ピーマンのおかずの簡単レシピ！メインにもなる人気の絶品メニュー

子供の苦手な野菜として筆頭のピーマンですが、使い方次第で色んなおかずになるので非常に汎用性が高いです。また、ピーマンの苦味がたまらなく好きだから食べているという方も多くいると思います。

新鮮なピーマンならそのまま食べても美味しいですが、より美味しく食べる方法としては調理しておかずにするのが一番でしょう。実際にピーマンを調理するとなると、メジャーなピーマンの肉詰めや、チンジャオロース以外には中々アイデアが出てこないと思います。

そこで、今回はピーマンをより美味しく食べるためのおかずのレシピをたくさん紹介していきます。ピーマンが大好きで、おかずのレパートリーを増やしたいと考えている方は是非今回の記事をご覧下さい！

ピーマンは野菜の中でも栄養が豊富で、健康な体を維持する為にはとても役にたつ食材です。ピーマンに含まれている栄養で主だったものはビタミンCとβカロテンです。それぞれ肉体の免疫力の向上や、抗酸化作用をもたらしてくれる栄養素です。

抗酸化作用というのは、体の酸化を抑えてくれる働きの事で、これにより目には見えない体内の劣化を必要最低限に留め、老化を食い止めてくれます。そういった栄養が豊富なので、健康な体作りと食生活を考えている方には、ピーマンのおかずはとてもおすすめです！

ピーマンの独特の苦味が苦手という方は子供に限らず、大人の方でもいると思います。ピーマンの苦味の元となっているのは、ピーマンの皮に含まれているアルカロイドという成分です。ピーマンは未完熟の野菜の為同じ形状のパプリカよりもアルカロイドの含有量が高く、食べた時に苦味を感じるようになっています。

ピーマンに含まれるこのアルカロイドという成分は熱を通す事によって、減少し食べた時の苦味が減ります。幼い時にピーマンをサラダ等で食べて、それ以来苦手意識を持っているという方は是非火を通して食べてみて下さい。イメージよりも大分苦味が緩和されて食べやすくなっているはずです！

ちなみに、このアルカロイドによる苦味は、ピーマンを細かく刻む事でも軽減されます。ピーマンの苦味が苦手という方は細かく毅然でチャーハン等に使用するのもおすすめです！

ピーマンを使用したおかずの定番と言えばやはり肉詰めでしょう。ピーマンが嫌いだった方もこのおかずを食べてからは食べられるようになったという方も多いのではないでしょうか？ピーマンの程良い苦味がジューシーな挽き肉と相まってご飯がよくすすむおかずです。お酒のおつまみとしても役立ってくれます。

簡単で誰が作っても美味しく作れそうですが、ピーマンの肉詰めの美味しい作り方は意外と難しいです。ここからは気になるピーマンの肉詰めのレシピを詳しく紹介していきます。いつも肉を焦がしたり、好みの味に仕上げられないという方は是非参考にしてみて下さい。

まずピーマンを縦に半分に切ります。中の種はしっかりと取り除きましょう。肉と混ぜ合わせる用の玉ねぎをみじん切りにします。玉ねぎをみじん切りにしたら、ボウルに豚ひき肉を入れ、みじん切りにし玉ねぎ、醤油、塩、こしょうを適量加え、手で混ぜていきます。肉の味わいをよりジューシーにしたいのであれば牛と豚の合い挽き肉でもOKです。

具材と調味料を手で混ぜ合わせたら、さらにパン粉と卵を入れてかき混ぜていきます。全体的によく混ざったら、ピーマンに混ぜた具材を詰めていきます。ピーマンに詰める詰める量ですが、多すぎると焼いてる途中に具材とピーマンが離れてしまったり、肉が中まで火が通らくなってしまうので注意しましょう。軽くはみ出るくらいで丁度良いです。

ピーマンに具材を詰め込んだら、具材の表面に小麦粉を軽くまぶしましょう。そこまで準備が済んだらフライパンで焼いていきます。フライパンでサラダ油を熱し、ピーマンを入れていきます。ピーマンを入れる時には具材の部分が下に来るように並べていって下さい。火の強さは弱火にし、肉の表面と中をじっくりと焼いていきます。

