嵯峨谷はマツコ絶賛の立ち食いそば店!十割そばなどおすすめメニューや店舗情報
嵯峨谷はあのマツコ・デラックスも絶賛した立ち食いそば店です。絶賛の理由はそのそばのおいしさで、その秘密はそば粉十割で作られているそばだからです。老舗の専門店でもなかなか出せない十割そばを立ち食いで提供しており、立ち食い店ならではの激安価格も魅力になっています。ここでは、嵯峨谷の十割そばを始めとしたおすすめのメニューや、現在東京都内に展開する店舗の情報なども紹介します。
目次
嵯峨谷はマツコも絶賛する立ち食いそば
嵯峨谷(さがたに)は、大人気の立ち食いそばです。この嵯峨谷が人気になったのは、かのマツコ・デラックスのTV番組で紹介され、マツコがその味を絶賛したことによります。一時は「行列のできる立ち食いそば」ともいわれました。もちろん、嵯峨谷は以前から丁寧なそば作りをしており、ファンの多い店でした。それには他の立ち食いそば店とは違う、嵯峨谷独自の大きな秘密があります。
嵯峨谷の人気の秘密は十割そば
嵯峨谷の人気の理由は、そばの香りと味の良さにあります。そしてその秘密は「そば粉十割」のそばということです。そばは一般的には細く長い麺状にしやすくするために、そば粉に小麦粉などの「つなぎ」を混ぜるのが普通です。しかしつなぎの量が多くなればなるほど、そばの香りと味が無くなります。逆に、つなぎを混ぜないとそばが麺状につながりにくいという難しさがあります。しかし嵯峨谷ではこの難しい条件を克服しています。
嵯峨谷には、店内の石臼で挽いたそば粉を、麺状に成形して茹でることができる「押し出し式製麺機」があります。これによって、店内で「挽きたて」「打ちたて」「茹でたて」という、おいしいそばの条件である「三たて」を実現しています。さらにセルフサービススタイルでコストダウンを図り、格安の値段で十割そばや豊富なメニューを提供することができるのです。
嵯峨谷の店内は?
嵯峨谷は、「立ち食い」といっても椅子席カウンターがあって、座って食事ができます。店舗によってはテーブル席もありますが、セルフサービスのスタイルなので「立ち食い」に分類されています。この座って食べられるということは、コストパフォーマンスを高めています。さらに、後述しますが「ちょい飲み」を楽しむにも格好の店づくりといえます。
嵯峨谷おすすめメニューは?
次章からは、そんな嵯峨谷のメニューの中から「冷たいそば」、「温かいそば」、「セットメニュー」、「うどん冷麦」、「ちょい飲み」に分けて、それぞれのおすすめメニューやトッピングなども紹介しますので参考にしてください。尚、メニューや値段は変更の可能性や店舗ごとの違いもありますので、嵯峨谷の各店頭での確認をおすすめします。
嵯峨谷の冷たいそばのおすすめ
嵯峨谷の冷たいそば1:もりそば
嵯峨谷でのおすすめメニューといえば、まず最初に取り上げなければならないのが「もりそば」(320円)です。最もシンプルなメニューですが、これがそばの香りと味を楽しむには最適の選択です。十割そばというと、太くてボソボソな食感のそばを想像するかもしれませんが、嵯峨谷の十割そばはのど越しの良いコシのあるものです。量も十分にあり、老舗や有名な蕎麦店にありがちな「もの足りなさ」は感じません。
嵯峨谷のそばを良く見ると、少し平べったい「平打ち」の形をしていますが、つなぎが入らない分のコシの強さを補っているようです。箸で持ち上げると、しなやかなコシを確認することができ、もちろん食べても十分に満足の得られるものに仕上がっています。このそば粉十割のもりそばが320円、他の立ち食いそば店のものと比較すると、抜群のコストパフォーマンスといえるでしょう。
嵯峨谷の凄いところは、この十割そばを「細麺」でも提供していることです。そばのコシよりもさらにのど越しの良さを求める客層に向けてのもので、手間のかかる面倒な対応を行っていることは、ユーザーニーズを重視している姿勢が感じられ、嵯峨谷の価値をさらに高めています。トッピングやそばつゆに合わせて、細麺を選択してみるのもよいでしょう。
嵯峨谷の冷たいそば2:二枚もりそば
嵯峨谷の売りは、高品質な十割そばを安い値段で提供する点にありますが、その意味から最もお得なメニューは「二枚もりそば」でしょう。もりそば320円に対し、この二枚もりそばは550円、つまり一枚275円になります。十割そばが一枚275円で食べられるのは激安ともいえ、さすが嵯峨谷というところです。さらにつゆ無しの「替えそば」は一枚230円なので、つゆが足りる場合はさらにコストパフォーマンスが上がります。
嵯峨谷の冷たいそば3:二色もりそば
