玉ねぎ入り豚汁の人気レシピ！切り方やだし・おすすめ具材は？

豚汁は野菜たっぷりで栄養価の高い汁物のひとつです。豚汁に玉ねぎを加えると、甘みがアップし、食べやすさもアップします。この記事では、玉ねぎを使った豚汁の作り方や、おすすめの簡単な人気レシピを紹介します。

【材料】

• 豚バラ肉（薄切り） 150～200g
• 大根 100g
• にんじん 1/3本
• ごぼう 1/2本
• 玉ねぎ 1/2玉
• 里芋 4個
• 長ネギ 1本
• いんげん 7〜8本
• 味噌 大さじ5〜6
• 一味唐辛子 少々
• ごま油 小さじ1
• 水 1000ml

• 深めの鍋 1つ
• 調理器具 適宜

豚汁は基本的には豚肉と玉ねぎなどの野菜をいくつか用意すればいいでしょう。調理器具も、深めの鍋があれば問題ありません。

【材料の下準備】

1. 大根、にんじんは5mmくらいの厚みのいちょう切りにします。
2. 玉ねぎは5mm幅ほどの薄切りにします。
3. 長ネギは1cm幅の斜め切りにしておきましょう。
4. ごぼうは小さめの乱切りにして水にさらします。
5. 里芋は皮をむいて、大きめの一口大にします。
6. いんげんはヘタを取って斜め切りにしましょう。
7. 豚バラ肉は2～3㎝幅にカットします。

豚汁の具材は、食べ応えがあるように大きめにカットしましょう。長時間煮込む際には、玉ねぎやネギがスープの中に溶けてしまうので、大きめに切るのがおすすめです。

【手順】

1. 深めの鍋にごま油を入れて火にかけます。
2. いんげん以外の野菜をすべて投入して1～2分ほど炒めます。
3. 一度火を止め、豚バラ肉をほぐしながら入れます。
4. 鍋を弱火にかけ、全体を混ぜて2～3分ほど炒めます。
5. 鍋に水を入れて、火を強めて沸騰させます。
6. 沸騰したら丁寧にアクをとり、味噌を半量溶き入れます。
7. 7～8分ほど弱火で煮込み、具材に火を通します。
8. いんげんを加えて、さらに3分ほど火を通します。
9. 仕上げに残りの味噌を溶き入れます。
10. 器に盛り付け、一味を振って完成です。

加熱時間の目安は、ほとんどのレシピでは野菜に火が通ったタイミングと記載があります。しかし、より深みのある味わいの豚汁を作る場合は、長めに煮込むと簡単にコク深い仕上がりになります。玉ねぎをたっぷり入れる場合は甘みが強くなるため、味噌は甘さがあまりないものがおすすめです。

豚汁は、一般的な味噌汁と異なり、だし汁を加えないレシピが多いのが特徴です。豚汁には、豚肉をはじめ野菜がたくさん入っています。そして、じっくりと煮込むことによって肉や野菜からだしが出るため、顆粒だしやだし汁を加えなくても簡単に美味しく仕上がります。

だしを加えると風味がアップしますが、豚肉との相性もあるので薄めに入れるのがポイントです。昆布だしや白だしなど、最初は薄めに加えて、煮込みながら味をととのえましょう。

豆腐におすすめの具材は、豆腐や油揚げなどです。新潟の豚汁の名店「たちばな」では、玉ねぎと木綿豆腐、そして豚肉のみといったシンプルな具材で豚汁を作っています。食べ応えも抜群で、栄養価もあるため、ぜひ豚汁に加えてみましょう。

また、吉野家などの牛丼チェーン店の豚汁には、こんにゃくが入っています。豚汁とこんにゃくの相性が抜群で、大きめにちぎったこんにゃくを入れると満足感もアップします。

【材料】

• 豚こま切れ肉 200g
• 玉ねぎ 1/2個
• 大根 1/4本
• にんじん 1本
• じゃがいも 1個
• 白菜 1/8個
• 水 1000ml
• 顆粒だし 大さじ1～2 
• 合わせ味噌 大さじ4～5

1. 大根、にんじんは大きめのいちょう切りに切ります。
2. 玉ねぎと白菜は1cm幅にカットします。
3. じゃがいもは小さめの乱切りにします。
4. 深めの鍋に水を入れ、野菜を入れて火にかけます。
5. 鍋の水が沸騰したら、顆粒だしと豚こま切れ肉を入れます。
6. アクが出てきたら丁寧にすくいましょう。
7. 全体に火が通ったら、味噌を溶き入れます。
8. 味がととのったら器に盛り付け、完成です。

具材たっぷりの基本の豚汁のレシピです。玉ねぎや白菜が入っているので、甘みのあるやさしい味わいに仕上がっています。

【材料】

• 玉ねぎ 3個
• 豚バラ肉 300～400g
• だし汁 600～800ml
• 味噌 大さじ3～4
• ごま油 少々

1. 玉ねぎは1cm幅にカットします。
2. 豚バラ肉は3㎝幅に切っておきましょう。
3. 深めの鍋に油を入れて火にかけ、豚バラ肉を炒めます。
4. 豚肉の色が変わったら、だし汁を入れて煮込みます。
5. だしが沸騰し始めたら、アクを取り除きます。
6. 鍋に玉ねぎを入れて、蓋をして蒸し煮にします。
7. 玉ねぎがスープに浸かるくらいに煮込まれたら、味噌を溶き入れます。
8. 器に盛り付け、完成です。

