松島で牡蠣料理を味わえるお店9選！ランチが楽しめるおすすめ店も！

2011年、東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県は、震災後復旧作業が進み、元の静けさを取り戻しつつあります。宮城県の太平洋沿岸は三陸海岸と呼ばれ、リアス式海岸が続くエリアです。漁業が盛んで新鮮な魚介類が水揚げされます。親潮と黒潮の潮目になっていることからも良い漁場として美味しい魚がいっぱい獲れます。そんな宮城には牡蠣という名産地が存在します。特に松島の牡蠣は全国的にも有名な牡蠣です。

松島は日本三景の一つにもなっており、世界中から多くの観光客が訪れます。そして松島で獲れた牡蠣を食べるのが最高の贅沢です。松島以外にも宮城には石巻、気仙沼と牡蠣の聖地が三か所あります。どのエリアでもカキ小屋が営業しており、美味しい牡蠣の食べ放題を堪能できます。松島の牡蠣を楽しめる店を紹介します。牡蠣の食べ放題やランチで牡蠣を堪能できる店を紹介します。

牡蠣の名産地、松島で牡蠣の食べ放題を楽しめる店が松島さかな市場焼がきハウスです。美味しい海の幸を堪能できる松島さかな市場の駐車場スペースに別館として建設されたカキ小屋が松島さかな市場焼がきハウスです。焼きたての焼き牡蠣を飽きるほど食べることができるのが最大の魅力です。大きな鉄板の上に山のように積まれた牡蠣はすべて食べ放題です。熱々の焼きたての牡蠣を頬張ることができます。

焼きガキ食べ放題は45分の時間制限で2200円です。東京では1つ1000円はしてもおかしくないようなボリューム満点の牡蠣です。すぐに元を取ることができる安い価格での提供です。スタッフが牡蠣をスコップですくい鉄板の上に豪快に乗せます。特注の鉄板で牡蠣全体を覆い蒸します。15分程度蒸すとちょうどよい牡蠣が焼きあがります。食欲をそそる香りが立ち込める中45分の食べ放題がスタートします。

牡蠣の殻をむくのはコツが必要ですが、せっかくの食べ放題の時間が無駄になってしまいます。そこで牡蠣の皮むきはスタッフにお任せするのがベストです。85度もある牡蠣の殻を次々に向いてくれます。あとは食べるのみです。美味しい牡蠣は30個以上食べる人がほとんどです。どんどん焼きあがる牡蠣でお腹も心も満たされます。営業時間は8時半から16時までです。松島海岸駅が近いですが自動車でアクセスするのがおすすめです。

毎年11月から3月までの期間限定で営業しているのが松島のかき小屋です。食べ放題プランがありますが、完全予約制のコースを利用すれば、混雑して待ち時間が発生するということはありません。完全予約制のコースは、カキ飯がセットになった食べ放題のコースです。そしてもう一つが予約なしで食べられる焼き牡蠣のみのコースです。予約なしのコースはシーズン中は混雑が必須です。待ち時間も発生することも多々あります。

松島の中でも小粒な牡蠣を中心としていますが、中身は重圧でプリっとしているのが特徴です。小さいボディに美味しさが凝縮された牡蠣だけを厳選しています。牡蠣の食べ放題だけではどうしても飽きてしまうため、カキ飯とカキ汁がセットになった予約制のコースを利用するのがおすすめです。焼き牡蠣は炭火ではなくバーナーで豪快に焼き上げます。短時間で一気に焼き上げる手法のため焼きあがる待ち時間はほとんどありません。

テーブルには牡蠣の殻を取り扱う用の軍手がありますが、数が少ないことと、軍手が濡れてくると牡蠣の熱さが直接伝わってくるようになるため、軍手を持参することをおすすめします。予約なしのコースは2200円で40分です。予約制のコースは前日までに予約が必要で、50分3200円です。当日分の受付時間は9時から13時ころまでです。予約は14時まで承っています。松島駅から徒歩15分で周囲には宿泊施設もあります。

宮城の中心地、仙台、松島にあるかき小屋仙台港は仙台うみの杜水族館の近くにある牡蠣食べ放題のスポットです。石巻市牡鹿近海で水揚げされた牡蠣が仙台港に直送され、牡蠣の食べ放題として提供されています。仙台からほど近いこともあり、休日には多くの人で賑わいます。混雑しているときには待ち時間が発生することもあります。待ってでも食べることに価値がある牡蠣であると、行列を苦としない人も大勢います。

