炊き込みご飯に合うおかずは？肉と魚や野菜の簡単献立レシピ！

炊き込みご飯は一度作ってしまえば、お弁当にそのまま入れても美味しいですし、余ったらお茶漬けにしてもおいしいので重宝します。ですが、すでに味がついてしまっているので、おかずに迷ってしまうこともあるのではないですか？ですが、炊き込みご飯のおかずにはどんな栄養を取り入れたらよいのでしょうか？

炊き込みご飯にはすでに具が入っていて、味もついています。なので、おかずにするものの塩分が気になりますよね。また、たんぱく質やビタミンが不足しがちになってしまいます。ですので、使う材料別で炊き込みご飯に合うおかずをまとめてみました。炊き込みご飯の味によっても合うおかずが変わってくるので、どれが良いか選んでみてください。では、炊き込みご飯に合う簡単に作れるレシピを紹介します。

炊き込みご飯では足りないたんぱく質を取るためにも、肉料理は取り入れると良い一品です。また、男のお子さんをお持ちの方ですと、夕食の一品にお肉料理は欠かせないと思います。炊き込みご飯にも合うお肉料理は何があるでしょうか？

大根と牛肉の煮物。牛肉の小間切れを使うので、牛肉でもそんなに費用はかかりません。レシピも簡単です。まず、大根を下茹でします。その後牛肉を油で炒めます。牛肉の赤みが少し残っている状態で砂糖を入れます。砂糖をからめたら、醤油・酒・みりんを入れて牛肉とからめ、出汁と下茹でした大根を入れます。灰汁を取り除き15～20程煮込んだら完成です。

ご飯と牛肉キャベツ蒸し。こちらはキャベツだけでなく家にある残り野菜などで作ることもできるレシピです。片栗粉をまぶした牛肉をごま油で炒めます。色が変わったら一度取り出します。キャベツに少し塩を振り2分ほど蒸します。蒸しあがったら牛肉を戻し入れ、鶏がらスープを入れて蒸し焼きにします。全体にしんなりしてとろみがついたら、醤油と胡椒をかけて出来上がりです。

チャーシューと炊き込みご飯を作っておくと次の日のお弁当にも便利です。チャーシューも簡単に作ることができます。豚バラ肉の表面を焼きます。その後、お湯をかけると余分な油を取ることができます。あとはコカコーラ・醤油・ショウガ・ネギをを入れて煮込んだら出来上がりです。炭酸でお肉は柔らかくなり、ショウガやネギでお肉の臭みを取ることができます。

酢豚は油で揚げなければいけないから大変と思う必要はありません。揚げずに作れる簡単レシピがあります。まず、ビニール袋にレンジで加熱した豚肉を入れます。それに片栗粉を入れて全体をからめ、余分な粉を取った豚肉を表面に焼き色がつくまで焼きます。その後野菜を加えて炒めます。あとは、砂糖・酢・醤油・ケチャップ・水・中華スープの素・片栗粉を加えて全体をからめたら簡単酢豚の出来上がりです。

鶏の照り焼きもお弁当に入れても美味しい一品です。また、簡単に作れるのもいいですよね。にわと肉を皮がパリッとするまで焼きます。あとは、醤油・みりん・砂糖の合わせ調味料を入れてからめれば出来上がりです。忙しい朝でも簡単に作ることができます。

野菜とチキンのグリルは野菜もお肉も食べられる嬉しい一品です。しかも作り方も簡単です。お好きな野菜を薄切りにして耐熱容器に並べます。その後鶏肉を皮を上にしておきます。そうすることで鶏肉の皮がパリパリになり、野菜が鶏肉の旨味を吸収します。お好みでオリーブオイルや塩コショウをして、180度のオーブンに入れて焼きあがるのを待ちます。その間に他にスープなどを作ることもできるので、時間が有効に使えます。

