無印の万年筆がおすすめ!コンバーターを改造すればコスパも良くなる!

無印の万年筆について解説します。無印の万年筆の書き味や使用感について、またコスパをより良くする方法について詳しく説明!コンバーターを使用したインクの交換方法や、ペン先の交換の仕方、純正以外に使えるカートリッジも紹介します。

無印の万年筆がおすすめ!コンバーターを改造すればコスパも良くなる!のイメージ

目次

  1. 1無印の万年筆を紹介!
  2. 2無印の万年筆の特徴
  3. 3無印の万年筆のコンバーターを改造するメリット
  4. 4無印の万年筆に好みのインクを吸入する方法
  5. 5無印純正以外のインクカートリッジの種類・購入方法
  6. 6無印の万年筆まとめ

無印の万年筆を紹介!

仕事やプライベートで筆記用具は必需品です。「筆記用具なんて書ければなんでもいい」という方もいるでしょう。しかし、できる大人の筆記用具として万年筆が挙げられます。万年筆があれば、それだけで知性や品格が備わります。

「万年筆は高そう」「使い方が分からない」「どれを選んでいいか分からない」という方も多いでしょう。そんな方におすすめになるのが無印の万年筆です。本記事では、その無印の万年筆の魅力や使い方について、詳しく紹介します。

無印の万年筆の特徴

無印の万年筆はお手頃でコスパが良い

無印の万年筆は、税込み価格で1,090円で購入できます。その他の万年筆の価格は、数百円から高いものだと数万円とピンキリです。限定品などは100万円を優に超えるものもあります。高価な万年筆は、高級文具ブランドとしての価値や、高価な素材、優れたデザイン性と耐久性などがあります。

反対に、安いものだとデザイン性が低く、インク交換ができなかったり、耐久性が低かったりします。また、ペン先が太すぎたり固すぎたりなど、使い勝手もあまりよくありません。その中で、無印の万年筆はデザインや品質も考慮すると、お手ごろな価格で購入できます。さらに、無印の万年筆はインク交換もできるので、コスパも良いです。

無印の万年筆のデザイン

無印の万年筆は、一言で表すならスマートというイメージがピッタリです。外装は、無印ではおなじみのツヤ無しアルミ製で、形は直径1cmのストレートな円筒形です。キャップにはクリップが付いていて、胸ポケットに収納するときも固定できるため、スムーズに出し入れすることができます。また、持ちやすいように滑り止め加工もされています。

さらに、ニブと言うペン先の部分に唐草の彫模様が施されています。無印の万年筆は、隠れた部分にこっそりオシャレな装飾が潜んでいる、という大人のデザインなのです。

無印の万年筆の書き味と使用感

無印の万年筆の書き味の評判は、サラサラ書けて良い、インクの出が良い、文字を書くのが楽しいなど、高評価です。書き味の良くない万年筆は、インクが途切れてしまったり、ペン先が紙に引っかかることがあります。しかし、無印の万年筆にそんな心配はありません。

万年筆はボールペンとは違い、やや寝かせ気味に持って筆圧をかけずに書きます。初めて使用する方にはコツを掴むまで少し練習が必要ですが、慣れれば文字を書くことが楽しくなります。無印の万年筆で字がきれいになった、というレビューも多いです。

無印の万年筆の短所

無印の万年筆の評判の中には、毎日使うとインクがすぐに無くなる、インクの交換が早い、という声があります。無印の純正インクカートリッジはやや小さめなのです。また、無印の万年筆はFF(細字)にしては字が太い、という声もあります。

無印の万年筆のコンバーターを改造するメリット

コスパが良くなる

無印の万年筆には、コンバーターを取り付けることが可能です。コンバーターとは、装着することにより直接インク瓶からインクを補充することができる吸入器です。インクカートリッジだと、無くなるたびに購入して交換する必要があります。しかし、インク瓶から補充することができればコスパはとても良くなります。

無印の万年筆に装着できるコンバーターは、メーカーが違っても欧州共通規格であれば可能です。とくに、ペリカンのコンバーターを使用しているレビューが多く見られます。

多くの人がペリカンのコンバーター(インクボトルから吸入できるやつ)を使っているようですね!

