2020年02月20日公開
2024年10月10日更新
無印の万年筆がおすすめ!コンバーターを改造すればコスパも良くなる!
無印の万年筆について解説します。無印の万年筆の書き味や使用感について、またコスパをより良くする方法について詳しく説明!コンバーターを使用したインクの交換方法や、ペン先の交換の仕方、純正以外に使えるカートリッジも紹介します。
目次
無印の万年筆を紹介!
『無印の万年筆』youtubeで見かけて急に欲しくなって、速攻買いに行った
— WADA@yase (@zes16) September 23, 2019
錦糸町のパルコ内の無印すごく良かった
無印カフェで夕飯、コーヒーも飲み、洋服も買い、1日デパートを堪能した
帰ってから試し書き
アルミ製なのにあったかい感じするし、引っかかりもないしこれは良い 1000円くらいだった pic.twitter.com/ksrf1kZj6q
仕事やプライベートで筆記用具は必需品です。「筆記用具なんて書ければなんでもいい」という方もいるでしょう。しかし、できる大人の筆記用具として万年筆が挙げられます。万年筆があれば、それだけで知性や品格が備わります。
「万年筆は高そう」「使い方が分からない」「どれを選んでいいか分からない」という方も多いでしょう。そんな方におすすめになるのが無印の万年筆です。本記事では、その無印の万年筆の魅力や使い方について、詳しく紹介します。
無印の万年筆の特徴
無印の万年筆はお手頃でコスパが良い
万年筆を買いました
— ロンスケ(曽我龍介) (@lonsukegasogaso) January 8, 2018
無印で1000円ちょっと
コツがいると思って慣れるために写経しました pic.twitter.com/CvUe8IUuf4
無印の万年筆は、税込み価格で1,090円で購入できます。その他の万年筆の価格は、数百円から高いものだと数万円とピンキリです。限定品などは100万円を優に超えるものもあります。高価な万年筆は、高級文具ブランドとしての価値や、高価な素材、優れたデザイン性と耐久性などがあります。
反対に、安いものだとデザイン性が低く、インク交換ができなかったり、耐久性が低かったりします。また、ペン先が太すぎたり固すぎたりなど、使い勝手もあまりよくありません。その中で、無印の万年筆はデザインや品質も考慮すると、お手ごろな価格で購入できます。さらに、無印の万年筆はインク交換もできるので、コスパも良いです。
無印の万年筆のデザイン
無印良品の万年筆
— ナカヤマ (@nkymkzhr) November 26, 2018
安くてカッコイイのでお勧め! pic.twitter.com/xnGuTRW31u
無印の万年筆は、一言で表すならスマートというイメージがピッタリです。外装は、無印ではおなじみのツヤ無しアルミ製で、形は直径1cmのストレートな円筒形です。キャップにはクリップが付いていて、胸ポケットに収納するときも固定できるため、スムーズに出し入れすることができます。また、持ちやすいように滑り止め加工もされています。
さらに、ニブと言うペン先の部分に唐草の彫模様が施されています。無印の万年筆は、隠れた部分にこっそりオシャレな装飾が潜んでいる、という大人のデザインなのです。
無印の万年筆の書き味と使用感
無印で何気なく買った万年筆(¥1,000位)が描き心地良いし、程よく重いし、柄が細くて手が疲れないし、予備としてもう一本買っておきたくなった。 pic.twitter.com/O0vGcEQtbI
— NaoIkuma(生熊奈央) (@nao4852) October 9, 2019
無印の万年筆の書き味の評判は、サラサラ書けて良い、インクの出が良い、文字を書くのが楽しいなど、高評価です。書き味の良くない万年筆は、インクが途切れてしまったり、ペン先が紙に引っかかることがあります。しかし、無印の万年筆にそんな心配はありません。
万年筆はボールペンとは違い、やや寝かせ気味に持って筆圧をかけずに書きます。初めて使用する方にはコツを掴むまで少し練習が必要ですが、慣れれば文字を書くことが楽しくなります。無印の万年筆で字がきれいになった、というレビューも多いです。
無印の万年筆の短所
以前フォロワーさんが
— JIL (@juqovanni0301) March 31, 2016
無印の万年筆は良いと勧めていらっしゃったので買ってみました。
軽やかで書き味です。
ちょっと線が太いけど、好みの液溜まりが出来て良い感じ。 pic.twitter.com/JJLyGzcuKj
無印の万年筆の評判の中には、毎日使うとインクがすぐに無くなる、インクの交換が早い、という声があります。無印の純正インクカートリッジはやや小さめなのです。また、無印の万年筆はFF(細字)にしては字が太い、という声もあります。
無印の万年筆のコンバーターを改造するメリット
コスパが良くなる
#購入品
— さと (@sato_land_re) December 10, 2019
クウォーツ時計とペリカンのコンバーターを買いました⌚️🖋
コンバーターは無印万年筆用です pic.twitter.com/XEjX7xvpO6
無印の万年筆には、コンバーターを取り付けることが可能です。コンバーターとは、装着することにより直接インク瓶からインクを補充することができる吸入器です。インクカートリッジだと、無くなるたびに購入して交換する必要があります。しかし、インク瓶から補充することができればコスパはとても良くなります。
無印の万年筆に装着できるコンバーターは、メーカーが違っても欧州共通規格であれば可能です。とくに、ペリカンのコンバーターを使用しているレビューが多く見られます。
多くの人がペリカンのコンバーター(インクボトルから吸入できるやつ)を使っているようですね!
