絶品うなぎの名店人気ランキングTOP15!東京の老舗有名店といえば?

うなぎは日本人にとってなじみ深く全国各地に名店と呼ばれるお店が点在しているものです。そんなうなぎの名店では美味しい絶品のうな重やうな丼が食べられるものですが、人気のお店を15選あげるとしたらどこがランクインするでしょうか?また、東京には老舗の有名店が浅草などを中心に数多く存在するのですが、特に人気のおすすめ店はどこでしょうか?今回は、そんな全国・東京の絶品うなぎの人気店について掘り下げます。

絶品うなぎの名店人気ランキングTOP15!東京の老舗有名店といえば?のイメージ

目次

  1. 1うなぎの味は関東と関西で全く違う!
  2. 2うなぎを食べるならここ!全国のおすすめ名店TOP15
  3. 3うなぎが美味しい東京の老舗有名店はどこ?
  4. 4全国の美味しいうなぎを食べ尽くそう!

うなぎの味は関東と関西で全く違う!

うなぎは全国的に食べられる日本の国民食とも言えるほどの存在ですが、名店と呼ばれるお店はどこもうなぎそのものの質からその焼き方まで、かなりのこだわりをもっているものです。特に東京では浅草などに人気の老舗が多いようですが、そんな名店の味を理解するためにはまず、うなぎの味が関東と関西ではかなり異なることを覚えておきましょう。

うなぎは関東と関西で焼き方と味が違う

土用の丑の日はうなぎというイメージがありますが、土用の丑の日に関わらず美味しいうなぎ料理を楽しめるお店は関東・関西問わずに多いです。そんなうなぎの名店をチェックしていく中でまず把握しておきたいのは、うなぎの焼き方と味は関東・関西で異なる点です。この違いを知っておけば、うなぎの楽しみ方はより広がるでしょう。

うなぎは江戸で流行した食材のひとつとして知られていますが、関東風のうなぎ料理はまずうなぎのさばき方が背開きという点に特徴があります。これに関しては腹開きが切腹を連想させるために背開きになったという説がありますが、商人の街であった関西では「腹を割って話す」ことにあやかってうなぎを腹開きでさばくようになったそうです。

また、東京浅草などで大人気の関東風のうなぎ料理は蒸しの工程が重要となるのに対し、関西風のうなぎ焼きは蒸さずに焼き、うな丼にする際にご飯で挟んでうなぎを蒸すようです。うなぎの身を柔らかくするために必要なこの過程ですが、関東風と関西風ではこの調理法の最も重要な部分にも違いがあるため、味わいにも確かな差が出るようです。

東京の中でも浅草などの下町にはおすすめの名店が多いうなぎ料理ですが、関東風のうなぎ料理は蒸すために柔らかいのが特徴的です。そのために余分な脂が落ち皮が箸で割れるほどに柔らかくなります。一方の関西風は蒸さずに金串で長時間焼くためにパリッとした食感が特徴的なうなぎ焼きに仕上がり、関東風とはまた違っった仕上がりになるのです。

関東と関西の間に生まれた味、中部流

お伝えしたように関東風と関西風のうなぎ料理ではその調理法が異なるために仕上がりにもかなり差が出ると言われていますが、中部地方では関東風のお店と関西風のお店が混在した形となります。特に静岡県浜松市はうなぎ料理の名店が多い地域として全国的に名を馳せていますが、そんな浜松では関東風・関西風両者の味を楽しめるようです。

このように関東風・関西風どちらの味も楽しめる地域がある一方で無視できないのは、中部流という独自のスタイルです。中部流のうなぎ料理は、基本的に蒸しの工程を加えないなど関西風に類似している部分が多いようです。しかし、関西風のうなぎ焼きとはそのたれに使用する砂糖などの調味料の配合やその食べ方などに違いがあるようです。

