福岡の牡蠣小屋・糸島や天神の人気店は?穴場や食べ放題店を紹介!

11月~3月頃になると無性に牡蠣が食べたくなりませんか?そこで今回は牡蠣生産率の高い福岡県内の牡蠣小屋について調査しました。ここではさまざまな漁港のある糸島エリアから若者が集う天神エリアの牡蠣小屋をはじめとして、珍しい食べ放題コースを提供する牡蠣小屋までピックアップして紹介していきます。牡蠣の獲れる時期だけの期間限定オープンだからこそ見逃せない福岡県内の牡蠣小屋情報を、ぜひチェックしてみてください。

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目次

  1. 1福岡の牡蠣小屋の人気店を調査!
  2. 2福岡の牡蠣小屋で糸島エリアの人気店
  3. 3福岡の牡蠣小屋で天神エリアの人気店
  4. 4福岡の牡蠣小屋で穴場の隠れ人気店
  5. 5福岡の牡蠣小屋で食べ放題の人気店
  6. 6糸島は牡蠣小屋の激戦区!
  7. 7牡蠣小屋について
  8. 8福岡の牡蠣小屋を穴場から名店まで楽しもう!

福岡の牡蠣小屋の人気店を調査!

福岡県は九州に位置し、博多ラーメンなどの博多で有名な県です。今回はそんな福岡県で人気を博している牡蠣、そして人気の牡蠣小屋ついて紹介していきます。福岡県の牡蠣の捕獲量は全国でもトップ10に入るほど牡蠣産量が多いのを知っていますか?なかには食べ放題のお店や居酒屋とコラボしたお店など独自の牡蠣小屋もあるので、興味のある方は福岡県で有名な牡蠣小屋をぜひチェックしてみてください。

まずは福岡県のエリアごとに人気を呼んでいる牡蠣小屋を紹介していきます。福岡県内の糸島エリアや天神エリアなど観光でも人気高い場所だからこそ美味しい牡蠣小屋があったら、観光客だけではなく地元の人々も楽しみたいものですよね。すでに牡蠣小屋についてしっかり知識を身に着けている人もこの機会にもう一度参考にしてみてください。福岡のこれまで知らなかった穴場のお店やお気に入りの牡蠣小屋が見つかるかもしれません。

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福岡の牡蠣小屋で糸島エリアの人気店

福岡の糸島エリアにはたくさんの牡蠣小屋があり、牡蠣小屋激戦区とも言われています。漁港によっても異なりますが、なかには牡蠣焼き通りと呼ばれている場所もあるようです。どこに行っても目移りしてしまうほど福岡県にある牡蠣小屋の数は多く、全てを紹介するのは難しいですが、ここではそのなかでも福岡県糸島エリアの人気店に絞って紹介していきたいと思います。

福岡県糸島エリア内にも漁港は複数あります。店舗によって牡蠣のブランド名が違ったり、甘さや風味、旨味も店舗によってまったく違うということもあるのだそうです。福岡に来たはいいけどどこの牡蠣小屋に行ったらいいのかわからない…と迷っている方も、複数比較して検討したいという方もぜひ参考にしてみて下さい。

ガンガン焼きが大好評「徳栄丸」

メディアでも紹介され有名な「徳栄丸」は福岡県糸島市志摩岐志にあります。この徳栄丸で注目されているのが缶に海鮮を入れて網で蒸し焼きにするガンガン焼きです。跳ねない、飛ばないというメリットがあり、出来上がったあと缶の蓋を開けるときの食欲をそそる磯の香りはたまりません。

予約は平日のみ可能でお店の状況により対応が異なるそうなので予約をする際は心に留めておきましょう。価格はワンテーブル300円ほどで牡蠣をはじめとした海鮮セットのよくばりセットだと3600円、ガンガン焼きは1800円となっています。はじめての方でもお店のスタッフが丁寧に教えてくれるので安心して牡蠣を楽しむことができ、食べきれなかったものは持ち帰ることも可能です。

おすすめする女の子

また徳栄丸では海鮮小さな子供向けに工夫されたメニューなども用意しているので家族連れに人気を博しています。営業時間は午前10時~午後4時までとなっており、ラストオーダーは午後3時半と早めの時間帯に設定されているので、注意しましょう。ちなみにアクセスは昭和バス岐志バス停より徒歩5分です。

