ドリアのカロリーはグラタンより低い？ファミレス・コンビニ商品の比較も！

ドリアと言ってもカレードリアやミートドリアなど多数種類があります。種類によって多少材料が変わっています。材料が変わればもちろんカロリーも変わるので、いくつかの種類のカロリーも紹介します。

まずは一般的なドリアのカロリーから調べてみました。一般的な作り方は、耐熱容器にバターを塗り、バターライスやピラフを盛り、ホワイトソース（ベシャメルソース)を掛け、その上からパルメザンチーズをふり、焦げ色がつくまでオーブンで焼きます。

ドリアに使われているホワイトソースは薄力粉、牛乳、バターなど乳製品も含まれているのでカロリーが高くなります。お米、ホワイトソース、チーズなども使用するため、ドリアは糖質と脂質が高いメニューと言えるでしょう。一人前を約350gとすると、カロリーは約585kcalになり、100gあたりに換算すると約167kcalになります。

ドリアはバリエーションが豊富です。例としてカレードリアとミートドリア、チキンドリアのカロリーを調べてみました。人気メニューのカレーを合わせたカレードリアの100g当たりのカロリーは、約163kcalになります。前に挙げた一般的なドリアよりも4kcalほど低いです。

残り物のカレーとご飯を混ぜ合わせ、その上にチーズとパン粉をのせて焼くものがありますが、それは焼きカレーの分類になります。ホワイトソースを使わないドリア風焼きカレーならば、100gあたり約151kcalと少し抑えられます。

ミートドリアのカロリーは100g当たり約174kcalです。使われるミートソースが高カロリーなため、一般的なドリアよりも7kcalほど高カロリーになります。ミートドリアのカロリーを抑えたいならご飯やチーズの量を減らすのがおすすめです。

ちなみに鶏むね肉を使ったチキンドリアのカロリーは、100g当たり146kcalです。チキンドリアをカロリーオフしたい場合は、カロリーが高い皮を取り除いたりササミ肉を使うと良いでしょう。

同じホワイトソースを使ったグラタンはカロリーも同じくらいあるのでしょうか？どっちにしようか迷ったとき、カロリーのより低い方を選びたいと考えた事はありませんか？そんなドリアとグラタンのどちらがカロリーが低いのか比較してみます。

グラタンも種類が様々あります。エビグラタン、ポテトグラタンなど多いですがここでは一般的なマカロニグラタンで比較します。グラタンもドリア同様一人前350gで換算すると約532kcalで、100g当たり約152kcalになります。ドリアよりグラタンの方が低いという事になります。

ドリアよりグラタンの方が低カロリーになった理由は、お米とマカロニのカロリーの差でしょう。それぞれ100gで比較すると、お米のカロリー168kcalに対してマカロニのカロリーは149kcalと約20kcalも違いがあるからです。

グラタンもバリエーション豊富なメニューなので、ここでは野菜を使ったポテトグラタンとかぼちゃグラタンのカロリーも紹介します。

ポテトグラタンのカロリーは100g当たり約134kcal です。ジャガイモとタマネギをスライスし炒め耐熱容器に入れ、ホワイトソースとチーズをのせてオーブンで焼いて作ります。ホワイトソースではなく、じゃがいもと相性の良いひき肉で作ったミートソースを使用するポテトグラタンも人気ですが、ホワイトソースより若干カロリーが低く抑えられます。

かぼちゃグラタンはマカロニを使うレシピと使わないレシピがあります。ここではマカロニを使ったカロリーを紹介します。かぼちゃのマカロニグラタンのカロリーは100gで約180kcal になります。茹でたかぼちゃを丸ごと使ったグラタンや、余ったかぼちゃの煮物でカボチャグラタンを作るレシピなどではカロリーが変わるので注意しましょう。

ドリアとグラタンでは、ご飯とマカロニの違いで100gあたり20kcalほどマカロニの方が低いカロリーだと言う事はお話しました。ドリアに入れるご飯の量よりも、グラタンに入れるマカロニの量の方が少ないと言うのも、グラタンの方が低いカロリーになる要因の一つかもしれません。

