串カツの松葉総本店は大阪最強の串カツ屋！注文システムや食べ方は？

大阪名物の串カツ。串カツといったら串カツ松葉です。串カツ松葉総本店は1949年創業で昔からずっと梅田の街で営業し続け、会社帰りのサラリーマンやOLさんや地元の方々が集まってくるお店、みんなから愛され続けているお店です。

串カツ松葉総本店は立ち呑みスタイルです。新梅田食堂街にある昔ながらの飲食街にありますし、タイムスリップしたかように昔ながらのレトロな店内で、馴染んでいる常連さんの食べ方のようなカウンターに半身を乗せてビールと串カツを堪能すると大阪の老舗の味と気分を更に増して味わえます。

串カツ松葉総本店だと会社帰りのサラリーマンやおじさん達が行く場所という雰囲気ですが、最近では串カツが美味しさを求めて、またサク呑みスポットとして女性の方も来店されています。女性や子供でカウンターが高い場合はビールケースを逆さにして踏み台にしています。

串カツ松葉の串カツを揚げているのは先代から揚げる技術を受け継いでいる熟練の職人さんだけが揚げているので、いつ来ても美味しい串カツを頂くことが出来ます。串カツを揚げられるようになるには3年はかかるそうです。そのおかげで昔から変わらない本格的な味を楽しむことが出来ます。

串カツに欠かせないものはソースです。串カツのソースの味もすっごく重要です。串カツ松葉総本店のソースは甘辛めです。創業してから変わらない味だそうですが、継ぎ足しシステムではありません。毎日ソースをお店でブレンドしています。創業者の思いを受け継ぎ味を守っている串カツ松葉です。ソースは空気に触れると味がかわってしまう恐れもあるので、秘伝のソースは創業と同じレシピ通りに毎日作っているのだそうです。

串カツ松葉総本店は新梅田食道街にあります。新梅田食道街はJR大阪駅東側の阪急百貨店と阪急梅田駅の間にあります。JR御堂筋口から阪急に向かって横断歩道を渡ると左側に大阪環状線のガード下にあります。駅からも近いですのでアクセスもよく、サクッと呑みにぴったりです。

串カツ松葉総本店では入口が2箇所ありますが右側が入口です。右側から入り店員さんに人数を告げると空いている席を教えてもらえます。昔からのスタイルですので、全席喫煙ですし、吸殻が床に落ちています。嫌煙の方やお子様連れの方は違う店舗をお勧めします。

串カツ松葉新大阪店はエキマルシェ新大阪にあります。エキマルシェ新大阪の3Fにあり、JR新大阪駅の在来線改札内にあります。新幹線と在来線に乗り換える時に改札を出ずに行くことが出来ます。仕事帰りにサクッと行ったり、新幹線で食事するようにテイクアウトにおすすめです。新幹線に乗るまでの空いた時間を利用出来るのでとても便利です。

串カツ松葉ルクア大阪店はルクア大阪のバルチカB2Fにあります。JR大阪駅より直結でいけます。バルチカB2Fとルクア側からも行くことが出来ますので、アクセスに便利です。

串カツ松葉には創業と変わらぬ独自のシステムとルールがありますので紹介します。

串カツ松葉は串を揚げおきスタイルです。お客さんから注文を受けて揚げて提供するシステムではなく、お店が揚げた串をトレイに置いてくれるので、自分で食べたい串をつまんで食べるシステムです。食べたい串カツが冷えてしまっている場合、店員さんに伝えると温めなおしてくれるので揚げたての串カツを食べる事が出来ます。創業から変わらぬシステムとスタイルが大阪の老舗の味をより味わうことができます。

串カツのルールでソースの二度付けは禁止です。一度にたっぷりソースをつけましょう。たっぷり付けても美味しいようになっている串カツ松葉の甘辛ソースです。もしソースをもう一度付けたくなったりソースが少なく付けにくい場合などはソースの横にある食べ放題のキャベツでソースをすくって付けましょう。これが串カツ松葉の食べ方です。