名古屋発のうなぎ料理で現在では全国的に親しまれているものには、ひつまぶしが挙げられます。ひつまぶしはうなぎの身が細かく切り分けられている上にお櫃に盛られたものを茶碗などに移し替えて食べ、お茶漬けなどにもできるという他のうなぎ料理にはない魅力があり、おすすめの名店でひつまぶしを食べるのもおすすめだと言えます。

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うなぎを食べるならここ!全国のおすすめ名店TOP15

うなぎ料理と言っても関東風と関西風ではその焼き方や仕上がりにかなり違いがあることに加え、両者の折衷とも言える中部流という焼き方もあるようです。そんな焼き方の違いも意識しながら食べるとよりうなぎの楽しみ方が広がりますが、全国に存在する数ある名店の中から特におすすめのお店を15店挙げると、以下のようになります。

第15位:江戸から続く老舗!大阪旭にある「魚伊本店」

大阪は関西風のうなぎ料理を楽しめる老舗が多いものですが、中でも名店と名高くおすすめとなるお店は、旭区にある魚伊本店です。魚伊本店は1867年から続く老舗のひとつですが、創業当初から炭火焼きの中でも備長炭を使ったうなぎ料理にこだわっています。そんな魚伊本店のうなぎは、パリッとした皮の食感が特徴的で美味しいようです。

うなぎを銘柄ではなく品質で選ぶという魚伊本店は、全国各地からそのとき最も質のよいうなぎを仕入れています。また、輸送でのストレスを和らげるべくうなぎを一日寝かせる立て場にも惜しみない工夫が盛りだくさんとなっており、大阪一とも言われる本当に美味しいうなぎ料理を提供するために一切の妥協を許さない姿が見受けられる名店ぶりです。

第14位:名産地ならではの味わい!鹿児島の「うなぎの末よし」

鹿児島は全国有数のうなぎの名産地として知られていますが、そんな鹿児島天文館にあるうなぎの末よしは、鹿児島ならではのシラス台地で育てられた良質なうなぎを堪能できるおすすめのお店です。そんなうなぎの末よしは、動物文学の先駆者として知られてる椋鳩十も日本一のうなぎ料理だと賞賛したほどであり、確かな美味しさを堪能できます。

そんなうなぎの末よしでは大隈産のハイクオリティなうなぎを使ったうな重を3000円以下でもお腹いっぱい楽しめますし、その焼き加減と秘伝のたれとの相性もまさに絶妙と言うほかない仕上がりとなっています。また、肝吸いの代わりに提供される白味噌の鰻肝入りの味噌汁は、関東風のうなぎ屋では味わえない独自の楽しみだと言えるでしょう。

第13位:行列のできる関西風の名店!浜松の「炭焼うなぎ加茂」

浜松といえば全国有数のうなぎの名産地であり多くのうなぎ屋が軒を連ねる激戦区としても知られています。そんな浜松の中で本当に美味しいうなぎ屋を厳選してピックアップするとしたらまず外せないのが、炭焼うなぎ加茂となるでしょう。東都筑駅からほど近い加茂では、肝吸いとお新香つきのうな重を一本分で3200円という安さで楽しめます。

炭焼うなぎ加茂のうな重は、炭焼ならではの香ばしさを存分に楽しめるのが特徴的ですが、たれはあくまで甘さ控えめとなっているのが魅力的です。うなぎ本来の弾力とパリッとした食感が特徴となる皮のコントラストによって口の中で何倍にも旨味が引き出されますが、そんな絶品うなぎを楽しめる加茂は浜松観光の際に訪れるべき名スポットです。

第12位:江戸の風情感じる老舗!福岡の柳川にある「若松屋」

うなぎの名店は九州にも多く存在しますが、福岡にある名店として名高いのが若松屋です。若松屋は情緒あふれる通りの一角にあり、店内の雰囲気も古風でまさに江戸時代から続くうなぎ屋という感じですが、そのうなぎの味もまさに老舗の味わいです。そんな若松屋ではうなぎの蒲焼を松3800円、竹3040円とリーズナブルに楽しめます。