メディアで紹介されているため毎年シーズンになると客足が絶えない人気店のため、徳栄丸を目的として行かれる方は事前に予約をとっておくのをおすすめします。前述しましたが、福岡県糸島エリアの岐志漁港には牡蠣焼き通りと言われているほど牡蠣小屋が立ち並んでいるので、徳栄丸はもちろんこれから紹介する牡蠣小屋もぜひチェックしてみてください。

おしゃれなカフェ気分「みるくがき豊久丸」

福岡県糸島市志摩岐志にある「みるくがき豊久丸」は黄色いポップな看板がトレードマークの牡蠣小屋です。牡蠣小屋にも関わらずシックな木目調の店内デザインで、その落ち着いた雰囲気はまるでカフェでお茶しているような感覚になれるほどおしゃれなお店だと人気を呼んでいます。

福岡県糸島エリアの岐志漁港で獲れたみるくがきを使用しており、お店ではシンプルながら下の上でとろけるような濃厚な味わいを楽しめます。また、メニューもおしゃれに凝っており、糸島野菜を使った野菜スティックなども提供しているようです。毎年10月下旬~3月下旬までの期間限定営業で、その間はお客さんの絶えない人気店となっています。

ちなみにこのみるくがきは豊久丸独自の養殖で培った強い旨味が特徴的で、高い栄養価はさることながら、年間の生産量が少ないため非常に貴重な牡蠣となっています。ワンテーブル基本300円とお手軽な値段で濃厚な牡蠣を楽しめるというのも人気を呼んでいる一因かもしれません。営業時間は午前10時~午後5時、定休日は不定期なので、もしお店に行くことがあれば事前に公式ホームページなどで確認をしてから行くのが良いでしょう。

昭和バス岐志バス停より徒歩5分とアクセスも良く、車で来店する方も300台ぶんの駐車場が用意されているので安心です。お店では牡蠣だけではなく、サザエやイカ、エビなどの新鮮な海鮮類のメニューも豊富で、またお酒を飲まれる方向けにアルコール飲み放題のメニューもあるので参考にしてください。

豊富なメニューなら「のぶりん」

福岡県糸島市志摩岐志の「のぶりん」というお店は、メニューが豊富で人気があります。牡蠣はもちろん新鮮な海鮮丼から牡蠣までジャンルにとらわれない幅広いメニューでお客さんを飽きさせません。ちなみに当店で取り扱っている牡蠣は森のめぐみ。ワンテーブル300円です。

じゃらん限定セットなどもあり、予約によっては非常に豪華なものを食べることが出来るかもしれません。平日は午前10時~午後3時まで、休日と祝日は午前9時~午後4時までとなっています。アクセスは上記と同じく昭和バス岐志バス停より徒歩5分の距離です。大きくのぶりんと書かれた看板にはキャラクターも描かれていて、可愛らしい印象を受けるお店なのでぜひチェックしてみて下さい。

白いビニールハウスが特徴「こうちゃん」

福岡県糸島市志摩岐志、上記の牡蠣小屋と同じ場所にあるこうちゃんという牡蠣小屋ではタルタルソースがついた牡蠣フライが人気を呼んでいます。森のめぐみを使用し、大きな身をじゅわっと焼き上げたときの香ばしい磯の香りはたまりません。こうちゃんの営業時間は午前10時~午後5時までで、ラストオーダーは午後4時頃となっています。

福岡県糸島エリアの牡蠣小屋は数が多いだけでなく、どこもお客さんで賑わう人気店なのでどこに行くか迷ってしまう方もいると思いますが、お店によってメニューや牡蠣の焼き方が違うので自分好みの焼き方をしているところを重視してお店選びをすると良いかもしれません。牡蠣フライが好きという方は、ぜひこうちゃんの牡蠣フライを試してみて下さいね。

少し離れているけど見逃さないで「岡崎旭星」

前述で紹介してきた牡蠣小屋が並ぶ福岡県糸島エリアの牡蠣焼き通りから少し離れたところに位置しているのが、この岡崎旭星です。営業時間は午前10時半~午後5時で他の牡蠣小屋とほぼ変わりませんが、牡蠣焼き通りだけに気をとられているとあやうく見落としてしまうので気をつけましょう。

