マクドナルドで勉強するメリット＆注意点まとめ！マックは勉強禁止？

学校が近くにあるマクドナルドではテスト期間前になると、店内で勉強をしている学生を目にする事があります。そんな学生たちも疑問に思っているのが、マックで勉強できるのかどうかです。ネットの質問サイトでも時々、このような質問が寄せられています。マクドナルドでは勉強が禁止されているのかどうか、調査してみました。

そもそもマクドナルドは勉強していいのかどうか。結論からいえば、禁止している店舗もありますが、多くの店舗で禁止にはなっていません。

禁止している店舗は“朝や昼は禁止”というように時間帯で禁止しているところから、1日中勉強する事が禁止の店舗もあります。店舗に張り紙がされている事に気がついた場合や、スタッフから注意をされた時には速やかに勉強をやめましょう。

マクドナルドで勉強をする時には空気を読む事も大切です。学生が多く来店する店舗であれば友達何人かと勉強会をする事もできるでしょうが、会社員の来店が多い店舗では勉強会は迷惑に感じる事もあります。

混雑していなければ静かに勉強会をしているだけだから迷惑をかける事はない。そう感じるかもしれませんが、学生が何人も集まって勉強をしているところで、会社員が落ち着いてコーヒーを楽しむ事はできないでしょう。

また、勉強できるマックの店舗でもコーヒー1杯だけで何時間も勉強するのはマナー違反です。コーヒー1杯であれば15分から30分を目安に、他の人に席を譲るようにしましょう。

マクドナルドが混雑している時には、何時間も席を占領して勉強するのは控えましょう。朝食や昼食を食べるついでに参考書を読む程度であれば、読書をしているのと変わりがないので注意される事はありません。

しかし、混雑時にテーブルの上にノートを広げて勉強したり、パソコンでレポートを書き始めるという行為はなしです。マックのメニューを楽しみながら席でゆっくりしたいと思っている人の中には、勉強している姿をみるのが目障りだと感じる人もいます。

マクドナルドの店内でメニューを楽しみたい人は、勉強している人が席を占領しているために座れないから、マックで食べるのを諦めるという事もあるでしょう。そうなれば、マクドナルドの店舗にも迷惑をかける事になります。

ランチ時間にマクドナルドに来店する人の多くは、サッと注文してサクッと食べて仕事や学校に戻りたいのです。マックのメニューもそのニーズに合わせて、サッと提供できるように考えられています。マックに来店した人が注文してから席について、食べて帰るまでの平均時間は15分から30分なのだそうです。

20席の店舗の場合、ランチタイムの1時間の来店数は1人15分だったら80人。1席あたり1時間で4人が座れる計算になります。しかし、その席を何時間も勉強のために1人で使われてしまったら、店舗にとっても迷惑です。

ランチタイムといわれる12時から13時だけではなく、金曜日や祝日前の夜の時間帯は混雑する事があるため、マックで勉強するのはやめたほうがいいでしょう。

マクドナルドでは混雑時には勉強しないほうがいいといわれます。マクドナルドで勉強をするなら、朝や深夜の時間帯を選ぶ事がおすすめです。それぞれの時間帯のメリットについてまとめていきましょう。

勉強できるマクドナルドの店舗であれば、朝に来店するのがおすすめです。朝のマックがいい理由には、来店客が少ないという事があります。朝食をマックで食べる会社員や学生が来店する事はありますが、すぐに帰って行くため、1つの席を占領していてもそれほど嫌がられる事はないでしょう。

また、朝は頭の回転もよくなっているので、勉強をするのにも良いコンディションで臨む事ができます。朝の光を感じながらマックで勉強をしてみるのもいいでしょう。電車に乗る前や、マックの朝食メニューを食べた後の30分に勉強するのもおすすめです。