嵯峨谷の二枚もりそばには「二色二枚もりそば」(570円)というメニューがあって、二種類のそばつゆに、もりそば二枚が組み合わされます。そばつゆは、通常のそばつゆと「ごまだれ」がついてきます。20円のアップ、一枚あたりでは僅か10円のアップで二種類の味が楽しめるので、かなりのお得感があります。
嵯峨谷の冷たいそば4:天もりそば
立ち食いそばに限らず、そば店での人気メニューといえば天ぷらそばです。そばとの相性も良い天ぷらやかき揚げは一品追加したくなるものです。嵯峨谷の「天もりそば」は、野菜をたっぷり使ったかき揚げと冷たいもりそばとの組み合わせになります。かき揚げは注文を受けてから揚げるので、カリッとした熱々の食感が楽しめます。
嵯峨谷の温かいそばのおすすめ
嵯峨谷の温かいそば1:かけそば
嵯峨谷で、もりそばとともにおすすめしたいメニューは「かけそば」(320円)です。嵯峨谷のかけそばは、ネギと細切りのナルトが乗っているサービスメニューですが、かけそばを強くおすすめする理由は、嵯峨谷には、これを無料でグレードアップするトッピングがあるからです。
それは取り放題の「わかめ」です。嵯峨谷のカウンターにはわかめの入った瓶が置いてあって、これを自由に取ることができます。つまり320円のかけそばが、そのまま「わかめそば」、それもわかめのたっぷり入ったものにグレードアップします。この十割そばを使ったわかめそばがたった320円というのは、他店と比較しても圧倒的なコストパフォーマンスの高さです。
嵯峨谷の温かいそば2:天ぷらそば
温かいそばでも人気のトッピングはかき揚げです。嵯峨谷では、かけそばにかき揚げを乗せた「天ぷらそば」は450円で食べることができます。「かき揚げ」は単品(130円)でも注文できるので、もりそばやかけそばを食べていて少しもの足りない時など、かき揚げを追加しても、天ぷらそばと同じ値段で食べることができます。この辺りの嵯峨谷のメニュー設定はとても親切なものとなっています。
嵯峨谷の温かいそば3:あじねぎ天そば
出典: http://30min.jp
嵯峨谷の特徴的なメニューのひとつ、他の店ではまず食べられないメニューといえるのが「あじねぎ天そば」(500円)です。あじのすり身状のものをねぎと一緒にかき揚げにしたもので、あじの旨みと香ばしさが楽しめます。このような独特なメニューを提供できるのも、嵯峨谷ならではの秘密があります。
嵯峨谷の系列店には、魚料理の専門店があり、常に新鮮な魚を扱っています。これが嵯峨谷で高品質な魚系のメニューが出せる秘密です。特に干物では最も人気のある魚である「あじ」の品質にはこだわりがあり、その新鮮なあじを使ったかき揚げを嵯峨谷のメニューに取り入れたわけです。
嵯峨谷の温かいそば4:とり天そば
嵯峨谷の温かいそばでは「とり天そば」(500円)も人気です。揚げたてサクサクのとり天が、つゆに浸み込んで鶏肉との相性もよく、何よりボリューム感が出てくるのが人気の理由でしょう。とり天は、温かいつゆとのマッチングでは特におすすめの組み合わせのトッピングです。小腹を満たすにも打ってつけのメニューといえます。
嵯峨谷のセットメニューのおすすめ
嵯峨谷のセットメニュー1:(小)あじご飯セット
一般的に立ち食いそばは「スピードが命」なので、手間のかかるメニューは少ない傾向ですが、嵯峨谷ではオリジナル性の高いものを含めセットメニューが充実しています。特に、嵯峨谷の売りである「あじ」を活かしたもうひとつの人気メニューが「あじご飯」(470円)です。新鮮なあじをほぐし身にして、ご飯の上に乗せてあります。あじの旨みとゴマの香り、たれの味と相まってご飯が進むと評判です。
あじご飯は、(小)あじご飯とそばのセットメニュー(550円)もあります。冷たい「もりそば」か、暖かい「たぬきそば」と組み合わせることができます。特に温かいそばはかけそばではなく、たぬきそばとセットになるので、人気のメニューになっています。これは他の立ち食いそば店では、まず食べることのできないものです。
嵯峨谷のセットメニュー2:(小)たれかつどんセット
軽いご飯系では満足できない、もう少しガッツリ食べたいという向きには嵯峨谷の「たれかつセット」(590円)がおすすめです。たれのかかった「かつ」がご飯の上に乗り、そのたれはご飯にも浸み込んで味を深めています。たれの味とねぎのアクセントが、普通のソースかつとは異なるそば屋らしい独特のメニューになっています。そばは、もりそばかたぬきそばがセットになっています。
嵯峨谷のセットメニュー3:(小)炭火親子丼セット
かつ丼とともに人気のどんぶり物といえば「親子丼」です。嵯峨谷では親子丼もしっかりラインアップされています。単品の「炭火親子丼(大)」が520円、「(小)炭火親子丼」が300円。(小)炭火親子丼と「もりそば」か「たぬきそば」がセットになった「(小)炭火親子丼セット」が620円で用意されています。
