ブルーボトルコーヒー新宿店の行き方は？混雑状況や場所を徹底調査

サードウェーブコーヒーの象徴的存在でもあり、最先端のコーヒー文化の担い手でもあるブルーボトルコーヒー。アメリカで話題をさらい2015年に日本に進出して以来、着実に地歩を固め現在日本では7店舗を数えるまでになりました。そこで今回注目したのが新宿店です！

新宿といえばオフィス街であると同時に、商業施設、娯楽スポットがひしめく東京の中心地の一つ。最近では高速バスターミナルの「バスタ新宿」も出来たりと、新しい施設が次々と生まれています。そんな日々進化し続ける新宿のどこにブルーボトルコーヒーはあるのか？行き方は？営業時間は？混み具合は？などちょっとした疑問をここで解決していきましょう。

ブルーボトルコーヒー新宿店は国内3店舗目であり、国内初の商業施設進出のお店としても注目を集めました。その商業施設とはあのルミネがオープンさせた「NEWoMAN」（ニューマン）。場所は新宿ミライナタワー内にあり、JR新宿駅ミライナタワー改札の目の前、南口から出ても甲州街道の交差点を渡ればすぐ左手にあります。

NEWoMAN提携の駐車場もあるので、しっかりと行き方と場所を確認した上で車で来るのもいいでしょう。ただし、時間帯によっては混み合うこともあるので、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。
 

ブルーボトルコーヒー新宿店がある場所はそのNEWoMANの1階。行き方に迷う人も多いようですが、1階にあるということを知っていればあまり迷わずにすむでしょう。もし迷っても2階にインフォメーションカウンターがあるので行き方を聞けばすぐに教えてもらえます。店内の席数も45席と多く、店内は完全禁煙。同じフロアーにはロブション監修のベーカリーやカフェもあり、最先端のグルメスポットとしても賑わいを見せています。

ブルーボトルコーヒー新宿店の営業時間は朝8時から21時30分まで。「もう少し遅い時間まで開いていれば」という声もあるようです。残業後の一服に、あるいは食後や買い物帰りにオシャレな場所でちょっとコーヒーでも・・・という時など遅い時間帯に利用したいこともありますが、NEWoMANの館内営業時間に準じているようなので仕方ないのかもしれませんね。

コーヒー界のAppleとも呼ばれ、これからのコーヒー文化を牽引する存在であるブルーボトルコーヒーですが、新宿店は白を基調とした内装で清潔感たっぷり。ブルーボトルコーヒーの中でもとりわけオシャレな印象のあるカフェです。本物志向のオトナ女子をターゲットにしたNEWoMANという場所の中にあるカフェであるだけに、女性客が半分以上を占めています。

キッチンスタジオのような店内では、混雑した中でも店員さんが分担して作業している様子を見ることができます。一杯一杯丁寧にハンドドリップで淹れられるので、待っている間に店員さんがテキパキとコーヒーを作っているのを観察するのも楽しみの一つという人も多いようです。

場所柄、外国人の方が多く特にアジア系の方々が多くいます。色々な言語が飛び交う、まさにインターナショナルに溢れたカフェと言えるかもしれませんね。

ブルーボトルコーヒーと言えば、国内1号店である清澄白河ロースタリー&カフェのオープン直後の大行列が記憶に新しいですよね。ここブルーボトルコーヒー新宿店も、平日でも混雑していて行列ができていることが多く、週末ともなると並ぶ覚悟で行く必要があるようです。

ただし長居することなく、飲み終えたらすぐに帰るお客さんも多いため回転率は良い方です。混雑しているとは言っても、想像しているほど待ち時間は長くはありません。比較的空いている時間帯は開店直後、正午、そして閉店間際ですので、混雑した時間帯を避けて自分のスケジュールと相談しながら行くのがおすすめです。

ブルーボトルコーヒーでは世界中の農家で直接契約したコーヒー豆だけを使用する、というこだわりを持っているだけにその品質は折り紙つきと評判です。さらに焙煎してから48時間以内のコーヒー豆しか使用しないという徹底ぶりですので、美味しさへのこだわりは一級品と言っていいでしょう。

実際にブレンドコーヒーの味もただ苦いだけではなく、新鮮であることはもちろん柑橘系の酸味がしっかりと感じられてコーヒーの苦手な方にも「飲みやすい」と話題のようです。その理由は焙煎の仕方にあって、ブルーボトルコーヒーではコーヒー豆は浅煎りで焙煎されるようなのです。深煎りで焙煎されるとエスプレッソのような苦いコーヒーになり、浅煎りにすると苦味の中にも酸味の感じられるコーヒーに出来上がる、という訳です。

