バナナトーストの人気レシピ！見た目もおしゃれなバナナトーストを紹介

まずは、バナナトーストは健康に良いか検証します。バナナトーストのカロリーは食パン1枚、バナナ1本、バターで310kcalです。食パンとバターは高カロリーですが、意外とバナナのカロリーは少なく、おやつに食べてもあまり問題のないカロリーだと思います。健康に良いかを考えると、大部分はバナナの栄養効果が期待されるでしょう。

バナナは運動する前に食べたり、食欲のないときに1本食べたりと栄養価が高いとして絶大なる人気の果物です。これをバナナトーストとして食べた場合、どんな効果が発揮されるでしょうか？

焼いたバナナの効果は、通常のバナナの効果にプラスされます。通常のバナナはカリウムは含まれていて、体の中の余計な水分を排出し、むくみを解消してくれます。また、比較的エネルギーを早く作ってくれるので、疲労回復効果もあり、運動前や直後に効果的と言われます。

そして、バナナを焼くとブドウ糖が平均20%アップします。それによってオリゴ糖が増え、オリゴ糖をえさにしている善玉菌の「ビフィズス菌」が沢山出来るので、腸内環境が改善されます。そうすると、便秘対策につながり、免疫力が高まるのです。

バナナは朝食に摂るのが良いとされていますが、バナナトーストにすることによって、いつもの朝食が見た目もおしゃれな美味しい朝食に早変わりします。そして、焼いたバナナで甘みが増し、食欲も増進されます。さらに常温や冷たいバナナを食べるよりもバナナトーストにすることによって、身体を温かくなり腸内も活性されます。

また、朝は血圧が上がりやすいので、バナナに含まれるカリウムで血圧上昇を抑えてくれます。もうひとつ、バナナに含まれる「トリプトファン」という成分がリラックス効果があるので、朝にバナナトーストを摂ると一日気分が上がることでしょう。

次に、バナナトーストの人気レシピを紹介します。朝食向きのレシピから、子供たちが食べるおやつ感覚のバナナトーストまで、様々なアレンジレシピがあります。どれも簡単なレシピばかりなので、食パンとバナナが自宅にあったら、ぜひ作ってみてください！

• 食パン（6枚切り）二人分2枚
• バナナ2本
• バター大さじ1
• S&Bシナモン（パウダー）適宜（小さじ1/4～1/2程度）
• グラニュー糖適宜

1. バナナを輪切りにする。
2. パンにバターを塗り並べる。
3. シナモン、グラニュー糖をかけてトースターで焼いたら完成。

バナナトーストの中でも人気のレシピナンバーワンとも言えるのが「シナモンバナナトースト」です。美味しいのはもちろんのこと、バナナとシナモンの相性はバッチリです。また、シナモンには抗酸化力がトップクラスで、血管を老けさせない調味料としてとても人気があります。

• 食パン（一人分）1枚
• バナナ半分
• ピーナッツバター大さじ1
• シナモン小さじ1
• チョコ3かけ

1. 食パンにピーナッツバターを塗る。
2. 薄く切ったバナナをのせ、シナモンを振りかける。
3. トースターで3～4分焼き上げたら完成。（チョコソースをかける場合は最後にかける。）

シナモンバナナトーストと同じくらい人気のレシピは「チョコバナナトースト」です。チョコとバナナも相性は抜群で、焼けたバナナと甘いチョコレートは子供のおやつとして出しても良いと思います。しかし、ピーナッツバターやチョコレートはカロリーが高いので、食べ過ぎには要注意してください。

• 食パン1枚
• 熟したバナナ1本
• 卵1個
• 生クリーム30g
• バター（焼くためのもの）適量

1. 食パンを薄くスライスする。（5枚切りの食パン1枚を4枚に切る。）
2. 熟したバナナを縦に4等分する。
3. 食パンを浸せるくらいの器に卵と生クリームを入れ混ぜ合わせる。
4. 4枚にスライスしたパンの片方だけを3にさっと浸す。
5. 浸した方にバナナをのせ、ロール状に巻く。
6. 再度表面を3にまんべんなく浸す。
7. フライパンにバターを入れ、弱火で焼き色がつくくらい焼いたら完成。

少し変わり種のバナナトーストとして「バナナフレンチトースト」があります。普通のバナナトーストに飽きたら、食パンをフレンチトースト風に仕上げると、また違った味わいになります。一緒に野菜サラダをつけると、それだけで朝食は十分でしょう。

