刺身こんにゃくの人気レシピ集！和え物やサラダ・炒め物料理も紹介

刺身こんにゃくはそのまま食べても美味しく、おつまみや副菜に使いやすい食材です。しかし、いつも同じ食べ方ばかりしていると、飽きてしまうこともあるでしょう。刺身こんにゃくはそのまま食べるだけでなく、いろいろな料理にアレンジすることもできます。

本記事では、刺身こんにゃくを使った、おすすめの人気レシピを紹介します。バリエーション豊かなレシピが揃っているため、ぜひチャレンジしてください。

刺身こんにゃくは、「精粉（せいこ）」と呼ばれる粉から作られています。精粉とは、こんにゃく芋を精製して作られた粉のことです。軽く水洗いするだけで食べられるため、下処理の手間もありません。

あおさなどで味付けされている商品も多く、そのままでも美味しく食べられます。おつまみや副菜として使いやすい食材で、酢味噌や醤油をつける食べ方が一般的です。

刺身こんにゃくは賞味期限が長く、常温保存ができる商品も多くあります。賞味期限はだいたい2〜3ヶ月程度で、未開封であれば比較的長持ちします。しかし、開封と同時に劣化が進むため、封を開けたものは早めに食べるのがおすすめです。

開封した刺身こんにゃくを保存する場合は、水を張った密閉容器に移し替えて、冷蔵保存しましょう。このときに使う水は水道水ではなく、袋に入っていた水を使うのがポイントです。

刺身こんにゃくが入っていた袋には、炭酸カルシウム水溶液という液が使われています。この液は刺身こんにゃくを長持ちさせる働きがあり、水道水よりも日持ちさせることができます。

水道水だと2〜3日が限界ですが、カルシウム水溶液を使えば1週間は保存が可能です。開封した翌日くらいに食べる予定があれば、水に浸けずラップに包むだけでも大丈夫です。

こんにゃくは冷凍すると食感が悪くなってしまうため、冷凍保存はおすすめできません。冷蔵庫に入れるときも、チルド室などには入れないようにしましょう。

普通のこんにゃくは、生のこんにゃく芋から作られています。そのため、刺身こんにゃくよりも弾力が強く、しっかりとした歯ごたえを楽しめます。ただ、その分アクが多く、下茹でが必要となることが多いです。

一方の刺身こんにゃくはアクが少なく、下茹をする必要もありません。水分量が多いため、普通のこんにゃくよりも柔らかく滑らかな食感です。

その特徴を活かして、和え物やサラダなど、そのまま食べられるメニューによく利用されます。煮込み料理などに使う場合は、味が染みやすい普通のこんにゃくを使うのがおすすめです。

【材料】

• わかめ 40g
• 刺身こんにゃく 1袋
• じゃこ天 3枚
• A 砂糖 大さじ1
• A 酢 大さじ1
• A 味噌 大さじ1

1. わかめは水で戻し、食べやすい大きさに切ります。
2. じゃこ天は細切りし、1と一緒に鍋でさっと茹でます。
3. 2の水気を切ります。
4. Aを混ぜ合わせ、具材をすべて加えて和えます。
5. 器に盛りつけたら完成です。

刺身こんにゃくと酢味噌は、人気が高い定番の組み合わせです。つけて食べるだけでなく、和え物のたれとして使うのもおすすめです。わかめとじゃこ天を入れることで味に変化がつき、最後まで飽きずに食べられます。

【材料】

• 刺身こんにゃく 70g
• ミョウガ 10g
• きゅうり 10g
• ミニトマト 1個
• 白だし醤油 3g
• 梅干し（種なし） 6g

1. こんにゃくは太めの千切りにし、ミョウガときゅうりは千切りにします。
2. ミニトマトを8等分に切ります。
3. 梅干しを包丁で叩きます。
4. ボウルに3と白だし醤油を入れて混ぜます。
5. 4に1と2を入れて和えたら完成です。

ちょっとした副菜やおつまみに使える、刺身こんにゃくとミョウガの梅和えを紹介します。調味料をほとんど使わないため、塩分や糖分を控えている人にもおすすめです。適度な酸味とミョウガの爽やかな風味で、食欲がないときでも美味しく食べられます。

【材料】

• サバ缶 1缶
• 豆腐 1/2丁
• 刺身こんにゃく 適量
• にんにくチューブ 4cm
• 顆粒だし 小さじ1
• 白すりごま 大さじ1
• 白ごま 大さじ1

1. 豆腐とこんにゃくは水切りします。
2. ボウルにサバ缶を汁ごと入れて、細かくほぐします。
3. にんにく、すりごま、ごま油、崩した豆腐を加えて混ぜます。
4. 白ごまと顆粒だしを加えてよく混ぜます。
5. こんにゃくを加え、しっかりと味をなじませたら完成です。