ニブ交換するのもOK

ニブとは、ペン先の部分のことです。無印の万年筆のニブを交換すると、細字から太字まで自分の好きな太さの万年筆に変えることができます。まず、ニブにテープを張ります。そして、テープと一緒にニブを引き抜き、好みのニブと入れ替えます。差し込む部分のサイズが違う場合はやすりなどで削って調整しましょう。

あまりサイズが違いすぎると難しくなるので、無印のニブと同じくらいのサイズのニブを選びましょう。また、削るときにペン先を強く持ちすぎると、変形してしまう可能性があるので気を付けましょう。あくまでも改造は自己責任の上で行ってください。

耐水性のペンとしても使える

コンバーターを使用すれば、無印の万年筆を使いながら自分の好きなインクで文字を書くことができます。インクの種類は、染料インクと顔料インクがあります。染料インクは発色が良いのですが、滲みやすいのが特徴です。

一方、顔料インクは滲みにくく、耐水性にも優れています。紙質にもよりますが、ノートをめくったら裏側まで滲んでいた、ということはなくなるでしょう。また、イラストなどを描いて水性ペンや水性絵具で色付けしても滲みません。

無印の万年筆に好みのインクを吸入する方法

①コンバーターを取り付けて左に回す

無印の万年筆にコンバーターを取り付けるには、まず同軸部分を外します。インクカートリッジはゆっくりと抜きましょう。そして、コンバーターを首軸部分にまっすぐ差し込みます。回しながらはめ込むと、万年筆やコンバーターを傷めてしまうので気を付けましょう。

スクリュー式のコンバーターは、つまみを左へ回すと内部のピストン部分がペン先側へ下がります。一番下まで下がるようにつまみを回してください。

②インクにペン先をつける

ペン先を、根元部分までインクに浸します。インク瓶の底にペン先が当たらないように注意しましょう。ペン先を浸したまま、コンバーターのつまみを右に回します。ピストン部分が引き上げられ、インクが吸い上げられていきます。ピストンが一番上まで上がってインクが満タンになったら、ゆっくりとペン先を引き上げましょう。

③ペン先と首を綺麗に拭き取る

インクの吸入が終わったら、汚れたペン先を柔らかい布や紙できれいに拭き取りましょう。同軸を取り付け、キャップをはめたらインク補充の完了です。

コンバーターがプッシュ式の場合は、ノブを5~6回押すことでインクが補充されます。後は同じようにペン先を拭き取りましょう。インクを補充する時は、インク瓶の下に汚れても良い紙や新聞紙を引いておくと良いです。

インクの色を変える場合はペン先を洗う

ペン先を洗う時は、まずコップに水を入れておきます。カートリッジを使用している場合は、カートリッジを外してペン先を水に浸します。そのまま2~3時間浸けておきましょう。汚れがひどい場合は途中で水を入れ替えます。

コンバーターを使用している場合は、コンバーターを付けたまま水の浸します。インク補充と同じ要領で、コンバーターがきれいになるまで水を出し入れします。洗い終わったら、ペン先を柔らかい布か紙で水を拭き取り、良く乾かしてください。

完全に乾いてから、新しいカートリッジやインクを補充しましょう。キャップ内が汚れている場合も綿棒などで拭き取ると良いでしょう。また、インク色を変えるときだけでなく、インクが詰まったり乾いている場合も同様に洗いましょう。

無印純正以外のインクカートリッジの種類・購入方法

インクカートリッジの種類

無印の万年筆は、欧州共通規格のカートリッジであればメーカーが違っても使うことができます。欧州共通規格を取り扱うメーカーは、ドイツのペリカンやモンブラン、日本のトンボやぺんてるなどが挙げられます。とくにペリカンは、日本でも人気の万年筆ブランドなので他のメーカーよりも手に入れやすいでしょう。

また、ペリカンのカートリッジには大きいサイズもあるので、カートリッジ交換の頻度は少なくて済みます。カラーもブラック、レッド、ターコイズ、バイオレット、ピンク、ロイヤルブルー、ブルーブラックの全7色から選べます。

インクカートリッジの購入方法

無印純正以外のインクカートリッジは、文房具屋さんや文房具も取り扱っている大きな書店で購入することができます。またLoftや東急ハンズなどの雑貨店でも購入することができます。

さらに、インターネットで購入することも可能です。お店で購入できるのは限られた種類からしか選べません。しかし、インターネットであれば、たくさんの中から自分のお気に入りを見つけることができます。

ブルーブラックの魅力

万年筆の王道カラーとも言われるのがブルーブラックです。ブルーブラックは多くのメーカーで販売されています。メーカーによって色味が違うところが、選ぶ楽しみでもあります。明るいブルーや、暗いブルー、灰色や緑色のような色もあります。インク色を変えるときは、いろんなメーカーを試して自分のお気に入りのカラーを見つけてみてください。

無印の万年筆まとめ

無印の万年筆はシンプルなデザインだけでなく、互換性のあるインクカートリッジの中から好きなインク色を選べることが魅力です。さらに無印の万年筆にコンバーターに取り付ければ、毎回カートリッジを購入する必要もなくなります。

無印の万年筆はペン先を交換して太さを変えることも可能で、まさに自分仕様のオリジナル万年筆にカスタムできるのです。そして無印だからこそ、お手頃な価格で購入できるのが最大の魅力でしょう。ぜひ仕事や日記、手帳などの相棒に無印の万年筆を選んでみてください。

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