魚には栄養素が豊富に含まれています。魚のたんぱく質は消化されやすく、いらない塩分を排泄する働きをします。若い世代ですとなかなか魚を料理することがないかもしれません。ですが、切り身を買ってくれば面倒に感じる魚の下処理もいりません。魚には多くの栄養があり、魚料理も簡単に作ることができるので、ぜひチャレンジしてみてください。

魚の煮付けは魚の下処理さえ終わればレシピは簡単です。なので、下処理が不要の切り身を買ってきて作ればさらに簡単です。まず、魚は塩をふって臭みを取ります。そして、鍋に水・酒・みりん・醤油・砂糖を入れて一煮立ちさせます。その後、魚とショウガを入れて落し蓋をして煮たら完成です。

ホイル焼きはフライパンでもトースターでも作ることができます。ホイルに鮭の皮を下にしておきます。そうすることで皮がパリッとします。そして、鮭の上や横に野菜やキノコを添えて、上からバターを乗せて隙間がないように封をします。あとは焦がさないように気をつけて焼くだけです。フライパンでしたら、最初は中火でその後は弱火にして中まで火を通してください。トースターでしたら15～20分ぐらい焼いてください。
 

炊き込みご飯に不足しがちなビタミンを取るためにも野菜メインでおかずを作れるといいですよね。定番の野菜炒めなども炊き込みご飯に合いますし、簡単に作れますが、他にはどんなものがあるでしょうか？野菜のおかずで簡単レシピを紹介します。

レンコンのはさみ焼き。このレシピは安い鶏ひき肉で作ることができます。まず、レンコンをスライスして水にさらします。ひき肉はショウガ・片栗粉・塩コショウをいれてこねます。こねたらレンコンの間にひき肉を挟みます。片栗粉をまぶして後は焼くだけです。火が通ったらみりん・醤油・砂糖の合わせ調味料を入れてからめれば完成です。お弁当に入れても美味しく食べられる一品です。

野菜野良肉巻き。こちらは野菜炒めと同じ材料ですが、野菜に肉を巻くだけでいつもと雰囲気が変わるレシピです。お好きな野菜を使うことができます。根野菜など火の通りにくいものは下茹でしてから肉を巻くなら焦げるのを防げます。野菜をお肉で巻いて片栗粉をつけたら、後は焼くだけです。塩コショウで味付けをしても良いですし、醤油・みりん・砂糖で照り焼き風の味にしても美味しいです。

豆腐は安価で手に入りますが、多くの栄養素が含まれています。豆腐にはたんぱく質などの必要な栄養素がある他に、体を調節して健康を維持する食品とも言われています。様々な効能が期待されている豆腐ですが、豆腐をメインにした炊き込みご飯に合うおかずにはどんなものがあるのでしょうか？

豆腐ステーキのレシピは本当に簡単です。ただ水分を取った豆腐を焼くだけです。味付けは麺つゆを薄めたり、ポン酢だったりお好みで選ぶことができます。自分に合ったたれを見つけるのも楽しいひと時となることでしょう。水分のふき取りが不十分だとべたっとして美味しくないので、水分をしっかりふき取ることだけ気を付ければ美味しく作れます。
 

豆腐ハンバーグはハンバーグを作る要領で作れば大丈夫です。玉ねぎ、お好みでキャベツをみじん切りにします。そして、それとひき肉・豆腐・塩コショウを混ぜて成形して表面を焼きます。あとは醤油・みりん・酒・砂糖の合わせ調味料を入れて蒸し焼きにすれば美味しく食べることができます。

いろいろな食べ方ができる卵は多くの栄養が含まれている食材でもあります。卵を2個食べると一日に必要なたんぱく質の1/3も取ることができます。たんぱく質が不足しがちな炊き込みご飯にはピッタリの食材です。また、老化防止や生活習慣病の予防にもつながるとされる抗酸化作用の必須アミノ酸も含まれているので、健康に良い食材でもあります。そんな卵料理では何が炊き込みご飯に合うのでしょうか？

