ケンタッキーの正しい食べ方とは？チキンの部位別にきれいに食べる裏技

ケンタッキーはフライドチキンを売りにした、大手ファーストフード店です。期間限定の商品を頻繁に出されますし、期間限定の商品が話題にもなります。期間限定の商品も美味しいですが、やはりオリジナルチキンが人気の商品でもあります。

ケンタッキーのオリジナルチキンは、1つずつお店で丁寧に作られています。その独自の調理方法はシークレットレシピと呼ばれるもので、いくつものこだわり抜かれた調理方法があります。ケンタッキーのフライドチキンの美味しさは、鶏にこだわっているのももちろんのことですが、このようなこだわりの調理法からもきているのでしょう。

また、冷凍したチキンを店内で揚げているだけと思われているかもしれませんが、ケンタッキーでは、生肉の品質チェック、仕込み、そして揚げる工程全てを店舗で手作りしています。

そして全国で約6000名のいるオリジナルチキンを調理できる資格を持ったチキンスペシャリストという方々もいます。さらにその中でもトップレベルのSライセンスを持っているスタッフをORマイスターと呼びます。ケンタッキーのオリジナルチキンへの強いこだわりをこのような制度からも感じることができます。

ケンタッキーのフライドチキンは美味しいですが、きれいに食べることができないのが悩みの方も多いのではないでしょうか？手が油でべたべたになるのは仕方ないとしても、この部位はどうやって食べればいいのだろう、上手く食べられずに残ってしまった、骨が邪魔になる、などそれぞれ思うところがあるでしょう。

しかし、そんなケンタッキーから突然「オリジナルチキンのおいしい食べ方」なるものが発表され、ツイッターなどで話題となりました。これにはCMではかぶりついているのに、なぜもっと早く教えてくれなかったのか、とさまざまな意見が挙がっていました。

もちろん、ケンタッキーから発表された食べ方で食べないといけないというわけではありません。かぶりついて食べるのが好きという方は今まで通りの食べ方で全く問題ありません。しかし、きれいに食べたい、人前でかぶりつくのは恥ずかしいと思う方は、食べ方をマスターしてみるときれいに食べることができるでしょう。

ケンタッキーのオリジナルチキンは鶏1羽を9ピースに分けています。部位数は5つとなります。部位は、胸のキール・手羽のウィング・あばらのリブ・腰のサイ・あしのドラムの5つの部位です。この1羽をカットする方法もケンタッキーの独自のカット技法となります。

今回は、そんな話題となったケンタッキーのオリジナルチキンのきれいな食べ方を部位別に紹介していきます。意外と知らなかったという情報もあるかと思いますので、参考になればと思います。

胸の部分にあたる「キール」はあっさりとして軟らかな肉質となっています。5つの部位の中では1番ヘルシーでもあります。ボリュームも満点ですが、あまり胸のキールが好きという方は多くはないのかもしれません。キールの部位が好きな方としては、部位の取りあいにもなりませんので、嬉しいでしょう。

キールの部分には、軟骨や小骨がはいっています。その小骨とやげんと言われる軟骨さえ除いてしまえばあとはお肉のみとなります。食べ方としては、①2本ある小骨を抜く。②黒い部分は軟骨になるので、半分にさいてから取り出す。これだけの手順となります、残りは全てお肉となりますので、食べることができます。

ケンタッキーで紹介されている美味しい食べ方は、①衣方やや透けて見える左右2つの小骨をとる。②真ん中の軟骨から肉を割く。軟骨はお好みで。といものです。軟骨が好きな方は軟骨を食べてしまってもいいかもしれません。

ウィングは手羽の部分となります。味も濃厚で美味しくコラーゲンも豊富です。ゼラチン質や脂肪も多く含まれます。しかし一見見てみると非常に食べづらい印象を受けます。ウィングの部位がうまく食べれないという方も多いでしょう。

