、主な原材料は鶏肉ですが、そもそも鶏肉の糖質自体が各部位でみても0.1ｇ未満です。これはほぼ0と言っていいでしょう。そこに衣やスパイスを付けて油で揚げるのですが、ケンタッキーの成分表をみると、炭水化物が8.9ｇで食物繊維が0.4ｇとあります。ここでの糖質は炭水化物から食物繊維を引いた値になりますので、8.5ｇとなります。

次に、気になるカロリーですが揚げ物なのできっと凄いカロリーなのではと思うかもしれません。しかし、237kcalと思ったほど高い数字ではありませんでした。そして揚げ物なので脂質は多いですが、今回スポットを当てている糖質制限ダイエットという観点からだと脂質などはそんなに気にしなくていいと言えます。言い方を変えると腹持ちがいいとも言えますので逆にそれが間食などに繋がらない利点にもなります。

初めは夏限定メニューだったこのレッドホットチキン、今では冬でも見られるようになり人気の高さがうかがえます。さて、このレッドホットチキンの糖質ですが、炭水化物が9.8ｇで食物繊維が0.5ｇなので糖質は9.3ｇとなります。カロリーは266gとなります。オリジナルチキンと比べると若干糖質、カロリーともに高いですがそんなに開きがないです。

ケンタッキーでは、季節による期間限定メニューのフライドチキンも多数あります。その中の辛々醤チキンだと、炭水化物が10.2gで食物繊維が0.3gなので糖質は9.9gとなり、カロリーは167kcalとなります。濃厚香味バターチキンだと、炭水化物が8.9gで食物繊維が０なので糖質は8.9gとなり、カロリーは255kcalとなります。

その他にもいろいろケンタッキーでは、期間限定メニューのフライドチキンがありますが、どれも糖質は10ｇ以下でカロリーに関しては270kcal以下となっています。そう考えると糖質制限ダイエットにも現実味が帯びてきます。

もう一つ忘れてはいけないこの一品、従来のオリジナルチキンと同様出た時からレギュラー化されオリジナルチキンと並行して大人気のカーネルクリスピーチキンがあります。このクリスピーチキンは骨もなくサクサク触感でオリジナルチキンで使われているスパイスとはちょっと違ったにんにく風味の味付けになっています。

このカーネルクリスピーの炭水化物は6.9ｇで食物繊維は0.3ｇなので糖質は6.6ｇです。カロリーはなんと130kcalなのです。このカーネルクリスピーの原材料が鶏胸肉を使用していることが糖質、カロリー共に低くなっている要因です。これは糖質制限ダイエットに確実に利用できる一品と言えます。

ケンタッキーにおいて、チキンだけじゃ物足りないと感じる人はフライドチキンやカツがサンドされたバーガーを頼む人もいます。このサンド類の場合の糖質やカロリーはどうなってるのか紹介していきます。

ケンタッキーでサンドを頼むとき、まずこのチキンフィレサンドが圧倒的人気です。そのチキンフィレサンドの炭水化物は31.6ｇで食物繊維は1.7ｇなので糖質は29.9ｇで、カロリーは404kcalとなります。

ケンタッキーのサンド類の中でチキンフィレサンドに次いでレギュラーメニューとして肩を並べている和風チキンカツサンドですが、その炭水化物は40.1ｇで食物繊維は1.8ｇなので糖質は38.3gとなり、カロリーは474kcalとなります。

ケンタッキーでの他の期間限定サンド類の糖質も、大体30～40g前後でカロリーに関しては400kcal～500kcalという結果となります。

やはり、サンド類はどうしてもバンズがあるので小麦粉を使っていることから、炭水化物の量が多いことがわかります。これは自動的に糖質も高くなるということで、糖質制限ダイエットという観点からみると明らかに不向きです。それに付随して、カロリーも500kcalまでに満たないまでもダイエットするには厳しい数字と言えます。