弱火で焼いている間はフライパンに蓋をして下さい。そうすることで肉の中までしっかりと火が入ります。3分から4分焼いたら、裏返しにして今度はピーマンの面が下に来るように焼いていきます。裏返したらもう一度蓋をして、今度は4分から5分程蒸し焼きにします。火の強さは変わらず弱火で大丈夫です。

焼きあがったらさらに盛りつけて完成です。肉がふっくらとした食感に仕上がっていて、玉ねぎの甘みとピーマンの苦味が程よく混ざり合って最高の味わいになっているはずです。味付けのおすすめは醤油と練りからしです。

他にもバーベキューソースやオイスターソース、ケチャップ系のソースも合うので興味のある方は色々試してみて下さい。ピーマンの肉詰めを作る上で大事なのは火力です。基本的に弱火以外は使用しないと覚えておけば大丈夫です！お弁当などにも大人気のレシピなので、献立に迷った時には是非このレシピを活用してみて下さい！

ピーマンを使用したおかずで外せないのはチンジャオロースです。ピーマンの苦味と、細切りにしたジューシーな牛肉の旨みでご飯がよくすすむおかずです。子供から大人まで大人気のピーマンのおかずと言っても過言ではないでしょう。

市販されているチンジャオロースの素を使用すれば簡単に美味しく作る事は可能ですが、今回は一から美味しく作るチンジャオロースのレシピを紹介します。この機会にチンジャオロースの美味しい作り方をマスターして、料理のレパートリーを増やしましょう！

まずはピーマンを包丁で切っていきます。チンジャオロースの美味しさの秘訣は細かくカットされた具材です。ピーマンは中の種を取り除いたら細長く切っていきましょう。続けて他の具材も切っていきます。用意するのは牛肉、筍の水煮です。使用する牛肉の部位は脂身が少なく、質感のしっかりとしたもも肉を使用しましょう。

筍の水煮は缶詰のものを用意すれば大丈夫です。ピーマンと同様に牛もも肉と筍を細く切っていきます。細さですが、大体3ミリから5ミリくらいにカットするとちょうど良い食感が楽しめるのでおすすめです。お好みでジャガイモや、パプリカを具材に加えてみるのも良いでしょう。

具材を切って用意したら早速フライパンで炒めていきます。フライパンに適量のサラダ油を入れてよく熱します。しっかりとフライパンが温まったらまずは牛肉から入れ、ほぐしながら炒めていきます。中火で焼き色がつくまで牛肉を炒めたら、一度別皿に牛肉を取り出します。

牛肉を取り出したら、粗熱を取ってからサラダ油を入れ、みじん切りにした白ねぎと刻み生姜を入れ風味が出るようにさっと炒めます。火の強さは弱火にしましょう。次いでピーマンと筍をフライパンに入れ炒めていきます。ここからは強火に変えて一気に食材に火を入れていきます。

ピーマンが軽くしんなりしたら、先ほど取り出しておいた牛肉を加えます。程よく全体に脂が馴染み火が通ったら、ごま油を上からかけて香りをつけていきます。続けてチンジャオロースのソースを入れて具材に絡めていきます。

チンジャオロースのソースは、醤油、酒、砂糖、オイスターソース、鶏ガラスープ、塩こしょう、片栗粉を適量合わせて作っておきましょう。これらの調味料を組み合わせるだけで本格的な味わいのチンジャオロースのソースが出来ます。

チンジャオロースのソースをかけ、具材によく絡まったら完成です。香ばしさとジューシーさの堪らない、本格的なチンジャオロースが楽しめます。夕食にも出せますし、お弁当のおかずとしても大活躍してくれる事間違いなしです！

ピーマンや牛のもも肉は比較的安価で手に入るので、一度調味料を揃えてしまえば、作るのに手間もコストもかからないのもチンジャオロースの魅力の一つです。ピーマン好きの方は、是非人気のおかずのチンジャオロースを作ってみましょう！