• 食パン（6枚切り）1枚
• バナナ1本
• とろけるチーズスライス1枚

1. バナナは皮を剥き、1センチくらいの輪切りにする。
2. 食パンはバランスよくのせる。
3. バナナの上にとろけるチーズスライスをのせる。
4. トースターで5分焼いたら完成。

「バナナチーズトースト」は、朝食にピッタリです。そしてチーズの栄養は、牛乳の10倍あると言われています。また、肝臓の機能改善や肝臓疾患治療に効果があるアミノ酸もたっぷり含まれているのです。チーズは脂質が多いと思われがちですが、燃焼しやすい形なのでダイエット中の朝食におすすめです。

• 食パン1枚
• マーガリン適量
• バナナ1本
• マヨネーズ適量
• フジッコごま昆布小さじ1

1. 食パンにマーガリンを塗る。
2. 薄切りしたバナナを並べ、マヨネーズをかける。
3. トースターで2分30秒から3分加熱する。
4. ごま昆布を散らして完成。

バナナとごま昆布が合うとは思い難いです。しかし、意外とバナナの甘さとごま昆布のしょっぱさが絶妙に食欲をそそります。また昆布はヨウ素の含有量は高いので、甲状腺ホルモンを正常化したり美肌効果、老化予防にも役立ちます。食物繊維も多いので、脂質を摂り過ぎたと感じた時は、バナナとごま昆布のフレンチトーストを食べてみてください。

• 食パン1枚
• バナナ1本
• きな粉適量
• はちみつ適量

1. 食パンに薄く輪切りに切ったバナナを並べる。
2. はりみつときな粉をかける。
3. トースターで焼いたら完成。

きな粉のバナナトーストも人気があるレシピです。きな粉は大豆オリゴ糖や食物繊維が豊富なので、焼きバナナ同様、お腹の調子をよくし便秘に効きます。最近、あまりお腹の調子が優れないといいう時は、きな粉とバナナに含まれる栄養素で解決できます。

またはちみつは、ビタミンやミネラルを多く含み、栄養価の高い健康食品です。疲労回復や高血圧の予防にも効果があるので、色々なサプリメントで健康を維持するなら、きな粉やはちみつ、バナナを摂取することによって自分の体を健康に保つ方が良いでしょう。

• 食パン1枚
• 卵1個
• 牛乳50cc
• 砂糖小さじ1
• バナナ1本
• ※砂糖大さじ3
• ※水50cc
• バニラアイス好きなだけ
• シナモン好きなだけ

1. 卵、牛乳、砂糖小さじ1をボールに入れ混ぜる。
2. 好きな大きさに切った食パンを1に漬けて置いておく。
3. ※をフライパンに入れ、香ばしい色になるまで焼く。その間にバナナを輪切りに切っておく。
4. フライパンの中身が茶色くカラメルソース状になったら、バナナを手早く入れ、混ぜたらさっと取りだす。
5. もう一つの油のひいたフライパンに2で漬けておいた食パンを並べ中火で焼き色を付ける。
6. 両面に焼き色が付いたらお皿に入れて、先ほど絡めておいたバナナをのせる。
7. 最後にバニラアイスとシナモンを盛り付ければ完成。

シナモンバナナトーストとフレンチバナナトーストの応用編で、カフェのスイーツ風にバニラアイスをのせれば、おもてなしに最適な料理になります。見た目もおしゃれでかわいいので、少し手間はかかりますが、写真映えします。もちろん味も最高で、贅沢なブランチとして大人にも子供にも喜ばれる人気のレシピです。

• 食パン1枚
• バナナ1本
• 水切りヨーグルト大さじ2
• はちみつ好きなだけ

1. パンに水切りヨーグルトをのせる。
2. バナナは1センチの厚さに切り、花型にする。
3. 2を1にのせる。
4. はちみつをかければ完成。

朝食の王道ともいえる食パン、バナナ、ヨーグルトを一つに料理にしてしまう手間を抜いた簡単レシピです。お好みによって、トーストしてもパンの香ばしさがヨーグルトやバナナに合うと思います。パンも食パンではなくフランスパンや天然酵母パンのようなハード系のパンでも美味しいです。朝食に手間ひまかけたくない時にピッタリです。

