大根おろしのレシピ集！つまみにもなる簡単で人気のおかずまとめ

大根には、様々な嬉しい働きがあります。まずは食中毒の予防効果です。お刺身のツマとして大根が使われているのは、大根の優れた殺菌作用を利用して、お刺身を雑菌から守ってくれるからなのです。すりおろすと辛みが出ますが、この辛み成分が強い殺菌力を持っています。この辛み成分が食中毒を防いでくれるので、魚や肉のつけあわせにすると強い味方になります。

さらに、大根には消化を助ける働きもあります。胃もたれや胸焼けにも効果があります。揚げ物や肉、脂っこいものと一緒に食べれば、口もさっぱり、胃腸の消化も助けてくれる、有難い食材です。また、ビタミンや食物繊維が多く含まれているので、免疫力アップや美肌効果も期待できます。この大根の嬉しい効果をより得るには、生で食べるのが1番良いので、ぜひ大根おろしにしてたくさん食べましょう。

大根は、頭の部分と先の部分とで辛さが違います。葉のついた頭の方は辛味が弱く、甘みがあります。サラダとして生で食べたり、漬物にするのに向いている部位です。真ん中部分は、大根本来の甘みが強い部位です。煮ても焼いても大根おろしにしても、程よくて1番美味しいのがこの真ん中です。根っこ側は辛みが1番強い部位です。辛いので、味噌汁の具にするなど、火を通して辛みを消す調理法がオススメです。

このように、部位によって辛味や旨味が違うので、好みやその日のおかずによって使い分けると、より美味しいメニューになります。おつまみにするなら、ピリッと辛味のきいた根っこ部分を使うのがオススメですし、肉や魚に添えたり、そのまま食べるときは真ん中を、お子様にも食べてほしいときには、甘みのある頭の部分が良いでしょう。

まずは、美味しい大根おろしを作りましょう。上記でも述べたように、大根の真ん中部分を使うのが良いです。皮をむいた大根をおろしたら、水気をしぼります。このしぼり方にも、美味しい大根おろしを作るためのコツがあります。両手でしぼるのではなく、ざるに大根おろしをおしあてて、水気をしぼりましょう。しぼりすぎには要注意です。水分がぼたぼたと落ちてこない、程よく水気が残っているぐらいが丁度良いです。

水気をある程度残して軽く絞っておくと、和えもの料理の際に大根おろしが程よく調味料を吸い込んでくれるため、より美味しいおかずになります。また、さらに栄養価を高めたい場合は、大根を皮ごとおろすと良いです。皮の部分には、身の部分よりも栄養がたくさん詰まっています。好みにあわせて、我が家だけの大根おろしを作ってみましょう。

美味しい大根おろしが作れたら、いろいろな食材と合わせてみましょう！まずは大根おろしをのせるだけの、簡単すぎるレシピをご紹介します。あっという間に美味しいおつまみやおかずが出来てしまいます。食べやすく、お子様にも大人気のレシピもありますので、食卓の主役にしてみてください。

大根おろしは、実はそれだけで食べるのもとっても美味しいのです。大根おろしに醤油をたらしただけで、お酒のいいつまみになる、簡単で究極の逸品です。大根をあらく削った「鬼おろし」で食べるのがオススメです。醤油ではなく、ポン酢をかけても絶品です。

大根おろしを使った料理といえば、鉄板なのがおろしポン酢。レシピはとっても簡単です。シラスに大根おろしをのせ、上からポン酢をかけるだけ。小ネギをふりかければ香りもたってさらに美味しく、見映えも良いです。味付けはポン酢だけ、という超簡単レシピです。シラスではなく、固めのちりめんじゃこを使っても、美味しく食べられます。お父さんのつまみにも、さっぱりおかずとしても、オススメの一品です。

お子様が大好きな人気のおかずといえば、ハンバーグです。お肉たっぷりのハンバーグも、大根おろしをのせることで一気にヘルシーに、食べやすくなります。

淡白な味わいの大根おろしに、香りの良い大葉をあわせました。大葉は刻むとより香りがでますが、葉のままなら簡単ですし、十分美味しくいただけます。酒・醤油・みりん・砂糖を同量合わせたものを沸騰させた和風ソースをかければ、肉肉しいハンバーグが不思議なほどさっぱりと、いくらでも食べられてしまいます。
 

