吉野家の裏メニューは無料で楽しめる？注文用語と頼み方を解説！

牛丼といえば「吉野家」と言われるほど、その名は全国に知れ渡る王手牛丼チェーン店「吉野家」。今では、海外進出も果たし、その勢いはとどまるところを知りません。そんな多くの人に支持されている吉野家には、裏メニューと言われるものがあることを知っていますか？

吉野家で裏メニューと言われるものは、決まった注文用語を使ってオーダーすることができる、カスタマイズした牛丼のことです。その注文用語はたくさんあるため、慣れていないと頼み方が少し難しく感じることもあります。その多くが無料でできるので、頼み方はぜひマスターしたいものです。今回は、吉野家の裏メニューと注文用語、頼み方、持ち帰り時の注意点などを詳しく紹介していきます。

吉野家の牛丼のつゆは、甘くて濃厚で、多くのファンがいます。実は、吉野家の牛丼のつゆは、白ワインをベースとした発行調味料が使われています。それにすりおろし生姜を加えて、あの甘辛い味の完成となります。そんな吉野家のつゆは、以下の頼み方で注文すると、無料で自分好みにカスタマイズすることができます。

「つゆだくで」という頼み方をすると、牛丼のつゆを普段より多く入れてもらうことができます。ご飯がつゆに浸り、最後まで牛丼の味を堪能することができます。持ち帰りで「つゆだく」を頼むと、ご飯がつゆを吸って、べちゃべちゃになってしまうので、つゆは別で入れてもらうようにしましょう。

「つゆだく」よりもっと牛丼のつゆが欲しい場合は、「つゆだくだくで」と注文してみましょう。器を傾ければ、つゆが溢れ出るくらい、かなり多めで入ってきます。つゆと一緒に、さらさらとご飯をかきこむことができます。甘くて濃い味が欲しい時にもおすすめです。吉野家の牛丼のつゆが大好きな人には嬉しい、無料サービスです。

一方で、つゆでべちゃっとなるお米が嫌いな人や、ダイエット中でカロリーを抑えたい人には、「つゆぬきで」という頼み方があります。これでつゆが入っていない牛丼を頼むことができます。つゆが入っていない分、やや味が薄めになります。こってりより、さっぱりした牛丼を食べたい時は、「つゆぬき」を注文しまよう。

中には「汁だけ（しろつゆ）」という頼み方もあります。これは、ご飯に具を乗せないで、汁だけかけた裏メニューです。　どうしても汁ご飯が食べたい方は、「汁だけ」を注文するといいでしょう。なかなかマニアックな注文ですが、料金は基本的に、通常の並盛りと変わりません。この裏メニューは、対応できるお店も限られているので、注意しましょう。

牛丼のご飯の量はそのままでいいけれど、上の具材だけもっと欲しいと思うときもあると思います。そんな時におすすめなのが、こちらの裏メニューです。がっつりと肉が食べたいときは、これで思う存分牛丼の具を楽しむことができます。

「頭の大盛り」の頭は、牛丼の具のことを意味します。「頭大盛りで」と注文すると、ご飯は並のまま、具だけが大盛りサイズになります。通常の1.5倍です。値段は普通の大盛りと同じになります。ダイエット中で、ご飯の量は増やしたくないけれど、肉だけを増やしたい時などにもおすすめです。具に対して、ご飯が少なくなるので、濃いめの味付けになります。

「頭の特盛り」は、特盛サイズの具の量が欲しい時にできる、頼み方です。とにかく牛丼の肉を楽しみたいという方におすすめです。吉野家ツウの間では、「頭特盛ご飯少なめ」で注文した後、つゆだくだくと生卵を入れたら絶品だそうです。まさに吉野家のいいとこ取りをした食べ方です。吉野家好きな方は、ぜひ試してみてください。

牛丼の肉と同じように欠かせない存在なのが、玉ねぎです。甘いつゆが染み込んだ玉ねぎは、実は牛丼に合わせて、糖度が高いものを取り寄せていることを知っていますか？吉野家は、玉ねぎにもこだわって牛丼を作っているんです。そんなこだわりある玉ねぎも、無料でカスタマイズすることができる裏メニューが存在します。

