たこ焼きの作り方と生地の基本とコツ！簡単アレンジレシピも！

たこ焼きは、外カリカリ中ふわふわの生地が美味しいですよね。自宅で作るたこ焼きも、お店のような味に仕上げられたらなと感じている方も多いのではないでしょうか？実は、たこ焼きの作り方は、ちょっとしたコツさえつかめば、誰でも簡単にお店と同じような味が出せます。自宅にあるホットプレートのたこ焼き器とスーパーで買える市販の具材があれば全く問題ありません。たこ焼きの基本は生地の作り方にあります。

たこ焼きは、基本的な作り方のコツさえつかめば、あとは具材の調整も自由にできます。好きな具材を選んで、オリジナルのたこ焼きを作るのも楽しいですよね。ちょっとしたパーティーでも、美味しいたこ焼きがあれば盛り上がります。そこで、今回は、基本的なたこ焼きの作り方とレシピをお伝えしつつ、たこ焼きのアレンジレシピも紹介していきます。基本的なたこ焼きの作り方とコツを覚えて、美味しいたこ焼きを作りましょう。

先ず基本となる生地の混ぜ方から見ていきましょう。美味しく焼ける生地の作り方のポイントは、卵と生地を混ぜてから小麦粉を加えます。焼き方は少し多めの油をひいてから焼いていきます。続いて具の入れ方ですが、タコ・天かす・長ネギ・紅ショウガの順番に生地へ入れていきます。トッピングは、ソース・青のり・かつお節の順番で塗すようにします。実際にこれらのポイントを踏まえながら作り方を見ていきましょう。

それでは、基本となる生地の混ぜ方を確認していきましょう。レシピは後程詳しくお伝えしていきます。生地の混ぜ方には順番があります。先ず、卵と水をよく混ぜてから粉を加えます。卵・水・粉をまとめて混ぜていた方も多いのではないでしょうか？実は、生地をまとめて混ぜてしまうと、ダマができやすくなり、たこ焼きの仕上がりも粉っぽくなってしまいます。先ず、水と卵をしっかり混ぜてから粉を加えましょう。

後程レシピで詳しくお伝えしますが、卵と水をよく混ぜて粉を加える工程で、味の決め手となる、青のり・エビ粉・和風だしなども加えていきます。また、ここもポイントですが、生地は一晩冷蔵庫でねかせると、より一層ふわふわの生地に仕上がります。もし、次の日にたこ焼きをすることが分かっていた場合は、先に生地を作り、冷蔵庫でねかせましょう。では、次にたこ焼きの焼き方を見ていきましょう。

焼き方のポイントですが、熱したたこ焼き器のプレートには、油を少し多めに入れていくようにしましょう。プレートのくぼみに油が少し溜まる程度で大丈夫です。こうすることによって、たこ焼きの生地をひっくり返しやすくなります。ひっくり返す際は、一度に全部ひっくり返すのではなく、少し傾けた状態にして、流れ出た生地を焼きます。その後、適度な頃合いを見て、最後までひっくり返すようにするときれいに焼けます。

次に生地に具材を入れていく順番ですが、ポイントは、タコ・天かす・長ネギ・紅ショウガの順番で生地に入れていきます。この順番は見ての通り、火の通りにくい具材から先に入れていますよね。美味しいたこ焼きを作るコツとして、具材を生地に入れていく順番も大切になってきます。この順番さえ守っていれば、美味しく焼きあがります。意外と簡単ですよね。では、次にトッピングのやり方を見ていきましょう。

たこ焼きの上に乗せるトッピングにも順番があります。トッピングのポイントは、ソース・青のり・かつお節の順番でたこ焼きに塗すようにします。先ずソースですが、ソースはたこ焼き全体に塗るのではなく、たこ焼きの上に厚みを付けるように塗っていきます。ソース全体をたこ焼きに塗ってしまうと、折角カリカリに焼けた食感が味わえなくなってしまいます。カリカリの食感を楽しむためにも、ソースの塗り方にも注意が必要です。

次に青のりですが、温かいたこ焼きの上に青のりを乗せることで、たこ焼きの香りを引き立たせることができます。また、青のりは、かつお節にソースが染み込まないようにする役割にもなってくれます。ソースが染み込んだかつお節は、かつお節の風味だけでなく、たこ焼きそのものの風味も損ねてしまいます。カリカリのたこ焼きを楽しむためにも、この順番でトッピングしていきましょう。順番さえ間違わなければ簡単です。