サバ缶と刺身こんにゃくの和え物は、しっかりとしたおかずになる人気の料理です。こんにゃくと豆腐の水気をしっかり切っておくと、味が薄まりにくくなります。ごまの風味が芳ばしく、白いご飯が進みます。

余ったちくわを活用できる、簡単な和え物のレシピです。シソと和えることで風味が爽やかになり、刺身こんにゃくの臭みも気にならなくなります。

調味料はめんつゆだけですが、ちくわの旨味が加わって、ほど良い味わいに仕上がります。さっぱりと食べたいときは、めんつゆの代わりにポン酢を使うのもおすすめです。

【刺身】（2〜3人分）

• 刺身こんにゃく 300g
• きゅうり 1本
• 大葉 2枚
• 塩漬けゴーヤ 適量
• 絹豆腐 150g
• A すりごま 大さじ1
• A 顆粒だし 小さじ1
• A 昆布つゆ 大さじ1

1. こんにゃくはザルにあけて水気を切ります。
2. 豆腐を泡立て器で滑らかになるまで混ぜます。
3. 2にAを加えて混ぜます。
4. 千切りにしたきゅうりとゴーヤを、1に加えて混ぜます。
5. 4を器に盛りつけ、3をかけて大葉を散らしたら完成です。

ごまの風味が食欲をそそる、濃厚な味わいのサラダのレシピです。ドレッシングに豆腐を利用することで、トロリとしたクリーミーな食感を楽しめます。

美味しく作るポイントは、絹豆腐をよく混ぜることです。しっかりと混ぜれば混ぜるほど、滑らかなドレッシングに仕上がります。

【材料】

• 玉ねぎ 1個
• 刺身こんにゃく 1袋
• しらす 適量
• ごま 適量
• ショウガ 適量
• ポン酢 適量

1. 玉ねぎは薄くスライスして、軽く水で洗います。
2. こんにゃくをザルにあけ、水で洗います。
3. 器に1、2、しらす、ごまを乗せます。
4. 2の上からすりおろしショウガとポン酢をかけたら完成です。

玉ねぎのシャキシャキとした食感が魅力の、さっぱりとしたサラダのレシピです。しらすを乗せることで適度な塩気が加わり、全体の味が引き締まります。

しらすや薬味は、たっぷりと使うのがおすすめです。お酒にも良く合う一品で、簡単なおつまみとして利用することもできます。

刺身こんにゃくは、和風メニューに使われることが多いですが、洋風にアレンジすることもできます。オリーブオイルとの相性も良く、さっぱりとした仕上がりになります。

ツナ缶を加えることで、旨味とコクも加わります。見た目が鮮やかになるように、色がついた商品を使うのがおすすめです。

刺身こんにゃくはあっさり味の料理だけでなく、こってりとした味付けにも良く合います。マヨネーズの脂でコクが出るため、刺身こんにゃくだけでは物足りないときに、おすすめです。白ごまだけでなく、他の薬味を使ってアレンジしてみても良いでしょう。

【材料】

• 刺身こんにゃく 1袋
• おから 400g
• A 酒 20ml
• A 醤油 40ml
• A 砂糖 小さじ4
• A かつお顆粒だし 小さじ2
• A 水 360ml

1. こんにゃくをサッと茹でます。
2. フライパンにオリーブオイルをひき、水を切った1を炒めます。
3. おからを炒め、Aを加えて混ぜます。
4. 2を加えて炒め合わせたら完成です。

おからと刺身こんにゃくを使った、ヘルシーな炒め物を紹介します。ほんのりとした甘さの、優しい味わいが人気の一品です。しっとりとした卯の花がこんにゃくに絡み、一体感のある仕上がりになります。

刺身こんにゃくをそのまま食べるのが苦手な場合は、炒め物にしてアレンジしてみましょう。焼肉のたれを使うことで、誰でも簡単に作ることができます。

たれを甘口にすれば、子供でも食べやすいです。また、炒めることで満足感が上がるため、ダイエット中のおかずとしても人気です。

白ご飯のおかずによく合う、刺身こんにゃくステーキを紹介します。上手に作るポイントは、強火で両面をしっかりと炒めることです。油を多めに使うと、コクが出て美味しくなります。普通の炒め物を作るよりも、濃い目の味付けにするのがおすすめです。

刺身こんにゃくは味が淡白であるため、和風だけでなく、他のジャンルのメニューにも活用できます。普通のこんにゃくより臭みが少なく、こんにゃくのにおいが苦手な人にもおすすめです。

サラダや和え物はもちろん、炒め料理にアレンジすることもできます。本記事のレシピを参考に、いろいろな食べ方を楽しんでみてください。