ピーマンの苦味が大好きという方には無限ピーマンがおすすめです。いまSNS等でも話題の大人気のおかず、無限ピーマンのレシピについて紹介していきます。作り方は非常に簡単なので是非作って見て下さい！

まずはピーマンの種を取り除き、包丁で食べやすい細さに切っていきます。ピーマンの切る細さは自分の好みの幅で大丈夫です。一人分なら使用するピーマンは大体2個から3個で良いです。カットしたピーマンを容器に移したら、ツナ缶を丸々一缶容器にあけ、ピーマンと混ぜ合わせます。

続けてピーマンとツナを一緒に電子レンジで加熱します。耐熱性の容器を使用し、上にはラップをかけて加熱しましょう。電子レンジが500Wであれば加熱時間は2分です。電子レンジで加熱が終了したら、ラップをとり、ブラックペッパー、鶏ガラスープ、ごま油を加えて完成です。

ピーマンの苦味とツナの旨みがマッチしていて、箸が止まらないお手軽で美味しいおかずです。無限ピーマンの呼び名の由来は、ついつい箸が止まらず無限に食べ続けてしまうという意味から来ています。無限ピーマンは色々な具材を使用してアレンジする事が出来ます。

パプリカを加えても良いですし、ツナではなく鶏肉を使用したり、他の野菜を加えてみても美味しく出来上がります。電子レンジで温めるだけなので、調理が簡単なのも人気の要因です。ピーマンがたくさん余ってしまった時などは、冷蔵庫のちょっとした食材と合わせて無限ピーマンを作ってみてはいかがでしょうか？

ピーマンを使った炒め物で人気で定番なのはチンジャオロースです。ですが他にもピーマンは色々な炒め物に使用する事が出来ます。おすすめのピーマンとカシューナッツの炒め物のレシピの紹介をしていきます。

使用する食材は基本的にはピーマン、鶏肉、カシューナッツの3つだけなので簡単です。まずは、ピーマンと鶏肉を包丁で切っていきます。切り方は好みで大丈夫です。鶏肉にはたっぷりの酒と片栗粉をまぶしましょう。もう一つの具材であるカシューナッツは事前にフライパンで軽く炒っておきましょう。

ピーマンと鶏肉の下ごしらえが終わったらフライパンに油をしいて熱していきます。フライパンが温まったら鶏肉を入れて焼いていきます。鶏肉が軽く色づいてきたら、ピーマンとカシューナッツをフライパンに加えます。全体に火が入ったら、味付け用の調味料を入れます。

調味料はオイスターソース、醤油、鶏ガラスープ、酒、砂糖を適量で混ぜ合わせて使いましょう。調味料が全体に馴染んだら完成です。カシューナッツの香ばしさと鶏肉のジューシーさに、ピーマンの苦味がアクセントとなっていて絶品です。鶏肉ではなく牛肉を使用しても美味しく出来ます。

人気のレシピなので、興味のある方は是非作ってみて下さい！上でも紹介していましたが、ピーマンは中華料理と相性が良く、ウスターソースや鶏ガラスープを頻繁に使用するレシピが豊富です。他の料理にも使える汎用性の高い調味料なので、ピーマンを購入する時にはセットで用意しておくととても便利です。

ピーマンを使用した料理で人気なものと言えばパスタです。おかずとは少し違いますが、ピーマンを使用した美味しいペペロンチーノのレシピを紹介します。まずはピーマンを細切りにカットしていきます。太く切っても良いのですが、パスタの食感を損なう恐れもあるので、細切りがおすすめです。

茹で上げたパスタをフライパンに移し、オリーブオイル、にんにく、鷹の爪と一緒に炒めていきます。パスタをフライパンに移す時には必ず水気を良く切りましょう。水っぽいと味が薄くなるだけでなく、ピーマンの栄養が水に溶け出してしまいます。

続けて切ったピーマンを入れて、しんなりするまで炒めたら醤油、塩こしょうを適量加えて味を整えて完成です。ピーマンの苦味がオリーブオイルとにんにくの味わいとよく合っている和風ペペロンチーノの完成です。きのこやキャベツ等ペペロンチーノに合う具材を一緒に入れるのもおすすめです。