こちらも森のめぐみを使用していますが、新鮮な牡蠣を提供するために毎朝沖合まで船を出して収穫しているそうです。獲れたてほやほやの牡蠣は新鮮そのもので、美味しくないわけがありません。岡崎旭星ではシンプルに焼いて食べるスタイルのようで、牡蠣そのものを味わいたいという人にはもってこいのお店です。また牡蠣焼き通りから少し離れた場所にあることもあり、比較的入りやすいお店であるとも言えます。

福吉の牡蠣なら「伸英丸ささき」

福岡県糸島市二丈にある伸英丸ささきの牡蠣は福吉漁港で獲れたものを使用しています。焼き牡蠣の伸英丸と公式ホームページにも書いてある通り、伸英丸では焼き牡蠣を主に提供しているようです。営業時間は午前10時~午後5時までで、平日の火曜と水曜はレディースデイを開催しています。女性の方におすすめです。

そしてアクセスはJR福吉駅から徒歩10分ほどと、これまで紹介してきた福岡県糸島エリアの岐志漁港の牡蠣焼き通りとは異なるので注意してください。また、伸英丸では産地直送の通信販売も行っています。福岡県へ行く機会がない、現地に行って食べられないという方も新鮮な牡蠣を家で楽しめるので、ぜひチェックしてみて下さいね。

船越まで行ったら「かきハウスもっくん」がおすすめ

福岡県糸島市志摩船越には「かきハウスもっくん」という牡蠣小屋があります。海沿いに数軒並ぶ牡蠣小屋のひとつで漁師直営店という文字が目に飛び込んできます。大型ハウスなのでお客さんの収容量も多く、昭和バス船越バス停より徒歩5分なので比較的行きやすいお店であると言えます。

福岡県船越漁港で獲れた糸島産の牡蠣を使用しており、豊富なメニューのなかには新鮮な海鮮を使った海鮮丼などもあるので牡蠣以外にもぜひ注目してみてください。福岡県の糸島には漁港が複数あり獲れる牡蠣も違うため、漁港ごとの牡蠣を比べてみるのも面白いかもしれません。

焼き牡蠣がおすすめ「ひろちゃんカキ」

福岡県糸島市加布里というところにある「ひろちゃんカキ」というお店では、焼き牡蠣をおすすめしています。牡蠣のほかにもサザエやえびなどの海鮮メニューが豊富なだけでなく、とくに牡蠣は塩分の低い無菌地下海水で貯蔵するという方法で通常の牡蠣に比べても甘みが強いそうです。

営業時間は午前9時~午後5時までとなっています。しかし牡蠣がなくなり次第終了となってしまうので、不安な方は予約をしておくと安心できるでしょう。ひろちゃんカキには土日祝専用の予約ハウスもあり、混雑する週末も比較的スムーズな案内が行われています。電車やバスを使って行きにくいという難点もありますが、駐車場は多く用意してあるのでぜひ車やタクシーを使って行ってみて下さい。

カキボーがかわいい「マルハチ」

福岡県糸島市志摩船越にある「マルハチ」という牡蠣小屋を知っていますか?牡蠣をキャラクターにしたカキボーの顔だしパネルが一番に目を引くお店で、牡蠣をはじめとしたサザエや帆立、エビなど豊富な海産物を炭火で味わうことが出来ます。さらにネギトロ丼やいくら丼といったご飯ものからエビフライ、ホタテフライなどの一品ものも提供しています。

持ち込みは飲み物とおにぎりが可能ですが、店内で販売されているもの以外は焼けないので注意しましょう。営業時間は午前10時~午後5時までで、平日のみ予約を受け付けています。店内の状況によっては早めに閉店することもあるそうなので、時間に余裕をもって来店した方が安心かもしれません。炭火焼きだからこそ引き立てられる海産物の美味しさ、ぜひチェックしてみてください。