吉野家の牛丼の玉ねぎが好きな方に、おすすめの頼み方が「ねぎだく」です。通常の具の玉ねぎの割合が多くなります。その分牛肉の比率が少なくなるので注意しましょう。肉も玉ねぎも増やしたい場合は、「頭大盛り、ねぎだく、ご飯少なめ」と注文するとよいでしょう。

「ねぎぬき」は、玉ねぎが苦手だという方におすすめの頼み方です。牛丼の具が肉だけとなります。ただ、その分牛肉の量が増えるかは不明です。ただ、玉ねぎが抜けることで、少しジューシーさにかけるので、ねぎぬきを注文するときは、「ねぎぬき、つゆだく」と頼むことをおすすめします。

中には「ねぎだけ」といった究極の玉ねぎ丼も頼むことができる裏メニューもあります。通常の値段と変わらないので、少々割高ですが、牛肉が苦手な方や、玉ねぎが大好きすぎる方は、この頼み方を試してみてください。その時の煮込み具合によって、シャキッと食感が楽しめたり、トロッとした玉ねぎを楽しむことができます。

なんと吉野家では、牛肉の部位を指定して注文することができる、裏メニューもあります。赤身や脂身といった部位を、自分好みに、さらに無料で選ぶことができるとは、驚きです。脂身を避けたい女性にも嬉しいサービスです。

牛肉の赤身を全体的に多めに使って欲しいときは、「赤多めで」と注文してください。しっかりとした牛肉の食感を味わうことができ、普段とは少し違う牛丼の印象を受けます。いつもより少しヘルシーに食べたいときや脂身が苦手な方におすすめです。

「赤多め」よりさらに脂身をカットしたいときは「とろぬき」という頼み方があります。なかなかマニアックな裏メニューで、頼む人は少ないですが、カロリーが気になる時や、ダイエット中にはおすすめです。脂身から出るトロッとしたこってり感がなくなり、さっぱりと食べることができます。

脂身を多く使った牛丼を食べたい方は、「とろだく」と注文しましょう。いつもより、濃厚でこってりとした牛丼になります。牛丼好きにはたまりません。「とろだく」は、吉野家マニアにも抜群の人気がある裏メニューで、「とろだくのつゆだく」で頼むと、脂身の溢れる肉汁とつゆのコンビネーションが最高の美味しさを引き出してくれます。吉野家ファンなら一度は試してみたい、裏メニューです。

牛肉や玉ねぎと同じように、牛丼には欠かせない白ご飯にも、裏メニューが存在します。ご飯にまでしっかりとこだわりたい方は要チェックです。自分好みの完璧な牛丼作りを目指しましょう。

牛丼を頼むと、いつもご飯だけが残ってしまうという経験はありませんか？いつも牛丼のご飯を残しがちだという少食な方は、牛丼を注文する際に「並の軽いの」と頼んでみましょう。いつもよりご飯少なめの牛丼を食べることができます。残すときの罪悪感も減らすことができます。さらにご飯を減らしたい時は、「極かる」という裏メニューもあるようです。

出てきた牛丼を勢いよくかきこむと、ご飯が熱くて火傷してしまった人も中にはいるかもしれません。猫舌で、ホカホカの熱すぎるご飯が苦手な方は、「つめしろ」という裏メニューがあります。「つめしろ」といえば、ご飯を丼ぶりに入れたあと、時間を置いて冷ましてもらうことができます。いつもより提供までに時間がかかりますが、子連れのときなどには、便利で嬉しい裏メニューです。

吉野家では、追加60円で味噌汁を追加することができます。そんな味噌汁にもまさかの裏メニューが存在します。ここでは、これまで紹介した以外の、さらにマニアックな裏メニューから、吉野家の味噌汁の裏メニューまで紹介していきます。

一見白ご飯だけしか入っていないように見える裏メニューが「肉下」です。なんとご飯のしたに具材が隠れています。つゆが染み込んでべちゃべちゃしたご飯が苦手な方や、牛丼の肉を最後まで温かい状態で食べたいという方におすすめです。

牛丼と生卵の組み合わせは、とても相性がよく、人気のトッピングの一つです。そんな牛丼に乗せる生卵を、黄身だけで注文したい場合は、「黄身だけ」と頼みましょう。白身が加わらないことで、さらにこってりと濃厚な牛丼を味わうことができます。生卵は、夏場に限り、持ち帰りはできませんので注意しましょう。