また、若松屋ではうざくなどの一品料理も楽しむことができますが、うな重とうざくなどのセットとなった会席もリーズナブルに楽しめてこちらは女性にも人気となっています。また、ふっくらと蒸したうなぎをなかごに入れて錦糸卵をトッピングしたせいろ蒸しも抜群に美味しいと話題ですが、九州随一の伝統の味は遠方から足を運ぶ価値ありです。

第11位:餃子の街の絶品うなぎ!宇都宮の「川蝉」

続いて紹介するおすすめのうなぎ屋は、餃子の街として名高い宇都宮にある川蝉というお店です。宇都宮を訪れた際にはもちろん餃子巡りは欠かせないものですが、そんな宇都宮だからこそ楽しみたい川蝉のうなぎ料理は、活うなぎを朝にさばいてその日のうちに使い切るという徹底ぶりから生まれる極上のものです。

そんな川蝉のうな重は、松が3564円、竹が2916円という価格設定になっています。川蝉の蒲焼は濃厚かつ軽めの後味で美味しいと評判がよいですが、白焼きもかなりジューシーで何もつけずに美味しく食べれると話題ですから、ぜひ両者を食べ比べてみてはいかがでしょうか?

第10位:絶景を眺めながらうな重を!土浦にある「三浦柳」

宇都宮にも全国にファンをもつうなぎの名店は存在するようですが、お隣の茨城県も負けてはいません。土浦にある三浦柳は、霞ヶ浦の絶景を眺めながら絶品のうなぎ料理を楽しめるというなんとも特別なお店です。いつもとは違うシチュエーションで食べるうなぎは、まさに非日常ならではの味わいなのです。

そんな三浦柳のうな重は上で4104円となっていますが、国産の良質なものにこだわったうな重は肉厚で香ばしさと濃厚さのバランス感に富んでいます。都内からのデイトリップにもおすすめのグルメスポットとして、ぜひ土浦の三浦柳をチェックしてみてはいかがでしょうか?

第9位:明治から続く秘伝の味!長崎諫早の「北御門」

九州にも老舗のうなぎ屋というのは数多く存在しますが、その中でも長崎諫早にある北御門というお店は、明治16年創業という信頼の実績を有しています。北御門ではお土産にもおすすめなうなぎまんじゅうなどの名物もあり、長崎観光に訪れた際にはぜひ諫早の北御門を訪れうなぎを堪能し、お土産に一風変わったまんじゅうも購入したいものです。

そんな北御門の人気メニューは、蒲焼を4切楽しむことができる松ご膳を3454円で楽しめるほか、ヘルシーで女性にも人気の石焼ひつまぶしが3084円とこちらもかなりリーズナブルに楽しむことができます。さらに骨せんべい、うざく、うまきなどの一品料理のクオリティにも一切の妥協はみられませんから、とことんうなぎ料理を堪能できそうです。

第8位:諏訪湖畔で楽しむ二度焼きの味!長野岡谷の「あら川」

続いて紹介する全国のうなぎ屋の名店は、長野県岡谷にあるあら川です。岡谷は長野県屈指のうながの名産地として知られていますが、諏訪湖畔に店を構えたあら川は他のお店ではなかなか体験できない絶景を眺めながら美味しいうなぎを楽しめるという、なんとも贅沢なお店です。香ばしい炭火焼のうなぎは、二度焼きで最大限に引き出されています。

そんな岡谷のあら川は、1700〜2500円程度の価格でお腹いっぱいにうな重を楽しむことができます。あら川のうなぎのたれはやや甘めに仕上がっているのが特徴的であり、ご飯との相性も抜群に仕上がっています。窓の外に広がる美しい諏訪湖の景色にうっとりとしながら食べるあら川のうな重は、職人の技がなせるまさに伝統の味となっています。

第7位:希少な青うなぎを楽しめる!小田原にある「友栄」

小田原市にある友栄は、酒蔵の酒造りに使われた地下水をうまく活用したうなぎ料理が名物となっており、各地の問屋から直送される本当に美味しいうなぎを丁寧な形で味わうことができます。小田原随一と名高いその味わいは、都内から何度も気軽に足を運びたくなるような滋味深いものです。