福吉ブランドが魅力「牡蠣小屋ますだ」

福岡県糸島市二丈の福吉漁港で獲れる一粒ガキを扱う牡蠣小屋ますだは、なんと牡蠣で有名な糸島で最初に牡蠣小屋をオープンさせたお店です。歴史的にも、福岡県内でもはやくから牡蠣の養殖をはじめ、これまで山の自然に恵まれた福吉で上質な牡蠣を養殖してきたそうです。牡蠣は山から海へと流れ込んだ養分で育ったプランクトンを餌にして育っていきます。このプランクトンのおかげで美味しい牡蠣が生まれているのです。
 

福岡県福吉漁港自慢の一粒ガキの特徴は、なんといっても引き締まった身のプリプリとした食感です。甘みが強く、口にいれた途端に広がる濃厚なうま味は一粒ガキだからこそ味わえます。牡蠣以外にもますだにはさまざまな海産物を取り揃えており、日によっては通常メニューにないラッキーメニューが追加されることもあります。

そして、魚と肉類以外は基本的に持ち込み可とされています。ドリンクやお酒、ご飯類や野菜、調味料など各自好きなものを持ち込めるのはますだの魅力のひとつです。ちなみにますだは炭火焼きではなくガス焼きであることも特徴で、炭火焼き特有の灰臭さなどはありません。小さなお子さんがいる家族連れには安心できる環境だと言えるでしょう。

営業時期は10月末から3月末までで、基本的に定休日はありません。朝9時からの営業で、閉店は午後5時とはやめなので注意しましょう。福岡県福吉漁港自慢の生牡蠣はますだの向かい側で販売もされており、地方発送もしているのでお土産にも最適です。福岡県糸島の牡蠣小屋発祥の地、ぜひ一度訪れてみてください。

他にもたくさんの牡蠣小屋がオープン

福岡県糸島エリアの牡蠣小屋をいくつかピックアップして紹介しましたが、上記で紹介した以外にもたくさんの牡蠣小屋がオープンしています。福岡船越漁港では「かきハウス正栄」や「服部屋」、福岡岐志漁港では「富士丸」や「中宮丸」といくつもの牡蠣小屋が新鮮な牡蠣を提供しているので漁港を訪れた際にはここで紹介した牡蠣小屋以外もぜひチェックしてみてください。

糸島半島小屋ガイドというホームページには糸島エリアでオープンしている牡蠣小屋について詳しく紹介しています。福岡県の糸島を訪れる際にはぜひ参考にしてください。また、牡蠣は漁港やお店によってもブランドが異なるので自分の行くお店がどの牡蠣ブランドなのか確認しておくとより楽しむことが出来るでしょう。

しかし福岡県の牡蠣小屋は糸島エリアだけにあるわけではありません。次項では中央区の福岡県の天神エリアにある牡蠣小屋について紹介していきます。福岡天神エリアは福岡県のなかでも若者が多く集う場所として有名で、繁華街もあるため非常に栄えている土地です。そんな福岡天神エリアで人気を呼んでいる牡蠣小屋、ぜひチェックしてみてください。

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福岡の牡蠣小屋で天神エリアの人気店

ここまで福岡県糸島エリアの牡蠣小屋について紹介してきましたが、ここからは福岡県中央区天神エリアの牡蠣小屋について紹介していきます。前述したとおり天神は若者に人気のエリアですが、いったいどんな牡蠣小屋があるのでしょうか?また糸島エリア、天神エリアに限らず福岡県内ではあちこちに人気の牡蠣小屋があるので、牡蠣のブランドや漁港ごとの味の違いなどを比較してお気に入りの一店を見つけて下さい。

恵比須牡蠣を堪能できる「天神牡蠣小屋博多家」

恵比須牡蠣というのを知っていますか?福岡の恵比須牡蠣は博多湾で獲れる美味しい牡蠣なのですが、福岡県福岡市中央区今泉にこの恵比須牡蠣を楽しめるお店ができたそうです。このお店で使用しているのは言わずもがな唐泊恵比須牡蠣という牡蠣。冬季限定オープンながら、今泉という若者がよく足を運ぶ地で人気を呼んでいます。

福岡県天神駅から徒歩5分というアクセスの良さですが、専用駐車場はないので車で来店される方は近くのコインパーキングなどを探して止めましょう。営業日は金~日と祝日で、営業時間は午後5時~午後9時までと特殊な形態なので注意してください。事前に営業時間などを調べておくと安心して来店できるでしょう。

