塩ラーメンカルボナーラの味は？簡単に作れるCMで話題のレシピを紹介

塩ラーメンでつくるカルボナーラを知っていますか？塩ラーメンカルボナーラとは、インスタントラーメンサッポロ一番のテレビCMで一躍有名になったラーメンのアレンジメニューです。一見、「塩ラーメンとカルボナーラの組み合わせはどうなんだろう？」と疑問に思うかもしれません。今回はそんな塩ラーメンカルボナーラについて調査しました。

カルボナーラとは、「炭焼きのパスタ」(炭焼き職人風)と言われるパスタソースです。鶏卵、チーズ、黒胡椒、グアンチャーレもしくはパンチェッタ(塩漬けの豚肉)を使用します。元々ローマの料理で、チーズはペコリーノ・ロマーノやパルミジャーノ・レッジャーノを使用します。パスタは一般的にスパゲティを使い、「スパゲティ・アッラ・カルボナーラ」と言います。

生クリームを使用するレシピがありますが、卵が固まり過ぎないためのレストランが使用する方法で、本来は使用しません。本場ローマでは、パンチェッタなどを炒めた時に出る油を卵液に入れ、パスタ投入してからは、パスタの茹で汁を加えながら素早く合える手法を用いています。

先代社長の井田毅氏が全国のラーメンを食べ歩いて、ある時サッポロのラーメン横丁で出会った一杯が「サッポロ一番しょうゆ味」のベースになりました。生ラーメンの美味しさを、インスタントで手軽に味わえるようにしたいと井田氏は考えたのです。ラーメン横丁で衝撃の一杯に出会ってから3年後に「しょうゆ味」が誕生してから、2年毎に「みそラーメン」「塩ラーメン」が発表されました。

「サッポロ一番＝野菜タップリラーメン」のイメージを持つ方もいると思いますが、様々な野菜食材と組み合わせることで、より美味しさが広がるのは確かです。約1000種類の素材を厳選してアレンジして調合して出来上がったスープが、旬の素材を邪魔せず、飽きずに食べられるように味わいを作っています。

どんな具材、野菜を入れてもマッチするスープの味。栄養のある食事を手軽に出来る簡単さで、家族のそばで存在し続けたいと、考えています。

厳選された小麦粉に山芋の粉を加えた、モチモチ感のある麺。のど越しのいい瑞々しさが特徴の麺です。スープは、チキンとポークをベースにした、オニオン、ガーリックなどの野菜の旨味と、バランスの良い香辛料を配合し、具材の味をしっかり受け止めます。また、同封されている、切り胡麻がスープに風味を加え、食欲をそそります。

1971年9月に、サッポロ一番ブランドの第三弾として発売されました。当時はまだ塩ラーメンの味が普及していなく、一般にその味の普及に貢献した製品です。今もなお販売されているロングセラー商品です。

竹内結子さんと劇団ひとりさんの夫婦に寺田心くんを加えた、仲睦まじい家族が印象のサッポロ一番のCMで話題の、塩ラーメンカルボナーラのレシピを紹介します。

材料はサッポロ一番塩ラーメン1袋、牛乳200ml、水300ml、ベーコン20g、卵1個、ミックスチーズ40g、切り胡麻少々、刻みパセリ少々、黒胡椒少々です。卵は、卵黄と卵白に分けて、卵白は混ぜておきましょう。ベーコンは1cmほどの短冊切りにして、カリカリになるまでフライパンで焼いておきます。

鍋に牛乳、水を入れ火に掛け沸騰させましょう。添付されている粉末スープを入れますが、全部入れると味が濃くなる場合があるので、調節してください。また、ダマになりやすいので時々かき混ぜてください。粉末スープが溶けたら、麺を入れましょう。火を中火にして、自然に麺がほぐれるのを待って、1分ほどでほぐれたら、さらに約1分半、計2分半ほど吹きこぼれに注意しながらほぐし、茹でます。

卵白を入れ、ざっくりふんわり混ぜ、さらにミックスチーズを加えて、混ぜながら約30秒ほど茹でたら火を止めてください。器に盛り、添付されている切り胡麻、刻みパセリ、黒胡椒をお好みの分量を振りかけ、最後にカリカリに焼いたベーコンを散らし、卵黄を中央に落として出来上がりです。

少しの料理もめんどくさいって思ってる方、料理をあまりしない男性の方や子供にも作れる、さらに簡単な塩ラーメンカルボナーラの作り方レシピを紹介します。

材料はサッポロ一番塩ラーメン1袋、牛乳50ml、水100ml、卵1個、粉チーズお好みの量、胡椒少々、刻みパセリ少々以上です。ベーコンがあるとさらに美味しく出来ます。

あらかじめ、牛乳に卵を割り入れ溶いておきます。そうしておくと、上手く卵が絡みます。面倒なら最後に両方入れても良いです。

水を沸騰させ、麺を入れ、自然にほぐれてくるのを待ちます。1分ほどでほぐれると思います。火を弱め、牛乳と卵を混ぜた液、添付されている粉末スープの約半分を投入します。全部入れると濃いと思うので調整をしてください。