深夜のマクドナルドも勉強ができる店舗であれば、勉強をするのにはピッタリです。深夜のマクドナルドのメリットは、子供がいないのが1番の理由でしょう。夜遅くなればなるほど客は少なく、集中できる環境で勉強する事ができます。

多少の雑音はあるものの比較的邪魔が入らない環境で、集中して勉強する事ができます。深夜にマクドナルドを訪れる客が少ないという点も勉強するのにおすすめのポイントです。

マクドナルドで勉強をしたらはかどった、という口コミもあります。マクドナルドは店内を走り回るような子供がいなければ、勉強に集中する事ができるおすすめのスポットです。集中できる事も含めてマクドナルドで勉強するメリットを、4つ紹介します。

マクドナルドで勉強する時には、食事代が安く済むというメリットがあります。スターバックスやファミリーレストランで勉強をするという人もいます。勉強が禁止になっていなければ席で勉強できますが、どんな店でも1品以上オーダーするのは最低限のマナーでしょう。

他の店とマクドナルドのメニューの値段を比較すると、マクドナルドの方がかなり安い事がわかります。マクドナルドで1杯100円のコーヒーが、他の店では350円する事もあります。ちょっと小腹が空いて料理をオーダーしたら、1,000円を超えてしまう事もあるでしょう。

マックの場合はほとんどのドリンクが100円で、おやつとしても嬉しいホットアップルパイは100円、勉強のお供にピッタリなマックフライポテト(S)は150円、スパイシーチキンバーガーでも200円という安さです。

また、マックのメニューは勉強をする時の栄養素として優秀だともいわれます。バーガーなどの炭水化物はブドウ糖になるので脳を活性化させる事ができるのです。

勉強をしていて分からない事があった時、ネットで調べるという人もいるでしょう。今すぐにネットで調べたいという時に使う事ができるマクドナルドのサービスが、無料Wi-Fiです。現在ではほとんどのマクドナルドの店舗で、無料Wi-Fiを利用する事ができます。

ただし、マクドナルドの無料Wi-Fiは1時間毎に接続が切断されます。つまり、「1時間以上は席を占領しないでくださいね」という遠回しな注意であると捉える事もできます。

切断されても10分待てば無料Wi-Fiが使えるようになりますが、できれば無料Wi-Fiが切れた時点で席を譲るようにしましょう。どうしても作業を続けたい場合には、その10分を使って追加オーダーをするのもいいでしょう。

試験前で夜遅くまで勉強をしたいけれど、家にいると誘惑が多いという場合もマクドナルドは便利です。24時間営業のマクドナルドであれば、何時でも勉強する事ができます。どうしても終わらせなければいけない作業がある場合には、誘惑が少ないマクドナルドに行って作業をするのは“あり”です。

24時間営業のマクドナルドは、早朝や深夜であれば混雑もしていません。眠たくても眠るためのベッドもありません。小腹が空いた時には、何時でもバーガーやポテトを購入できるメリットもあります。

ある音が別の音によって聞こえにくくなる事をマスキング効果といいます。自習室や図書室などの静かな環境で勉強をしていると、隣の人が作業している音が気になる事があります。1人で部屋で勉強していると、時計の針の音が気になったり、隣の部屋のテレビの音が気になったりする事もあるでしょう。

マクドナルドには多くの人がいて、色々な音が聞こえてきます。静かなところで聞こえる1つの音はとても気になりますが、多くの音が聞こえてくると雑音自体が気にならなくなるというのも、マスキング効果の1つです。マクドナルドで勉強がはかどるのは、マスキング効果が活かされているのでしょう。

マクドナルドで勉強する時には、勉強する事が禁止になっていない店舗で行いましょう。スタッフに見つからなければ良いという事ではありません。マクドナルドで勉強する時の注意点を4つ紹介します。ルールとマナーを守って、マクドナルドで勉強させてもらいましょう。