ビルの屋上にオープン「磯貝めちゃんこのかきごや」

福岡県福岡市中央区天神の天神エリアにある磯貝めちゃんこのかきごやというお店は、なんとビルの屋上にお店を構える牡蠣小屋です。福岡で人気の居酒屋である「磯貝」と麺処の「めちゃんこ亭」がコラボしてオープンしたこのお店では炭火焼きで牡蠣を楽しむことが出来ます。

街中の福岡ビルの屋上という珍しい場所にお店を構えながら、日々お客さんで賑わう当店は、缶で蒸し焼きするガンガン焼きのメニューもあります。牡蠣以外にも磯貝やめちゃんこ亭の人気メニューも味わうことができるので、牡蠣以外にもいろいろな食事を楽しみたいという方におすすめです。

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福岡の牡蠣小屋で穴場の隠れ人気店

福岡県内の糸島エリアや天神エリアの牡蠣小屋について紹介してきましたが、ここからは福岡県内中でも穴場の知る人ぞ知る人気店をピックアップして紹介していきます。11月~3月の牡蠣小屋オープン時期になると、福岡県内のどこのお店もお客さんで賑わっていますが、なかには立地などの関係であまり気づかれないお店もあるのです。そんな隠れ名店だからこその魅力は必見です。

海鮮がどれも絶品「糸海」

知る人ぞ知る、といっても過言ではないこの「糸海」という牡蠣小屋は福岡深江漁港の奥地にあります。漁港近くながら牡蠣の養殖場も目の前で、静観とした海とどこか南国リゾートのような雰囲気は牡蠣小屋には珍しいロマンチックなロケーションだとして人気を呼んでいます。ちなみにこの「糸海」は「いとしぃ」と特殊な読み方をするので覚えておくと良いでしょう。

糸海には牡蠣の他にも定食のメニューがあり、がっつり海鮮を楽しめるのも魅力の一つです。さらに糸海おすすめのメニューのなかにはキムチ鍋という変わり種もあり、牡蠣やご飯を入れて煮込んだキムチ鍋は牡蠣小屋にはあまりない独自メニューながら美味しいと話題を呼んでいます。

しかし糸海は福岡深江漁港の奥地にあり、お店までの道が細く大変だという声も聞かれるので、来店される方はそっと心に留めておきましょう。漁港から少し離れている分、ほかの牡蠣小屋と比べてもお客さんは少なく入店しやすいため、まさに福岡県内でも穴場的存在です。ぜひチェックしてみてください。

住所は福岡県糸島市二丈松末の深江漁港の奥地で、営業時間は午前11時~午後5時、例外として日曜と祝日は午前10時からの営業です。定休日は火曜日なので土曜日や日曜日に家族で訪れるのも良いかもしれません。予約優先なので、もし来店される方は予約をしておくとスムーズに入店できるでしょう。他の牡蠣小屋同様、11月~3月の冬季限定の営業なので、見逃さないように注意してください。

炭火で焼く定番牡蠣「日進丸」

福岡県糸島市志摩岐志の岐志漁港にある「日進丸」という牡蠣小屋は牡蠣焼き通りの道沿いにあります。民家の一部を改装して造られた他の牡蠣小屋とは少し違った雰囲気で、牡蠣焼き通りの牡蠣小屋のようなハウス型ではありません。さらに意外にも穴場的な牡蠣小屋で、空いているときは待ち時間なしで入れるときもあるのだそうです。

しかしやはり福岡糸島エリアの岐志漁港だけあり混雑している時はなかなか入店できない人もいるかもしれません。そういうことを危惧してしまう場合は事前に予約しておくと安心できるでしょう。新鮮な牡蠣を炭火で焼くというのもまた特別で、ガス焼きではない特有の美味しさが人気を呼んでいる一因と言っても良いでしょう。

福岡の牡蠣小屋で食べ放題の人気店

営業するイラスト

ここまで福岡県内のさまざまな牡蠣小屋を紹介してきましたがいかがでしたか?ここからは福岡県内でも食べ放題コースのあるお店をいくつかピックアップして紹介していきます。食べ放題といっても形態はさまざまですが、なかには一年中食べ放題コースがあり、いつでも牡蠣を楽しめるという牡蠣好きには見逃せないお店の情報も揃えました。期間限定でしか味わえない牡蠣の食べ放題という魅力がつまった牡蠣小屋は必見です。