炭火焼きスペースの周囲に簡易テーブルが設置された大型のテントの中で味わう牡蠣は炭火でしっかりと焼いた味が自慢です。身がしっかりと詰まっているため、一つ一つに食べ応えがあります。そしてこの仙台港のかき小屋は通年営業しています。冬場の本番シーズンはテントの中は冷え込みます。春や秋の気候が穏やかな行楽シーズンに訪れる人も美味しい牡蠣を味わえます。牡蠣以外にもホタテやイカ、ホンビノス貝もあります。

基本プランは牡蠣の食べ放題ですが、マイペースプランも用意されています。マイペースプランは牡蠣8個限定で1000円です。また、プラス200円で、保冷剤付きの牡蠣の持ち帰りをすることもできます。新鮮な牡蠣を持ち帰り自宅で楽しむことも可能です。食べ放題プランは時間無制限で3000円です。営業時間は10時から16時までです。仙台港へのアクセスは交通機関が少ないため自動車やタクシーを利用するのをおすすめします。

かき小屋はテントや簡易施設で開催されることが多く、牡蠣の本場シーズンの冬には松島など宮城では冷え込むため寒い思いをするのが難点です。塩釜かき小屋本店はエアコン完備で寒さが気にならない暖かい施設で牡蠣の食べ放題を楽しむことができます。レストラン風の建物ですのでくつろぎながら牡蠣を堪能することができます。落ち着いたムードの中で牡蠣を味わいたい人にはおすすめです。

宮城の名物牡蠣を食べ放題できるほか、仙台の名物牛タンも一緒に楽しめるのもポイントです。牛タンは食べ放題ではなく一品料理ですが、海の幸と山の幸を両方堪能できます。またカキフライなどの牡蠣の一品料理もあります。男性で100個近く食べる人もいる名物の牡蠣は蒸し牡蠣での提供です。焼き牡蠣の調理方法は様々ですが、蒸し牡蠣は牡蠣のうまみを逃がさずに凝縮することができる点で他の調理方法に勝っています。

牡蠣にかける調味料はポン酢やレモン、岩塩などが準備されています。様々な調味料を使用して同じ牡蠣でも異なる風味の違いを楽しむこともできます。食べ放題の中には牡蠣ご飯もあります。牡蠣だけで十分なのですが、せっかくの牡蠣ご飯も味わってみることをおすすめします。食べ放題は45分で2970円です。最低2名様からの受付です。営業時間は11時から15時までで通年営業です。東塩釜駅より徒歩5分の便利なアクセスです。

松島の観光目当ては絶景が一番ですが、名物の牡蠣もおすすめです。観光ついでに牡蠣を味わうプランはいかがですか？松島さかな市場は松島にある食事処です。牡蠣をベースにしたランチはもちろんの事、松島の新鮮な海産物を使用した海鮮丼や寿司など豊富なメニューが揃っています。魚介類を使用したラーメンもおすすめです。どれもボリューム満点です。溢れるばかりの魚介類で思わず笑みがこぼれてしまう美味しさです。

焼き牡蠣と牡蠣ごはん、さらには牡蠣のお吸い物と牡蠣づくしのランチ五大堂セットはボリューム満点で1300円の安さで提供しています。これにホタテ焼きなども加わったセットも1600円です。牡蠣以外にもまぐろ三色丼1290円、北海大漁丼2670円、いくらねぎとろ丼900円、海鮮ちらし丼1620円、うにいくら丼2160円、まぐろにぎり寿司1080円、鉄火丼1080円、いくら丼1080円などのメニューがラインナップされています。

島さかな市場でぜひ一度食べてほしい、一番の人気ランチメニューが松島かきバーガーです。バンズの中に挟まれているのは牡蠣フライです。ジューシーな牡蠣フライとパンの相性も良く、オリジナルのソースがマッチしています。価格は350円とこれも破格です。場所は松島海岸駅より徒歩8分の場所にあります。営業時間は朝8時から15時までです。その日に水揚げされた新鮮な魚介類だけを使用する鮮度抜群のランチばかりです。

大小260以上の島々が美しい景色を織りなす松島は日本三景の一つとして有名な観光地になっています。そして松島で味わう牡蠣も絶品です。海の幸の宝庫、松島で水揚げされた魚介類を惜しみなく使ったランチを提供しているのが味処さんとり茶屋です。2階の座敷席では松島の絶景を目の前にしながら魚介類の料理を堪能できます。まさに贅沢そのものです。松島観光の醍醐味がある味処さんとり茶屋は五感を満足させる店です。