たこ焼き約70個分の材料は、生地：たこ焼きミックス粉500g、卵1個、水800cc、青のり適量、エビ粉適量、和風だし(粉末)適量です。具材：タコ200g、天かす適量、長ネギ適量、紅ショウガ適量です。トッピング：ソース適量、青のり適量、かつお節適量です。エビ粉とは、干しエビを砕いたものです。スーパーでエビ粉がない場合は、干しエビをすり鉢などで細かく砕けば使えます。エビ粉を加えると美味しい生地に仕上がります。

ポイントは、①タコと長ネギを切る。②だしは水と卵をよく混ぜてから最後に粉を少しずつ加える。③タコ焼き器のプレートは200℃に設定する。④プレートには少し多めの油をひく。⑤最初に入れる生地はくぼみの半分以下で。⑥タコ・天かす・長ネギ・紅ショウガの順番で具材を入れる。⑦具材に火が通ったら再度生地を加える。⑧生地をひっくり返す⑨焼きあがったらトッピングする。これらのポイントを踏まえて作っていきましょう。

先ず、具材となるタコと長ネギを切ります。タコは一口サイズの大きさで切りましょう。小さすぎるとタコの食感が味わえません。また、大きすぎるとタコだけが強調されて、たこ焼きの食感が楽しめません。目安としては、たこ焼き器のプレートの穴に軽くフィットするぐらいの大きさです。

次に長ネギですが、長ネギの風味を存分に引き出すためには、薄く輪切りにすることです。長ネギは、太く切ってしまうと、焼いた生地の食感が悪くなってしまいます。ここでのポイントは「タコは一口サイズ」で「長ネギは薄く切る」ことです。

たこ焼きの生地は、たこ焼きミックス粉・卵・水・青のり・エビ粉・和風だし(粉末)で作ります。先ず、ボールに水を入れてから卵を加えてしっかり泡だて器で混ぜます。水と卵がよく混ざったら、青のり・エビ粉・和風だしをさらに加え、泡だて器でよく混ぜます。全体的によく混ざったら、最後にたこ焼きミックス粉を加えます。たこ焼きミックス粉は、一度に全部加えるのではなく、少しずつ足していきましょう。

たこ焼きミックス粉は、一度にまとめて加えてしまうとダマの入った生地になるので、少しずつ加えて、その都度泡だて器でしっかり混ぜていきましょう。くり返しになりますが、たこ焼きの基本は生地の作り方にあります。生地に使う材料は、一度に全て混ぜるのではなく、必ず水と卵をよく混ぜてから、青のり・エビ粉・和風だしを加え、最後にたこ焼きミックス粉を混ぜていきましょう。コツは焦らないことです。

では、実際にたこ焼きを焼いていきましょう。たこ焼きの器の温度設定は200℃にしましょう。充分に熱が加わるまでしばらく待ちます。充分に熱が加わったらタコ焼き器のプレートに油をひきます。油の量は、少し多めにします。プレートのくぼみに少し油が溜まるくらいの量が目安になります。油を少し多めにひくことで、生地が簡単にひっくり返せ、きれいに焼きあがります。ポイントは200℃の温度と油は少し多めにひくことです。

油を少し多めにひくことによる利点は、生地をひっくり返しやすくするだけでなく、たこ焼きの表面をカリカリに仕上げてくれます。また、熱伝導も早いので火が通りやすく、中はふわふわの食感になります。このように、ちょっとした工夫で美味しいたこ焼きの生地が簡単に焼けるので、ぜひ参考にしてみてください。

では、実際に生地を焼いていきましょう。充分にたこ焼き器のプレートに熱が加わったら生地を流していきます。生地は、一度に目一杯流すのではなく、二回に分けて流しすのが美味しいたこ焼きを作るコツです。ここでは一回目の生地を流します。生地を流す量は、プレートのくぼみの半分以下を目安にします。焦って目一杯流さないようにしてください。まずは、くぼみの半分以下に流した生地だけをしっかりと焼きましょう。

プレートに生地を流してしばらくしたら具材を入れていきます。具材は、タコ・天かす・長ネギ・紅ショウガの順番で入れていきましょう。先にお伝えした通り、まず火が通りにくいタコから入れていきます。続いて天かすを入れますが、天かすは、生地をふわふわに仕上げてくれる効果があります。そして、長ネギと紅ショウガを入れていきます。ポイントは、生地はくぼみの半分以下で流し、入れる具材の順番を守ることです。