マクドナルドで勉強をする時には、勉強道具を色々と持っていきます。ノートパソコンを持参して来店する人もいるでしょう。早朝や深夜など来店客が少ない時間帯に勉強に行く事はおすすめですが、来店客が少ないので、パソコンなどをテーブルの上に置きっぱなしにするとトイレに行っている間などに盗難に遭う事があります。

パソコンや財布、スマホなどの貴重品は盗まれる事がないように、トイレに行く時はトイレまで持っていくようにすると良いでしょう。

出入りの少ない席を確保する事も、マクドナルドで勉強する時には大切です。入口近くの席では人の出入りが多いので、落ち着いて勉強をする事ができません。また、入口が近いと冬場は寒いというデメリットもあります。できるだけ奥の方の席を確保して、勉強をした方がいいでしょう。

長居する事が分かっている場合には他の人が好んで座る事がない、トイレ近くの席を選ぶのもおすすめです。マクドナルドはそもそも、バーガーやポテトを楽しむ場所で勉強するための店ではありません。そのため電気の光が暗い場合もあります。

奥の方の席で勉強する事がおすすめですが、光が暗いと感じた時には目のためにも、窓側の席を確保してもいいでしょう。

マクドナルドで勉強をする時の注意点ではありませんが、グレーの服装で行った方が勉強の効率が上がるといわれています。グレーにはストレスを和らげる効果があり、作業効率を上げてくれるのです。そのため、パソコンや手帳などグレーを使ったビジネスアイテムが多いといわれています。

さらに、グレーには相手に対して穏やかで控えめな印象を与える効果があるそうです。長時間マクドナルドで勉強をする時にはグレーの服装で行った方が、控えめな印象を与える事ができるでしょう。

マクドナルドはファーストフード店で、基本的には食事をする場所です。マクドナルドの店舗が勉強する事を禁止にしていなくても、他の客から苦情があった場合は勉強をやめるように注意をされる事もあります。

勉強に集中していて、店が混雑してきた事に気がつかない場合もあります。スタッフから勉強をやめるように促された場合や席を譲って欲しいと声をかけられた時には、退店するようにしましょう。また、勉強している別の人が退店を促されているのを見掛けたら、自発的に席を譲るように心がけてください。

マクドナルドで勉強する時には、何人かで来店した場合でも全員1オーダーはした方が望ましいです。3人で来店して2人しかオーダーしないのはマナー的になしです。最低でもドリンク1杯はオーダーするようにしましょう。

マクドナルドで勉強する時のおすすめメニューは、Sサイズの飲み物です。ちなみに、一押しはプレミアムローストコーヒー(S)100円です。長居するからとLサイズの飲み物を注文する人がいますが、あまりおすすめできません。

大きいサイズのドリンクは、テーブルを占拠しまいます。マクドナルドのテーブルは大きいタイプではないところもあるので、大きいサイズの飲み物は作業の邪魔になる事があります。

冷たい飲み物の場合、カップの水滴でノートをヘロヘロにしてしまう事もあります。大きいサイズの飲み物を1度オーダーするよりは、何度かに分けてオーダーをし直した方がいいでしょう。

マクドナルドで勉強をする場合の目安は、15分から45分です。テスト前の最後の追い込みで使うという方法で使うと良いといわれています。しかし、家で勉強をする事ができなくてマクドナルドで長居して勉強させてもらいたいという人もいるでしょう。

長居をする場合のマクドナルドが決めたルールはありません。ですが、ドリンク1杯で良いので1時間に1回は追加注文をして、マクドナルドにもお金を落とすというのがマナーでしょう。

マクドナルドで勉強できるのか日本マクドナルドお客様サービス室に確認したところ、店舗によって対応は違うものの「基本的に勉強は禁止にしておらず、他のお客様のご迷惑となるような行為が発見された場合には、お客様にお声を掛けさせていただく」との事でした。

マクドナルドで勉強できるかどうかは、各店舗の判断となっているようです。店舗で勉強する事が禁止とならないように、マナーを守って勉強するようにしましょう。