スクリュードライバーの意味とは？カクテル言葉や由来など紹介！

「スクリュードライバー」というとまず気になるのがネーミングの意味です。カクテルにはさまざまな個性的な名前がつけられています。ロマンチックなものから遊び心のあるもの、ちょっと不思議なものなど個性があり、名前の意味や由来を知るだけでも面白いものです。

それぞれの意味や由来を知っていくと、カクテルのネーミングに込められた遊び心や意外な時代背景に驚くことでしょう。また、カクテルには花言葉のようにカクテル言葉が存在します。

カクテル言葉にも色々な意味が込められていて、カクテルがただ酔っ払うためだけの飲み物ではないということがわかります。

今回はスタンダードカクテル「スクリュードライバー」の意味と由来、カクテル言葉について紹介していきます。「スクリュードライバー」以外のカクテル言葉も紹介していきます。知っているとちょっと誰かに話したくなるカクテルのお話です。

「スクリュードライバー」という名前、なかなか個性的だと思いませんか？ウォッカベースなので飲みにくいと思いきや、オレンジジュースで割っているので意外に飲みやすく女性にもおすすめのカクテルです。

バーでも定番のカクテル「スクリュードライバー」の世界をちょっとのぞいてみましょう！

スクリュードライバーはウォッカベースのカクテルです。ウォッカはロシアなどでよく飲まれている蒸溜酒（スピリッツ）で、ジン、ラム、テキーラと並んで世界4大スピリッツと言われています。

味・匂いは無味無臭でよくカクテルのベースに使われますが、その度数は40度から50度とかなり度数の高いお酒です。カクテルとして飲むと飲みやすく、ついつい何杯も飲んでしまいがちですが度数高めのお酒なので気をつけてください。

スクリュードライバーは度数の高いウォッカを使用しますが、オレンジジュースと割ることでとても飲みやすいカクテルです。口当たりがよく、癖もないのでアルコールが苦手な人でも飲みやすいカクテルとして人気があります。

スクリュードライバーとは「ねじ回し」という意味があります。カクテルに「ねじ回し」と名付けたその由来は何でしょう。

昔、イランのオイル採掘現場で働いていたアメリカ人がウォッカとオレンジジュースでカクテルを作った時、マドラーがわりにスクリュードライバー（ねじ回し）を使ったことからそう呼ばれるようになったと言われています。

「ねじ回し」がそのまま名前としてつけられ、今も世界中で愛されているカクテルになるとはその時は思ってもみなかったことでしょう。カクテルの名前の意味を知ると、とても興味深いです。

スクリュードライバーは、ウォッカの量でアルコール度数の調整ができます。ウォッカは無味無臭なので量を変えて楽しむことができるのです。

バーや居酒屋ではだいたい12度ほどの場合が多いようです。飲みやすいとはいえ、ワインほどの度数があるのでグイグイ飲むのは危険かもしれません。

スクリュードライバーはお酒が苦手な女性にも比較的飲みやすいカクテルです。口当たりはオレンジジュースのようで、女性でも「飲みやすい」と感じる人が多いようです。

しかしスクリュードライバーには「レディー・キラー」という異名があるのでご注意を。その意味は「女殺し」という意味です。「レディー・キラー」と言われるカクテルはたくさんありますが、その中でもスクリュードライバーは代表的なものです。

オレンジジュースのように飲みやすく、気をつけないと酔いつぶれてしまう。ちょっと危険なカクテルなのです。女性の皆さんは要注意です。

• ウォッカ45ml
• オレンジジュース適量
• 氷適量

1. 氷を入れたグラスに材料を入れてかき混ぜます。
2. お好みでスライスしたオレンジを飾ります

スクリュードライバーはオレンジジュースの美味しさが味の決め手になります。果汁100%の美味しいジュースを使うのがスクリュードライバーを作るポイントになります。簡単に作れるのでぜひ、挑戦してください。

スクリュードライバーのカクテル言葉はどんな意味があるのでしょうか？カクテルの奥深い世界をみていきましょう。

カクテルにも花言葉のように、さまざまな意味が込められていることは意外に知られていないのではないでしょうか？カクテルひとつひとつには、色々な意味を込めたカクテル言葉（酒言葉）が存在しています。カクテル言葉を知ればもっとお酒の世界を楽しむことができます。