強火だと卵がすぐに固まってしまうので、中火以下で絶えず混ぜながら、全体の汁気が無くなれば完了です。

器に盛り、粉チーズ、胡椒、刻みパセリなどお好みで振りかけて出来上がりです。カリカリに焼いたベーコンや、生ハムを散らばせても美味しくいただけます。

材料はサッポロ一番塩ラーメン1袋、添付のスープ小さじ1杯、温泉卵2個、生クリーム(植物性)30ml、パルメザン粉チーズ大さじ2杯、生ハム2枚、黒胡椒少々です。温泉卵1個をボウルに潰し、生クリーム、粉チーズ、添付のスープ小さじ1杯を加えよく混ぜ、冷やしておきます。麺を2分半茹で、冷水でしめ、水気をよく切っておきましょう。

麺をソースに絡め、器に盛ります。温泉卵をのせ、生ハムをちぎって飾り、黒胡椒、添付の胡麻を振って、出来上がりです。
 

テレビCMでは、具材を加えてアレンジしていますが、塩ラーメンを冷たく作るだけでも暑い夏にピッタリ！でも、注意する点があるので、教えます。

まず、麺を茹でる時間です。茹でた後、冷水で冷やす事で締まるので、茹でる時間を表示されてる時間より1分長めに茹でる事です。もう一つは、スープを溶かす冷水の量です。温かい時は麺を茹でた湯でスープを作るので蒸発のことも考慮して500mlと表示されてますが、冷製の場合はスープを別に作るので、200mlの冷水で溶かないと薄くなるいう事です。

材料はサッポロ一番塩ラーメン1袋、サラダチキンやレタスなどお好みの野菜、レモンです。麺を4分茹で、冷水でしめます。粉末スープを200mlの水で溶いて冷やしておきましょう。サラダチキンは手でほぐし、野菜は食べやすい大きさに切り、レモンは薄切りにします。器に麺を盛り、野菜、チキン、レモンをのせて、スープを注いで出来上がりです。

材料はサッポロ一番塩ラーメン1袋、サラダチキン30g、きゅうり30g、プチトマト1個、胡麻ドレッシング大さじ1杯です。サラダチキンは手でほぐし、きゅうりは千切り、プチトマトはスライスしておきます。麺は4分茹でて冷水でしめ、水気を切っておく。粉末スープは200mlの水で溶いておきます。器に麺を盛り、チキン、きゅうり、トマトを飾り、スープを掛け、胡麻ドレッシングを掛けて出来上がりです。

材料はサッポロ一番塩ラーメン1袋、サラダチキン30g、長芋60g、オクラ2本、焼き海苔適量です。サラダチキンは手でほぐし、オクラは麺を茹でる湯であらかじめ茹で小口切りにしておきます。長芋は皮をむき、ビニール袋に入れ、麺棒などで叩いて粗めに砕いておきます。

麺は4分茹で、冷水でしめ、水気を切ります。粉末スープは200mlの水で溶き、オクラと長芋を混ぜ、つけ汁にします。器に麺を盛り、チキンと焼き海苔を散らし、出来上がりです。

材料はサッポロ一番塩ラーメン1袋、サラダチキン30g、トマトときゅうりと玉ねぎ各30g、トマトペースト大さじ1杯、おろしニンニク1/2かけ分、オリーブ油小さじ1杯です。野菜3種はみじん切り、サラダチキンは手でほぐします。

麺は4分茹で、冷水でしめ、水気を切ります。粉末スープは200mlの水で溶いて、トマトペースト、おろしにんにく、みじん切りにした野菜を入れ、混ぜておきましょう。器に麺を盛り、スープを掛け、チキンを乗せ、オリーブ油を回しかけて出来上がりです。

材料はサッポロ一番塩ラーメン1袋、レモン1/3個、はちみつ小さじ2杯、とろろ昆布3g、かいわれ大根少々です。レモンをお好みの枚数薄切りにし、バットなどに並べはちみつをかけ、ラップをぴったりとしてから5分～10分ほどなじませておきましょう。麺を4分茹で、冷水でしめます。400mlの冷水で粉末スープを溶きます。器に麺を盛り、レモンを並べ、とろろ昆布をのせ、スープをまわしがけ、かいわれを飾って出来上がりです。

テレビCMで紹介されていたのが塩ラーメンだったので、塩ラーメンカルボナーラが話題になりましたが、もちろん塩ラーメン以外でカルボナーラ風にアレンジしても美味しく出来ます。みそラーメンで作れば和風カルボナーラになるし、とんこつラーメンで作るとコクのあるカルボナーラが出来上がるでしょう。お好みのサッポロ一番を自分流にアレンジして、カルボナーラを作ってみてください。