茶碗蒸しは出汁を取って蒸してと大変だと感じておられる方も多いと思いますが、レンジで簡単に作れるレシピがあります。卵を混ぜて、白だし・みりん・酒を入れてさらに混ぜ、お好みの具材を入れて6分程レンジでチンすれば出来上がりです。さらにひと手間かけられる時には、あんかけをかけると美味しさがアップします。よく混ぜることに気を付ければ卵を濾す必要もありません。

卵焼きにはそれぞれご家庭の味があると思います。お弁当にも夕食の一品にもなりますが、少し手間を加えて、卵だけではなく野菜やノリなどを少し加えて作れば、栄養素が増えます。炊き込みご飯に不足しがちなたんぱく質やビタミンを野菜を入れることで補うことができます。

炊き込みご飯にはすでに味がついているので、さっぱりしたものが食べたいという方も多いと思います。そんな方に、炊き込みご飯に不足しがちなビタミンを取るためにもサラダは適切だと言えます。サラダといっても色々な種類がありますが、どんなサラダが炊き込みご飯に合うのでしょうか？
 

白菜は手で簡単にちぎることができるので、包丁も使わずに作れるサラダです。白菜を適当な食べやすいサラダにちぎり、お好きなたれで食べるだけです。お好きなドレッシングをかけてもいいですし、ごま油・みりん・醤油・塩で塩だれを作ることもできます。お好みで海藻類を入れるとさらに栄養がアップして健康に良いサラダになります。

大根とカイワレのサラダもお手軽にできます。大根を千切りにして塩を振ってしんなりさせると食べやすくなります。あとはカイワレと混ぜてお好みのドレッシングで食べるだけです。他にキュウリやツナなどを加えてもさらに美味しく食べることができます。
 

ご飯にはやっぱりスープが欲しいという方も多いと思います。スープは家に残っている色々な野菜や肉を入れて簡単に作ることができます。また、美味しく、見た目にも華やかで栄養も取ることができるので便利な一品でもあります。スープにも色々な種類がありますが、どんなスープが炊き込みご飯に合うのでしょうか？

すまし汁はあっさりしているので、味のついた炊き込みご飯とよく合います。作り方も簡単です。鍋に出汁を煮立ててキノコを入れます。その後、醤油・酒・塩を入れてお好きな具を入れるだけです。具材に火が通ったら味を調えて出来上がりです。キノコを入れるとキノコのダシが出てますし、鶏肉も良いダシが出ます。それぞれの素材の味を楽しむことができるすまし汁、ぜひ作ってみてください。

ご飯には欠かせない味噌汁も炊き込みご飯に合います。ただ、炊き込みご飯に不足しがちな栄養を補うためにも具材を多くすると健康にも良いバランスの取れた献立になります。豚汁なども野菜のビタミンと豚肉のたんぱく質を摂取できるので炊き込みご飯に適しています。

食材別で炊き込みご飯に合うおかずを見てきましたが、他にも炊き込みご飯に合うおかずはあるのでしょうか？

その時々で旬な山菜や野菜を天ぷらにしても炊き込みご飯に合います。旬な食材で作るなら、その時期に必要な栄養素を取ることができます。揚げるのが難しく感じる天ぷらですが、ちょっとしたコツを身に付ければ天ぷらを上手に揚げることができます。食材の水分は残さないでしっかり水気を取ってください。また、天ぷらの衣は軽く混ぜるだけでサラサラの状態が良い状態です。後は油の温度に気を付けながら揚げるだけです。

多くの練り製品を使って食べられるおでんも炊き込みご飯に合います。出汁・醤油・砂糖で具材を煮込むだけで簡単に作れるのも有難い一品です。牛すじなどを入れて作れば、健康にも美容にも良い献立になります。

いかがでしたか？肉、野菜、魚、その他の食材で、炊き込みご飯に合い簡単に作れるレシピはたくさんあります。家族の健康を気にかけている主婦の皆さんの参考にしていただければと思います。ぜひ今回紹介した料理を組み合わせて、栄養をしっかり取れた健康に良い献立を考えてみてください。