ロイヤルホストにはWi-Fiがない？導入されないのはなぜ？

全国のファミレスには、Wi-Fiが導入されている店舗と導入されていない店舗があります。そこで、高級路線を行く大手レストランチェーンとして全国展開しているロイヤルホストは、Wi-Fiが導入されているのかについて紹介します。また、ロイヤルホストの店舗にはどのような人が、どのような目的で利用しているのかについても解説します。

ロイヤルホストの店舗には無料Wi-Fiが導入されていません。ロイヤルホストの公式サイトには通信サービスの導入に関する記載は全くありません。また、Twitterの口コミを見ても「Wi-Fiがない」という口コミが多いです。ロイヤルホストでパソコンやスマホでの通信利用を考えている人は、通信手段を自身で用意する必要があります。

ロイヤルホストの店舗には有料Wi-Fiも導入されていません。公式サイトにもSNSにも有料Wi-Fiについての情報は全くありません。

他のファミレスでは、Wi-Fiを導入している店舗があります。ジョイフルやびっくりドンキー、ガスト、バーミヤン、ジョナサンなどは無料Wi-Fiが導入されています。ガスト、バーミヤン、ジョナサンは、すかいらーくグループが運営母体です。

すかいらーくグループが提供する3社の場合は利用制限があり、60分間の使用を1日3回までと規定されています。また、このサービスを使用するにはSNSアカウントかメールアドレスの登録が必要です。

ジョイフルは独自の無料Wi-Fiを利用制限なしで提供しています。しかし、一部店舗ではこのサービスを導入していない店舗もあります。びっくりドンキーも無料Wi-Fiを提供しており、サービス元はFREESPOTの無線LANです。

ロイヤルホストがWi-Fiを導入していない理由としては、「通信サービスを目的に訪れる人がいない」というのが挙げられます。ロイヤルホストは比較的料金が高めで、高級路線のファミレスです。通信サービスを目的にファミレスに来る人は、パソコンやタブレットなどで長時間作業をしに来る人がほとんどです。

ファミレスを一人で利用するのであれば、わざわざ高いロイヤルホストを選択する必要は無く、他の安いファミレスに行きます。そのため、ロイヤルホストで通信サービスを提供するメリットは薄いです。Wi-Fiを導入していないのは、通信サービスの需要が無いことが一つの理由として挙げられます。

ロイヤルホストは家族や友人と食事を楽しむために来店する客が多いです。高級路線のファミレスである分、料理へのこだわりが強くなっています。メニューにあるアンガス牛のステーキは、サーティファイド・アンガス・ビーフ・プログラムというアンガス牛の認証制度に認可されたものを使用しています。

料理に力を入れているだけあって、客層も料理を目的に来る人が多いです。そのため、通信サービスを求めて来店する客は少なく、需要もありません。

ロイヤルホストで勉強することは望ましくありません。公式サイトには、「長時間の利用や食事以外を主な目的とした利用はご遠慮ください」といった旨の記載があります。

ファミレスでは、ドリンクバーだけ注文して長時間勉強する客をよく見ます。しかし、ロイヤルホストはこのような客をあまり歓迎していません。食事メインに来店して、ついでに少し勉強する程度なら可能ですが、長時間の勉強はやめましょう。

ロイヤルホストにはWi-Fiが導入されていません。その理由は通信手段を求めて来店する人が少ないからです。ロイヤルホストは高級路線のファミレスです。来客に高品質の料理を提供し、来客もその料理を楽しむために来店します。客層は家族連れや友人同士が中心で、通信サービスには需要がありません。

また、公式サイトにもありますが、ロイヤルホストは食事以外での目的の利用に後ろ向きです。そのため、通信サービスを目的とした利用はできません。外出先で通信サービスを求めるのであれば、ジョイフルなどのWi-Fiがあるファミレスに行くか、マンガ喫茶を利用しましょう。