ウニといくらの三陸丼2550円、松島あなご丼1730円、本日のお刺身膳1420円、天ぷら膳1420円などのランチメニューが揃う中で10月から3月までの冬季限定で提供しているのが牡蠣です。牡蠣料理は通年メニューには登場しない特別メニューとして提供されています。刺身に取り入れることもあれば、天ぷらやフライ定食になることもあります。ランチでも気軽に牡蠣料理を楽しむことができます。

ディナーではランチ以上に牡蠣も魅力に触れることができます。目の前で調理するカウンター席で美味しい地酒を傾けながら、牡蠣を堪能することができます。焼き牡蠣や生牡蠣、牡蠣の一品料理などです。営業時間はランチタイムが11時半から15時まで、ディナータイムが17時から21時です。松島海岸駅から徒歩8分の距離にあります。松島観光ではぜひ立ち寄りたいランチスポットです。贅沢な時間を過ごすことができます。

一日たった5食限定の海鮮丼を提供している松島のランチの店が三陸海鮮料理たからや食堂です。おすすめのランチはよくばり定食です。価格は2500円です。一日5食限定の幻のランチです。営業開始とともに売切れてしまうことも多く。よくばり定食を食べるために開店前から並ぶ人もいます。4名以下しか並んでいなければ、チャンスです。とにかくボリューム満点のよくばり海鮮丼は、すべて朝水揚げされた魚介類だけで作っています。

エビ、ハマチ、サーモン、いか、めかぶなどたくさんの魚介類を当然ごはんが見えなくなるまで積み上げている海鮮丼です。そして大きくてぷりぷりした生牡蠣が5個、さらにはジューシーな牡蠣フライが5個ついています。お吸い物、漬物などがセットになった豪華海鮮丼です。ごはんの量は少なく魚介類だけで構成されているといっても過言ではありません。まさに松島の贅沢ランチです。よくばり海鮮丼目当ての人も多くいます。

残念ながらよくばり海鮮丼にありつけなかったとしてもビックリ海鮮丼があります。価格は2500円です。よくばり海鮮丼ほどではありませんが、ボリュームや品質では贅沢品です。松島の海の幸を堪能できるランチばかりです。営業時間は10時から20時までです。毎週水曜日が定休日です。ただし、新鮮な魚介だけを取り扱うため、材料がなくなり次第終了となります。松島海岸駅から徒歩2分の場所にあります。

松島は日本が誇る絶景ポイントです。そして松島の食事処も和風を基調とした建物な内装が多いのが特徴です。純和風な建造物と風情ある空間、そして癒されるおもてなしで満足できる店が洗心庵です。ランチメニューは豊富に取り揃っています。松島の自慢の魚介類を丁寧に調理したランチメニューばかりです。仙台の名物牛タンを使用したランチメニューもあります。魚介と牛タンに迷ってしまうほどです。

穴子天丼1300円、天丼1100円、太助の牛たん膳1950円、冷やとろそば860円などのランチメニューの中、おすすめなのはかき丼1100円です。ぷりぷりした大きめの牡蠣を卵でしっかりとじて旨味を逃がさないようにごはんの上に乗せたかき丼は絶品です。秋から冬にかけての牡蠣の本番時期には牡蠣づくしのメニューかき三昧3250円、かき鍋1620円も登場します。ランチメニューとしてでなくディナーメニューとしても利用できます。

刺身付きのかきフライ定食1950円、単品牡蠣フライ1100円、かきそば1100円、焼きかき600円、酢がき600円などシーズン中には牡蠣料理が満載です。松島の牡蠣で豪華なランチタイムを過ごすことができます。営業時間は朝8時半から17時までです。松島海岸駅から300メートル程度と近くアクセスも便利です。日本三景松島観光のついでに立ち寄るのがおすすめです。

松島で有名な牡蠣専門店として営業しているのがかき松島こうは松島海岸駅前2号店です。松島海岸駅前という好立地にあるため、交通機関でのアクセスもとても便利です。すべてのメニューが牡蠣のみと牡蠣三昧の店で松島の牡蠣を堪能するには絶好の店です。店内はカウンター席と小さなテーブル席だけの店です。人気の牡蠣を食べられるとあり、いつも混雑しています。特に冬の牡蠣シーズンには満席になることもあります。

おすすめのメニューはオイスタープレミアムセットです。牡蠣を食べつくしたいと考えている人にはぴったりのメニューです。セット内容は牡蠣のひつまぶし、殻付きカキ３個、牡蠣のオイル漬け、カキフライ、オイスタースープです。牡蠣のいろんな調理を欲張りに楽しむことができます。松島の冬の三ツ星メニューとして人気です。牡蠣にはお酒も似合います。ランチでもお酒を飲むことができます。

