孤独のグルメ広島編に登場するお店を紹介！人気店「みっちゃん」も登場

2017年の大晦日に放送された人気ドラマ「孤独のグルメ 瀬戸内出張編」。今放送は広島県や香川県など、瀬戸内を舞台に繰り広げられたスペシャル編で、通常の放送時よりも多くの飲食店が登場しました。

そこで、本記事では「孤独のグルメ 瀬戸内出張編」に登場するお店やロケ地の情報についてまとめました。広島市内では有名な人気焼肉店をはじめ、有名百貨店や生放送パートに登場した蕎麦屋など、主な登場ロケ地を一挙大公開！孤独のグルメファンは必見です。

「孤独のグルメ（こどくのグルメ）」は、2015年まで連載が行われていた同名の人気漫画を原作としたドラマです。2012年1月5日からシーズン1の放送が開始となりましたが、深夜帯にも関わらず直後からネットを中心に話題となり、瞬く間に人気ドラマの仲間入りを果たしました。

グルメ漫画はファンが多いことでも知られていますが、「孤独のグルメ」に関しては他のグルメ漫画よりも熱狂的なファンが多いことで知られている作品です。それがドラマ化での人気に繋がったのでは？という向きもあるそうですが、いずれにせよ、「孤独のグルメ」はグルメドラマの中でも1、2を争う人気番組といっても過言ではありません。

主役である井之頭五郎役を務めるのは、名脇役として数多くのドラマや映画に出演している松重豊さん。この松重豊さん扮する井之頭五郎が、本能の赴くままに食事を楽しむのが「孤独のグルメ」の見所となっています。まだ観たことがない方が居ましたら、この機会にぜひともチェックしてください！

「孤独のグルメ」は、主役である井之頭五郎がさまざまな飲食店に赴いて、一人食事を楽しむといった趣旨の番組です。もちろんそこに至る過程には毎回さまざまなドラマが用意されているのですが、後半はこの食事パートをメインに話が進んでいくことになります。

「孤独のグルメ」がこれほどまでの人気を集めた理由は、この番組が基本的に実在する飲食店をロケ地としているからです。つまりは、井之頭五郎が食べている美味しそうな食事を、自ら足を伸ばすことによって実際に食すことができるのです。

登場するお店はいずれも名店という冠に相応しいお店ばかりです。誰もが知る超有名店より「知る人ぞ知る人気店」といったお店が多いのも特徴で、これまでにも数多くの穴場的人気飲食店が本ドラマにて取り上げられています。

しかも井之頭五郎を演じる松重豊さんの食べっぷりが実に見事で、本当に美味しそうに食べているのが画面の向こうからヒシヒシと伝わってきます。この姿に「やられた」という人が続出したのは言うまでもありません。

広島及び瀬戸内を舞台にした「孤独のグルメ 瀬戸内出張編」。その中で最も熱い注目を集めたお店が広島市に在るみっちゃんです。みっちゃんは広島市内に在る焼肉店で、広島市内では知らない人はいないとまで言われています。

孤独のグルメ放送後は予約が暫く先までビッシリと埋まり、当面は入店すらできない状態が続いたそうです。まさに孤独のグルメ効果といったところでしょう。

みっちゃんは暖簾が示す通り焼肉をメインとしたお店です。その看板メニューである焼肉ですが、ドラマ内で井之頭五郎が食したのは、カルビとロースの間であるコーネという部位と牛ロース、そして豆もやしと小ライスといった組み合わせでした。

コーネ（コウネ）とは牛の前足の脇から胸当たりの肉で、牛1頭当たり僅か2kgしか取れない大変希少な部位の1つです。広島では大変人気が高く、非常にポピュラーな部位として知られています。コーネにはコラーゲンとゼラチンがタップリと含まれており、コリコリとした触感と濃厚な味わいが特徴です。

みっちゃんのコーネは大きくて厚みがあり、ハサミでカットした上で食すスタイルとなっています。味付けは塩胡椒のみとシンプルですが、肉は歯応えがあり 噛めば噛むほど旨味が溢れ出します。これでお値段800円となれば、もうオーダーしない訳にはいかないでしょう。

五郎がみっちゃんで真っ先に食べていたのがおでんです。みっちゃんではしっかりと中まで味が染みた極上のおでんが楽しめます。

みっちゃんのラーメン（550円）は、中細のストレート麺に醤油豚骨スープを合わせた広島定番のラーメンです。予めコショウが振られた状態で出てくるのがみっちゃん流で、スパイシーな刺激と香りが楽しめます。焼肉の〆に最適な一杯です。

1点注意すべきポイントですが、孤独のグルメ放送後から一見さんと広島出身者以外はお断りというルールになっているとのことです。ただ、事前予約と時間厳守をすれば一見さんにも可能性があるとの情報もあるので、詳しくは店舗に確認してみることをおすすめします。

福屋八丁堀本店は広島を代表する老舗百貨店です。映画「この世界の片隅に」にも登場するこの百貨店は、レトロな佇まいの本館と、後から建てられた東館の2つの建物で構成されています。広島のランドマーク的存在ですので、広島を訪れた際はぜひ一度足を運んでみてください。

八丁堀電停から徒歩1分と広島市の中心部に位置しています。広島市内でも一際目立つ建物ですので、迷子になる心配はなさそうです。

五郎が高松市で立ち寄った手打ちうどんのお店です。こちらでは本場高松の讃岐うどんを、立ち食いスタイルでリーズナブルに食すことができます。リアルな讃岐うどんを食べたいなら、こういった地元民行きつけのお店がおすすめです。

井之頭五郎が松山市で降りた駅が、伊予鉄道横河原線石手川公園駅です。こじんまりとした無人駅ですが、桜の季節には大勢の撮り鉄で賑わうのが定番となっています。

井之頭五郎が仕事で訪れたお店が松山市に在るrefle’a友愛です。こちらのエステティックサロンには、撮影時に松重豊さんから頂いたサインが飾られているとのこと。予約制ですので、来店の際には事前の予約をお忘れなく。

松山での仕事を終えた井之頭五郎が、ふらり入った居酒屋がさかな工房 丸万です。美味しい魚の幸を食べさせると評判のお店で、こちらでは瀬戸内近海で獲れた新鮮な魚介類を堪能することができます。

ドラマ内で井之頭五郎が船に乗ったターミナルが松山観光港です。ドラマ内では取り上げられていませんが、こちらのターミナルにはさまざまな飲食店も併設されています。

松山からのフェリーで井之頭五郎が到着したのが、こちらの広島港宇品旅客ターミナルです。非常に大型のターミナル港で、常に大勢の人々で賑わっています。

「孤独のグルメ 瀬戸内出張編」最後の生ドラマパートで、井之頭五郎が年越しそばを食べていたのがこちらの成田山門前 多津美です。こちらは新勝寺の門前仲町でも非常に有名なお店で、美味しい手打ち蕎麦を楽しむことができます。

孤独のグルメ 瀬戸内出張編に登場したロケ地やお店の情報をまとめました。手打ちうどんに鯛どんぷり、コーネにせいろそばと、広島＆瀬戸内編では美味しい料理がたっぷりと紹介されました。

いずれのお店でも井之頭五郎の太鼓判尽きの料理が楽しめます。広島県や香川県、愛媛県に訪れる機会があれば、ぜひともこれらのお店や場所に足を運んでみてください。