友栄で使用されているうなぎは青うなぎと呼ばれる最上級のものであり、他店ではなかなか味わえない極上の味わいとなっています。さらに友栄はすっぽん料理も美味しいと話題なので、ぜひ何度も足を運びうなぎ料理とともに楽しみたいものです。

第6位:日本一と名高いひつまぶし!名古屋にある「しら河」

続いて紹介するうなぎ屋は、名古屋にあるしら河というお店です。名古屋といえば関西風でも関東風でもなく中部流のひつまぶしが美味しいお店が多く存在することで知られていますが、そんな名古屋の名店の中でも特に美味しいと言われているのがしら河です。しら河は、時節に応じて最も質のよいうなぎを厳選する徹底的なこだわりが特徴的です。

そんなしら河のひつまぶしは、熟成のたれの滋味深い味わいがたまらないのはもちろん、最後に食べるお茶漬けも絶品だと話題になっています。そんなしら河のひつまぶしは通常タイプのものが2450円、上ひつまぶしは2960円という値段で楽しめます。さらにテイクアウト用の弁当も充実しているので、観光ついでに持ち帰りで楽しむのもアリです。

第5位:幻の鰻共水うなぎを贅沢に使用!千葉県成田の「駿河屋」

続いて紹介するのは、千葉県成田にあり成田空港からのアクセスも抜群な駿河屋です。駿河屋では幻のうなぎと呼ばれることも多い共水うなぎを使用しており、一般的なうなぎとは一線を画した絶妙な味わいを楽しむことができます。共水うなぎは身の肉厚さと甘さ、有している栄養価の高さは数あるうなぎの中でもダントツであり、大人気なのです。

そんなこだわりのうなぎを日本の玄関口からすぐの地で食べられるのは非常に嬉しいものですが、そんなうなぎを無駄にすることない伝統の技術と秘伝のたれは、まさにリピート必至の味わいです。しつこさがまるでなくいつまでも食べ続けられてしまうような駿河屋のうなぎ料理の数々は、これまで食べてきたうなぎの概念を大きく覆すことでしょう。

第4位:関西風と関東風のハイブリッド!大阪の「舟屋」

大阪には関西風の絶品うなぎを楽しめる人気店が多いものですが、その中で関東風も折衷したりひつまぶしにしたりと他の手法も組み合わせた独自のうなぎ料理を楽しめるのが、大阪の舟屋です。舟屋のうなぎは関東風の蒸しの工程をしっかりと加えているために身がほどよく柔らかいのが特徴的ですが、皮のパリパリ感が残っているのも魅力でしょう。

そんな舟屋は寺田町駅から徒歩2分というアクセスのよさもおすすめポイントですが、やはり創業80年以上ということで受け継がれてきた伝統の味を間違いなく楽しめるのが嬉しいものです。そんな舟屋のメニューは、ひつまぶしからうな丼うざく定食、うな丼うまき定食など豊富なラインナップであり、自分好みのものを選べるのも人気の理由です。

第3位:大正13年築の木造店舗!川越の「小川菊」

川越は首都圏の中でも珍しい風情ある街並みの散策を楽しめる地ですが、そんな川越にある歴史的な名店こそが小川菊です。小川菊は大正13年築の木造の店舗で美味しいうなぎ料理を堪能できるため、まるで大正時代にタイムスリップしたかのような感覚をも味わえますが、もちろんそのうなぎ料理の味わいは職人の腕が光る逸品です。

川越といえば小江戸と呼ばれて親しまれていますが、ブランド自体は実に200年もの歴史をもつ名店が小川菊であり、当代で7代目となる秘伝のたれは、まさに小川菊でしか味わえない絶妙なバランス感の味わいとなっています。そんな小川菊は、埼玉県のS級グルメの認定店でもあり、全国的な人気度も高いのです。