ケンタッキーのメニューにツイスターというものがあります。ツイスターはクリスピーチキンとたっぷり野菜を薄いナンで巻いたラップサンドのようなもので、ヘルシー感覚で女性に大人気の一品です。いくつか種類があるのでそれぞれの糖質とカロリーを紹介します。

ツイスターの中のメインと言えば、この野菜たっぷりツイスターのペッパーマヨ味ですが、炭水化物は32.1gで食物繊維は2.0gなので糖質は30.1gとなり、カロリーは340kcalです。

野菜たっぷりツイスターにはもう一つ、てりやき味があります。その糖質とカロリーですが、ペッパーマヨ味と比較したらほんの少しだけてりやき味の方が高めの値になっています。しかし、カロリーではその差20kcalで糖質の差は3g程度なのでほぼ同質と言えます。

てりやきたまごツイスター期間限定ですが比較的人気があります。野菜も入っていながらそれにたまごも入ったボリュームのある一品です。この炭水化物は36.4gで食物繊維が2.0gなので糖質は、34.4gとなり、カロリーは419kcalとなります。

ケンタッキーで比較的ヘルシーだといわれているこのツイスターですが、サンド類と比較すると、実際はそんなに差がないことがわかります。糖質制限ダイエットということを考えるとサンド類と同様、不向きと言えます。

ケンタッキーでセットメニューを頼むと自動的についてくるフライドポテトですが、最近カーネリングポテトと名前を変えて以前よりも食べ応えのあるものになりました。このカーネリングポテトですが、セットについてくる平均的なレギュラーサイズで炭水化物は42.6gで食物繊維は3.5gなので糖質は39.1gとなり、カロリーは432kcalとなります。

カーネリングポテトは炭水化物の代表と言っても過言ではないジャガイモが主原料です。そのため、やはり糖質、カロリー共に高めの数字が出ていますので糖質制限ダイエットには不向きな一品となります。

やはり、肉を食べるときは野菜も意識して食べたいものです。ケンタッキーのメニューにもサラダはいくつかあります。このサラダの糖質やカロリーを紹介します。

ケンタッキーでの野菜と言えば大半の人がコールスローを思い浮かべるほど、人気がありチキンにも非常にマッチしているサラダですが、このコールスローMサイズでの炭水化物は10.4gで食物繊維は1.8gなので糖質は8.6gとなり、カロリーは150kcalです。

ケンタッキーのメニューの中でコールスローに次いで昔からあるコーンサラダですが、このコーンサラダMサイズの炭水化物は17.8ｇで食物繊維は3.3gなので糖質は14.5gとなり、カロリーは82kcalです。

ケンタッキーにおいて、一見コーンサラダのカロリーが明らかにコールスローよりも大幅に下回っていますが、糖質で見るとコールスローの方がコーンサラダよりも低い値になっています。今回は糖質制限ダイエットということなので、どちらを選ぶのかと言えばコールスローになります。

ケンタッキーでは、昔からずっとあるまだまだ人気のサイドメニューがいくつかありますので、代表的な人気のサイドメニューの糖質とカロリーを紹介します。

ケンタッキーのサイドメニューで昔からずっとあるビスケットというのがあります。厚みのあるリング状でパンのようなクッキーのような不思議なものですが、メープルシロップをかけて食べます。昔からずっとあるものなので不動の人気と言えます。

このビスケットの炭水化物はシロップをかけたとすると30.5gで食物繊維は0.9なので糖質は、29.4gとなり、カロリーは226kcalです。仮にシロップをかけなくても、糖質は20gを超える数値になります。

フライドフィッシュも、昔からあるメニューの一つで比較的人気の高い一品です。このフライドフィッシュの、炭水化物は16.4ｇで食物繊維が0.5gなので糖質は、15.9gとなります。カロリーは191kcalになりますが、付属のタルタルソースをかけるとすると、50kcalあたりを上乗せした数値になります。

