原価バーはお酒を格安で飲める!原価で提供できる理由は入場料にある?

原価でお酒が飲めるという原価バーが、今お酒好きの間で大きな話題と成っているようです。東京の五反田、赤坂見附、銀座に店舗がある原価バーは、入場料を最初に払えば後はすべてのメニューが原価で楽しめるユニークなバーレストランです。高級酒を含むさまざまな銘柄のお酒と本格的な料理すべてが原価で提供されています。今回は巷で話題の原価バーの魅力について、原価で提供できる理由も含め詳細を特集してみました。

原価バーはお酒を格安で飲める!原価で提供できる理由は入場料にある?のイメージ

目次

  1. 1原価バーとは?
  2. 2原価バーが人気の理由
  3. 3原価バーのシステム
  4. 4原価バーのおすすめメニュー
  5. 5原価バーの楽しみ方
  6. 6原価バーの店舗情報
  7. 7原価バーでお酒や料理をお得に楽しもう!

原価バーとは?

原価バーとは高級酒を含むさまざまな種類のお酒と、本格的な料理がすべて原価で楽しめるお店です。入場料を先に支払えば店内のメニュー全部が原価で試せるとあって、SNSやグルメサイトでも話題になっています。

原価バーは現在、銀座店、五反田店、赤坂見附店と3つの店舗で展開されています。今回は原価バーの人気の秘密と魅力に迫り、3つの店舗それぞれの特徴や原価バーでのおすすめの楽しみ方について紹介しています。お酒が好きな方、グルメ好きの方は必見です!

原価バーの特徴

原価バーは各店舗で決められている入場料を入店時に支払えば、店内のメニューがすべて原価で楽しめるユニークなダイニングバーです。例えば、銀座店では2500円の入場料、赤坂見附店では1800円、五反田店では1600円とそれぞれ異なる入場料が設定されています。

原価バーは一般的な飲み放題や食べ放題の店とは異なり、基本的に時間制限がありません。そのため、落ち着いた雰囲気の店内で心ゆくまで、さまざまな銘柄のお酒や本格的な料理を大変お値打ちな価格で味わうことができます。

また、原価バーはお酒、料理共にメニューの豊富な品揃えに定評があり、例えばアルコール類は定番のお酒から希少酒、高級酒まで取り扱っています。原価だからこそ普段飲めないお酒を気軽に注文できると好評です。

口コミで話題に

株式会社ハイテンションが2011年に創業した原価バーは、オープン以来良いものを手頃な価格で楽しめるバーとして注目を集めており、TwitterなどのSNSでの評判も上々です。

原価バーは高品質で美味しいお酒や料理を手頃な価格で楽しめるという事もあり、お酒目当てで行く人もいれば、季節やイベントごとに企画される食事メニューを目的とした人も訪れており、月1回は原価バーに行きたくなってしまうというリピーターも少なくありません。

食事メニューは定番のおつまみだけでなく、フォアグラやローストビーフなどの高級食材を使ったごちそうを原価で食べられる事が可能で、お酒と共に注文している人も多いようです。

原価バーが人気の理由

原価バーは入店する際に入場料を払いさえすれば、店内の全てのメニューが原価で楽しめるという今までにないシステムが特徴のダイニングバーです。しかし原価バーは単にお得だからという理由だけで人気を集めているのではありません。

本項では、原価バーが人気になった秘密を価格面はもちろん、店内の雰囲気やメニューの工夫に至るまで詳しく解説していきたいと思います。

お酒や料理が安い

入場料を払えば店内メニューの全てが原価で提供されるというシンプルかつお得なしくみは、何と言っても原価バー最大の魅力と言えるでしょう。

原価バーでは例えばドリンクメニューでは「プレミアムモルツ マスターズドリーム」が1杯270円「竹鶴ピュアモルトウィスキー」が160円、「国産モスコー・ミュール」が340円で提供されています。

実際の価格を知ると驚く人も多いのではないでしょうか?それはアルコールメニューだけでなく、食事メニューについても同様です。

例えば原価バーで人気の「牛ほほ肉のスパークリング煮込み」は、良質なかたまり肉を国産のスパークリングワインやスパイス、ハーブなどで煮込んだ本格的な食事メニューですが、その価格はなんと580円と、やはり一般的なダイニングバーと比べ大変安く設定されていることが分かります。

落ち着いた雰囲気で様々なシーンにぴったり

原価バーの店内の雰囲気は、五反田店、赤坂見附店、銀座店とそれぞれ店舗により若干の違いはありますが全体的に落ち着いた大人の雰囲気が特徴です。赤と黒を基調としたスタイリッシュな空間に、間接照明と雰囲気あるスポットライトが場を照らしています。