そんな小川菊のうな重はお新香と吸い物つきで並で2850円、上で3400円、特で4500円となっています。また、小江戸ビールや地元の日本酒などを含めうざくやきも焼きなどのおつまみにぴったりのお酒も各種取り揃えられているので、ゆったりお酒を飲みながら楽しむのもアリでしょう。

第2位:落語の寄席も楽しめる名店!京都中京にある「かねよ」

京都といえば日本屈指の歴史的な街並みが特徴的ですが、京都らしいうなぎの名店として多くのファンを全国にもっているのが、中京にあるかねよです。かねよは大正初期に創業した老舗ですが、そんな大正ロマンを彷彿とさせるレトロな外見がまず目を引きます。そんなかねよのうなぎ料理は、受け継がれた伝統を大切にしている優しい味わいです。

街中でもひときわ目を引く佇まいのかねよですが、その店内で食べるうなぎ料理は決して期待を裏切るようなものではありません。かねよの特製たれは、100年受け継がれてきたという一子相伝の味わいですが、うな丼の並は2500円、上は3000円とリーズナブルなのも魅力的です。またきんし丼も名物となっており、かなりの美味しさと話題です。

京都随一のうなぎ屋と名高いかねよのきんし丼は、京都ならではの伝統的な卵焼きに江戸前のうなぎ、そしてふっくらとしたまぶしご飯が渾然一体となった名物料理です。その価格も並で2500円、上で3000円と通常のうな丼と変わりませんが、ぜひ京都観光に訪れた際にはかねよに足を運び、情緒ある雰囲気の中でうなぎ料理を堪能しましょう。

第1位:唯一無二の備長炭の味わい!浜松の「藤田」

ここまで全国に点在するうなぎの名店を厳選してピックアップしてきましたが、数ある名店の中でもダントツでおすすめできる名店中の名店は、静岡県浜松市の藤田です。藤田はうなぎ王国と名高い浜松の中でも特にこだわりの強い美味しいうなぎが食べられるお店として知られており、地元の浜名湖産のうなぎはえも言われぬ味わいだと評判がよいです。

そんな浜松の藤田は明治25年頃の創業と言われていますが、創業当初から変わらずに受け継がれている秘伝のたれこそが、美味しいうなぎの秘密となっています。さらに、2代目の時代には自身の名前を冠した養鰻場を作り稚鰻から丁寧の鰻を育て上げることで、他のお店には真似できない圧倒的な美味しさのうな重を堪能できるようです。

また、藤田のうなぎ料理の美味しさを形作っている要素として、活かし込みと呼ばれるうなぎにえさを与えずに地下水の中で一週間泳がせて臭みととる工程も無視できません。さらに藤田では落ち着いてうなぎ料理を楽しめる空間にも定評があり、温泉宿のようにくつろぐことができますから、ぜひ絶品うなぎを食べる贅沢な時間を過ごしてみてください。

うなぎが美味しい東京の老舗有名店はどこ?

ここまで全国にあるうなぎの名店中の名店を厳選してランキング形式で紹介してきました。静岡や鹿児島などのうなぎの名産地では名産地ならではの確かな味を楽しめるものですが、大阪や京都で食べる関西風のうなぎもまたよいものです。そんな全国の名店に負けない老舗の有名店が東京にもいくつか存在するので、チェックしてみましょう。

絶品の江戸前うなぎが味わえる!浅草にある「色川」

浅草といえば江戸時代から続く風情ある街並みが特徴的な東京随一の下町ですが、そんな東京浅草にあるうなぎの名店といえば、やはり色川が挙げられます。1861年創業の色川は東京のうなぎ屋の中でも老舗中の老舗ですが、カウンター4席とテーブル席が2席のみの小さな店舗であるにも関わらず、連日多くの人が行列をなす大人気店なのです。

開店の一時間ほど前から行列ができ始めるという浅草随一の人気店である色川ですが、そのメニューはうな重の「ふつう」が3000円、「たっぷり」が4500円という至ってシンプルな構成になっています。そんな色川のうなぎは箸を入れた瞬間にわかるほどの圧倒的な柔らかさが特徴となっており、東京の江戸前の名店ならではの食感が楽しめます。