ウィングは手羽の部分になりますので、1羽から2つしか取れない部位となります。貴重な部位となります。お肉はジューシーな部分もありますし、逆びにさっぱりとした部分もありますので、両方味わいたいという方には良い部位でしょう。

ウィングの食べ方は、①手羽先の太い部分、手羽中と言われる部位に骨が2本ありますので、ねじって抜いていきます。②手羽元の部分には太い骨がありますので、おの部分を両手で持ってから残りのお肉を食べていきます。

ケンタッキーで紹介されている美味しい食べ方は、①手羽元についた肉付きのいい胸肉を取って食べる。②内側に折れ曲がっている手を広げる。③2つに折って手羽元と手羽先に分ける。④手羽元はそのまま。手羽先は2本の骨を抜いてかぶりつく。というものです。

ケンタッキーのドラムは足の部分になります。その見た目通り持ちやすい部位になりますので、お子さんや女性に人気の部位になるでしょう。脂身も程よい感じでありますので、ジューシーな部位でもあります。先にある軟骨の部分も食べることができます。

ドラムの食べ方が1番簡単です。ドラムの食べ方は、そのままかぶりついて食べることができます。足先の関節の部分の軟骨も外して食べることができます。

ケンタッキーで紹介されている美味しい食べ方は、①両手で骨を持ってぐるりと回しながら肉を食べる。関節を折ると出てくる軟骨も食べられます。というものです。

ケンタッキーのサイの部位は、腰の部分になります。ぷりぷりとしている肉質でしっかりとした食感があります。ケンタッキーの部位の中では1番大きな部分になるでしょう。ジューシーな味ですので、満足観もあります。食べ応えが欲しい！という方からの人気はダントツでしょう。お肉の量も脂身の量も多いので、フライドチキンをがっつり食べたいというときにはサイです。

サイの食べ方は、①T字に腰の骨と大腿骨が入っていますので、大腿骨を抜きます。少しねじりながら縫うと簡単に外せます。②大腿骨が抜けたら腰骨を持ってからお肉を食べていきます。

ケンタッキーで紹介されている美味しい食べ方は、①三角形の肉にやや突き出た骨の崎を持って、少しねじりながら上に引っ張る。②すると、大腿骨が抜ける。残った肉はすべて食べることができる。というものです。

リブはあばらの部分となり、胸肉の部分にあたります。見た目は大きいかたまりのお肉となります。骨が多そうな部分でもありますが、しっかりとした味がついていて好きという方も多いのではないでしょうか？骨のまわりについているお肉まで楽しむことができ、満腹感も得やすい部位になるかと思います。

リブの食べ方は、①鶏のささみにあたる部分を手でほぐしていきます。②手でほぐしていくと大きなあばら骨が出てきます。③あばらの骨を外してから骨と骨の間にあるお肉を食べていきます。ケンタッキーの美味しい食べ方ではあばら骨はしゃぶると美味しいと記載されていますので、試してみてもいいかもしれません。

ケンタッキーから紹介されているリブのおいしい食べ方は、①肉付きのいい背骨の外側にかぶりつく。②あばら骨はしゃぶるとおいしい。というものです。

いかがだったでしょうか？今回はケンタッキーのフライドチキンのきれいな食べ方を部位別に紹介しました。ケンタッキーから、ケンタッキーのおいしい食べ方が発表されたことで話題となった食べ方ですが、絶対にこの食べ方で食べないといけないということではありません。ツイッターなどでもきれいな食べ方が話題になっていたり、食べ方の動画なども多くあり、何かとケンタッキーの食べ方が話題になっています。

ケンタッキーのオリジナルチキンの部位は5つあり、それぞれの肉質の特徴などもあります。部位ごとに食べ方などは異なってきます。自分が好きなように食べるのが1番かと思いますが、ケンタッキーのチキンをきれいに食べてみたい、人前でかぶりつかずに食べたい、最後までお肉を食べきりたいという方は話題となったケンタッキーの食べ方をマスターして実践してみるのもいいかもしれません。