• 食パン１枚
• バナナ１本
• レモン汁小さじ1
• 胡桃2～3粒
• 金時豆の煮豆適量
• ピザ用チーズ適量
• オリーブオイル小さじ1/2
• シナモン適量

1. バナナは好きな薄さにスライスする。
2. レモン汁をバナナにからませ、半日ほど冷蔵庫でなじませる。
3. パンに2のバナナをのせ、金時豆を散らばせる。
4. 大きく砕いた胡桃をのせ、ピザ用チーズをかけたらトーストする。
5. 色よく焼けたらオリーブオイルとシナモンをふりかけて完成。

栄養価が高いナッツ類、オリーブオイルと食パンに合うチーズ、バナナとの相性が良いシナモンをかける全部のせレシピです。朝食には少しおもいと感じたら、休日のブランチに紅茶やコーヒーと食べると夕飯までの腹持ちは良いと思います。ただ、全体的にカロリーが高めの食材が多いので、ダイエット中に食べるのは控えましょう。

朝食にバナナトーストを食べるとき、食事感覚で食べるなら、黒ゴマやオリーブオイルをかけて甘さを控えるのもおすすめです。特にオリーブオイルは、どんな食材にも合うオイルです。ポリフェノールを多く含んでいるので、活性酸素から抗酸化物質によってからだを守ってくれる働きがあります。

バナナトーストにナッツ類をとチョコレートソースをかけると、スイーツ感覚で子供にも大人気です。食感も焼きバナナの柔らかさとナッツの歯ごたえが楽しく飽きないでしょう。カロリーは高いですが、食べ過ぎに注意したら、ダイエット効果にもつながるくらい栄養価の高い天然のサプリメントです。

バナナトーストに相性の良いチーズを加えてますが、チーズをマスカルポーネチーズ、上からアマレット（リキュール）をかけると大人のバナナトーストが完成します。アマレットはアーモンドのような香りなので、バナナの甘さに香ばしさを合わせると味のバランスがとてもマッチします。

バナナトーストにヌテラを塗るのもおすすめです。ヌテラとはヘーゼルナッツペーストをベースに砂糖や脱脂粉乳などを混ぜて作ったチョコレート風味の甘いスプレッドでアメリカやヨーロッパではパンに塗って食べるのが一般的です。

また、バナナを型抜きにしてのせたら子供も喜んでくれること間違いなしでしょう。100均ショップなどで可愛い型抜きは沢山売っているので、子供と一緒にバナナトーストを作るのも良いかもしれません。

小倉あんとバナナはどちらも甘いもの同士なので、味がぶつかり合うと考えてしまいます。しかし、あんこの甘ったるさとバナナの果物の甘さは、あんみつ感覚で一緒に食べると意外と美味しいのです。食パンではさんで食べるのも新感覚で、一度試してみたくなるレシピです。

納豆バナナトーストは、テレビ番組で紹介されたようですが、案外はまる人が多いということです。見た目は全く写真映えしませんが、それほど納豆の臭みや匂いはなく、ねばねば感がクセになります。朝食のご飯に納豆をかけて食べるのに飽きたら、納豆バナナトーストに挑戦するのも良いかもしれません。

甘酸っぱいブルーベリージャムもバナナトーストとの相性はバッチリです。チーズの種類も沢山あるので、自分の好きなチーズや家にある余ったチーズで代用しても問題ないでしょう。チーズもトースターで焼くと香ばしさが出て、食欲をそそる味わいになるので、食べ過ぎに注意してください。

実はキャンプやアウトドアでもバナナトーストは大活躍します。炭火で焼いたトーストにマシュマロのようにバナナを串に刺して焦げ目がつくまで焼いてパンにのせたら、美味しいバナナトーストの完成です。シナモンやはちみつ、アイスクリームなどお好みのトッピングを持っていけば、みんなで楽しく食べられます。

紹介したようにバナナトーストは、作り方も簡単でアレンジも豊富に出来ることから、人気のレシピが沢山あります。特に若い人は、見た目もおしゃれなのでお店や自宅でバナナトーストの写真を撮ってSNSなどで紹介する人も多いことでしょう。

最初のきっかけが見た目だったとしても、バナナや上にかけるシナモンなどのトッピングによって、知らないうちに豊富な栄養を摂取しているのは間違いのないことです。ぜひ、人気のレシピを覚えて、楽しく日々の健康や美肌を維持しましょう！