ピーマンはスープに入れても美味しく食べる事が出来ます。使い方は簡単です。スープに切ったピーマンを入れて加熱するだけです。おすすめのスープはトマト系のスープのミネストローネや、コンソメスープです。

ピーマンを使ったお手軽で人気の料理と言えばチャーハンです。ピーマンを使用した美味しいチャーハンの作り方を紹介します。まずピーマンを出来るだけ小さく切りましょう。後はハムや、ねぎ等自分の好みの具材を用意しましょう。

基本的なレシピはチャーハンと変わらないので割愛します。ピーマンを使用するにあたって大事になってくるのが、ピーマンを入れるタイミングです。卵を入れた後に次にご飯ではなく、ピーマンをいれて下さい。ピーマンを早めに入れる事によりピーマンにしっかりと熱が入り、チャーハンの味わいに丁度いい苦さに仕上がります。

ピーマンはサラダにも大活躍します。ピーマンの苦味が好きという方は是非サラダにピーマンを利用してみて下さい。ピーマンを使用したサラダは非常に多彩で色々なレシピがあるので、自分の好みの食材と合わせて作りましょう。

レシピではありませんが、ピーマンをサラダに使う際には、炒めたり、電子レンジで温めておく事で苦味がマイルドになって食べやすくなります。ピーマンをサラダに使用する場合は是非熱を入れてから使用してみて下さい！

ピーマンを使ったおかずで定番といえば煮びたしです。ピーマンは煮びたしにする事で苦味がマイルドになり、実もしんなりとしてとても美味しくなります。ピーマンの煮びたしの作り方は簡単です。

耐熱性の容器にヘタと種を取り除いた食べやすい大きさのピーマンを入れ、水で割っためんつゆを入れ、容器にラップをかぶせて電子レンジで加熱します。ピーマンがしんなりとしたら加熱を止め、容器毎冷蔵庫に入れて粗熱をとれば完成です。ご飯には勿論、お酒のおつまみとしても最高の一品です。

ピーマンを使用した大人気料理、ピーマンの豚肉巻きのレシピを紹介します。まずはピーマンを肉詰めと同じ要領で縦に2等分に切ります。種やヘタはしっかり取りましょう。ピーマンの空洞部分にピザチーズを詰め込み、豚バラ肉で巻き上げます。豚バラ肉は塩こしょうで下味をつけておきましょう。

そこまで準備したらフライパンで焼いていきます。フライパンにサラダ油をいれて十分に熱したら、豚肉を巻いたピーマンをフライパンに入れ、中火で焼いていきます。目視で片面が焼けたのを確認したら、ひっくり返してもう片面も中火で焼いていきます。仕上げに醤油とみりんと酒を合わせたものをかけて完成です。

噛んだ時に豚肉の脂と、ピーマンの中のとろけたピザチーズが混ざり合って絶品です。お弁当のおかずとしても便利なので、チーズ好きの方にはおすすめです。是非試しに作ってみて下さい。

ピーマンをシンプルにおかずとして利用するのであれば、素揚げがおすすめです。使用するのはピーマンと油だけなので作るのも簡単です。よく「ピーマンの素揚げは美味しくない」という口コミがありますが、それは間違いです。ちゃんとした調理をすればピーマンの素揚げはとても美味しく、おかずとして大活躍します。

ピーマンの素揚げを作る時のコツは上げすぎない事です。十分に熱した油の中にさっと通すイメージで作ると香ばしい味わいの素揚げピーマンを作る事が出来ます。簡単ですので興味のある方は是非挑戦してみて下さい。油を大量に使用するので、調理の際は周りに引火物がないか等の確認もしっかりと行いましょう！

今回は大人気のピーマンのおすすめおかずのレシピについて紹介させて頂きました。ピーマンは熱を入れる事で食べやすくなるので、ピーマンの苦味が苦手な方でも美味しく食べられるようになります。

おかずのレシピの種類も豊富で、色々な楽しみ方が出来ます。ピーマンそのものの値段も安いので、コストパフォーマンスという点でも非常に優れています。ピーマンが好きな方も、苦手という方も、今回のレシピを活用して美味しくピーマンを食べましょう！