自動車を運転しないのであれば、牡蠣とビールやワインはいかがですか？牡蠣は焼き牡蠣と生牡蠣があります。どちらもお酒が進む美味しさです。オイスタープレミアムセットの内容を単品で注文することもできるため、牡蠣をじっくり堪能したい人にもおすすめです。ランチの営業時間は11時半から15時まで、ディナーは16時から18時半までです。松島海岸駅から徒歩1分のアクセスが便利な場所にあります。

冬の御馳走と言えば、牡蠣です。宮城は日本で有数の牡蠣の名産地です。宮城県の海沿いの街では、カキ小屋が営業しており、牡蠣の食べ放題をふるまっています。同じように牡蠣の名産地に広島がありますが、広島の牡蠣と宮城の牡蠣には違いがあります。広島の牡蠣は瀬戸内海で水揚げされます。栄養が豊富で大きい牡蠣が取れるのが広島の牡蠣の特徴です。あっさりしており加熱調理用に向いているのが広島の牡蠣です。

一方宮城の牡蠣は、三陸の沖で生育します。外洋に向かっているため、海水が清潔で生食に向いています。小ぶりな牡蠣が多いのですが、身が重圧なのが宮城の牡蠣の特徴です。宮城の牡蠣にも三種類の聖地が存在します。松島、石巻、気仙沼です。松島の牡蠣は400年以上歴史がある宮城を代表する牡蠣です。身がしまっているのが特徴です。そして現在宮城県内トップの生産量を誇るのが石巻の牡蠣です。

そして最後に気仙沼の牡蠣ですが生産量は少ないものの、品質が最高級と人気になっています。シーズンには気仙沼の最上級の牡蠣を求めて県外からの観光客も数多く訪れます。宮城県内だけでの種類が豊富で産地をめぐって牡蠣の食べ比べをするのも面白いのかもしれません。

牡蠣のベストシーズンは冬場です。毎年10月から4月頃が食べ頃です。このシーズンに向けてカキ小屋をオープンさせる場合も多くなっています。牡蠣は夏に産卵期を迎えるため、Rのつかない月には牡蠣を食べてはならないと言われています。5月と8月が該当しますが、産卵期で身が細ってしまうからです。寒い時期にはプランクトンも豊富で牡蠣の成長を促すため、ぷりぷりの牡蠣が水揚げされます。牡蠣のシーズンは冬なのです。

松島では天然の牡蠣が生育していたことから稚貝を放して養殖する産業が昔から盛んでした。そして松島を含む宮城の三陸海岸は牡蠣の成長に欠かせないプランクトンが他の場所より多く、立派な牡蠣が生育する環境が整っているからです。シーズンの冬は海水も程よく冷たく、プランクトンが繁殖しやすいのです。そのため松島では牡蠣の養殖が昔から行われています。三陸の牡蠣は身が詰まっているため美味しいのです。

松島ではかき祭りが冬の一大イベントになっています。3万人は訪れる松島を代表するイベントです。松島では毎年11月にかき祭りが開催されています。殻付きカキやカキ汁、蒸しガキ、カキご飯など新鮮な牡蠣が食べ放題です。牡蠣のシーズン初めに行われるかき祭りでは、大漁を祝う意味でも盛り上がります。松島は日本三景の観光地でいつでも混雑しますが、かき祭りの時期は一層盛りあがります。

かき祭りが行われるのは松島だけではありません。松島のかき祭りは11月ですが、石巻でも同じ時期にかき祭りが開催されます。さらに牡蠣シーズンの終わり近くになる2月や3月にもかき祭りが宮城県内で行われています。公式なイベント以外も含めると相当数のかき祭りが各地で開催されています。かき祭りを東日本大震災の復興イベントとして取り行っているケースもあります。

松島は日本三景の観光地であるとともに牡蠣の名産地でもあります。松島の牡蠣は宮城の牡蠣でも歴史があります。そして身が詰まっているぷりぷりの食感の牡蠣が最大の特徴です。海のミルクとも呼ばれる牡蠣は栄養満点で美容にも健康にも良い食材です。そんな松島の牡蠣を味わってみませんか？素晴らしい景色を眺めながら牡蠣づくしを堪能できる店もあります。松島に旅行をするなら牡蠣三昧の贅沢プランがおすすめです。