具材は玉ねぎと豚肉のみといった、シンプルで簡単な豚汁のレシピです。玉ねぎを蒸し煮にすることによって、素材の甘みを最大限に引き出しています。体に染みるやさしい味の豚汁です。

【材料】

• 玉ねぎ 1/2個
• にんじん 1本
• 大根 1/2本
• 豚肉 200g
• こんにゃく 1枚
• 豆腐 1丁
• 白だし 少々
• 味噌（田舎味噌） 大さじ3～4
• ごま油 小さじ1
• 水 600～700ml

1. 玉ねぎを薄切りにします。
2. 大根、にんじんを半月の形に薄切りにします。
3. こんにゃくは手でちぎり、にんじんと一緒に湯通ししておきます。
4. 鍋に油を入れ火にかけ、玉ねぎと大根を炒めます。
5. 全体に油が回ったら、湯通ししたにんじんとこんにゃくを入れ炒めます。
6. 野菜に火が通ったら、水を入れて煮立たせます。
7. 豚肉、豆腐を好みの大きさに切り、鍋に入れます。
8. 鍋が沸騰したら白だしを加えます。
9. 2～3分煮込んだら、味噌を溶き入れます。
10. 味がなじんだら、器に盛り付け完成です。

お酒に合う田舎味噌風味の豚汁のレシピです。具材を薄切りにすることによって、手早く調理することができるので、時間が無い時にもおすすめです。

【材料】

• 豚バラ肉 200g
• 玉ねぎ 1/2個
• ごぼう 1/2本
• キャベツ 1/2玉
• にんじん 1/2本
• 長ネギ 1/2本
• 味噌 大さじ1
• 生姜 1/4片
• 塩 少々
• 粉末鰹だし 5g
• しょう油 小さじ2
• 料理酒 小さじ2
• ごま油 小さじ2
• サラダ油 小さじ2
• 水 600～800ml

1. キャベツは4cm程のザク切りにします。
2. 玉ねぎは2cm角に切りましょう。
3. にんじんの皮をむき、3mm幅のいちょう切りにします。
4. 長ネギを5mm幅の斜め切りにします。
5. ごぼうを1mm幅の輪切りにしましょう。
6. 豚バラ肉を2〜3cm幅に切ります。
7. 鍋にサラダ油、ごま油を引いて火にかけます。
8. ごぼうを入れて、カリカリになるまで炒めましょう。
9. 豚バラ肉を加え、色が変わるまで中火で炒めます。
10. にんじん、長ネギ、キャベツ、玉ねぎを加えます。
11. 塩をまぶし、鍋の蓋をして弱〜中火で10分蒸します。
12. 10分経ったら蓋を取り、混ぜ合わせます。
13. 粉末鰹だし、しょう油、料理酒、生姜を加え混ぜ合わせます。
14. 具材がひたひたになる程度の水を加え、ひと煮立ちさせましょう。
15. ひと煮立ちしたら味噌を溶かし入れます。
16. 味噌が溶けたら火を止め、器に盛り付け完成です。

生姜を加えた濃厚な味わいの豚汁のレシピです。だしやしょう油、料理酒を加えているので、通常の豚汁よりも奥深い味わいに仕上がっています。煮込むほどに玉ねぎの甘さがスープに染み込んでいくので、時間のあるときにたっぷり作ってみましょう！

【材料】

• 豚バラ肉 250g
• 玉ねぎ 3個
• 木綿豆腐 1丁
• だし汁 250ml
• 塩 7g
• 味噌 70g
• バゲット お好みで
• ピザ用チーズ お好みで

1. 玉ねぎを薄めにスライスします。
2. 豆腐、豚バラ肉をを食べやすい大きさに切ります。
3. 鍋にだし汁、塩、味噌を入れて火にかけ、よく混ぜます。
4. 沸騰してきたら豚バラ肉を入れて混ぜましょう。
5. 再沸騰したら玉ねぎを入れてよく混ぜます。
6. 豆腐を入れて蓋をして煮込みます。
7. 玉ねぎが柔らかくなったら、耐熱皿に盛り付けます。
8. 耐熱皿にバゲットのスライスを乗せ、ピザ用チーズをたっぷりかけます。
9. 250度のオーブンで5分焼き、チーズが溶けたら完成です。

豚汁をオニオングラタンスープにしたアレンジレシピです。味噌と玉ねぎとチーズの相性が抜群のごちそうメニューに仕上がっています。

玉ねぎを使った人気の豚汁レシピを紹介しました。豚汁は簡単に作れて、栄養価が高い料理のひとつです。子供から大人まで美味しく食べられる豚汁を、ぜひ日々の献立に取り入れてみましょう！