具材にある程度火が通ったら、二回目の生地を入れていきます。入れる生地の量は、具材が隠れてプレートの穴が見えなくなるくらいが目安です。決して生地を慌ててプレート全体に流し込まないようにしましょう。カセット式のガスコンロでたこ焼きを作る場合は、火力調節に気を付けるようにしてくださいね。ホットプレートの場合は、プレートへの熱伝導の違いはありますが、基本的に温度調節をする必要はありません。

しばらくしたら、プレートの穴の周りにはみ出した生地を穴に入れていきます。この時、割り箸を使うと便利ですよ。たこ焼き屋さんでも割り箸を使っているお店があります。割り箸がない場合は、竹串も使いやすいです。穴の周りにはみ出た生地を穴の中に入れたら、しばらく焼き具合をみておきましょう。慌てる必要はありません。ここでのポイントは、二回目の生地は、具材が隠れ、穴が見えなくなる程度に流していくことです。

次にたこ焼きをひっくり返していきます。たこ焼きをひっくり返すタイミングですが、竹串を焼いている生地と穴の境目に刺してみて、生地が乾いているようなら、割り箸でひっくり返していきましょう。この工程は、慣れれば割り箸だけでも簡単に行えます。たこ焼きは一気に全てひっくり返すのではなく、半分くらい傾けたところで止め、火の通っていない生地をくぼみに流すような感じにしてしばらく待ちます。

たこ焼きを完全にひっくり返します。コツは、傾けたたこ焼きの底が乾きかける直前にひっくり返していきます。ここは少し慣れも必要です。使用するたこ焼き器にもよりますが、たこ焼きプレートの端だけ熱伝導が弱い場合もあります。これは実際に焼いてみないとわかりませんが、もしプレートの端だけ熱伝導が悪い場合は、真ん中から準場にひっくり返していけば大丈夫です。全部ひっくり返したら5分ほどそのまま待ちましょう。

上手くたこ焼きができたら、最後はトッピングです。先ず最初にソースを塗っていきます。ソースはたこ焼き全体に塗るのではなく、たこ焼きの上に厚く乗せるような感じで塗ります。そうすることによって、たこ焼きのカリカリ感を残します。たこ焼きの全体にソースを塗ってしまうと、ふにゃふにゃした食感になってしまいます。折角カリカリに仕上げたのに、これではもったいないですよね。ソースは上に厚く塗るようにしましょう。

続いて、青のりを塗していきます。温かいたこ焼きに青のりを塗すことで、たこ焼きの香りが引き立ちます。また、青のりを塗すことで、次に乗せるかつお節の食感を調整することもできます。ソースの上に直接かつお節を乗せると、かつお節にソースが染み込み、たこ焼きの食感が悪くなります。青のりをかつお節より先に乗せることで、バランスの良い仕上がりになります。ポイントは、ソース・青のり・かつお節の順番にトッピングです。

以上が基本的なたこ焼きの作り方です。どうでしょうか？意外と簡単に作れそうですよね。たこ焼きの基本は生地です。そして、具材も適当に加えるのではなく、このレシピでは、それぞれの味を最大限に引き出すポイントもありました。トッピングに関しても同様です。一度、このレシピを試してみて、美味しいたこ焼きが作れたら、自分なりに色々アレンジしていくと面白いですよ。このレシピをぜひ参考にしてみてください。

たこ焼き簡単アレンジレシピ①は、揚げたこ焼きです。たくさん作って余ってしまったたこ焼きの活用レシピですね。作り方はとても簡単で、たこ焼きをサラダ油で揚げるだけです。いつも食べているたこ焼きが、揚げることによって香ばしさが増します。カリっというよりサクッとした触感に仕上がります。トッピングはお好みのものを塗すと良いですよ。また、別のアレンジとして、揚げたたこ焼きをお茶漬けに乗せても美味しいです。

たこ焼き簡単アレンジレシピ②は、たこ焼き雑炊です。こちらも簡単に作れます。余ったたこ焼きを雑炊にするだけです。例えば、鍋料理をした後に残った出汁で雑炊にするのも良いですし、冷凍しておいたたこ焼きの活用法として雑炊にしてみるのも簡単で手っ取り早いですよね。今回紹介した基本のたこ焼きでする場合は、たこ焼きそのものがだしになるので、調味料はそれほど加えなくても美味しくできます。ぜひお試しください。