飲食店の口コミサイトでは、原価バーの看板のインパクトさとは対照的な大人の空間が落ち着くという意見も多く見られました。仲間内で利用するのも良し、大切な人とのデートにも使えそうな空間です。

一流のバーテンダーがお酒を提供

原価でお酒を提供していると聞くと、なんとなく激安で質の悪いお酒がいい加減に出てくるのでは?と想像している人もいるかもしれません。ところが、原価バーでは「良いものを安く」をコンセプトにし、お酒の質はもとよりお酒を提供するバーテンダーについても一流のスタッフが担当しています。

上質で品質管理がきちんとなされた良いお酒を、知識と経験あるバーテンダーが紹介、すすめてくれるとあって、本当のお酒好きのお客さんも納得するサービスが受けられるのも、原価バーの大きな魅力の一つです。

料理が本格的

原価バーの人気の理由は、食事メニューの多彩さ、その美味しさにもあります。五反田、赤坂見附、銀座とそれぞれの店で趣向を凝らした本格的な食事を楽しむことができます。つまみを食べながらちょっと一杯という利用の仕方でも、がっつり食事メインでお酒を楽しむという使い方でもできるので便利です。

食事メニューの内容としては、時間をかけて作るこだわりの煮込み料理や、キャビアやフォアグラ、トリュフなど世界三大珍味を味わえる料理、新鮮な魚介を使った海鮮メニューまで多種多彩に揃います。お酒だけでなく食事が楽しみで来てしまうというリピーターも少なくありません。

口コミ

原価バーを利用している人のTwitterの口コミでは、お酒の写真とともに豪華な食事メニューを楽しんでいる様子が伺えます。イタリア産生ハムプロシュットや、ハンガリー産のサラミなど質の良いおつまみメニューの他に、ローストビーフやフォアグラのソテー、鉄板焼きのシーフードパエリアなど本格的な料理が驚き価格で楽しめると好評です。

時間制限がない

食べ放題や飲み放題のシステムを採用しているお店や、激安居酒屋と呼ばれるお店では店内利用の時間制限をしている場合がほとんどです。この点原価バーではうれしいことに一部のコースメニューを除き、店内利用の時間制限を設けていません

故に一度入場料を支払いさえすれば、あとは心ゆくまで美味しいお酒を飲み、こだわりの料理を楽しむことができるという訳です。外食先で急かされずにゆっくりと過ごしたいという人には、まさにこの原価バーはうってつけのお店であると言えるでしょう。

原価バーのシステム

原価バーを初めて利用する人にとって、その独特のシステムは気になるポイントではないでしょうか?本項では原価バーを初めて訪れる人向けに入場料のしくみや、店舗ごとの入場料に関する情報、そして原価で飲食を提供して本当に利益は出るのか?といった素朴な疑問に対する答えを解説しています。

入場料制

五反田、赤坂見附、銀座とある3つの原価バーのすべてが、入場料制をとっています。すなわち、入店する際に人数に応じて入場するための料金が発生するという意味です。入場料は2011年創業当時は1500円からスタートしたようですが、現在では1600円から2500円と店舗によって設定料金が異なります。

入場料は店舗で違う

原価バーの入場料は3つの店舗それぞれで価格設定が異なるため、初めて原価バーに行く人や行ってみたいという人は事前に入場料金をチェックしておきましょう。原価バー五反田店の入場料は1600円、赤坂見附店は1800円、銀座店では2500円です。

利益が出る理由は?

飲食店を経営したことがない人でも、提供する飲み物や食事を原価で提供するなんて店が、一体どうやって利益を確保しているのだろうか?と疑問に思うことでしょう。原価バーでは利益確保のために、まずは入場料を「最低限店をやっていくためのお代」として設定しています。

また、料理はカウンターまで取りに行き、その場で料金を支払うキャッシュオンデリバリー方式を採用しているのも利益確保のための一つの工夫です。一流のバーテンダーなど必要な人員はけちらず、不要な人員を省略することで利益を出しているということなのです。

原価バーのおすすめメニュー

上質で新鮮なお酒だけでなく、格安ながら美味しい料理があるのもまた原価バーのウリのひとつです。本項では原価バーで食べられる絶品の食事メニューについて、特におすすめしたいものをピックアップしてみました。お食事メインで原価バーに行きたいと思っている人は必見です。

自家製ローストビーフ

こちらの自家製ローストビーフは、原価バー五反田店へ訪れた際にぜひ試してほしいおすすめメニューです。赤身肉のうまみをたっぷりと堪能できる150gのローストビーフは、真空調理することでしっとりとした仕上がりが自慢です。