ニブ交換するのもOK
無印良品の丸軸万年筆とオートのマジェスティックのニブを入れ替えました!なんだかんだ言ってその方が無印良品書きやすくなるんですよね!
— ねっしぃ 文房具 (@U_MA_stationery) April 22, 2019
ただし見た目は少しゴツくなります笑 pic.twitter.com/skMSz6fz0r
ニブとは、ペン先の部分のことです。無印の万年筆のニブを交換すると、細字から太字まで自分の好きな太さの万年筆に変えることができます。まず、ニブにテープを張ります。そして、テープと一緒にニブを引き抜き、好みのニブと入れ替えます。差し込む部分のサイズが違う場合はやすりなどで削って調整しましょう。
あまりサイズが違いすぎると難しくなるので、無印のニブと同じくらいのサイズのニブを選びましょう。また、削るときにペン先を強く持ちすぎると、変形してしまう可能性があるので気を付けましょう。あくまでも改造は自己責任の上で行ってください。
耐水性のペンとしても使える
顔料茶色インク欲しくてとうとう買ってしまったプラチナのブランセピア(無印の万年筆にペリカンのコンバーター差したやつ)+極細ポスカ茶色。ブラウンなので(?)英文はブラウニングで! #万年筆イラスト部 pic.twitter.com/eTVNrwFZy5
— あきのな (@akinona) July 22, 2016
コンバーターを使用すれば、無印の万年筆を使いながら自分の好きなインクで文字を書くことができます。インクの種類は、染料インクと顔料インクがあります。染料インクは発色が良いのですが、滲みやすいのが特徴です。
一方、顔料インクは滲みにくく、耐水性にも優れています。紙質にもよりますが、ノートをめくったら裏側まで滲んでいた、ということはなくなるでしょう。また、イラストなどを描いて水性ペンや水性絵具で色付けしても滲みません。
無印の万年筆に好みのインクを吸入する方法
①コンバーターを取り付けて左に回す
これはいい。
— けん〄 (@KRxbBBUfkZgQZT1) June 26, 2019
無印の万年筆×パイロット赤インク
×ペリカンのコンバーター
かれこれ半年は使ってる pic.twitter.com/jrHORlQ6Jl
無印の万年筆にコンバーターを取り付けるには、まず同軸部分を外します。インクカートリッジはゆっくりと抜きましょう。そして、コンバーターを首軸部分にまっすぐ差し込みます。回しながらはめ込むと、万年筆やコンバーターを傷めてしまうので気を付けましょう。
スクリュー式のコンバーターは、つまみを左へ回すと内部のピストン部分がペン先側へ下がります。一番下まで下がるようにつまみを回してください。
②インクにペン先をつける
先日からRTしてるペン先に沿ったようなインク瓶。
— 翠川しん🍁🌾🍁 (@Zebraquestion) June 30, 2016
セーラーさんの万年筆用ジェントルインクが実は粋な作りになってて非常に便利。
中央のリザーバーの側面に穴が空いてて逆さにするとインクが溜まる仕組み。こんな作りの小さめな瓶お願いしたい pic.twitter.com/gJIqeVq2zW
ペン先を、根元部分までインクに浸します。インク瓶の底にペン先が当たらないように注意しましょう。ペン先を浸したまま、コンバーターのつまみを右に回します。ピストン部分が引き上げられ、インクが吸い上げられていきます。ピストンが一番上まで上がってインクが満タンになったら、ゆっくりとペン先を引き上げましょう。
③ペン先と首を綺麗に拭き取る
ペン先はいつも美しく。
— 東急ハンズ池袋店 (@Hands_Ikebukuro) August 9, 2017
万年筆のペン先に付着したインクを、手を汚さずにキレイに拭き取る「スイト 万年筆クリーニングペーパー」450円+税。点線で切り離して30回分入り。手帳に挟んだり、ペンケースに入れたりして持ち歩ける携帯性の良さも魅力です。ハンズ池袋店6Fにて販売中! pic.twitter.com/z1IRY95Mn0
インクの吸入が終わったら、汚れたペン先を柔らかい布や紙できれいに拭き取りましょう。同軸を取り付け、キャップをはめたらインク補充の完了です。
コンバーターがプッシュ式の場合は、ノブを5~6回押すことでインクが補充されます。後は同じようにペン先を拭き取りましょう。インクを補充する時は、インク瓶の下に汚れても良い紙や新聞紙を引いておくと良いです。
インクの色を変える場合はペン先を洗う
ペン先を洗う時は、まずコップに水を入れておきます。カートリッジを使用している場合は、カートリッジを外してペン先を水に浸します。そのまま2~3時間浸けておきましょう。汚れがひどい場合は途中で水を入れ替えます。
コンバーターを使用している場合は、コンバーターを付けたまま水の浸します。インク補充と同じ要領で、コンバーターがきれいになるまで水を出し入れします。洗い終わったら、ペン先を柔らかい布か紙で水を拭き取り、良く乾かしてください。
完全に乾いてから、新しいカートリッジやインクを補充しましょう。キャップ内が汚れている場合も綿棒などで拭き取ると良いでしょう。また、インク色を変えるときだけでなく、インクが詰まったり乾いている場合も同様に洗いましょう。
無印純正以外のインクカートリッジの種類・購入方法
インクカートリッジの種類
怪談といえば小泉八雲!