美味しい大根おろしはそのままでも美味しいですが、相性の良い食材と合わせてあげるとさらにその美味しさが増します。食欲のないときは、さっぱりとした食材とあわせてよりさっぱり食べやすく、食べ応えが欲しいときは、揚げ物などと、上手に合わせて和えると、お酒にもよくあう最高のつまみになります。

こちらも、夏に人気のトマト・きゅうりを使っているので、夏バテ予防にぴったりのレシピです。夏野菜と大根おろしで、後味もすっきりの簡単レシピです。

材料は、トマト 1個、きゅうり 1本、大根おろし 1/3カップ分、しらす 大さじ2、塩 少々、酢 大さじ1、醤油 大さじ 1/2です。トマトは2センチ角に、きゅうりは薄い小口切りにして塩を振って軽くもみ、水気を絞っておきます。ボールに全ての材料を入れて混ぜ合わせれば完成です。

揚げナスは、独特の旨みたっぷりで食欲をそそる一品です。しかし、ナスは油を吸いやすいので、それだけで食べると少ししつこく感じることも。ここに大根おろしが加わることで、さっぱり食べやすく、ピリッと辛みの効いたつまみメニューになります。
 

材料は、ナス ２～３本、タレ<大根おろし 1/3本分、めんつゆ 適量、ごま油 大さじ1、生姜チューブ 適量、刻みネギ、七味、ゴマ(お好み)です。ナスは乱切りにして水に浸し、ザルにあげて水切りしたら、水分を軽くふきとって素揚げします。タレの調味料を全て混ぜ合わせてナスを加え、よく和えたら完成です。

脂ののった豚バラ肉も、大根おろしと和えればしつこさゼロでどんどん箸がすすみます！豚バラ肉を茹でることで油が落ちるので、よりさっぱりヘルシーに食べられるおかずです。

材料は、大根 280グラム、豚バラ肉 300グラム、タレ<醤油 大さじ2、みりん 大さじ1、めんつゆ 大さじ3、酢 大さじ2>、青ネギ 2本、白ゴマ 適量です。豚バラ肉は、沸騰した鍋で茹で、火が通ったらザルにあげて流水でしっかりと洗い、水気を切ります。青ネギは小口切りにしておきます。大根をおろし、タレの材料と一緒に混ぜ合わせ、豚バラ肉を入れてさらに混ぜます。皿に盛り付け、青ネギと白ゴマを振ったら完成です。

えのきはレンジを使って酒蒸しにするので、調理器具が少ないのが嬉しいレシピです。レモン汁を加えてさっぱりさせているので、疲れがたまったり、食欲がなくなりやすい夏場にぴったりの簡単レシピです。

材料は、エノキ 1袋、酒 大さじ1、大根おろし 4センチ分、タレ<ポッカレモン 大さじ1、砂糖 小さじ1/2、塩 少々、醤油 小さじ2>です。エノキは根元を切り落として2等分にほぐし、耐熱容器に入れて酒を加え、ラップをかけてレンジで2分暖めます。ボウルにタレの調味料を入れて混ぜ、大根おろしとエノキを和えて皿に盛って完成です。

大根おろしとパスタ？と思われるかもしれませんが、大根おろしをソースとして使ってパスタと合わせると、ヘルシーかつ、なかなかいける一品になります。和風ソースにするとパスタとの相性が良いでしょう。パスタと合わせて、大人気間違いなしの晩ご飯を作りましょう！

大根おろしを使った和風パスタのレシピです。とても簡単なのに美味しいので、いつものパスタに飽きたらぜひ試してみてください。醤油とバターの風味豊かな、コクのある味わいです。

材料は、パスタ 200グラム、ツナ缶 １缶、大根おろし 適量、めんつゆ 大さじ3、塩 少々、醤油 小さじ1、バター 20グラム、オリーブオイル 小さじ1 です。パスタが茹で上がったら、オリーブオイルを引いたフライパンにうつし、めんつゆ、塩、醤油、ツナ缶を加えて混ぜます。さらにバターを加えて混ぜ、バターが溶けたらお皿に盛り付けます。大根おろしをのせ、お好みで小ネギを散らしたら完成です。

さっぱりだけじゃ物足りない！そんなときは、醤油バターでコクたっぷりのパスタメニューはいかがでしょうか？大根おろしをパスタのトッピングにして、不思議な美味しさのあるレシピです。

材料は、パスタ 200グラム、オリーブオイル 大さじ1、バター 20グラム、ベーコン 5枚、きのこ 1つかみ。和風ソースの材料は、パスタの茹で汁 1/2カップ、白だし 小さじ2、醤油 小さじ3です。全て合わせておきます。トッピングの大根おろしは2つかみ、味付け海苔は4枚用意します。