居酒屋メニューも一緒に「益正天神本店」

居酒屋として人気を得ている益正も牡蠣小屋をオープンしています。福岡県福岡市中央区天神の天神エリアにあり、天神駅からすぐのアクセスの良さで仕事帰りのサラリーマンにも人気です。当店では炭火焼きで牡蠣を楽しむことができ、益正の居酒屋メニューも一緒に味わえるの大きな魅力でしょう。さらに食べ放題・飲み放題コースもあり、さまざまな料理を味わうことができます。

営業時間は午前11時~午後3時、午後5時半~午後11時までと昼の部と夜の部に分かれています。定休日は日曜日と祝日なので注意してください。天神駅から近いので比較的行きやすいお店であると言えますが、車で来店される方は駐車場についてあらかじめ考えておくと良いでしょう。益正に行ったことがあるという方も、まだ行ったことがないという方も天神に行ったらぜひ訪れてみて下さい。

船の上で楽しめる「ざうおのカキ小屋」

福岡県福岡市中央区長浜の天神駅から徒歩10分のところに出来た「ざうおのカキ小屋」は、天神エリアの牡蠣小屋のなかでも非常に高い人気を誇っている牡蠣小屋です。その人気の秘密はなんといっても食べ放題、飲み放題のメニューがあること。食べ放題、飲み放題をつけた100分バーベキューコースでも価格は3000円~と比較的リーズナブルな設定となっています。

牡蠣だけでなく、サザエやあっさりといった海鮮からじゃがいもやキノコといった野菜、さらにウインナーや豚トロなどの肉系、極めつけはデザートまで食べ放題という豪華さです。そこに飲み放題もつけると、約30種類以上のドリンクが飲み放題となります。この豪華な食べ放題バーベキューコースは11月~2月末までの期間限定提供となっているので、ぜひチェックしてみてください。

そしてこのざうおのカキ小屋の最大の魅力といえば、海をイメージした店づくりをしているということです。なんと店内には大きな生簀に船が浮いており、お客さんたちはその船の上で食事をするというスタイル。食べ放題の上に魚釣りまで出来てしまうという独自の切り口から、大きな人気を呼んでいます。

明るく賑やかな店内で、魚釣りをしながら食事を楽しめるとあって家族連れにも大人気です。他にはない楽しみ方が支持を集め、牡蠣小屋の多い福岡県のなかでもとくに人気のあるお店となっています。食べ放題、飲み放題の豪華な食事に魚釣り、宴会のような雰囲気を楽しみたい方はぜひ訪れてみて下さい。

一年中牡蠣が食べ放題「磯っ子商店」

福岡県福岡市中央区天神の天神駅から徒歩2分の距離にある個室居酒屋の磯っ子商店では、なんと一年中牡蠣の食べ放題を実施しています。このお店では一年牡蠣というものを使用しており、収穫後急速冷凍することによって新鮮で美味しい牡蠣を一年中楽しむことが出来るという牡蠣好きにはたまらないお店です。

牡蠣食べ放題1980円というとてもリーズナブルな値段で、他にも浜焼き食べ放題や2時間飲み放題付きの宴会コースなどメニューも豊富です。居酒屋メニューはもちろん牡蠣以外の新鮮な海の幸も多く取り揃えているので、飽きることなく楽しむことが出来ます。福岡県中央区天神駅からすぐというアクセスの良さも相まって、非常に人気のあるお店となっています。

糸島は牡蠣小屋の激戦区!

