クスクスサラダの人気レシピ！簡単な戻し方で活躍！サラダ以外の食べ方も

クスクスは日本ではあまりなじみのない食材ですが、テレビやネットで見かけるようになってから徐々に注目を集めています。クスクスがどんな食材なのか、その特徴や戻し方、使い方を解説します。また、フランスで有名なクスクスサラダの人気レシピや、サラダ以外のクスクスを使ったレシピもまとめました。

クスクスは粒がきめ細かく、おからや米のような見た目をしています。そのため、米の一種と思われることも多いですが、実は小麦粉から作られるものであり、パスタの一種なのです。世界一小さいパスタともいわれています。アフリカで発祥し、フランスや地中海沿岸、中東アジアやモロッコ、ブラジルなどに広く伝わって世界中で食べられています。

材料は小麦粉ですので、パスタと同じくクスクス自体はたんぱくな味です。蒸すとふっくらプチプチした食感になります。そのため、多くのスパイスや調味料に合い、クスクスサラダをはじめ、いろいろな食べ方ができます。

クスクスはパスタと同じように乾燥した状態で販売されているため、クスクスサラダに使うには戻すことが必要です。本場の料理のように作ると手間がかかりますが、基本的な戻し方なら10～15分で簡単に戻すことができます。戻す時に使う水は、クスクス200グラムに対して1カップほどです。

まず、戻す前にクスクスと塩少々、オリーブオイル大さじ1を混ぜ合わせておきます。混ざったら熱湯をかけ、素早く全体が混ざるようにかき混ぜてからラップをして、10～15分蒸します。時間が経ったらほぐすようにかき混ぜて完成です。蒸す時間は、固めにする場合は10分、柔らかめにしたい場合は15分が目安です。

【材料】

• クスクス…100g
• オリーブオイル…大さじ1/2
• 熱湯…90ml
• トマト…1個
• きゅうり…1/2本
• 紫玉ねぎ…1/2個
• えのき…1/2パック
• みょうが…1個 
• 塩…小さじ1/2
• 胡椒…少々
• レモン汁…大さじ1
• オリーブオイル…大さじ1

1. ボウルにクスクス、塩胡椒、オリーブオイル入れて混ぜます。
2. 熱湯を注いで混ぜ、ラップをして10分程蒸らします。
3. 紫玉ねぎは半みじん切りに、みょうがとえのきはみじん切りにします。
4. トマトは種を取り除いて角切りにし、きゅうりも角切りにします。
5. 蒸らしたクスクスのだまを指などでほぐします。
6. 切った野菜と塩、胡椒、オリーブオイルをよく混ぜ合わせます。
7. 最後にレモン汁をかけて完成です。

フランスで定番の、野菜とクスクスを和えたクスクスサラダの作り方です。さっぱりしたドレッシングで、クスクスの食感や野菜の歯ごたえを楽しめます。野菜の下茹で不要で和えるだけで簡単にできるので、朝食などにもピッタリです。

【材料】

• クスクス…100～200g
• オリーブオイル…小さじ1
• ツナ缶…1巻
• パプリカ…1個
• パセリ…適量

1. クスクスにオリーブオイルを加えてよく混ぜます。
2. 湯を沸かしてクスクスに加えて混ぜ、ラップをして10分程温かいところに置きます。
3. パプリカは角切りに、パセリは粗みじんにします。
4. ほぐしたクスクスに油を切ったツナ缶、パプリカ、パセリを加えて和えます。
5. 器に盛り、お好みでタイムを飾って完成です。

香ばしいツナの旨味が引き立つクスクスサラダの作り方です。ツナを味付けとして使うため、油は切りすぎないようにしましょう。味が足りない場合はオリーブオイルや塩胡椒で味を調えてください。食べたい分だけサッと作れるお手軽なサラダです。

【材料】

• クスクス…30g
• 熱湯…大さじ2
• ベビーリーフ…50g
• トレビス…50g
• 赤パプリカ…30g
• 黄パプリカ…1/4個
• カリフラワー…1/4個
• ブラックオリーブ…6個
• ベーコン…3枚
• エンダイブ…50g
• [a] アセロラジュース…大さじ2
• [a] ラズベリー…5個
• [a] レモン汁…大さじ1
• [a] 塩…小さじ1/4
• [a] 粗挽き黒こしょう…少々
• [a] サラダ油…大さじ1