— 碧@練習中 (@_aotomidori_) July 9, 2019
インク Pelikan ターコイズ
万年筆 無印良品
用紙 #飾り原稿用紙 碧翡翠#冷やし万年筆はじめました#ゆる書写 pic.twitter.com/sLbkcZB9VB
無印の万年筆は、欧州共通規格のカートリッジであればメーカーが違っても使うことができます。欧州共通規格を取り扱うメーカーは、ドイツのペリカンやモンブラン、日本のトンボやぺんてるなどが挙げられます。とくにペリカンは、日本でも人気の万年筆ブランドなので他のメーカーよりも手に入れやすいでしょう。
また、ペリカンのカートリッジには大きいサイズもあるので、カートリッジ交換の頻度は少なくて済みます。カラーもブラック、レッド、ターコイズ、バイオレット、ピンク、ロイヤルブルー、ブルーブラックの全7色から選べます。
インクカートリッジの購入方法
#朝活書写 、№111お題をありがとうございます✨
— tocotocomojimoji (@tocotocomojimo1) January 29, 2020
111と川を並べて、縦線祭りを開催しました。
( ゚∀゚)o彡゚ソイヤソイヤ
今日は無印良品の万年筆(中身はペリカンのタンザニアナイト)さんと一緒!
欧州規格のカートリッジが使えてありがたい✨
さ、今日も良い一日を😊 https://t.co/LIU57pRrpu pic.twitter.com/JSxWWrtBPA
無印純正以外のインクカートリッジは、文房具屋さんや文房具も取り扱っている大きな書店で購入することができます。またLoftや東急ハンズなどの雑貨店でも購入することができます。
さらに、インターネットで購入することも可能です。お店で購入できるのは限られた種類からしか選べません。しかし、インターネットであれば、たくさんの中から自分のお気に入りを見つけることができます。
ブルーブラックの魅力
ペリカンのインクカートリッジをはめて試し書きをする。
— とも多郎 (@sa_tu_ki_go02) December 25, 2016
ブルーブラック!良い色だ!!
無印のカートリッジより容量があるから長く書けそうだ。#万年筆 pic.twitter.com/H4vXDxMPVt
万年筆の王道カラーとも言われるのがブルーブラックです。ブルーブラックは多くのメーカーで販売されています。メーカーによって色味が違うところが、選ぶ楽しみでもあります。明るいブルーや、暗いブルー、灰色や緑色のような色もあります。インク色を変えるときは、いろんなメーカーを試して自分のお気に入りのカラーを見つけてみてください。
無印の万年筆まとめ
後輩にレビューして欲しいと貰った無印良品の万年筆、スタイリッシュなデザインもさる事ながら、書き味が素晴らしく良かったので感動してる... pic.twitter.com/S0MIphXtRf
— ヤダニウム (@yadanium) February 14, 2020
無印の万年筆はシンプルなデザインだけでなく、互換性のあるインクカートリッジの中から好きなインク色を選べることが魅力です。さらに無印の万年筆にコンバーターに取り付ければ、毎回カートリッジを購入する必要もなくなります。
無印の万年筆はペン先を交換して太さを変えることも可能で、まさに自分仕様のオリジナル万年筆にカスタムできるのです。そして無印だからこそ、お手頃な価格で購入できるのが最大の魅力でしょう。ぜひ仕事や日記、手帳などの相棒に無印の万年筆を選んでみてください。