吉野家には、漬物にまで裏メニューがあるようです。それが「芯だけ」です。「芯だけ」の芯とは、漬物の芯のことです。シャキッとした食感が好きな方がする、マニアックな注文の一つです。

通常の味噌汁が少し濃いと感じている方におすすめな裏メニューが「お湯割り」です。通常より多めのお湯で割ってくれるので、薄めの味になります。また、お湯が増えた分量が少し増えるので、少し得した気分にもなります。

かなりマニアックな味噌汁の裏メニューが「水割り」です。少しぬるめの味噌汁を飲みたい方におすすめの頼み方です。こちらも水を足すので、薄めの味になります。

こちらでは、吉野家マニアがおすすめする、通な食べ方を紹介していきます。吉野家の牛丼をさらに美味しく食べる、新たな発見があるかもしれません。

まず一つ目は、「ぶっかけ汁丼」と呼ばれるものです。なんと、牛丼に味噌汁を豪快にかけて食べる食べ方です。吉野家マニアが、究極の一杯と豪語するほど、この食べ方の大ファンもいるようです。作り方は、まず牛丼を「つゆだく」で注文します。そして、追加注文した味噌汁をかけて、食べます。「ぶっかけ汁丼」と注文しても、作ってもらえないので、自分で作りましょう。

もう一つの牛丼の通な食べ方が、「牛丼茶漬け」です。途中まで食べた牛丼に、紅生姜を乗せ、熱いお茶を注いで食べる食べ方です。牛丼の締めとして、最後まですっきりと味わうことができます。少し醤油を足すのも、味がしまっておすすめです。一つの牛丼から、2通りの味を楽しめることができるので嬉しいです。

これは、俳優の菅田将暉さんのお気に入りの食べ方として、実際に期間限定でメニュー化もされたことがある裏メニューです。「菅田将暉スペシャル」は、牛丼にキムチ（＋100円）とネギ玉子（＋100円）をトッピングすると出来上がります。トッピングは別々で提供されるので、自分で乗せて食べましょう。

こちらは、先に生卵と漬物を混ぜておいたものを、牛丼にかけて食べる食べ方です。漬物のシャキシャキとした食感が普段とは一味違う牛丼を演出します。漬物の絶妙な塩気がいいアクセントとなり、牛丼をさらに美味しく食べることができます。いつもの牛丼の味に少し飽きてきた方におすすめの食べ方です。
 

吉野家では、定食ものと鍋ものを除く、すべてのメニューが持ち帰り可能となっています。これ間で紹介した裏メニューは、もちろん持ち帰り用の牛丼へも、注文することができます。ただ、吉野家の牛丼を持ち帰りする場合は、少し注意点があるので、以下のことを心得ておきましょう。また吉野家では、お得な事前予約サービスも行っています。

吉野家の牛丼を持ち帰りした経験がある人は、帰って開けてみたら、ご飯がべちゃべちゃになっていたという経験をしたことはありませんか？そんな事態を防ぐためには、牛皿とご飯を別で注文するといいでしょう。特に、「つゆだく」で注文するときなどは、そうするべきです。家に白ご飯がある場合は、牛皿だけで注文すればいいので、節約にもなります。

持ち帰りで買ってきた牛丼を温め直して食べる方は多いと思います。ただ、吉野家の持ち帰り容器は、そのままレンジで温めることはできないので、注意しましょう。別の容器に移してから、温めてください。

もし会社などで、まとめて牛丼を持ち帰りしたい場合は、事前予約サービスを使うと便利です。10個以上的待て予約すれば、次回以降に使える牛丼並盛りの無料券が1枚ついてきます。スマホからの予約もすることができます。「つゆだく」や「ご飯少なめ」などの一部の裏メニューもオプションで選ぶことができるようになっています。

いかがでしたか？今回は、吉野家の裏メニューと呼ばれるカスタマイズ方法と、その注文用語や頼み方について詳しく紹介しました。ただし、後半に紹介した、マニアックな裏メニューは受け付けていないところも多いので、注意しましょう。ではさっそく次回から、注文時に自分好みのカスタマイズでオーダーして、これまでよりもっと吉野家の牛丼を楽しんでいきましょう。