1. ラズベリーはフォークなどで粗くつぶします。
2. トレビスは一口大に、パプリカは1cm角に、カリフラワーは2cm角に切ります。
3. オリーブは輪切りにし、ベーコンは2cm幅に切ります。
4. ベビーリーフ、エンダイブ、トレビスは水につけて冷やし、水気をしっかり切ります。
5. ボウルにクスクスを入れ、熱湯をかけてラップをし、10分程蒸らします。
6. カリフラワーは熱湯で茹で、水気を切ります。
7. ベーコンをクッキングペーパーで挟み、500Wのレンジで3分加熱します。
8. [a]の調味料を合わせてドレッシングを作ります。
9. 器に4とパプリカ、カリフラワー、オリーブ、ベーコンを盛り付けます。
10. クスクスをほぐしながら散らし、ドレッシングを添えて完成です。

色とりどりの野菜を使ったオシャレなクスクスサラダの作り方です。シャキシャキの歯ごたえにクスクスの食感がアクセントとなっています。甘酸っぱいフルーティーなドレッシングもよく合い、食が進みます。材料が多くて手間はかかりますが、見た目も映えるので、パーティーやおもてなしにピッタリのサラダです。

まったり食感のアボカドを加えたクスクスサラダの作り方です。さっぱりしたドレッシングと濃厚なアボカドの味が合って美味しいです。クリーミーな食感とシャキシャキ感、クスクスのプチプチ感と色々な食感を楽しめます。

【材料】

• 水…100ml
• クスクス…100g
• オリーブオイル…適量
• 塩…適量
• にんにく…1片
• 玉ねぎ…1/2個
• シーフードミックス…500g
• トマト缶…200g
• クミン…適量
• ターメリック…適量
• 味付け用の塩胡椒…適量
• 味付け用のオリーブオイル…適量

1. 鍋に水を入れて沸かし、沸いたら火を止めます。
2. クスクス、塩、オリーブオイルを入れて混ぜ、蓋をして10分蒸らします。
3. にんにく、玉ねぎをみじん切りにします。
4. 別の鍋にオリーブオイルをひき、にんにくと玉ねぎを炒めます。
5. 色づいたら、シーフードミックス、トマト缶、クミン、ターメリックを加えます。
6. 具材が浸かる程度の水を入れて混ぜ、弱火で30分煮込みます。
7. 仕上げに塩胡椒とオリーブオイルで味を調えます。
8. 魚介の煮込みとクスクスをそれぞれ器に盛り、完成です。

トマトとターメリック、クミンを加えて煮込んだスパイシーな魚介の煮込みにクスクスを加えた料理の作り方です。本格的なイタリアンですが、シーフードミックスを使えば魚介の下処理も不要で手軽に作れます。スパイスのきいた味が食欲をそそり、夏バテしやすい暑い日にもおすすめです。

クスクスは米よりもカロリーが低くヘルシーですので、このような魚介の煮込みやカレーに添えて食べるという食べ方も人気です。

クスクスとキャベツを加えた、食べ応えのあるスープの作り方です。コンソメ味の優しく温まるスープですが、タバスコの辛味がアクセントとなっています。辛い味が苦手な人や子供用にはタバスコを抜いても美味しいです。クスクスを一緒に煮込むので、戻す手間が省けて手軽に作れます。

本場モロッコの定番でもあるチキンのトマト煮込みに、クスクスを添えた料理の作り方です。さまざまなスパイスで味付けしたソースとクスクスがよく合い、食が進みます。じっくり煮込んだ鶏肉もほろほろしていて美味しいです。家庭でもできるレシピですので、家庭で本格的なモロッコ料理を作ってみたい時に参考にしてみてください。

クスクスを使った定番料理であるクスクスサラダは、切った野菜と和えるだけで簡単にできて食べ応えもある一品です。歯ごたえを楽しめる冷製サラダにはもちろん、ホットサラダに合わせるのも良いでしょう。また、クスクスサラダ以外にも煮込み料理に添えたり、スープに入れるなどの食べ方もできます。

クスクスはまだ日本では馴染みが薄く、扱っている店は少ないですが、輸入品の販売店や通販で購入することができます。クスクスを手に入れた際には、人気のクスクスサラダやそのほか人気のレシピを試してみてください。