そんな柔らかいうなぎはたれとの相性も抜群ですが、卓上の山椒を振りかけることでまた違った表情を楽しめるのが魅力的です。浅草の雷門からほど近い色川は、東京浅草観光の腹ごしらえスポットとしてぜひ一度は立ち寄りたい名店ですが、連日長い行列が絶えない人気ぶりですからできるだけ早めに訪店し、絶品うなぎにありつきたいものです。

予約が半年待ちの超人気店!池袋にある「かぶと」

続いて紹介する東京のおすすめ老舗うなぎ屋は、池袋にあるかぶとです。かぶとは東京の名店の中でも特に人気度の高いお店として知られており、予約は半年待ち〜1年待ちとも言われています。そんなかぶとは全国から根強いファンがはるばる足を運ぶお店であり、関東風はもちろん関西風のうなぎ焼きも食べられる上に希少な部位も提供しています。

パリッとした皮の食感が楽しめる関西風とふっくらと柔らかな食感の関東風はどちらも秘伝のたれとの相性抜群に仕上がっていますが、うなぎの心臓やしっぽなどの希少な部位を楽しめるのもかぶとならではの魅力となっています。さらに養殖うなぎと天然うなぎの食べ比べなども楽しめるかぶとは、まさに全国でも指折りの名店だと言えるでしょう。

そんなかぶとで特におすすめとなる料理はうなぎの串焼きのアラカルトであり、さまざまなうなぎの部位を同時に楽しめるので、まさにうなぎ好きにはたまらないメニューだと言えるでしょう。そんなかぶとではお酒とともに楽しめるうなぎ料理も多いため、うなぎ好きの人はぜひ一度足を運んでその名店ぶりを目で舌で体感してみてください。

浅草観光の際に立ち寄りたい!浅草にある「小柳」

浅草といえば東京の中でも特にうなぎ屋が多い激戦区となっていますが、そんな浅草の中でも一度は行っておくべき名店としてグルメ通の人たちにも認知されているのが、小柳です。小柳ではうな重の松を3456円、竹を2916円という価格で提供していますが、小柳のうなぎはしっとり柔らかめな上にたれは甘さ控えめでバランス感が絶妙なようです。

そんな浅草の名店小柳はうなぎ料理だけでなく玉子焼きも美味しいとされており、玉子焼きを食べに来店する人も少なくないほどの絶品ぶりのようです。そんな小柳はいつも多くの人で賑わっていますが、団体でコース料理を予約することも可能であり、6000円でうな重を含めた贅沢な料理の数々を心ゆくまで堪能できるため、こちらもおすすめです。

そんな小柳のうな重は松が3200円、竹が2700円となっており、浅草の人気店の中でも比較的リーズナブルな価格でうなぎ料理を楽しめるようです。そんな小柳は浅草の名所として外せない浅草寺からも徒歩圏内なので、ぜひ浅草寺などで浅草観光を満喫した上でのゆったりランチ、または観光前の腹ごしらえとして利用してみてはいかがでしょうか?

全国の美味しいうなぎを食べ尽くそう!

今回は、全国に点在するうなぎの名店について詳しくチェックしてきましたが、いかがでしたでしょうか?全国にはそのうなぎ屋のためにその地まで小旅行を敢行したいほど美味しいうなぎが楽しめるお店が数多く存在しますが、東京都内にも浅草などの下町を中心に江戸時代から続く伝統の美味しいうなぎ料理を楽しめるお店があるようです。

うなぎの味というのは関東風と関西風ではまるで異なり、その焼き方などによってもかなり味には違いが出るものです。今回お伝えしたうなぎの名店15選には実にさまざまなスタイルのうなぎ屋が混在するため、総合的な人気度に関わらず、自分の好きなスタイルで楽しめるお店の中でも特に名店と名高いうなぎ屋を攻めるのもよさそうです。

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