店のなか

これまで福岡県の複数エリアの牡蠣小屋について紹介してきましたが、そのなかでも福岡県糸島エリアは牡蠣小屋の激戦区だと言われています。牡蠣焼き通りをはじめとして複数ある漁港ではどこも牡蠣小屋が立ち並び、どこの牡蠣小屋が良いのか迷ってしまう方もいると思います。福岡で有名なものでもブランドごとに牡蠣の味わいは異なるので、いろいろな牡蠣を比べてみるのも面白いかもしれません。

糸島牡蠣の味わい

醤油

福岡県糸島の牡蠣はこってりと濃厚なうま味が特徴だと言われています。主に福岡糸島岐志漁港の森のめぐみという牡蠣ブランドを使用しているところが多く、毎年11月~3月の牡蠣の時期になると多くの牡蠣小屋がオープンし、寒いなか新鮮な牡蠣を待ちわびたお客さんで賑わいます。牡蠣小屋に行ったことがないという方も、ぜひ一度訪れてみてください。

牡蠣小屋について

牡蠣小屋はバーベキュースタイルで牡蠣を焼いて楽しむことができるお店です。基本的には牡蠣の時期である11月~3月の冬季限定でオープンするところが多く、お店によってサービスや提供する牡蠣も異なります。また炭火焼きかガス焼きかという違いもあり、それだけでも牡蠣の味わいがまったく変わってくるので、いろいろな牡蠣小屋を比較しながら自分の好みのお店を見つけてみて下さい。

新鮮牡蠣をその場で味わえる

牡蠣小屋の最大の魅力は新鮮な牡蠣をその場で焼いて味わえることです。牡蠣小屋が多く立ち並ぶ場所では、どこからも牡蠣や海鮮を焼く音と磯の良い香りが漂ってきて食欲をそそります。なかには朝、沖合から獲ってきたばかりの本当に新鮮な牡蠣を食べられるお店もあるので、獲れたてほやほやを食べたいという方はお店の情報をチェックしてみましょう。

牡蠣が収穫できるのは11月~3月と寒い時期なので、防寒グッズは欠かせません。牡蠣小屋ではつねに火を使って焼いているのであまり寒くないと感じるかもしれませんが、それでも真冬の時期は体に堪えます。なかにはお店でジャンパーを貸し出しているところもありますが、事前に寒さ対策をしておくと安心でしょう。

持ち込みOKのお店も?

考える図

牡蠣小屋のなかには、持ち込みを可としているところも少なくありません。海鮮だけではなく、おにぎりなどのご飯系や野菜などを持ち込んでバーベキュー感覚で楽しむ方もなかにはいるようです。しかし食べ放題のお店や店舗型の牡蠣小屋では持ち込み自体禁止している場所もあるので注意が必要です。

持ち込んだ食材をお店の網で焼いていいかどうかは、お店ごとのルールによって違います。とはいえ前述したとおり持ち込み可であるところは比較的多い傾向にあり、おにぎりやドリンク類を持参して楽しんでいる人も少なくありません。新鮮な牡蠣のお供として持ち込みたいものがある場合は、事前にお店に確認をとることをおすすめします。

美味しい牡蠣の焼き方

ここで美味しい牡蠣の焼き方を紹介します。まず牡蠣の殻にはふっくらした面と平な面があるので、網の上に置く際には平らな面を下にして置きましょう。網の上に置いたら、蓋をかぶせて約3分加熱していきます。ここで重要なのは、牡蠣を重ねて置かないようにすることです。蓋を被せられるくらい牡蠣を置いたら、殻がはじけるまで待ちましょう。

約3分ほど焼いたら蓋を外して、今度は牡蠣を裏返して加熱していきます。牡蠣小屋では軍手やジャンパーを貸し出しているところが多くあるので、必ず熱対策をしてからひっくり返しましょう。牡蠣の殻はとても熱いので火傷しないように注意が必要です。裏側も約3分加熱したら、温度計を使って中の温度を見ていきます。牡蠣の中心部が85度以上であれば大丈夫です。それより低い場合は、もう少し様子を見ながら焼いてください。

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福岡の牡蠣小屋を穴場から名店まで楽しもう!

ここまで福岡県内の牡蠣小屋について、たくさん紹介してきましたがいかがでしたか?牡蠣小屋の激戦区である糸島から若者で賑わう天神まで、福岡内にはいたるところに牡蠣小屋が存在します。食べ放題コースやバーベキューコースなど、サービスもさまざまでどこに行ったらいいのか迷ってしまいますね。日々行列のできる名店から穴場の牡蠣小屋まで、ぜひ自分のお気に入りの牡蠣小屋を見つけてみてください。

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