嵯峨谷のセットメニュー4:(小)カレーセット
かつ丼や親子丼のどんぶり物を含めてもファンの多いメニューはやっぱり「カレーライス」です。嵯峨谷のカレーライスも大人気、単品でも(大)が470円、(小)が230円で食べることができます。(小)カレーセットとそばのセットの「カレーセット」(550円)も用意されています。
嵯峨谷のうどん冷麦のおすすめ
嵯峨谷のうどん冷麦1:冷麦
嵯峨谷は看板に「蕎麦 冷麦 嵯峨谷」とあるように、そばとともに「冷麦」にも力を入れています。十割そばを作る技術が応用された冷麦はそののど越しの良さが自慢です。お酒を飲んだ後の締めにも、そのサッパリ感が人気を集めています。夏などの暑い時期にはそののど越しが心地よいメニューです。
嵯峨谷のうどん冷麦2:うどん
嵯峨谷の冷麦がのど越しの良さとすれば、「うどん」はコシの強さが売りになります。その分ボリューム感もありますので、空腹を満足させたい時などにもおすすめです。尚、うどん、冷麦はそばと同じ値段で、券売機の「うどん」「冷麦」それぞれのボタンを押してそばから変更することができます。
嵯峨谷のちょい飲みのおすすめ
嵯峨谷のちょい飲み1:生ビール
いくつもある嵯峨谷の「売り」ですが、極めつけは生ビール、それも「プレミアムモルツ」が何と150円で飲めるのです。小さなコップなどではありません。通常サイズのジョッキです。それも限定一杯などではなく、何杯お代わりしてもOKです。キンキンに冷やされたジョッキで生ビールが安く飲めるのはこれも嵯峨谷ならではといえるでしょう。最近流行りの「ちょい飲み」にはもってこいです。
嵯峨谷のちょい飲み2:かき揚げ
嵯峨谷の「かき揚げ」は、にんじん、玉ねぎにかぼちゃとさつまいもが、カリッと揚げられて出てきます。やや小型のかき揚げですが、特にかぼちゃとさつまいもが、ボリューム感を出していて食べ応えがあります。特に生ビールのおつまみにおすすめです。
嵯峨谷のちょい飲み3:そばとトッピング
ちょい飲みのセットメニューとしておすすめなのが、そばと自由に選べるトッピングのセットです。特に嵯峨谷ならではのトッピングである「あじねぎ天」(180円)は、揚げたてのサクサク感に加えてあじの旨みが感じられ、生ビールに格好のおつまみになります。その他ボリューム感のある「ちくわ天」(110円)を生ビールとかけそばに加えてもセットで760円、生ビールをもう一杯お代わりしても千円札でおつりが来ます。
嵯峨谷の店舗と営業時間は
嵯峨谷の店舗は都内に10店舗
嵯峨谷の営業中の店舗は以下の店です。渋谷店(JR渋谷駅ハチ公口徒歩約6分)、歌舞伎町店(JR新宿駅東口徒歩約3分)、池袋店(JR池袋店東口徒歩約3分)、神保町店(地下鉄神保町駅徒歩約2分)、小川町店(地下鉄小川町駅徒歩約2分)、小滝橋通り店(地下鉄西新宿駅徒歩約2分)、水道橋店(JR水道橋駅徒歩約1分)、秋葉原店(地下鉄末広町徒歩約2分)、阿佐ヶ谷店(JR阿佐ヶ谷駅北口徒歩約1分)になります。
嵯峨谷の通常営業時間(7時~23時)店舗は
嵯峨谷は立ち食いそば店の特性上、朝早くから夜遅くまでの営業で、基本の営業時間は朝7時から夜は23時です。その時間帯で営業している店舗は、神保町店、小川町店、小滝橋通り店、水道橋店、秋葉原店、阿佐ヶ谷店です。嵯峨谷の半分以上の店舗がこの時間帯の営業になります。
嵯峨谷で営業時間の異なる店舗は
嵯峨谷の店舗の中で、少しだけ他の嵯峨谷の店舗と営業時間が異なる店舗があります。池袋店と浜松町店です。池袋店は開店時間が10時と他の店より遅いですが、閉店時間は23時で同じです。浜松町店は開店時間は7時ですが、閉店時間が少し早い22時になります。
嵯峨谷の24時間営業店舗は
嵯峨谷の中では、24時間営業の店舗もあります。渋谷店と歌舞伎町店です。やはり都内の繁華街といえば渋谷と新宿です。以上、嵯峨谷の都内10店舗の営業時間を紹介しましたが、嵯峨谷では店舗の公式情報を公開していません。さらに今後店舗が増える可能性もあります。土日祝日についても、店舗ごとに異なる場合がありますので、それぞれの嵯峨谷の店舗にてご確認ください。
嵯峨谷で絶品の十割そばを食べよう
嵯峨谷のおすすめメニューや店舗情報をまとめてみました。嵯峨谷は安い値段で、十割そばという高級なそばが食べられるのが最大の魅力です。さらに冷麦やうどんもおいしくて、何より格安で生ビールが飲めることで、そばやトッピングをつまみに「ちょい飲み」ができることも人気の秘密です。都内の街中を歩いている時、ふと小腹が空いた、喉が渇いたと思ったら近くの嵯峨谷を探してみてください。きっと満足させてくれます。