ベーコン、えのきは食べやすい大きさに切ります。フライパンにオリーブオイルを入れ、ベーコン、えのきを塩・こしょうで炒めながら、パスタを茹で始めます。バターと、茹で上がったパスタを入れ、合わせておいた和風ソースを加えて混ぜ合わせます。器に取り分け、大根おろし、味付け海苔をのせて完成です。

しらすを使って、みんな大好きな人気パスタを作りましょう。めんつゆを使って味付けも簡単です。あっという間にできてしまうので、休日のお昼に、忙しい晩ご飯に、ぜひお試しください。パスタではなく、うどんを使って冷やしうどんにしてもよく合うレシピです。

材料は、パスタ 100グラム(1人あたり)、しらす、大根おろし、のり、めんつゆ(全てお好みの量)です。茹でたパスタの上に、大根おろし、しらす、のりをのせ、めんつゆをかければ完成です。めんつゆがない場合は、醤油、水、粉末だし、味の素で簡単に作れます。ストレートタイプのめんつゆなら、さきにお好みで薄めておきましょう。

水分の多い大根おろしは、メイン料理と上手に合わせて、1度にたっぷり食べられます。ごはんによく合うおかずや、パスタのソースにもぴったりです。あっさりさっぱりで箸が止まらない、人気の大根おろしを使ったおかずをご紹介します。添えておくだけでは勿体ない！たくさん食べて、目指せ美肌効果！

大根おろしとネギをたっぷり入れた、贅沢気分のがっつりおかずレシピです。お子様にも人気の味付けで、家族みんなで美味しく食べられます。

材料は、鶏もも肉 200グラム、タレ<大根おろし 大根1/4程度、砂糖 大さじ1/2、醤油 大さじ2、塩 一つまみ、酢 20CC、長ネギ1/2本 です。大根おろしは少し水気を多めに用意します。鶏もも肉に塩を少々振り、皮のほうを下にしてフライパンに入れ、焼いていきます。焼き目がついたら裏返し、合わせたタレの調味料を入れて肉に火が通るまで煮込みます。お皿に盛り付けて、刻んだ長ネギをたっぷりのせたら完成です。

食材は大根と水菜、豚バラ肉だけ！大根おろしは丸々1本分使っているので、栄養もたっぷり摂ることが出来ます。お腹に優しく、美肌をめざせる、女性に大人気のお鍋レシピです。

材料は、豚バラ肉 400グラム、大根おろし 1本分、水菜 1束、生姜 一片、水 1リットル、だしの素 大さじ2、鶏がらスープ 大さじ1、塩少々、醤油 大さじ2 です。水菜と豚バラは食べやすい大きさに、生姜は千切りにします。水、だし、塩、鶏がらスープを合わせて沸騰させ、水菜を入れてしんなりしたら豚バラを加えます。肉の色が変わったら大根おろしを入れて軽く混ぜ、生姜を入れて一煮立ちさせ、醤油をまわしかけて完成です。

大根おろしと納豆。体に良い食材をかけ合わせて、栄養もパワーアップしそうなレシピです。ご飯にかけて丼にしても、素麺や蕎麦などの麺類にのせても、おつまみにしても美味しいです。

材料は、大根おろし 70グラム、納豆 1パック、ネギ、海苔、大葉などお好みのトッピング。大根おろしの水は軽く切ります。納豆に大根おろしを加え、納豆に付属しているタレと好みの薬味をトッピングすればもう出来上がりです。納豆のタレで味が薄いようなら、醤油を少し足したり、かつお節をのせて旨みを出すのもオススメです。

いかがでしたか？大根おろしの、火を使わずに作れるおつまみ・副菜のレシピから、メイン料理と合わせたレシピをご紹介しました。大根の部位によって辛みの違う大根おろしは、おつまみにするときは根っこの辛い部分を使うとお酒もすすむ一品になりますし、火を使わずに和えるレシピなら、真ん中の1番美味しい部分を使うのが良いでしょう。大根の特徴を知って、よりおいしい大根おろしメニューにたくさん挑戦してみてください。

大根おろしは、食材にのせるだけ、和えるだけでも立派な食卓の一品になり、栄養も満点です。油の多い食材にもさっぱりとした野菜にも、どんな食材とも合わせられるので、冷蔵庫の残り物食材を人気メニューに簡単アレンジしてみてはいかがですか？