このフライドフィッシュは糖質、カロリー共にそんなに高くはないので、糖質制限ダイエットとしては役に立つ一品だと言えます。

ケンタッキーのメニューで、あと残されたものはスイーツや飲料水ですが、ここで人気の商品のカロリーや糖質をいくつか紹介します。

ケンタッキーでのスイーツでのダントツの人気はアップルパイです。このアップルパイの糖質は17.1gとなり、カロリーは158kcalです。スイーツなので糖質が結構多いのかと思ったら意外とそうではなかったので、糖質制限ダイエットにおいて、メニューの選び方次第ですが使える一品です。

チキンを食べた後にこのさっぱりとしたフローズンヨーグルトを頼む人も結構いますが、このくちどけフローズンの糖質は、17.9gとなりそのカロリーは97kcalとなります。カロリーは断然アップルパイよりは低いですが、糖質はアップルパイの方が少し低めの数字ですが僅差なのでダイエットで考えるとこちらのくちどけフローズンの方がおすすめです。

ケンタッキーにはいろいろな種類の飲料水がありますが、今回はあくまでも糖質制限ダイエットにスポットを当てているので、だいたい何を選んだらよいか見当はつきます。コーラなどは一番ケンタッキーにおいては注文が多いですが、それは避けるべきです。その他ジュース類も同様です。ここはやはり、ウーロン茶やブラックコーヒーをお勧めします。

今まで代表的な人気メニューの糖質やカロリーを紹介してきましたが、実際に糖質制限ダイエットに活かすためにはどのような注文をしたらいいのかという疑問が残ると思います。注文次第によってはダイエットに適さない場合も出てきますので、ここではどのような組み合わせで注文したらベストか紹介していきます。

値段的にもお得なセットメニューも豊富にあるケンタッキーですが、糖質制限ダイエットを意識するならランチバリューなどのセットメニューは厳禁です。と、いうのもそのセットメニューには必ずと言っていいほど、炭水化物の代表とも言えるカーネリングポテトが付いてきます。炭水化物は糖質量にそのまま反映されるものなので、それは避けるべきです。

ただ、セットメニューの中にはそのポテトを、コールスローやクリスピーチキンに変更できるものもありますので、変更できるセットであればポテトを他のものに代用して糖質制限を行ってください。もしくはセットを頼まずに単品でチキンと飲み物だけという風に注文するのも効果的です。

ケンタッキーメニューの中で、糖質とカロリー共に最も高めのサンド類やツイスターは糖質制限ダイエットには厳禁です。それだとお腹が満足しないという人は、フライドチキンやクリスピーチキンを足した方が断然糖質制限につながります。ただ、意外とフライドチキンは脂質が多いので腹持ちがよく、そんなに不満にはならないと思います。

せっかく、チキンで糖質制限ダイエットに挑んでもドリンクやデザートで糖質を摂ってしまってはせっかくのダイエットも水の泡になりかねません。本当はコーラを頼みたいところを糖質を意識して、ウーロン茶やコーヒーに変更することをお勧めします。デザートに関してはケンタッキーメニューでは比較的そんなに糖質は少ないことはわかってるので、数量に気を付ければ大丈夫ですが頼まないのが無難だと言えます。

ケンタッキーのフライドチキンは、ほとんど糖質がないことがわかったので糖質制限ダイエットに向いてるということがわかりました。今まで辛い食事制限ダイエットをしてる人には朗報とも言えます。まさかファーストフードで糖質制限ダイエットが可能だったとは驚きの結果です。当然注意すべき点はいくつかありますが、今まで辛いダイエットをしてきた人ならそんな注意点だって喜んで守れると思います。

糖質制限ダイエットは、あまりカロリーに重きは置いていないものの、このケンタッキーフライドチキンはカロリー自体もそんなに高いわけでもありません。オリジナルチキンを2ピース食べてもそのカロリーは500kcal以下になります。そして何より脂質があるおかげで非常に腹持ちがよくて間食の衝動を抑えられるという利点までついてきます。この機会にぜひ無理なく美味しく糖質制限ダイエットにチャレンジしてみてください。