ですが、マカロニを使わないかぼちゃグラタンやじゃがいもグラタンは、たとえマカロニグラタンと同量でもホワイトソースを使う量が増える為カロリーが高くなるので、カロリーを抑えたい場合は控えた方が良いでしょう。

家族連れはもちろんですが、今では学生やサラリーマンまで利用するファミリーレストランです。和食、イタリアン、中華、ステーキなどさまざまなジャンルの料理がありますし、同じ料理でもファミレスが違えば味も変わるので、それぞれのファンもいるでしょう。

また最近のコンビニは、フードアイテムのレベルがあがっているにも関わらずコスパが良いため、OLやサラリーマンのランチを充実させています。そんなファミレスとコンビニで扱われているドリアのカロリーも調べてみましょう。

ロイヤルホストのコスモドリアと海老と帆立のシーフードドリアはそれぞれ789kcal、811kcalとかなり高いカロリーになっています。コスモドリアは海老やマロンが入っていますし、シーフードドリアはアメリケンヌソースとモルネソースで作っている、どちらもリッチな味わいのドリアです。

ガストで提供しているミートドリアは469kcal、海老ドリアは437kcalと一般的なドリアより低いカロリーです。ミートドリアは肉が細かく、味はホワイトソースよりミートソースの甘辛い旨味が優っています。海老ドリアの海老が大きくボリュームがあり、満足感があります。

コスパが嬉しいサイゼリアのミラノ風ドリアのカロリーは542kcal、えびドリアは514kcalです。えびドリアはベシャメルソースとエビを使った組合せで、昔からある人気のドリアです。ミラノ風ドリアは299円とファミレス全体の中でも最高コスパと言える料理でしょう。

セブンイレブンから紹介します。ミートドリア298はホワイトソースにクリームチーズを使い、パルミジャーノチーズをトッピングしました。これで497kcalは嬉しいカロリーです。トマトの甘さと酸味のバランスが良いトマトクリームソースが、人気の海老ドリアは405kcalと低カロリーで食べられます。

ローソンのデミグラスソースのオムライスドリアは421kcalです。とろとろ玉子のオムライスをドリア仕立てにしました。牛肉の旨味が詰まったデミグラスソースと、とろけるチーズを合わせたドリアです。海老ドリアは452kcalで、バターライスは魚介だしで炊き上げ、4種のチーズをトッピングし、焼き上げました。

ファミリーマートのミートソースドリアは354kcalで、ターメリックライスにホワイトソースとミートソースを合わせ、ホワイトチェダーとゴーダの2種類のチーズをのせました。スパイシーカレードリアは419Kcalでゴーダ、モッツアレラの2種類のチーズを使ったドリアです。野菜の旨みが入ったカレーはスパイシー辛さもしっかりです。

ドリアの一般的な作り方は、耐熱容器にバターを塗ってバターライスやピラフを盛り、ホワイトソース、チーズをかけ、焦げ色がつくまでオーブンで焼いて作ります。ホワイトソースやバター、チーズなど美味しいけどカロリーが高い食材ばかりです。

栄養も豊富で且つカロリーを抑えた、ホワイトソースの代用品となるのが豆腐クリームです。一般的なホワイトソース（100g）が約200kcalなのに対し、豆腐クリームは79kcalとなんと半分以下のカロリーに抑えられます。

• 絹ごし豆腐 150g
• 顆粒コンソメ 小さじ1
• マヨネーズ 大さじ1
• 塩コショウ少々

1. 豆腐をペーパーで包み、ざるなどの上に乗せ、しばらく置き水切りをします。水切り具合で柔らかさが変わるので柔らかくしたければ水切りをしなくても良いです。
2.  ボウルに豆腐と調味料を全て入れ、泡立て器であわ混ぜます。ミキサーを使うと簡単でしょう。
3. 滑らかなクリーム状になったら完成です。

ドリアのカロリーについてまとめてみましたがいかがでしたか？グラタンと比較したり、ファミレスやコンビニで扱っているドリアのカロリーを紹介しました。一般的なドリアとグラタンではドリアの方がカロリーは高いことが解りました。

どうしても気になる場合は使われている材料によってカロリーは変わるので、自分で作ってみてはいかがでしょうか？美味しいメニューが沢山ある洋食ですから、自分の食生活のバランス、カロリーのことを考えながら上手に選びましょう。