カクテルは見た目も美しいものが多く、まるで花のように華やかです。花言葉のようにカクテル言葉が生まれるのも自然なことだったのかも知れません。ロマンチックで遊び心に溢れたカクテル言葉の世界をのぞいてみましょう。

なぜカクテル言葉はあるのでしょうか？カクテル言葉が生まれたのは20世紀初めのことだといわれています。当時のアメリカでは禁酒法が制定され、職を失ったバーテンダーがヨーロッパへ渡りました。

そこで生まれたのがカクテル言葉です。バーはお酒を嗜む大人の場所です。美味しいカクテルと素敵な雰囲気は恋愛の駆け引きにも使われる場所でもあります。アメリカのカクテルとヨーロッパの文化がカクテル言葉を生み出したのです。

カクテル言葉には、恋愛で使える言葉が多くあります。そのほかにも友達に送れる言葉、ユニークなものも存在します。知れば知るほど興味深いのがカクテル言葉の世界なのです。

それではスクリュードライバーのカクテル言葉を見ていきましょう。スクリュードライバーのカクテル言葉は「あなたに心を奪われた」です。なんともロマンティックなカクテル言葉です。

ウォッカという強いお酒でありながら飲みやすく、気がつくと酔っ払ってしまう魅惑のカクテルであるスクリュードライバー。その様子を「あなたに心を奪われた」と表現したのかも知れません。

他のカクテル言葉の意味も興味がありませか？カクテル言葉の意味はとても興味深く、面白いものです。代表的なカクテルのカクテル言葉を紹介します。

カシスソーダはアルコール度数があまり高くないので女性でも飲みやすいカクテルです。カシスソーダのカクテル言葉の意味は「あなたは魅力的」です。

カシスの甘さと炭酸の爽やかなカシスソーダにはそんな意味が込められています。好きな相手に伝えられない思いをカシスソーダに込めてみてはいかがですか？

ジンをライムジュースで割ったジンライムのカクテル言葉は「色褪せぬ恋」です。とてもロマンチックで、長く付き合いのある彼女に送りたいカクテル言葉です。

マルガリータのカクテル言葉は「無言の愛」です。マルガリータはこのカクテルを考案したバーテンダーの恋人でした。マルガリータは彼と狩に行った際、流れ弾に当たって命を落としてしまいます。

彼女を忍んで作られたのがマルガリータです。「無言の愛」という言葉の意味は彼女への思いなのでしょう。このようにカクテル言葉にはエピソードがあるものもあります。

ギムレットのカクテル言葉は「長いお別れ」「遠い人を思う」です。先ほど紹介したジンライムをシェイクするとギムレットになります。同じ材料でも作り方で名前が変わるとは奥深いものです。

ギムレットはイギリス海軍のギムレット卿の名前が由来と言われています。「長い別れ」という小説に出てくる「ギムレットには早すぎる」言葉は有名です。

カンパリオレンジは別名「ガリバルディ」とも言い、カンパリをオレンジジュースで割ったカクテルです。そのカクテル言葉は「初恋」です。とてもロマンティックな意味を持ったカクテル言葉です。カンパリのほろ苦さとオレンジの甘酸っぱさがまさに初恋のイメージと重なります。

スクリュードライバーと同じくウォッカベースで、オレンジジュースではなくグレープフルーツで割ったものがソルティドッグです。グラスの縁に塩をつけるのがソルティドッグの特徴です。

ソルティドッグのカクテル言葉は「寡黙」です。なぜ寡黙という意味なのかはわかりませんが、カクテル言葉にはこのようなユニークなものもあります。

スクリュードライバーの意味やロマンティックなカクテル言葉について紹介してきました。スクリュードライバーのカクテル言葉は「あなたに心を奪われた」です。その意味を知ってカクテルを嗜むと、いつもと違う味わいで楽しめるのではないでしょうか？

もしもあなたが大好きな人とバーに行くときはぜひスクリュードライバーを飲んでみてはいかがでしょうか？カクテル言葉を通して、ちょっとだけ距離が縮まるかも知れません。