串カツ松葉は揚げおきスタイルです。ですので食べた串の金額は串の形や長さでわかるシステムになっています。普通のシンプルで短い串が100円です。シンプルな普通の長い串が120円です。串の持ち手が旗のようになっていて短い串が150円でそれより長いのが160円です。竹串ではさめるようになっている松葉串が200円です。人気の若鶏は骨付きなので骨です。お会計する際は見てわかるように並べておくのが通です。

串カツ松葉総本店のメニューを紹介します。まず100円串は牛串、ウィンナー、じゃがいも、たこです。120円串は玉ねぎ、うずらの卵、レンコン、キス、まぐろ、青唐、なす、いか、エビです。150円がカマンベールチーズと豚玉です。160円が豚ヒレと若鶏です。200円が牛サーロインと冬季のみ焼き蠣です。

飲み物も生ビール、ウィスキー、清酒、ハイボール、各種ウィスキー等豊富に取り揃えてあります。もちろんソフトドリンクもあります。その中でも昔と変わらないドリンクがタコハイと赤玉パンチです。タコハイは1983年に発売されたタコのゆるキャラがイラストされているチューハイと赤玉パンチは1907年発売された赤玉スイートワインをソーダで割ったものが赤玉パンチです。今この赤玉パンチはひそかにブームになっています。

串カツ松葉の名物といったら、牛串です。牛肉のカツが100円で食べられるのは串カツ松葉だけです。職人さんが揚げているのもあって、串カツ松葉の牛串は柔らかく歯ごたえも良く、牛の肉旨みを堪能できる一品です。それが創業からお値段そのままなのがうれしいです。串カツ松葉に行ったら、まず牛串です。ビールを頼んでビールが出てくる前に牛串を一口、そして冷えたビールを飲むというのが松葉の食べ方です。

そして最近人気なのが若鶏です。骨付きでほんのりカレー味になっていてソースとマッチして美味しいと人気です。骨付き肉でがぶり付く食べ方もダイナミックです。

女性はチーズ大好きですが、串カツ松葉の職人さんが揚げたカマンベールは食べると衣がサクッとしていてなかからちょうど良くやわらかくなったカマンベールチーズがとろとろしていてすごく美味しいです。カマンベールと赤玉パンチの食べ方がおススメです。

この串カツ松葉総本店に良く行く通な人は湯豆腐を頼みます。湯豆腐が美味しいのはもちろんですが、揚げもののお口直しをしてくれます。口の中をリセットしてまた串カツを食べるとエンドレスで食べれちゃいます。そして、この湯豆腐を頼む最大の理由がタレが串カツにあうのです。ですので通な人の食べ方は定番の甘辛ソースと湯豆腐のタレ２種類の味で串カツを食べています。牛串は湯豆腐のタレが合うそうです。

串カツ松葉総本店では数量限定でサーロイン串や期間限定で販売している串があるそうです。ちなみに2018年の夏限定(6月～8月）でサーモンを販売していました。また毎年、年始1月に日本酒キャンペーンを行っています。新春運だめしでスピードくじを引き、当たりが出ると日本酒がプレゼントされます。行った際には期間限定の串があるかチェックしてみてください。

串カツ松葉総本店では串カツを持ち帰る事が出来ます。カウンターで食べたい串を注文すれば揚げてある串を詰めてくれます。例えば牛串30本などでも注文可能でその場で揚げてくれます。新幹線に乗って移動中の食事や夕飯のおかずにすることも出来ます。串カツ松葉総本店にはありませんが、新大阪店ではテイクアウト10本セットを販売しています。

ちなみにテイクアウトした串カツを温めなおす方法は、電子レンジではなく、トースターにキッチンペーパーをしいたお皿にテイクアウトした串カツを並べ焼きなおすとべちゃっとしません。お店の揚げたてには敵いませんが美味しく頂けます。

大阪名物の中に取り上げられる串カツ。串カツといったら串カツ松葉だと言われるくらい大阪の地元の人から愛されているのは、熟練の職人さんが串カツを揚げているこだわりと創業当時と変わらないソースのうまさ、昔からの揚げ起きのシステムや一昔前からあるお酒など古き良き食文化のまま。そして創業者の思いを現代まで受け継いでいるからなのだと思います。大阪に来たならば串カツ松葉で大阪の味、老舗の味を楽しみましょう。