見た目にも豪華で写真映えすること間違いありません。原価バー五反田店ではこの自家製ローストビーフを一皿500円で提供しております。

口コミ

Twitterでの口コミによると、ローストビーフの肉の柔らかさに感激している口コミが見られました。お酒もお肉も原価での提供のため、しっかり満足するまで飲み食いできるのもポイントが高いようです。

フォアグラのソテー

フォアグラのソテーは原価バー五反田店、赤坂見附店、銀座店のどの店舗でも注文する事が出来るおすすめの料理です。世界三大珍味の一つである高級食材フォアグラを50g使ってソテーし、オリジナルの特製バーベキューソースをかけて提供されています。

とろけるような濃厚な脂の旨味は、赤ワインや甘口のウィスキー、スパイシーなお酒とも相性が抜群です。フォアグラのソテーの価格は銀座店では520円五反田店、赤坂見附店では500円で販売されています。

口コミ

Twitterの口コミでは、ほぼワンコインで食べられるフォアグラソテーのお得さに驚いている意見が複数寄せられていました。普通の居酒屋やバーでは体験できない、美味しいお酒と高級食材の組み合わせを楽しむユーザーが多いようです。

本日のまかないめし

本日のまかないめしは、原価バー銀座店で出されているメニューのひとつです。日替わりで用意されるまかないめしの種類には、海南鶏飯やドライカレー、ビーフシチューなどがあります。飲みのシメにもぴったりのまかないめしはリピーター客の間でも好評です。

TTKG(トリュフたまごかけご飯)

TTKG(トリュフたまごかけご飯)は原価バー赤坂見附店限定の人気メニューです。定番のたまごかけご飯に削りたてのフレッシュトリュフをかけ、トリュフ塩とトリュフオイルを加えた贅沢なリゾット風ご飯です。

世界三大珍味の高級食材トリュフを使っていながら、その価格は何と1杯350円と破格のお値段です。原価バー赤坂見附店ではトリュフたまごかけご飯の他に、フォアグラのひつまぶし風や、キャビア茶漬けなど、三大珍味を惜しげもなく使った絶品ご飯が食べられます。原価バーだからこそできる贅沢を味わってみませんか?

ラムラック 丸ごとオーブン焼き

ラムラック 丸ごとオーブン焼きは五反田店の人気メニューの一つで、いわゆるラムチョップと呼ばれる羊の骨付きかたまり肉を丸ごとオーブンで焼き上げた料理です。価格はフル8リブで2980円ハーフ4リブで1560円です。

豪快にがっつり食べられるのが魅力的なラムラックは、グループ利用でのシェア料理にぴったりです。独特のスパイスとラムらしい薫り高い風味がおいしい一皿です。

Tボーンステーキ

原価バーではガッツリと食べたい人のために、お肉料理も種類多く用意されています。こちらのサーロインとテンダーロインの両方の味を同時に楽しめるTボーンステーキは、赤坂見附店の人気メニューです。総重量が1ポンドすなわち500gも超えたビッグサイズで、大満足のボリュームです。

肉汁たっぷり、旨味をとことん堪能できるTボーンステーキの値段は大ボリュームサイズで2780円です。

エビと季節野菜のアヒージョ

エビと季節野菜のアヒージョは原価バー五反田店で提供されており、ワインにぴったりのおつまみメニューです。ぷりっぷりの食感が美味しいエビと、季節の野菜を店オリジナルのガーリックオイルで煮込んで作ります。

バゲットは70円で別売り、エビと季節野菜のアヒージョの価格は380円です。ワインを片手に絶品のアヒージョをつまんでみてはいかがでしょうか?

原価バーの楽しみ方

原価バーに興味はあるけれど実際に行ったことがないという人の為に、原価バーの賢い楽しみ方を伝授しましょう。入店時に支払う入場料は人によっては何となく高いと感じる人もいるかもしれません。でも、賢い原価バーの楽しみ方を知っていれば、より確実にお得にお酒を飲む事が出来るのです。原価バー初心者の方必見です!