初めてブルーボトルコーヒーを飲むという方にはやはり、ブレンドコーヒーがおすすめです。コーヒーへのこだわりとエッセンスが一番詰まっていますので、まずはブレンドコーヒーでブルーボトルコーヒーの心意気を知り、徐々に他のドリンクメニューにも幅を広げて奥深さを知っていくことでブルーボトルコーヒーの本当の価値を理解することができるでしょう。

ブルーボトルコーヒー新宿店では注文を受けてから一杯一杯丁寧にドリップしてサーブする、というスタイルをとっています。このスタイルは、実は日本の喫茶店の影響を強く受けているのです。
 

アメリカではスターバックスのようなマニュアル化され効率化されたカフェ文化が主流ですので、日本の喫茶店のように注文を受けてから一杯一杯ドリップするという「おもてなし」の精神が創業者ジェームス・フリーマンさんの目には新鮮に映ったのでしょうね。

ブルーボトルコーヒーと言えば一杯ずつドリップして淹れてくれるコーヒーですが、他にもおすすめのドリンクメニューが色々あります。

ブルーボトルコーヒー新宿店では女性客が半数以上を占めているせいか、カフェラテを注文する人が多いようです。たっぷりミルクが入ったカフェラテはコーヒーの苦味が苦手な人にも、飲みやすいと好評のようでおすすめです。

リーフやハートのラテアートもとても可愛らしく、女性客の心をしっかりとつかんでいるようですね。他にもミネラルウォーターやジュース類もあり、子供連れの人にとっても嬉しい品揃えと言っていいでしょう。

混雑した店内でも、こういった可愛らしいラテアートを眺めながら飲んでいると時間がたつのもつい忘れてしまいます。

ブルーボトルコーヒー新宿店ではコーヒーにあったフードメニューも各種取り揃えられています。特におすすめの商品を紹介しましょう。
 

まずおすすめしたいのがグラノーラバーです。オーツ麦（燕麦）に砂糖やはちみつで固められたグラノーラバーは甘い中にも塩味もきいていてコーヒーにはピッタリです。食感もサクサクで美味しく、何と言っても片手で手軽に食べられるので、忙しい時などにもおすすめです。

パウンドケーキは甘くてしっとりとしていますが、しつこくなくコーヒーとの相性もピッタリです。チョコレートのパウンドケーキや柚子のパウンドケーキもあり、自分の好みの味を探して試して見るのも楽しいですね。

ブルーボトルコーヒー新宿店は駅チカビル内の好立地の場所にあるカフェだけに、人の出入りが絶えずいつも混雑しています。ドアや壁もなく、ブルーボトルコーヒーの中でもとりわけオープンなカフェということもあって、常時賑わいを見せているようです。

そのせいもあって「ゆっくりとくつろぐ」という目的にはあまり向かないかもしれません。電源がないということもあって、コーヒーを飲みながらパソコンで仕事をするというカフェでは定番の光景も、ここブルーボトルコーヒー新宿店ではあまり見られないようです。それよりもサクッと立ち寄ってサクッと飲んで帰る、という人が多いです。

カフェ店内の白い柱には椅子のないカウンターがあるので、「ちょっと美味しいコーヒーを飲みたい」という時に混雑しているスキを見つけてスタンディングスタイルで短時間で飲んで帰る、というのがおすすめの賢い利用法と言っていいでしょう。初めての人はしっかりと行き方を確認して、上手に利用すれば何度でも通いたくなるカフェになることでしょう。

ブルーボトルコーヒー新宿店には最先端のコーヒー文化がたくさん詰まった、新宿の中でも見逃せないスポットの一つとしてすっかり定着しています。複雑に入り組んだ新宿にあるだけに、行き方に迷うこともあるかもしれません。しかし、ようやくたどり着いた後に飲むコーヒーの美味しさは格別と言っていいでしょう。

サードウェーブコーヒーの旗手、ブルーボトルコーヒーは日本では現在7店舗を展開しています。今春には京都にも出店予定で、初の関西進出だけあって、ますますブルーボトルコーヒーには目が離せませんね。確実に一歩ずつ全国展開していき、既存の喫茶店やカフェと競い合いながら、一方で共存共栄するような道も進んでいくのではないでしょうか。

ブルーボトルコーヒーにはこれからも新しいコーヒーライフを提案し、日本だけでなく世界のカフェ文化の一役を担っていく存在であり続けてほしいものです。