たこ焼き簡単アレンジレシピ③はスープたこ焼きです。こちらはさらに簡単なたこ焼き活用法です。使用するスープは市販のインスタントのもので大丈夫です。うどんスープやわかめスープで仕上げてもおいしいです。作り方のコツは、たこ焼きからだしが出るので、スープの素は適度に調整すること。あと、たこ焼きそのものは和風の味ですが、意外とコンソメスープとも相性が合います。ずぼらなアレンジですが、おいしいです。

たこ焼き簡単アレンジレシピ④は、たこ焼きグラタンです。こちらも簡単にたこ焼きでグラタンが作れます。作り方のコツは、たこ焼きそのものが和風だしなので、材料はシンプルにすることです。レシピは、①耐熱皿にバターを塗ります。②たこ焼きを耐熱皿にびっしり並べます。③ホワイトソースとチーズを乗せてオーブンで焼きます。④仕上げにマヨネーズ・紅ショウガ・青のり・かつお節を塗せば完成です。かなりおいしいです。

たこ焼き簡単アレンジレシピ⑤はたこ焼きコロッケです。レシピは①皮を剥いたジャガイモは水に軽く浸けてから塩水で茹でます。②ジャガイモを潰し軽く塩コショウで味付けします。③ジャガイモでたこ焼きを包み、小麦粉・溶き卵・パン粉の順番で塗します。④180℃の油で揚げれば完成です。美味しくいただくコツはたこやきと同じようなトッピングを塗すことです。ジャガイモとたこ焼きは不思議と相性抜群です。

たこ焼き簡単アレンジレシピ⑥は、たこ焼きサラダです。こちらも簡単に作れます。作り方のコツは、たこ焼きをサラダの具材として、たこ焼きの味を引き立てることです。たこ焼きそのものにだしが効いているので、シンプルに仕上げるのがおいしさの秘訣です。例えば、キャベツ・にんじん・玉ねぎを千切りにして、マヨネーズ・お好み焼きソース・ポン酢で仕上げます。ちょっと一工夫するだけで、たこ焼きが新しい料理に早変わりします。

たこ焼き簡単アレンジレシピ⑦は、たこ焼きせんべいです。夏の夜店や出店でよく見かけるたこ焼きの定番レシピですよ。こちらも作り方は簡単で、えびせんにたこ焼きを乗せ、好きな具材をトッピングしたら完成です。美味しい作り方のコツとして、えびせんにソースを塗り、天かすを敷き詰め、たこ焼きを乗せます。そして、とろけるチーズと刻んだ長ネギをえびせんで挟みます。基本のたこ焼きが美味しいからこそできるレシピです。

たこ焼き簡単アレンジレシピ⑧はメガたこ焼きです。おもちゃ屋さんでよく見かけるメガたこ焼き器ですが、たこ焼きの作り方をマスターすれば、美味しいメガたこ焼きが作れます。メガたこ焼き器で作るたこ焼きの大きさは、野球ボールくらいあります。用意するものは、メガたこ焼き器と基本となるたこ焼きの生地・材料だけです。レシピは、基本のたこ焼きの作り方と全く同じです。このアイテムはパーティなどで盛り上がります。

メガたこ焼きの食べ方も基本のたこ焼きと同じように、ソース・青のり・かつお節の順番でトッピングすると美味しいです。しかし、メガたこ焼きの特徴を活かした食べ方にアレンジするのもおすすめです。例えば、大きいマグカップやお茶碗にメガたこ焼きを乗せて、チーズや明太子ソースをトッピングして食べたり、シンプルにだし汁に付けて食べたりするのもおいしいです。メガたこ焼きも工夫次第で様々なアレンジが楽しめます。

「たこ焼きの作り方と生地の基本とコツ！簡単アレンジレシピも！」と題しましてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか？たこ焼きの基本は生地です。基本の作り方を実践すれば、誰でも簡単に美味しいたこ焼きが作れます。また、基本のたこ焼きをマスターすれば、たこ焼きのアレンジも色々楽しくなります。ぜひ基本のたこ焼きをマスターして、パーティなどで活用してください。皆さんの参考になれば嬉しいです。