元は3杯で取れる

原価バーでは1600円から2500円の入場料を支払い入店することができます。その後のお酒と料理のメニューはすべて原価で値段設定されており、オーダーごとに支払うシステムです。

それでは、実際のところ原価のメニューをどれくらい注文すれば元は取れるか知っていますか?原価バーの経営スタッフの証言によると、最低でも3杯のお酒を飲めば元は取れる計算なのだそうです。よって原価バーでお酒を飲むときは3杯以上飲むつもりで行くのがおすすめです。

高級なお酒を飲む

前項では最低でも3杯のお酒を飲めば、高額に感じる入場料も元が取れると解説しました。実は、飲むお酒がたとえ1杯でも元が取れてしまうケースもあると言います。

それはずばり、高級なお酒を注文する場合です。例えば最高級のブランデーとして有名な「レミー・マルタン ルイ13世」ですが、一般的なバーで注文すれば1杯2万円以上はすると言われています。それが原価バーでは1杯9900円と、なんと1万円以下でオーダーすることができるのです。

このように一般価格との差額が大きいお酒を飲めば、たとえ1杯であっても入場料を支払う価値は大いにあると言えるでしょう。

女子会や合コンにもおすすめ

女子会や合コンの会場として原価バーを利用するのもおすすめです。原価バー五反田店、赤坂見附店、銀座店ともに貸し切りすることが可能ですし、個室についても銀座店では4名(女性なら6名くらいまで)用の個室があるので事前に予約をすることができます。

スタイリッシュで落ち着いた雰囲気でありながら、リーズナブルに美味しいお酒とSNS映えする料理を楽しめるので、グループでの利用なら盛り上がること間違いなしです。また、注文時に支払いを済ませるキャッシュオーダー制なので、退店時の会計で慌ただしい思いをしなくて済むのもメリットです。

原価バーの店舗情報

入場料を支払えば店内メニューはすべて原価で提供するという原価バーオリジナルのシステムは、東京都内3店舗とも共通しています。しかし、実は原価バーには五反田店、赤坂見附店、銀座店と、それぞれに異なる特徴があるのはおさえておきたいポイントです。本項では原価バー3店舗のそれぞれの店舗情報及び、お店の特徴についてまとめてみました。

銀座店

原価バー3店舗のうち、もっとも高級感溢れる空間を楽しめるのが原価BAR GINZA店です。原価バー銀座店は東京メトロ銀座線、丸ノ内線、日比谷線の銀座駅C2出口より徒歩5分のところにあります。JR各線では新橋駅銀座口より徒歩6分、JR山手線有楽町駅から徒歩7分のところに立地しています。

赤い店名看板は他2店舗と同じですが、店内に入れば間接照明を生かした大人っぽい空間が広がっています。全席数がカウンター8席を合わせても18席のみと、隠れ家的な使い方ができそうです。

原価バー五反田店、赤坂見附店と比べても高級酒の品揃えが多く、じっくりと旨いお酒を堪能したい人におすすめの店舗です。営業時間は平日及び土曜日が18時から翌5時まで、日曜日は17時から23時までで、年末年始のみ休業の年中無休です。原価バー銀座店の入場料は2500円です。
 

五反田店

原価バー3店舗のうち、入場料1600円ともっともお得なのが原価バー五反田店です。JR山手線五反田駅より徒歩1分と交通便利なところに立地し、席数40席と中規模の広さがあるためグループ利用もしやすいお店です。

原価バー五反田店の特徴としては、19時までのハッピーアワーとしてハイボールが10円になったり、飲み放題食べ放題のコースメニューが充実している点にあります。例えば料理8品プラス飲み放題付3500円コースなど、各種宴会でも使い勝手が良さそうなメニューが揃っています。

食事についても期間限定のメニューが用意されていたりと、リピーターも納得のイベントが楽しいお店です。原価バー五反田店の営業時間は月~土曜17時から翌3時まで、日曜は17時から23時までです。

赤坂見附店

原価バー赤坂見附店は東京メトロ各線の赤坂見附駅から徒歩2分、千代田線赤坂駅からは徒歩5分のところにあります。入場料は1800円で、全席数は38席です。

赤坂見附店では五反田店と同様に19時までハイボール10円のハッピーアワーを実施しています。また、入場料が含まれているお得なコースメニューが充実している点も同じで、宴会や女子会におすすめの店舗です。

赤坂見附店オリジナルの特徴としては、店内のドリンクすべてが国内産であるというところにあります。クラフトビールやウイスキー、ワインに至るまで国産品が揃えられており、まさに日本中から美味しいお酒が集まっているバーと言えそうです。原価バー赤坂見附店の営業時間は月~土曜18時から翌5時まで、日曜祝日は休みです。

原価バーでお酒や料理をお得に楽しもう!

原価バーは2011年のオープン以来、都内のお酒好きの間で大きな話題と成っています。その名前の通り原価バーでは、1600円~の入場料を支払えばあとは店内メニューがすべて原価で楽しめるというユニークなシステムを採用しております。

今回は原価バーの人気の秘密に価格面、メニュー面の双方から迫ってみました。ただ安いだけじゃなく、美味しくて質の良いお酒を絶品の料理とともに味わえる原価バーに、貴方も一度足を運んでみては如何ですか?

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